04:19 (misutan) タンッ 04:20 (misutan) 魔導銃の銃声が、白い白い通路に響いて消える 04:20 (misutan) 君の前には、ようやく打ち砕いた、小さなゴーレム 04:21 (misutan) ここは、古き時代の、探索され尽くした筈の遺跡 04:22 (misutan) だが、再び入ると、ゴーレムを見かける。最近では、小額なドロップだが、稼ぎに定期的にここを訪れる連中も居るらしい 04:22 (misutan) 君が出会ったのも、恐らくそのひとつなのだろう 04:23 (misutan) 冒険者としての経験と、そして、思い出せない年月が囁く 04:23 (misutan) この遺跡は、まだ生きている――と 04:23 (misutan) #どぞん 04:24 (kawasiman) 【ハオゥ】「・・・ふぅ、小さいの相手だから魔力の消費が始めの魔化だけで済むのは良いが、、」 04:25 (kawasiman) 【ホゥ】「、、、未開封の宝箱の一つ二つありそうだな、ここはまだ」 04:25 (misutan) もうすぐ最深部。そこには動力炉と、巨大なゴーレムが居たらしい。だが、今は無残な残骸を晒すだけという 04:27 (kawasiman) 【ホゥ】「居た筈…ねぇ。ダミーで実はもっと奥が有りかねないな」接近の危険を知る二人は、隠密してそのまま奥へと 04:30 (misutan) そこは、ギルドのリビング程度の小さな広間。だが、動力炉は持ち去られ。スティールゴーレムの残骸が散らばっている 04:30 (misutan) このレベルのダンジョンに、スティールゴーレムが居る事自体が、少し不釣合いの気がする 04:31 (kawasiman) 【ハオゥ】「このレベルなら・・・全力一撃で逝けるな」残骸を手に取り 04:32 (misutan) ウィーン チー チー チチー 04:33 (kawasiman) 【ホゥ】「この奥があるとすると・・・?」壁を探ろうとし、ふと止まり 04:33 (misutan) 後方。自分が来た方から。ゴーレムの駆動音が聞こえる 04:33 (misutan) 先ほど自分が倒したゴーレムと、同様の。軽く、そして少し耳障りな音 04:35 (kawasiman) 【ハオゥ】「、、、ん、ちと様子見だな」すっ、と隠れるふたり。この程度相手に見つかることも無いと言う自身も有っての事か 04:35 (misutan) ウィーン ヴュウ ヴュウ 04:36 (misutan) 仲間の残骸を背負った、やはり同じ形のゴーレムは。一旦入って、左右を確認するかのように身体を回転させる 04:37 (misutan) そして、満足したのか。黒い真円の車輪を回して、横合いの壁へと向かう 04:37 (kawasiman) 【ホゥ】「(随時投入なら・・・何処かに生産工場が…、、ビンゴ)」 04:38 (misutan) すると、無音で少しだけ壁の一部がせり上がり、屈めば通れるほどの細い通路が姿を現す 04:38 (misutan) ゴーレムは、そのまま。ハオゥ達に気付かなかったかのようにその奥へと消えて行く 04:39 (misutan) また、無音で、壁が下がり。その通路を隠そうとする 04:39 (kawasiman) 二人は隠れたまま、音も無く其処へと接近しそのまま潜りこむ 04:40 (kawasiman) 【ハオゥ】「(あ、罠確認忘れたや…ま、良いか)」通路に潜ってから、ふと思い 04:41 (misutan) 立ち上がれないため、普段の半分どころか、その半分程度の速度でしか進めない 04:41 (kawasiman) (シーフ経由だから2d+5+9(CL)程度のトラップチェック可能 04:42 (misutan) 今までの通路のように、どこからが光が入ってくるという事も無く。