03:31 (emeth) では、ここはハウス名作劇場になります 03:31 (emeth)   03:31 (emeth)   03:31 (emeth)   03:32 (emeth) 『手袋を買いに』作:オーヴァ 絵:エメス 03:32 (emeth)   03:32 (emeth)   03:32 (emeth)   03:32 (emeth)   03:32 (emeth) それは、冬の寒い夜のことでした…… 03:33 (emeth) (BGM:まんが日本昔話 03:33 (emeth)   03:33 (emeth) 狐娘はとても寒いので手袋を買いにカナンの町にやってきました 03:33 (emeth) 【狐娘】「すみません、この手にあう手袋をください」 03:34 (emeth) 【店主】「なんだ!? この金は贋金じゃないか!」 03:34 (emeth) 【狐娘】「え、あ〜れ〜?」 03:34 (emeth)   03:34 (emeth)   03:34 (emeth)   03:35 (kyubi_) 【オーヴァ】「……寒くなってきたのぅ……毛織のコートでも探すか……」 03:36 (emeth) 【店主】「よし、生皮をはいでコートにしてくれよう!」 03:36 (kyubi_) 【オーヴァ】「んー? なんじゃ?」 ひょいっと覗き込んで 03:37 (emeth) この後の狐娘の口調を選択してください 03:37 (kyubi_) 【オーヴァ】「店主、どうかしたかの?」 03:37 (emeth) 1.「アイゴー!」 03:37 (emeth) 2.「ちょ、たすけて」 03:37 (kyubi_) ちょ、ま! おま! な、それ! 03:37 (emeth) 3.「お侍様、お助けを!」 03:37 (emeth) 4.「ごめんなさい、ごめんなさい!」 03:38 (emeth) 5.九尾さんが決めてください 03:38 (kyubi_) 5は選択肢が広すぎて難しい…… 03:39 (kyubi_) しかし、4は……こう、強そうなドラゴン娘とかにやらせたくなるなぁ 03:39 (emeth) 「兄しゃま! たちゅけて!」 03:39 (emeth) はいかが? 03:40 (kyubi_) ぬぅ 03:40 (kyubi_) いいなぁ 03:40 (emeth) では 03:40 (kyubi_) もうちょっと年齢上がる? 03:40 (emeth) むぃ? 03:40 (kyubi_) さすがに幼すぎてな 03:40 (emeth) 「兄者〜! ピンチであるぞ〜!!」 03:41 (kyubi_) む、それはOKだ! 03:41 (emeth) マヂですか!? 03:41 (kyubi_) うむ! 03:42 (emeth) 「はわわ〜、お兄様〜、助けてくださいですぅ」じゃなくていいのですか!? 03:42 (kyubi_) そっちもいいな 03:42 (kyubi_) ちなみに兄者〜は 03:42 (kyubi_) アレだ、ルージュのトランの師匠 03:42 (kyubi_) アレのイメージを重ねれば萌える 03:42 (emeth) あ 03:43 (emeth) ではそれで!!(笑 03:43 (kyubi_) そうは思わぬか! 03:43 (kyubi_) うむ! 03:43 (emeth) 「兄者〜!! 葉っぱのお金で買い物しようとしたら、このサド店主にこれからレイプされかかっておるっ! 救援を請う!!」 03:44 (emeth) でいいですかにゃ?(笑 03:44 (kase3) 信じられないダミ声で! 03:45 (kyubi_) 舌っ足らずなかわいい声に決まってるだろう! 03:45 (emeth) もちろん 03:45 (kase3) そんなBBBでもやってそうなネタ!w 03:46 (emeth) 【店主】「ほほう、君は、この狐の飼い主かな?」 03:46 (kyubi_) 【オーヴァ】「……あー、済まぬ、店主。 事情がよく把握できんのじゃが……そこの娘が詐欺を働こうとした、と?」 03:46 (emeth) 【店主】「そういうことになるなぁ。さて、と」 03:46 (kyubi_) 【オーヴァ】「いや、初めて会った」 03:46 (emeth) 【店主】「損害賠償として……って、初めて? だって、兄者って? へ?」 03:47 (kyubi_) 【オーヴァ】「店主はどうされるつもりじゃ?」 