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魔族の心得

魔族の心得

基本的な魔族とは

 一般的な魔族は享楽的で刹那的な生物である
 その無限の生を持て余しながら享楽に浸り生きている
 戦うこと、その全てははその長い生を潤わせる術なのだ
 その存在も、魔界の瘴気から産まれるもの、人間から転生するもの、さまざまである
 人間に比べその存在は絶対的で、平均的な魔族でも人間相手には負けることはまずありえない
 (平均6の魔族で人間界でいうアークデーモンクラス)
 また、産まれたときから肉体の老化・成長が無く(強化はある)、食事、睡眠、呼吸すら不要である

魔族は不老不死

 魔族は基本的に不老にして不死である
 HPが0になった時も一時的な行動不能状態になるだけで、1ポイントでもHPを回復すればすぐさま行動することができる
 但し、HPが0になった場合は、あらゆる能動的行動がとれなくなる
 また、HPが0になったからといって、気絶したりしなくてもよい

魔族の食事・睡眠

 魔族は基本的に食事、睡眠を必要とせず、呼吸も本来必要ではない
 但し、娯楽・快楽のために食事をとり、睡眠をとるのが普通である
 不要ではあるが、人間とは違う理由で必要なものなのだ

魔族の死亡

 魔族の死亡は完全消滅であり復活はできない
 死亡状態に陥る原因は、
 1:光属性の武器・魔法による攻撃でHPが0になった
 2:完全に封印されたりなどして魔族が生を放棄したとき
 3:耐え切れないほどの退屈さで存在を見失ったとき
 の3つであるである

魔族の妊娠(07/01/15追記)

 魔族の妊娠は、全てお互いの同意と愛が必要となる  お互いがお互いを愛し、心から妊娠(子供)を望んだ時、初めて妊娠状態となる
 条件はそれだけで、同性でも問題なく妊娠状態になる(どうやって孕むとかは考えない方向)
 上記の理由により、レイプや、奴隷に対する命令などで妊娠は起こらない
 例外として、強制的に妊娠する魔法や魔王特性は存在する
 (世界設定、またPL、GMの嗜好によっては更に簡単に妊娠する場合もある)

 また、人間の妊娠は、基本的に魔族側に妊娠決定権があり、
 魔族の意志により、魔族、ハーフ、相手の種族、自由に孕ませることが出来る。

 モンスター相手の場合、特別な記述がある場合そちらを優先する。
 それ以外の条件は、基本的に魔族同士のものを適用する。

 コンセンサスを忘れず、GM裁定には逆らわないこと。

魔族の子供(07/02/19追記)

 妊娠した魔族は、一定の期間の後に出産となる
 妊娠期間は普通の人間と同じく10ヶ月ほどである
 以前は短い場合も存在したが、魔王特性の強調のため固定となった
 また、モンスターとの子供を作る場合も、特別なテキストが無い限り、魔族と同じ10ヶ月ほどとなる
 問題がないのであれば、出産の時まで、時間を飛ばしてしまってもいいだろう

 妊娠時に、ステータス異常としてペナルティがあるため
 妊娠状態でのセッションというのもまた楽しいかもしれない

 また、魔族の子供は、両親の魔族特性をひとつずつ受け継ぎ
 もう一つの特性はRoCで選択するのが一般的だ

 ちなみに、魔族は産まれた時点で外見年齢が固定され、成長しない
 産まれ出でた直後、姿が変わり、その魔族としての外見が完成されると思って差し支えない
 つまり、産まれた瞬間より、親よりも巨大で、年上の外見の子供が誕生したりするのだ
 この辺りは、人間でいう常識にはまったく当てはまらない

魔族の外見(07/05/01追記)重要!!!