出口も既に閉じている 04:42 (misutan) 先に入ったはずのゴーレムの姿は、まだ、見えない 04:43 (kawasiman) 【ハオゥ】「。。。ホゥ、行くぞ」二人の間だけで聞こえる大きさで声をかけ、進む(ハオゥが前 04:44 (kawasiman) (・・・マイナーメジャーで4mか 04:45 (misutan) どれ程進んだろうか? 道は突き当たり、左右にまだ空間があるようだ(ノーライト) 04:46 (kawasiman) 【ホゥ】「・・・どっち進む気だ」ハオゥでつっかえたので問い 04:46 (kawasiman) 【ハオゥ】「」 04:47 (kawasiman) 【ハオゥ】「ファリスファラリスの法則だから・・・左だ」そして壁伝いにまた進む 04:48 (misutan) そちらもまた、狭い通路で、やはり明かりは無い。 04:48 (misutan) 同じように進んで行くと、少し肌寒くなってきた気がする 04:49 (kawasiman) 【ホゥ】「そろそろ足元ぐらい照らして良いと思うが…」皮膚感覚でしか進んだ距離がわからない現状に少しイライラが来た様子 04:51 (kawasiman) 【ハオゥ】「ここで見つかったらどうしようもないだろ…」あっさり却下し、前進しつづける 04:52 (misutan) では、進んでいくと、明らかに温度が冷えている。恐らく明かりを点ければ、二人の白い吐息が見えるだろう 04:54 (kawasiman) 【ハオゥ】「何が有るってんだ…?この先には」冬の装備であるのと、下がるに下がりにくい状況に、とりあえず広くなるまで前進を止める様子は無く 04:56 (misutan) ヴヴヴヴヴ…… 04:56 (misutan) 先の方から、低く、通路全体に響くような音が微かに聞こえてきた 04:57 (misutan) 恐らく、前進を続ければ、もっと音は大きくなるだろう 04:58 (misutan) 冬用の手袋でも、既に指先はかじかんで。あまり、細かな作業ができるか、自身は持てなくなってくるかも知れない 04:58 (kawasiman) 【ホゥ】「モーター音、かな。 となると大型エネミーなり設備なり…」ハオゥの背中を擦って指先の感覚の維持に努め 04:59 (misutan) しゃくっ 04:59 (misutan) 爪先が、霜を踏むような感触を伝えてくる 04:59 (kawasiman) 【ハオゥ】「あーくそ、懐炉とかは・・・?」 05:01 (kawasiman) 【ハオゥ】「。。。。。氷の精霊力を錬金術で封入したそれのことをなんと言う」 05:01 (misutan) 壁も、つるつるした材質の上に。微細な氷の結晶を張りつけ 05:01 (kawasiman) 【ホゥ】「冷凍庫、、、って。冗談きついぞ、それは」 05:02 (misutan) 自身の体重が、自身の存在を伝える音を微かに周囲に響かせる。聞く者が居れば……だが 05:04 (kawasiman) 【ハオゥ】「氷型は水より強いしな。。少々、撤退時も考える必要ありそうだな」まだかまだかと、滑らない程度に歩を早め 05:04 (misutan) そして、通路の先の方に。出口の形に四角く切り取られた、緑の淡い光 05:05 (misutan) 出口の縁は、厚い霜に覆われているのか、きちんとした長方形にはなっていない 05:06 (kawasiman) 【ホゥ】「、、脱出ご拡散。隠密して敵対能力確認、な」今の速度で飛び出せる距離まで、出口に寄り 05:07 (kawasiman) そして、通路から飛び出る二つの影 05:08 (misutan) そこは、ギルドハウスのリビングほどの小部屋で。中央には、腰の高さ程度までせり上がった壇がある 05:09 (misutan) その中央は、何かの液体がたゆたっており。