03:48 (emeth) 【狐娘】「この馬鹿モノ! ここは、俺が何とかします! そいつは俺が引き取りますから、被害額は俺が払います! と優しく言うシーンであろうがっ!!」 03:48 (emeth) 【狐娘】「さぁ、兄者! 我を救うがよいぞっ!!」 03:48 (emeth) 【店主】「……あ〜、なんていうか、この、営業妨害、どうにかしてくれないか?」 03:48 (kyubi_) 【オーヴァ】「頼んでおるようには見えぬの」 チラリ、と横目で見て 03:49 (kyubi_) 【オーヴァ】「……離してやればよいのではないか? 詐欺未遂なのじゃろう?」 03:49 (emeth) 【狐娘】「あぁ! 兄者!! 我は信じておったぞ! それぞ、まさにエリンディル1の武士(もののふ)のいでたちぞ!」 03:50 (emeth) 【店主】「あのさ、俺、さすがに疲れてきたわ。ただでいいから、こいつ、引き取ってくんない?」 03:50 (kyubi_) 【オーヴァ】「うむ、そういうことなら、ひとまず身柄は預かろう」 03:51 (kyubi_) 【オーヴァ】「ギルド:ホーリーナイトの神官、オーヴァ・アロンが責任を持って預かる」 03:51 (kyubi_) と、冒険者の組合証を見せよう 03:52 (emeth) 【狐娘】「ふぅははははははーっ! みたか店主! これぞ、真の妹力! 狐耳狐尻尾妹という最強のシチュエーションの前に、兄者のこころはメロメロよっ!!!」 03:52 (emeth) 【店主】「はいはい……後はよろしく頼みましたよ……」 03:52 (kyubi_) 【オーヴァ】「コレより、このものの起こした問題は妾が責任を持って処理する」 ごつん、と頭を小突いて 03:53 (emeth) 【狐娘】「なんとっ! 頭部に走る激痛! これは兄者の愛の鞭!?」 03:54 (emeth) 【狐娘】「しかし、この愛を以って、我はこれより兄者に仕えんとするものなりっ!」 03:54 (emeth) 【狐娘】「ワガナハ○○○、イゴヨロシク……」 03:54 (kyubi_) 【オーヴァ】「あー、分かったから、ひとまず大人しくしろ」 03:55 (emeth) 【狐娘】「ははーっ! 兄者の命とあらばっ!」 03:55 (kyubi_) とりあえず、服装は? 03:55 (emeth) according to you! 九尾さんが決めてくださいにゃ! 03:56 (kyubi_) 待つんだ 03:56 (kyubi_) これから買うんだ! 03:56 (kyubi_) 好みの服装は! 03:57 (kyubi_) だから今の格好はGMが! 04:04 (kyubi_) 【オーヴァ】「……娘、そなた、何を買おうとしていたのじゃ」 04:04 (emeth) 【狐娘】「て、てぶくろ」 04:05 (kyubi_) 【オーヴァ】「そうか、ちと待っていろ」 04:05 (emeth) じゃ、つぎ宛シャツにもんぺに半纏、雪駄履き 04:05 (emeth) ほっぺは寒さに林檎色 04:05 (emeth) なお、 04:06 (kyubi_) 【オーヴァ】「……店主、コレを貰うぞ」 服などを一抱えどさっと置いて 04:06 (emeth) 彼女にはまだ名前がありません 04:06 (emeth) 【店主】「はい、しめて」 04:06 (emeth) 2d6*2d6 04:06 (kuda-dice) emeth -> 2D6*2D6 = [1,6]*[3,1] = 28 04:06 (emeth) 280G 04:06 (emeth) になります 04:07 (kyubi_) 【オーヴァ】「ふむ、では、貰っていくぞ」 04:07 (kyubi_) と言って、400G置いていく 04:07 (emeth) 【店主】「まいどありっ!」 04:07 (kyubi_) 【オーヴァ】「釣りは迷惑料じゃ」 04:07 (emeth) 【狐娘】「みたかっ! 兄者の力を! ふぅはははははははー!」 04:08 (kyubi_) 【オーヴァ】「とりあえず、そなたはついて来い」 とまずは手袋を渡して 04:08 (emeth) 【狐娘】(ちょっと赤面しながら)「兄者は、剛毅じゃのう!」 