 基本的に魔族の外見は一定している
 外見年齢や、性別、外見そのものを、アイテム・魔法を介在させず変更することはできない
 魔法の存在する意味を無くしてしまうからだ
 設定でできるようにするならば、最低でもシェイプチェンジは取得しておくこと
 またセッション中に変化するのなら、なんらかのコストを支払うこと
 
 他の世界では認められるかもしれないが
 コストのない外見の変化は、争乱界では一切認めていない

魔族作成の心得

キャラメイクはROC(ロールorチョイス)

 キャラメイク時の魔族特性、コモンアイテム、コモン魔法はROC
 つまり、ダイスで決めても良いし、自由に選択してもよい
 通常はダイスを振り作成するが、作りたいイメージがあるなら選んで製作できる
 また、ダイスを振る場合も、振りなおしは気に入るまでしてもよい

同じ魔族特性の複数選択

 魔族特性は同じ物を複数取得しても構わない
 同じ特性を取得する場合、一般的にその特徴を強調する意味にあたる
 人間*3など、魔族らしくない組み合わせにすることも可能ではある
 但し、魔族としての特徴になるので、なるべく違うものを選択した方がよい
 これはどうだろう?と思う場合はGMに相談するとよい

魔族特性は変化しない

 魔族特性はランクアップ時に増えることはあっても変化することは無い
 少しずつ魔族特性が変化していくというような設定は基本的に不可能
 但し、ランクアップ時の特性で外見が変化した、などというのは可能

外見年齢

 外見年齢はあくまで外見の年齢でしかない
 魔族は生まれた時から同じ姿で、魔法などを使用しないかぎり、外見が変化することはない
 基本的にエロをすることになるので、(実年齢はともかく)外見年齢は常識の範囲内にした方がよい
 但し、GMや参加者が許可するならどんな年齢設定でも問題ないだろう

魔族の階級

 魔人・上級魔人・魔将などの階級は、見た時点で判別することができる
 この階級を相手に隠すことは基本的にはできない
 どうしても階級を明かさずコンタクトしたい場合は、奴隷や使い魔を使うことになる

HP・MP・PP・その他の算出

 旧ルールでは、HP/MP/PPの算出にはアイテムを含んでいたが、
 新ルールではこれを除いた、素の値から算出することになっている。
 もちろん、HPやMPなどを直に上げるアイテムを手に入れればその次第ではない。
 また、初期のソウルを決める算出にもアイテムの修正は含まない。

装備品の数(07/02/19追記)

 片手:2つまで ただし両手と同時に装備できない
 両手:1つまで ただし片手/両手と同時に装備できない
 衣装:1つまで
 装飾:いくつでも可能
 配下:装備ではない 召喚したり、常に連れ歩いたりしている存在
    トラップで使用不可能に陥ったりしない限り常時効果を発揮する

 ただし、同じ物を複数装備しても効果は重複しないので注意。
 上記の制限に触れないのなら、片手の武器を二つ装備することも可能。
 これは、武器、ではなく、ダメージを上げる、片手、の装備という考え方であるため。

 また、装備品は手に入れても装備しなければいけないということはない
 装備していないものは所持品欄に分けて記入しておくとよい

 呪われた装備品でない限り、装備品の持ち替えは即座に行なえ、
 戦闘時でも自分のを消費することはない

 ただし、持ち替えができるのは自分が行動できる時のみである。
 両手剣で攻撃し、攻撃を受ける時に盾に持ち替える、などという事はできない

 また、魔法などで装備を「解除」された場合は、
 再装備にターンを消費することもあるので注意

魔王特性は重複しない(07/02/26追記)

 強力な効果の多い魔王特性だが、
 同じ魔王特性は二度取れないので注意。

 同じ魔王特性を重複しても意味がないもの、
 重複すると効果が危険なほどになるものがある為である。

行動の心得

調教

 一番のエロフェイズである調教であるが、必ずしも性交しなければいけないということはない
 相手の心を削り、折るのも調教のひとつである
 どんな調教をするかはPLとGM次第である
 但し、ロールをせずに調教を宣言しても補正はマイナスになるだろう

奉仕

 調教と同じく、必ずエロい事をしなければいけないというわけではない
 頭をなでる、キスをする、程度でも奉仕として認められることもある
 GMが主に判断することになるが、例え輪姦したとしても、奉仕と言い張れば奉仕として扱われる