緑の光は、どうやらその底に光源があるらしい 05:09 (kawasiman) 【ハオゥ】「(うー寒・・・エネミーは、、、と)」油断無く辺りを確認し 05:10 (misutan) 部屋を調べれば。そのプールに、何かが沈んでいるのが分かる 05:10 (misutan) 人型をした、何かが 05:11 (kawasiman) 【ホゥ】「、、、人形、だと良いんだが」周りに危険が無いことを確認し、隠密をやめて覗きこむホゥ 05:12 (misutan) それは、死体に見えた 05:13 (kawasiman) 【ハオゥ】「一応、油断するなよ…」一緒に覗きこみ 05:13 (misutan) 長い髪を、水槽の四方に踊らせ。皺だらけのその身体を、緑の溶液に浸している 05:14 (misutan) 包帯の無いミイラが居たとしたら、こんな姿をしているのだろう 05:14 (kawasiman) 【ホゥ】「んー…ミイラの水中冷却保存、と言った辺りか?」 05:15 (misutan) だが、木乃伊ならば。保存する必要が無いのでは無いか? 05:15 (misutan) 水中の木乃伊が、目を開き。君達の方に視線を向けると、口を歪めた 05:15 (misutan) 喜悦の形に 05:16 (misutan) ずんっ 05:16 (misutan) 背後で、重い音が響く 05:16 (misutan) そう、君達が入ってきた、細い通路の方だ 05:16 (kawasiman) 【ハオゥ】「死体だとしても持ちだしが…!?」時間差の、二つの驚きに振り向き 05:17 (misutan) そこには、押し潰された霜が数ミリの隙間を維持しているだけ 05:17 (kawasiman) 【ホゥ】「ハオゥ、そっちはどうだ」ハオゥの背中に回りこみ、水槽を警戒する。二人だけのときの、何時ものポジション 05:18 (misutan) 生きたまま、その隙間を通ることは不可能だろう 05:18 (misutan) ヴォン 05:18 (misutan) 4方の壁が、天井が、床が、唸りを上げて闇の魔法陣を描く 05:19 (kawasiman) 【ハオゥ】「アンノウン・・・としか、ね。。。ピンチなのは事実だが」 05:19 (misutan) 術式は、転移不能 05:19 (misutan) ざばり 05:20 (misutan) そして、音を立てて。ふやけているのに乾いた手が、縁を掴む 05:20 (kawasiman) 【ホゥ】「下がるぞ」だっ、と後ろに跳ね、距離を置き 05:21 (misutan) 【木乃伊】「何者かは知らぬが……そうか、粛清は終わったのか」 05:21 (misutan) 上体を起こすと、二人を見。そう、呟く 05:22 (kawasiman) 【ハオゥ】「あー、あんたは誰だ?」背後は無いと見て、二人ともミイラの方を見 05:23 (misutan) 【木乃伊】「人の寝所に押し入っておいて、悠長な事を言う盗人だな。問う側から名乗るが、礼儀であろう」 05:24 (misutan) からかうように、二人に問いを突き返す 05:24 (kawasiman) 【ハオゥ】「・・・ハオゥ、職業冒険者だ」  【ホゥ】「ホゥ。右に同じく」 05:25 (kawasiman) 【ホゥ】「で、何時の時代のどんな人だと?」 05:26 (misutan) 【木乃伊】「そうか、我はリシドだ。いつの時代かだと? ハッハッハ」さもおかしそうに笑い 05:28 (misutan) 【リシド】「時代とは、その時代の人間が、前の時代につける呼称に過ぎぬよ。それを、昔の我が知っているとでも思うのか?」 05:28 (misutan) 弄うような、哀れむような目線を向ける 05:28 (kawasiman) 【ハオゥ】「あぁ、それもそうか。うっかりしてたな」 05:30 (kawasiman) 【ハオゥ】「、、ま。静粛を逃れて新しい時代で覇権を握ろうとしていた悪党、かな。