04:10 (kyubi_) 【オーヴァ】「いいから手袋をせい、寒いのじゃろうが」 と言いながら、マフラーを巻いて、コートを着せて、と甲斐甲斐しく 04:11 (emeth) 【狐娘】「兄者、生涯の忠誠を今ここに誓おうぞ! これが後の世に言う『呉服屋の誓い』として語り継がれる出来事となるのじゃな!!」 04:13 (kyubi_) 【オーヴァ】「誓わんでいい、捨て置けなかったのは確かじゃが、それほどのことをしておるわけでもない……」 04:13 (emeth) 【狐娘】「はっはっは! 兄者は照れ屋であるな! しかしいまや兄妹となった我ら! なんの遠慮もござらぬ!」 04:15 (kyubi_) 【オーヴァ】「……はぁ……」 ちょっと溜息 04:17 (emeth) 【狐娘】「して、兄者。我らは今、いずこへと向かわんとしておるのであろうか?」 04:17 (kyubi_) 【オーヴァ】「とりあえず、ギルド……まあ、妾の家みたいなものじゃ」 04:18 (emeth) 【狐娘】「おぉ、これよりの我が家であるかっ! なんとも楽しみである事よのぅ!」 04:18 (kyubi_) 【オーヴァ】「……我が家?」 04:19 (emeth) 【狐娘】「兄者の家であれば兄妹である我の家! 故に我が家! なんとも明確な三段論法ではないかっ!」 04:21 (kyubi_) 【オーヴァ】「……それは行く当てがないと言うことか」 04:22 (emeth) 【狐娘】「いかにもっ! 家もなければ名もない、天涯孤独であったこの身に、今、頼るべき兄者と帰るべき家が出来たのじゃ! まさにこれぞ天啓というもの! いやはや、この世も捨てたものではない喃!」 04:23 (kase3) 喃 04:24 (kyubi_) 【オーヴァ】「……ふむ、そういうことなら…まあ、助けた縁じゃ、面倒を見るしかなさそうじゃの」 はぁ、とどこか少し嬉しそうに笑って 04:25 (emeth) 【狐娘】「ふははははっ! 我がいれば兄者も百人力ぞ? 心安んじて、我を頼るがよい!」 04:26 (kyubi_) 【オーヴァ】「……そうじゃな、期待しておこう」 そう言いながら、手を引いてギルドに戻るのだが…… 04:26 (emeth) 【秘書】「あら、オーヴァさん、おかえりなさい」 04:27 (emeth) 【秘書】「……失礼しますが、そちらの娘さんは?」 04:28 (kyubi_) 【オーヴァ】「縁があってな、助けた。身寄りも行く当てもないと言うので、妾の預かりと言うことでギルドにしばらく置いておこうと思うのじゃが」 04:28 (emeth) 【秘書】「分かりました。別のお部屋を用意いたしますか? それともご一緒に?」 04:29 (kyubi_) 【オーヴァ】「一応、別の部屋の方がいいとは……」 と顔色を見ながら 04:29 (kyubi_) オーヴァは今紅葉と同じ部屋だったり! 04:31 (kyubi_) むう、否定してくれない 04:32 (kyubi_) 【オーヴァ】「娘、どうする?」 04:33 (kyubi_) 【オーヴァ】「部屋について、希望はあるか?」 04:33 (emeth) 【狐娘】「なんと! 我を隔離しようというのか!? 兄妹の絆とはその程度であったのか!? 幻滅いたしたぞ! そんなことで、兄者はエリンディル選抜萌え兄妹コンテスト略して『いもこん』に出場するという気概があるんか!? いやあるまい!? ならばこそ、ここで襟を糾して問おう! 我は一体、兄者の何であるのかっ!? そも、兄妹の契りとは(ry」 04:34 (kyubi_) 【オーヴァ】「……(耳塞ぎ)……(前略)……(中略)……(以下省略)……だ、そうじゃ」 04:35 (emeth) 【秘書】「かしこ参りました。ではそのように……」 04:35 (emeth) 【狐娘】「ふふっ、真に誠意と道理を以って語れば道は自ずから開かれん。この世の摂理であることよ!」 04:36 (kyubi_) 【オーヴァ】「あー、えーと、あー……(手をふりふりして)……名もないんじゃったか……」 04:37 (emeth) 【狐娘】「うむ! 兄者のために……とっておいたのじゃ!」 04:39 (kyubi_) 【オーヴァ】「そうか……ふむ……ぅ……(悩)」 04:39 (emeth) 【狐娘】「名はそのものの本質を縛り規定する! 