自慰

 基本的に、魔族は自分で自分を慰める自慰行為、つまり自分への奉仕は屈辱的なものと考えている
 その為、奉仕での回復量が1/2になってしまう
 あくまで一般的な考え方であって、屈辱と思わない魔族もいるかもしれないが、回復量は1/2なので注意すること

クリティカルとファンブル(07/02/19追記)

 基本的にルルブにも載っているのだが、
 各判定のクリティカル・ファンブルの効果をまとめた一覧がないため、
 少々わかりにくくなっている。
 そのため、ここに一覧を記載しておく。

 >クリティカル:ダイスの出目が6・6の場合に発生する。
         DPを4を得る。
  ★攻撃のクリティカル
   ◎与えるダメージを2倍にする
   ◎即座に1度行動できる(戦闘/自分の追加行動)

  ★呪文使用時のクリティカル
   ◎使用した呪文のMP消費を0にする
   ◎回復やダメージなどの効果を2倍する
   ◎即座に1度行動できる(戦闘/自分の追加行動)

  ★回避と抵抗のクリティカル
   ◎即座に1度行動できる(戦闘/自分の追加行動)

  ★奉仕のクリティカル
   ◎回復量を2倍する(実回復値は(奉仕+ボーナス)*4)となる)
   ◎即座に1度行動できる(戦闘/自分の追加行動)

  ★その他のクリティカル
   ◎即座に1度行動できる(戦闘/自分の追加行動)

 >ファンブル :ダイスの出目が5・5の場合に発生する。
  ★攻撃のファンブル
   ◎即座に1度行動されてしまう(戦闘/相手の追加行動)

  ★呪文使用時のファンブル
   ◎使用した呪文のMP消費を2倍にする
   ◎回復効果の場合、回復する値と同じ分ダメージを与えてしまう
   ◎即座に1度行動されてしまう(戦闘/相手の追加行動)

  ★回避と抵抗のファンブル
   ◎ダメージを2倍受けてしまう
   ◎即座に1度行動されてしまう(戦闘/相手の追加行動)

  ★奉仕のファンブル
   ◎回復する値と同じ分、PPにダメージを与えてしまう(奉仕+ボーナス)

  ★その他のファンブル
   ◎即座に1度行動されてしまう(戦闘/相手の追加行動)

 クリティカル・ファンブルに複数の効果がある場合は、
 出した本人がその効果をひとつ選択すること。
 戦闘時以外のクリティカルやファンブルなど、ここに記載されていない効果は、
 各GMが決定すると良いだろう。

 また、誘惑のクリティカルやそれに対するファンブルにおける
 その時点で奴隷になる効果など、特別な効果はルール変更のため
 正式ルールでは無くなったので注意されたい。

NPCに対するPCの優位性(07/02/19追記)

 PCが、NPCと相対し、対抗判定を行なう時など、
 成功値が同値の場合はPCが勝利する。
 
 つまり、PCがクリティカルした場合、NPCはダイスを振ることなく敗北したこととなる。
 ただし、戦闘時などはファンブルで成功の度合いが変わる場合があるため、
 PCが先にクリティカルを出した場合でも、NPC側もダイスを振らなくてはいけない。

 PC同士の対抗判定については以上の限りにあらず、
 同値の場合は引き分けとなり、どちらかが勝利するまで判定をやり直すこと。

ステータス異常(07/02/19追記)

 新ルールになって、状態変化の扱いが少々変わった物がある
 ステータス異常の一覧をここに書き出しておく

 集中について(正式ルールにて追加)
  戦闘の手番を消費し、自尊で判定
  ステータス異常の強度以上の成功値であれば一部のステータス異常を解除できる

  ★《魅了》
   発生:誘惑の成功
   効果:《魅了》された相手に『調教』『奉仕』『誘惑』『陵辱』しか行なえない
      ただし、《魅了》された相手を対象としない行動は自由に行なえる
      誘惑者は《魅了》した対象に『調教』を行うことができるようになる
   解除:《魅了》した相手の視界から逃れる
      自身、もしくは《魅了》した相手のPPが0になる
      『集中』で誘惑の成功値以上の成功値を出す
      HPダメージを伴う攻撃などを仕掛ける(*推奨)