この様子だと」 05:30 (misutan) 【リシド】「そして、どんな人かという問いには簡単だな。我らは、神々や竜から妖魔とあだ名された」 05:31 (kawasiman) 【ホゥ】「おービンゴビンゴ・・・。。はぁ」厄介な相手だと、はっきりと確信し 05:31 (misutan) 【リシド】「覇権などはどうでも良いが。死をいとうは、今の人間も変わらなかろう」 05:31 (misutan) 水滴を滴らせながら立ち上がり、二人に正対する 05:33 (kawasiman) 【ハオゥ】「死にたがりな知り合いも居たりするが…」そのミイラが、今の何と近いかを知識と照り合わせ 05:33 (misutan) 【リシド】「故に……まずは、眠りで衰えた力を取り戻さねばの。どうやらこの時代は、敵ばかりらしい」 05:34 (misutan) その種族は、神話で最もよく見、よく耳にするだろう 05:35 (misutan) 嫉妬、祭儀、恐怖、憎悪、傲慢、虚栄、欲望 05:35 (misutan) 七の邪神を生み出し、神々と戦ったその種族の名は 05:35 (misutan) エルダと言った 05:36 (kawasiman) 【ホゥ】「冒険者はワラワラ居るぞぉ、だから大人しい隠居してたほうが、ねぇ。。。」退路無し・二人きりと言う現状に、顔をしかめ 05:38 (misutan) 【リシド】「お前達は、妖魔が支配する地に一人で、いや、二人か。枕を高くして眠れる者か?」くつくつと笑い 05:39 (kawasiman) 【ハオゥ】「隠居先ぐらいは紹介できるだろうし、ここは穏便に行かない、か、な…はぁ」溜息をつきつつも、最善手を求め 05:40 (misutan) 【リシド】「闇よ、嵐よ。荒れ、狂え」そして二人に手を伸ばし、罅割れた口で呪文を紡ぐ 05:41 (misutan) 闇の暴風が、その手より伸びる 05:42 (kawasiman) 【ホゥ】「っ、、スマン!」ハオゥの影に隠れ、こちらも最大の一撃を紡ごうと 05:43 (kawasiman) 【ハオゥ】「んな、無茶をっ…!」ホゥを庇い、そのチャンスを己に託し 05:44 (kawasiman) 【ホゥ】「、、、風よっ!!!」己が全魔力を一点に集中させ、風として放つ!! 05:45 (misutan) そして、時代の違う2つの魔術がすれ違い、互いにその威力を思うが儘に振るう 05:46 (misutan) 枯れ木のような腕が壁に叩きつけられ、汚い染みを残して、砕け落ちる 05:47 (misutan) 【リシド】「脆い、脆いなぁ。あれから幾年経ったのやら」自らの腕を吹き飛ばされながらも、からからと楽しそうに笑い 05:47 (kawasiman) 【ホゥ】「・・・、、。ハオゥ、平気か?」 05:49 (kawasiman) 【ハオゥ】「。。。。。ちぃー、と。判りかねねぇな・・・」 05:50 (misutan) 【リシド】「ハハッ、我が一撃に耐えたか。やはり、放って置くわけにはいかぬなぁ」最初から容赦をする気も無いくせに、人間には真似できぬ速度で追撃の呪文を組み上げ 05:51 (misutan) 【リシド】「炎よ、大地よ。混ざり、拡がれ」 05:51 (misutan) 真っ赤に溶けた岩の雨が降り注ぐ 05:51 (kawasiman) 【ハオゥ】「なん、の!」ダメージの自覚もままならない体に加速をかけ、最速で弾丸を叩きこむ! 05:52 (kawasiman) (これでフォージ・ブルズ・カリキュ使用、と 05:53 (misutan) 二人に、莫大な熱量と質量が襲い掛かり。