我がいかなるものか、全て兄者の望むままぞ?」 04:40 *nick rouge_ → ne_ru 04:45 (kyubi_) 【オーヴァ】「名を決めるのは苦手じゃ……スパッと決めればいいとは分かっていても……何時になっても、苦手じゃ……」 04:45 (emeth) 【狐娘】「そういう時は、これ、このようにサイコロで決めるのもいってじゃぞ!」 04:46 (kyubi_) 【オーヴァ】「そういうのも、不誠実な気がしてのぅ……よし、キオ、じゃ!」 04:46 (emeth) 1d10+1d5 04:46 (kuda-dice) emeth -> 1D10+1D5 = [1]+[3] = 4 04:47 (emeth) う 04:47 (emeth) 1d10+1d5 04:47 (kuda-dice) emeth -> 1D10+1D5 = [1]+[5] = 6 04:47 (emeth) お 04:47 (emeth) 1d10+1d5 04:47 (kuda-dice) emeth -> 1D10+1D5 = [8]+[5] = 13 04:47 (emeth) そ 04:47 (emeth) 1d10+1d5 04:47 (kuda-dice) emeth -> 1D10+1D5 = [4]+[1] = 5 04:47 (emeth) た 04:47 (emeth) 【狐娘】「うおそた、でどうじゃ?」 04:48 (kyubi_) 【オーヴァ】「そなたの名は、今日これよりキオとする! 名の兄は妾であり、妾はそなたをその力の及ぶ限りの全てを持って守ることを誓おう!」 04:49 (emeth) 【キオ】「キオ……それが、兄者の用意した、我が名か……」 04:49 (emeth) 【キオ】「気に入ったぞ! 兄者! 我とファックしてよいぞ!」 04:50 (kyubi_) 【オーヴァ】「……何を言うかいきなりぃ!」 04:50 (emeth) 【キオ】「む? 気に入った時にはそういうものと、この映像史料で見たのだが?」(『フルメタルジャケット』を出しながら) 04:50 (kyubi_) ギルドの入り口でだよね? 04:50 (emeth) ええ(笑 04:50 (kyubi_) よし 04:50 (emeth) しかも、表は人通りがいっぱい(笑 04:51 (M2O) 【ツバキ】「そういうことは・・・・・中でやれ。・・・・ああ、すまん。露出が趣味か。私も人のことを言えないからな・・・・失言だった。」通りがかり 04:53 (kyubi_) 【オーヴァ】「……ツバキ、そういうことは、言うものではない」 言いながら、キオの手を掴んで、中に入っていくよ 04:54 (M2O) 【ツバキ】「そうか。失言だった。」そして〜仕事に行くw 04:55 (emeth) 【キオ】「ふははははっ、まるで逢引宿に入る恋人同士のようである喃! いや、至福であるわ!」 04:57 (kyubi_) 【オーヴァ】「キオ、とりあえず落ち着くのじゃ……自分を見失って……いや、前からこの調子か……」 04:58 (emeth) 【キオ】「うむ、我は常に霊性沈着にして、豪腕無双であるぞ!」と力こぶを見せる萌え幼女 04:59 (kase3) あるのか力こぶ! 04:59 (emeth) いえ 04:59 (emeth) ぷにょんっ 05:00 (emeth) です(笑 05:01 (kyubi_) 【オーヴァ】「……いいから……秘書殿、とりあえずどうすればいいのじゃ!」 と中に入って尋ねて 05:02 (emeth) 【秘書】「とりあえず、同室の紅葉さんの許可がいただければ相部屋でも問題ないかと……」噴出しそうなのを我慢しながら、生真面目に 05:04 (kyubi_) 【オーヴァ】「……了解した。とりあえずキオ、まずは、ギルドの中を案内するぞ」 05:06 (emeth) 【キオ】「うむ! 兄者と共にあるならば、いかなるダンジョンとておそるるべくもないわ! さぁ、いざ征かぬ!!」 05:06 (emeth)   05:06 (emeth)   05:07 (emeth) 【ナレーター】「これが……よもやエリンディルをゆるがすあの事件の始まりであったとは……まだ、誰も気づいていないのだった……」 05:07 (emeth) 【ナレーター】「エリンディルの歴史が、また、一ページ」