  ★《発情》
   発生:魔法、アイテム、特殊能力、トラップなどさまざま
   効果:性的な刺激を受けたり、淫らなものを見るたびに自尊判定
      強度以上の成功値を出せなければ、その場で自慰したり同伴者を陵辱しなければならない
      戦闘時は毎ターンの行動ごとに自尊判定
      強度以上の成功値を出せなければ、『調教』『奉仕』『誘惑』『陵辱』しか行なえない
      また、『陵辱』や《魅了》されていなくても『調教』が可能となる
   解除:PPが「変動」して全快、もしくは0になる。
       PPがMAXの状態で『発情』した場合でも、
       自慰などでPPを回復しなければ解除されない
      『集中』で強度以上の成功値を出す

  ★《便意》注:使用の際はPLの了解をしっかりと取ること
   発生:魔法、アイテム、特殊能力、トラップなどさまざま
   効果:ターンごとの行動時、もしくは約1分ごとに自尊判定
      強度以上の成功値を出せなければ、状況に関係なく排便してしまう
      モンスターを含め、誰も見ていない場所でなければ、PPに10点ダメージ
      羞恥的なシチュエーションだった場合、最大15点のPPダメージ
   解除:排便する

  ★《拘束》
   発生:魔法、アイテム、特殊能力、トラップなどさまざま
   効果:あらゆる判定において、ダイスの6の目を0ではなく6として扱う
      ただし、DPの取得やクリティカルの発生は通常どおり
   解除:拘束する対象との戦闘を終了する
      拘束する効果のあるトラップから脱出する
      『集中』で強度以上の成功値を出す
      また、『集中』判定を体力で行なってもよい

  ★《行動不能》
   発生:HPが0になる
   効果:判定を行なう動的な行動が不能となる
      呪文に抵抗するなどの受行動は可能
      意識を失う必要はなく、会話程度なら可能である
   解除:他人からの『奉仕』や回復魔法などでHPが1以上になる

  ★《妊娠》
   発生:お互いの同意と愛情の元、子を為す
      魔族は、性別にかかわらず妊娠が可能である
   効果:すべての能力値が−1の修正を受ける
   解除:妊娠した子供を出産し、一週間以上経過する

  ★《奴隷》
   発生:PPが0になる
   効果:調教し、PPを0にした相手の《奴隷》となる
      主に直接不利益となる行動(戦闘や攻撃魔法の使用、調教など)を取れなくなる
      PPが0のままの場合、主が望むのなら、他者への譲渡も可能
   解除:主が《死亡》もしくは《奴隷》となる
      主が《奴隷)を解放する
      PPを0にした相手が自分よりランクの低い魔族の場合のみ
      PPが1点でも回復した時点で解除される

  ★《死亡》
   発生:光属性の攻撃や魔法でHPが0になる
   効果:死亡、というより消滅(キャラロスト)
      蘇生はあらゆる方法で不可能
   解除:回復不能

属性について(07/02/19追記)

 武器や魔法にはダメージを与える時に属性を与えるものも多い。
 属性が設定されていない場合は、全て<通常>属性となる。

 また、特別な効果がない限り、武器、魔法で攻撃した際の属性は
 効果テキストに書かれた属性となり、選択はできない。

 ただし、特別な効果のアイテムを装備していたり、
 属性の違う<片手>の装備を二つ装備していたりした場合、
 それぞれの属性を選択して、相手を攻撃できる。
 その場合のダメージは、全ての武器・アイテムを合計したものであり、
 属性が違う武器を装備していたからといってそのアイテムを省く必要はない。

 属性片手武器の属性違いは、
 「属性片手武器」というアイテムを二つ装備していることになる為、
 属性を選択して攻撃することはできない。

光属性の攻撃(07/02/19追記)

 魔族と敵対する天使や人間の英雄などが使う武器や魔法の攻撃は大抵光属性を持っている。
 魔族の装備では、この光属性の攻撃を特別な能力でもない限り
 「装甲で減少」できないので注意すること
 逆に、天使の防具の装甲は闇属性を減少できない
 また、この属性の攻撃でHPが0になった場合、魔族は《死亡》してしまう
 普通にありえる唯一のキャラロストなので全力で回避すること