そして、銃弾は干からび垂れ下がった胸に、腹に風穴を穿つ 05:54 (misutan) (こちらはルインストームとフレイムクラックをダブルキャスト 05:55 (misutan) (あと、マイナーで色々ブーストかけてまふ 05:55 (kawasiman) 【ホゥ】「――――――――死んだか?」 05:56 (kawasiman) 【ハオゥ】「――――――――そっちはどうよ」 05:56 (misutan) 【リシド】「やれやれ、威厳が無い事夥しいな」穴だらけ、欠損だらけの自らの身体を見下ろし 05:58 (kawasiman) 【ホゥ】「まだ、手って有ったっけねぇ・・・」半死半生とも言えるダメージを負っても、確認を取りあい 05:59 (kawasiman) (ほぼ戦闘不能でよな、えぇ 05:59 (misutan) 【リシド】「そなたらがまだ死んでいないようでなによりだ。何分起き抜けで、力加減が効かぬ」 06:00 (misutan) そう言って、殆ど動けぬハオゥに歩み寄り 06:00 (kawasiman) 【ハオゥ】「ン。。。あー、あと一つ有るか・・・多分」 06:00 (misutan) ゴキゴキゴキィ 06:01 (misutan) 自らの指を三本砕きながら、ハオゥのズボンを毟り破る 06:02 (kawasiman) 【ハオゥ】「(この手のは…やべぇ)最後の、一撃!」純粋な魔力…いや、力を手の平に 06:03 (kawasiman) そして放たれ、爆砕する(バーストブレイク 06:05 (misutan) 【リシド】「けほっ……流石に、笑えなくなってきたぞ」いや、それは笑っている 06:05 (misutan) 胴が吹き飛び、顔も反面が無くなり。腰から干からびた子宮が覗いていようとも 06:07 (misutan) 最早、上体は繋がっておらず。肺をと心臓が、炭化した断面からはみ出し。二人の足元に転がっている 06:07 (kawasiman) 【ホゥ】「何で…あんたの時代にも『その手の輩』が居るのさ」『その手の輩』を、良く知ってしまっているこちらとしても、ここまでのは知らず 06:08 (misutan) 【リシド】「やれ、これでは犯す事もできんな。仕方が無い、我と交わる事を許してやる、起つがよい」《テンプテーション》 06:09 (kawasiman) 【ハオゥ】「殺しても死なない相手ってのは、参る・・・っぅ?」 06:09 (misutan) その言葉と力が。自らの意思を越えて、こんな異常な、吐きかねない世界の中で。血流を一箇所に集めようとする 06:10 (misutan) 目の前には、骨に張り付いた皮のような下肢だけが無様に立っており 06:11 (misutan) その隙間には水気が無く。突き入れたとして悲鳴を上げるのは、多分自分 06:11 (kawasiman) 【ハオゥ】「何で…何でまーこんな事、を・・・」自分でした事ながら、寒気が走り 06:12 (misutan) 【リシド】「言っただろう? 眠り過ぎて、力が足りぬのよ」 06:12 (misutan) 片面だけ残った顔で、床からおかしそうに見上げ 06:13 (misutan) 【リシド】「故にお前の力で、我を満たすが良い」それは、命令 06:13 (kawasiman) 【ホゥ】「魔道銃はそっちの手の中だろ、魔法よりそれが有効な筈だ」的確だが、困難な指示を 06:16 (kawasiman) 【ハオゥ】「ぅ・・・く、ぬぁぁっ・・・・・・」己に眠る、最後の『運命を捻じ曲げる力』を振り絞り、現状から脱そうと 06:17 (misutan) 【リシド】「少し黙っているが良い。我は、この男に用があるのだ」禍言だけで、服を突き抜け、風が踊る。淫らに、だが、絶頂を許さぬように 06:19 (kawasiman) 【ホゥ】「ヒ、ィィ〜〜〜〜ッッッ!!?」格の違うその風を受け、悶絶し 06:22 (misutan) 【リシド】「お前は、プロブにでも遊んでもらうがいい。兄か良人かは知らぬが、我はこの男で遊ぶ」と、周囲に不定形の粘塊を湧かせ 06:22 (kawasiman) 【ハオゥ】「、、、、、、、、」プルプルと震えた腕で、しかしゆっくりとリシドへと銃を。