都市名 :《最前線要塞都市》エルンヴェイル
領地 :古強者の荒野(荒野)
支配者 :[二重螺旋]ヴェイル=グランディス
規模 :かなり大規模
魔族と魔物達の直接戦闘が頻発する最前線区にそびえ立つ要塞都市。
小競り合いから大規模な戦闘まで頻発する紛争地区を選んで建てられており、
そこに集まる住民も、荒っぽい魔族達が中心に集まっている。
立地条件的にも、基本的に戦闘が起ることを見越した造りになっており、
その門と魔都を囲む城壁は堅固の一言に尽き、
上空の魔的結界もかなりのものである。
絶えず起る戦闘・魔物絡みの事件が多いため、
それを解決するために斡旋所が設立されており、
日々多数の魔族達が依頼を受け、時には協力し、
時には同じ依頼を受けた魔族を蹴り落としなどしている。
また、魔都の中心には巨大な闘技場があり、
命知らずの魔族や、捕らえられた魔物達の殺し合い、
時にはトーナメントなどが行なわれ、そこに住む魔族達の血をたぎらせている。
偶に魔族までが捕らえられ、その試合要員として
無理矢理戦わされていると言う・・・
特殊施設:
>斡旋所
さまざまな依頼を請け負い、それを魔族に依頼する斡旋所だ。
受付の魔族は全て、支配者のヴェイルの息が掛かっていると思っても良いだろう。
場所柄、日々様々な揉め事や依頼が行き交い、
それを目当てとして集まってくる魔族も少なく、
また、自分では手に負えない出来事なども斡旋所に持ち込めば
適当な値段として買い上げてくれる。
依頼を持ち込んだ魔族、受けた魔族は全て魔法的に記録されていて、
シェイプチェンジなどで姿を変えていたとしても全く無駄なことだ。
ウソの情報などを持ち込んだ場合は、
相応の対応が待っている、と覚悟した方がいいだろう。
それ故に斡旋所自体の信頼度は高く、
享楽的な魔族としては一番の暇つぶしになるだろう。
自分の力を試すために、自分を退治させる依頼を登録する魔族も居るほどだ。
もっとも、運が悪ければ、本当に退治され、
残りの長い一生をそのものの奴隷として暮らすだが。
>闘技場
享楽的な魔族の象徴とも言える、闘技場だ。
主には魔物達を競わせ、その勝敗で賭けを行なっている。
時には魔族vs魔族の対戦も行なわれ、自分が出場者として登録することもできる。
飛び入りも相手にはよるが、それなりに歓迎されている。
また、日々行なわれる以外の公式な試合、
となるとそれなりの名誉なども絡んだものになっている。
それぞれのマスターが、選りすぐりの奴隷を出場させ、その覇を争うのだ。
好戦的な魔王達は、大抵参加し、自分の奴隷の強さをお披露目する。
言うなれば、魔界の戦争の縮図、といえるかも知れない。
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