シェイプチェンジについて(07/02/26追記)

 この魔法は、あくまで外見を繕う魔法である。
 説明テキストにあるとおり、外見、年齢、魔族特性一個分を
 見た目などを変えるだけで、能力は一切変動しない。

 こう書くとまったく意味のない様な魔法に見えるが、
 使いどころを選ぶと、そこそこの効果を発揮したりする。
 特に、エロール部分の幅が広がるのは、良い効果ではないだろうか?

 また逆に言うと、この魔法がない限り、
 魔族はみだりに外見を変化したりは出来ないことになる。

ソウルとDPの心得

ソウル

 ソウルは、一般的な魔界の通貨として使えるもの
 争乱界では小さな宝珠のようなイメージで使用している
 人間一人の魂が1ソウルにあたる
 宿代、食事代や奴隷、アイテム、魔法などを購入するときにも使える
 また、魔都を建設する際にも必要になる

DP

 経験値兼特殊なお金のようなDP(ダークパワー)だが、魔界のエネルギーを自分の身体に溜め込むようなものだと思ってほしい
 DPを消費してアイテムを取得する場合も、そのエネルギーから物質化(マテリアライズ)していると考えられる
 どこかにDP交換所のような店があるわけではない

DPの消費

 DPを消費して行う成長やアイテム・魔法の取得は、シナリオ中を含む全てのタイミングで行うことが可能
 GMに判定を言われた時、判定の前にアイテムを取得したり、成長することもできる

奴隷の心得

奴隷化(07/02/19訂正)

 PPが0になった場合は、(普通は)調教した相手の奴隷となってしまう
 奴隷となった時点で、その時持っているアンコモン以上のアイテム、魔法を奪われ、
 主への直接的な敵対行為(戦闘・調教・攻撃魔法の使用)などが一切できなくなる
 ただし、婉曲的な策謀などは問題なく行なえるので、反抗的な奴隷を得た場合は注意した方が良い
 更に主の許可がないと成長できず、主の階級を超えるように成長できなくなる
 ただし主が許可さえするなら、その他の行動は自由である
 また、主の意向により、他者への奴隷の譲渡も自由であり、奴隷とされた側は抵抗できない
 もし主が自分より階級の低い魔族だった場合、PPが1以上になった場合
 奴隷状態から即座に解放される

奴隷の解放(07/02/19訂正)

 自分の主が『死亡』もしくは『奴隷』となった場合
 また、主がその奴隷を解放すると認めた場合、『奴隷』状態が解除される
 その際、その奴隷のHP、MP、PPは全快する

 PC魔族も同じく、PPが0になり、他の魔族の『奴隷』にされた時点で
 自分の連れているモンスターを含む全奴隷が解放されることに注意すること
 ただし、アイテムや魔法や魔王特性などで、奴隷化が永続している場合はそのまま奴隷状態が続く

 また、解放された元奴隷は、『奴隷』でなくなるだけで、消滅するわけではない
 あくまで自分が所有している奴隷から解放されただけであり
 望むのならばまた巡りあうことも可能だろう
 ただしNPC奴隷は、仲がよいからという理由で『奴隷』に戻すべきではないだろう
 奴隷を失い、アイテムを奪われるのが、奴隷にされるペナルティなのだから

 その場合、コネクション、など、奴隷以外の欄を作り
 その魔族やモンスターとの交際が有ることを記載しておくと良い。

 GMと相談し、その魔族ともう一度交際を持ち、奴隷となるような会話ができるのなら
 また奴隷としてその魔族を手元に置いても良いかもしれない

奴隷になるということ(07/02/19追記)重要!