その口元には、紅さえ垂れ 06:24 (misutan) 【リシド】「やれ、自分から求める事もできぬか。我に雑事をさせるな」面倒臭そうな声音と共に。膝を曲げ、下半身が股間に向けて落ちかかる 06:26 (misutan) それは、パンツの上から先端を覗かせていた。植え込まれた猛りに、すっぽり蓋をして 06:26 (misutan) どくん 06:26 (kawasiman) 【ホゥ】「・・・、、くそっ、たれがぁ。。」不定形のそれへの対処は、まだ無く途惑ったまま 06:26 (kawasiman) 【ハオゥ】「俺が…あい、て……だ・・・・・・」そのまま、銃を取り落とし 06:27 (misutan) 断面から見えていた心臓が、鼓動を響かせる 06:28 (misutan) 血が、降りかかる。下半身に覆いかぶさった腰の切断面が、今、切れたように 06:28 (misutan) どくん 06:28 (kawasiman) 【ハオゥ】「な、、に・・・が。。。」 06:28 (misutan) 炭化した腰骨から、赤い糸と白い糸が伸びる 06:29 (misutan) いや、それは上体からも伸び、中間点で、元からひとつであったかのように繋がる 06:30 (misutan) 上体と頭が、躍り上がるように浮かび、欠損した部位があるかのように、空中で静止する 06:30 (kawasiman) 【ホゥ】「そこまでの・・・ちからが・・・」呆然と、その光景を見つめ 06:30 (misutan) 【リシド】「足りぬ」 06:31 (misutan) 繋がっていないはずの腰が、上体ごと昇っては落ちる 06:31 (misutan) からからだったはずの膣内は、既に潤み。女としての蠕動でハオゥ自身を包み込み 06:32 (misutan) 白い糸、赤い糸が、萌える若草のように伸び。骨を、血管を、臓器を繋げてゆく 06:32 (kawasiman) 【ハオゥ】「う、ぐ、ぬぁぁぁっっ・・・」混乱と言う点では、今までの最大は当に飛び越え 06:33 (misutan) 腰が蠢くたび、射精したかのように、全身の力が抜ける。いや、射精しているのかもしれない 06:34 (misutan) ただただ、突き刺さっている部分は。今まで罹ったどんな高熱より熱く、神経を犯して 06:35 (misutan) そのたびに、リシドの肌が、髪が。生気と艶を取り戻していく 06:36 (kawasiman) 【ハオゥ】「や、め・・・てくれぇぇ・・・・・・・・」カリカリと、床を引っ掻き 06:37 (misutan) 【リシド】「やれやれ、おぬしが動かぬから我が動いたというのに、もう限界か? それは流石に、男としてどうかと思うが」声も、潤んだ艶を帯び 06:38 (misutan) 【リシド】「せめて我がイくまで、耐えて見せよ。死なぬようにな」それは、冗談では無い 06:39 (misutan) 自身の肌が、色艶を失っていくのが分かる、見える。木乃伊のよう、ほどでは無いが、それもいつまでもそうとは限らない 06:41 (kawasiman) 【ハオゥ】「たの、たのむか、らぁぁ・・・んなぁぁぁっっ・・・」今までのどんな射精感よりも切羽詰り、そして今までのどんな生命の危機よりも危険だと本能が語り 06:43 (misutan) 最も敏感で、生気の溢れるそこ。そして、同時に失われつつあるそこより。熱い肉汁のように濃厚な愛液が滴る。その零れる一滴は、自身の命の一滴、血の一滴 06:44 (kawasiman) 【ホゥ】「、、、お、おれ・・・」取り囲まれたまま、突破する手段は持ち合わせてなく 06:44 (misutan) 自分から奪われた力は、既に隅々まで行き渡り。結合しているそこより、無駄に零れ落ちている 06:45 (misutan) 部屋に張っていた霜すら融かし。