 まず、念頭に置いて欲しいのは、絶対隷奴をプレイする上に置いて
 敗北するのを嫌がらないでほしい、ということだ

 もちろん、これはTRPGだ。ゲームだ
 負けることが嫌な人はたくさん居るだろう
 だが、この絶対隷奴は、他のシステムとは違い、圧倒的にキャラロストの可能性は低い
 負けてしまっても、エロい目にあい、魔族やモンスターの奴隷となるだけだ
 被虐的な楽しみ方が簡単にできるシステムとなっている
 エロい目にあうのが苦手という人は、残念ながらこのシステムには向いていないと思われる

 確かに運不運があり、勝てる戦闘で負けてしまうこともあるだろう
 負けた時には、奴隷を解放し、アイテムが奪われてしまうというペナルティもある
 だが、魔族は死なないのだ
 確かに積み上げた物が無くなるのはショックだろうが、何度でもやりなおせるし
 その負けたコトをネタにキャラの味付けや
 その主の元で、という設定でセッションを組むこともできるだろう

 奴隷を失う、といっても、他項でも書いているが、まったく消滅してしまうわけではない
 ただ、奴隷関係が終わるというだけで、その魔族は魔界に存在したままなのだ
 信頼関係を築いた奴隷ならば、奴隷にされた主を助けに来てくれるかもしれない
 敵対している魔族を奴隷にしていたならば、再起して襲ってくるかもしれない

 アイテムだってそうだ
 奴隷にした相手が判っているのだから、再起した後襲いに行けば、
 うまくすれば取り戻せる可能性だってある
 もちろん、GMと相談したりして
 セッションを組んで貰わなければいけないのではあるのだが

 失った先もそういう未来があるのだ
 敗北も、楽しむ要素のひとつとして欲しい

奴隷となるPC(07/02/19追記)

 なんらかの理由でPCが奴隷とされた場合のことだ
 NPCに奴隷にされた場合、GMはあまり悩まず、その場限りのことと考えても良い
 魔族は不死であり、時間の概念はそこまで意味をなさない
 数百年後、飽きられた為奴隷から解放されたところから、という設定で
 次回のセッションを始めたって何ら問題はないのだ
 もちろん、そのNPCの魔族の元で可愛がられ、
 手足となって働くようなキャンペーン風にしても良いだろう

 調教した相手は絶対に奴隷として保持しなければいけない、ということもないのだ
 NPCの魔族は、すでに奴隷を限界まで持っている為
 PCを奴隷として所持するのを諦めた、という流れでもいいわけだ

 ここはあまり重く考えず、気軽に奴隷にしたり、解放したりして欲しい

 また、PCがPC魔族を奴隷にすることもあるだろう
 これもまた、あまり固執せず、相手を縛りつけすぎない方がよい
 何しろ、成長が制限されたり、不便なことが多いからだ
 お互いが望むなら、ペアを組むようにして奴隷関係を続けるのは問題はないだろう

 ちなみに、PCがPC奴隷を持っている場合、
 そのPCが一緒にセッションに参加していない時は★として使用できるが
 一緒に参加している場合は、★として使えないので注意すること
 PC奴隷の場合も、魔族奴隷の枠をひとつ消費するのにも注意

モンスター

 争乱界ではモンスターのことを魔物、と呼ぶ
 魔族は不老不死と説明したが、魔物はHPが0になると特別な設定が無い限り即座に死亡(消滅)する
 また、魔物はHPとPPが同じ値であり、攻撃しても調教しても同じ値から減少していく
 魔物にはMPの値は無く、設定された行動表によって戦闘を行う
 魔物を奴隷にするには、調教でHP/PPを0にすればよい

魔族奴隷とモンスター奴隷

 魔族の奴隷は、その階級と同じ数だけ特殊な能力を使うことができる
 但し、魔族奴隷は自分の階級以下の魔族を、自分の階級の星と同数しか奴隷にすることができない
 例:上級魔人(★★)は、魔人と上級魔人を二人まで奴隷にできる
 
 モンスター奴隷はその制限がなく、調教さえできれば、どのランクを何匹奴隷にしようが自由である
 モンスター奴隷は、自分と同じ星の数だけのモンスターを足止めすることができる
 また、GMが許すのであれば戦闘に参加させてもよい
 これは召還モンスターも同じである

Last modified:2008/01/15 23:50:59
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