自分の股間と尻に、暖かい水溜りを拡げ 06:46 (misutan) 【リシド】「犬のように啜れば、助かるかも知れんぞ?」そう、君を見下ろし、また腰を落とす 06:46 (kawasiman) 【ハオゥ】「まだ・・・まだ死ね、無い・・・・・」ぴくりとも動けば、それだけ死に近づくとの自覚からか、指先一つ動かさず…いや、動けずか 06:48 (misutan) 【リシド】「犬にはなれぬか、それもまた一興よ」貪るように、血の滲むハオゥの唇を吸い 06:50 (kawasiman) 【ハオゥ】「ぅ・・・ぁ、ぁぁ・・・」唇以外の何かを吸われている錯覚を、いや、錯覚ではないかもしれないそれを感じ 06:51 (misutan) 【リシド】「久方ぶりだ、これで勘弁してやろう」唇についた血を、人差し指で紅のように塗り拡げ。きゅうと、膣を締め上げる 06:52 (misutan) 子宮口が、先端に貪欲に口付け。精すらも貪ろうとするかのように吸い上げる 06:53 (kawasiman) 【ハオゥ】「か、はぁっ、、、」ドプリ、ドプリと白濁と、生気そのものを取られていき 06:55 (misutan) 【リシド】「残念、生き延びおったか」最奥に打ち付けられる感触に、子宮を震わせながら 06:56 (kawasiman) 【ホゥ】「おーい俺…、、生きて、居るよな・・・?」恐る恐る、問いただし 06:57 (misutan) 【リシド】「恐らくな」ごぽりと、白い液体を股間から垂らしながら立ち上がり 06:58 (kawasiman) 【ハオゥ】「。。。。。。うぅっ・・・、、、」 06:59 (misutan) 壁つく霜を手に取り、塗り込めるように身体に押し付けると。それは氷の帯となり、服となる 06:59 (kawasiman) 【ホゥ】「これから・・・どうする、つもりだと。」 07:00 (misutan) 【リシド】「次、我の邪魔をしたならば、消すぞ」問いには答えず、いっそ朗らかに言い捨て 07:01 (misutan) 魔力を、天井に叩きつけた 07:01 (misutan) 轟音と、そして巨大な質量が焼け、消える悲鳴 07:02 (kawasiman) 【ホゥ】「、、、、、ぁ、せめて自分の魔法の後処理ぐらい」今だ取り囲んだままのブロブらを指差し 07:03 (misutan) それが収まった後には。金の月と、銀の星々、ビロウドの夜空 07:04 (misutan) 【リシド】「忘れておったわ」手を振ると、声帯すらないはずの粘塊が、じゅっと悲鳴を上げ、影だけを床に残す 07:05 (misutan) 瞬間だけ在った熱量が、ホゥの髪を炙る 07:06 (kawasiman) 【ホゥ】「のぁっち!」ぱたぱたと髪を扇ぎ 07:06 (misutan) そして、熱が消え去った後には、彼女の姿も無かった 07:07 (kawasiman) 【ホゥ】「結局。。ここって・・・・・・」 07:09 (kawasiman) 【ハオゥ】「ホゥ…あっちの、道を・・・・・・」一難去って、漸く安定しだした体で言葉を 07:11 (misutan) 道があった場所は、焼け熔けた無惨な断面を晒している 07:11 (kawasiman) 【ホゥ】「幾ら世界崩壊並の危機だからってなぁ…」念の為、潰れてしまった入り口を確認し 07:11 (misutan) いや、遺跡全体。山自体、遺跡から上を焼失させている 07:13 (misutan) 満天の星空、どこにだって行ける……焼けた岩が、そう簡単に冷めるとは思えないけれど 07:13 (kawasiman) 【ホゥ】「加減が無いなぁ…ハオゥ、転送石で先に頼む。俺はもう少しなにかを探したいし」 07:16 (kawasiman) 【ホゥ】「ゴーレムって意外と金に・・・ぁ」仕方なしに帰ろうと振り向いた先に居る筈の人物は、言われた通り既に帰還を 07:17 (kawasiman) 満天の星空に向けて、ばかやーーっ!!との声が響き