02:34 (emeth) 【ミヨ】「あ、あの、ウィノナさん。先日は色々とお手伝いしてくださって有難うございました」 02:35 (emeth) 【ミヨ】「こ、これ、お礼に焼いたクッキーなんです……よろしければ食べてくださいっ!」 02:36 (misutan) 【ウィノナ】「いえ、ミヨさんこそ。あんな危険な場所だとは知らなかったでしょう」 02:36 (misutan) 【ウィノナ】「あ、ありがとうございます。おいしそうですね」と、両手でバスケットを受け取って 02:36 (emeth) 【ミヨ】「祖父の研究が残っている場所ですから……たとえ危険でもいきたかったの……」 02:37 (emeth) 【ミヨ】「昔、祖父の研究を学会で発表しようとした時、バカにされて、論文を学者達に踏みつけられて……」 02:37 (emeth) 【ミヨ】「私、『踏まないでッ! おじいちゃんのを踏まないでッ!』って……」 02:38 (misutan) 【ウィノナ】「ちょっと、長い話になりそうですね。どうぞ、私はお茶を淹れてきますから」 02:38 (emeth) 【ミヨ】「あれ? わたし、何を話してるんでしょうね」 02:38 (misutan) そう言って、椅子を勧める 02:38 (emeth) 【ミヨ】「あ、いかないでくださいっ!」背後からしがみつきっ 02:39 (emeth) 【ミヨ】「お茶なんていりませんから……一緒にいてください」 02:40 (misutan) 【ウィノナ】「はい、それじゃあ一緒に」手を解かずに、上体を振り向かせて、安心させるように背中を叩く 02:40 (emeth) ぎゅーっと抱きついてくるミヨ 02:41 (misutan) 【ウィノナ】「その場に、ミヨさんは居たんですね?」 02:41 (emeth) 【ミヨ】「はい……」 02:41 (misutan) 【ウィノナ】「だったら、おじいちゃんは見て欲しかったんですよ」 02:42 (emeth) 【ミヨ】「そう、なのですか?」 02:42 (misutan) 【ウィノナ】「ええ、そうなる事は、きっと分かっていた筈ですから」 02:42 (misutan) 【ウィノナ】「だから、それは。嘘つきだと馬鹿にされても、貫き通さなければならない物だったんでしょう」 02:43 (emeth) 【ミヨ】「ウィノナさんがそういうなら、きっとそうだったんですね」 02:44 (misutan) 【ウィノナ】「現に、あそこにはおじいさんの論文を証明する者達が居た。消えてしまいましたから、世間に知らせる事はできないですけれどね」 02:44 (emeth) 【ミヨ】「はい……」 02:45 (misutan) 【ウィノナ】「それが、少人数であっても私達に伝わったのは、ミヨさんのおかげです」頭に手を置いて 02:45 (emeth) 【ミヨ】「ウィノナさん、これからも一緒にいてくださいますか?」 02:45 (emeth) ウィノナの膝の上に対面座位で坐りながらおずおずとたずねるミヨ 02:46 (misutan) 【ウィノナ】「ずっと、何て先の見えない物は、約束はできません。ですが……」そこで一旦言葉を切って、ミヨの顔を伺う 02:46 (emeth) 【ミヨ】「……はい」(泣きそうな顔 02:48 (misutan) 【ウィノナ】「あなたが泣かないで済むくらい強くなるまでは、支えてあげたいと思います。人が泣いてるのを見るのは、好きじゃありませんから」と、ミヨの小さい身体を、包みこむ様に抱きしめる 02:49 (emeth) 【ミヨ】「はぅっ」抱きしめられて嬉しそうにじゃれつくミヨ 02:49 (emeth) すこしでも身体をくっつけあいたくて 02:49 (emeth) 開いた股をウィノナの股間に押し付けてしまう 02:50 (misutan) 【ウィノナ】「あ、ダメです。まだ、道ができたばっかりなんですから」と、慌てて手を間に差し入れる 02:52 (emeth) 【ミヨ】「道? 道って何ですか?」きょとんっ? 02:53 (misutan) 【ウィノナ】「ええと……あの時、毒の解除のためとはいえ、その……しちゃいましたよね?」顔を赤くして、後半もごもごと言いながらうつむく 02:54 (emeth) 【ミヨ】「あ、ミヨのお股に何か入ってきました」 02:54 (emeth) 【ミヨ】「すごく、気持ちがよかったです」 02:55 (misutan) 【ウィノナ】「痛かったでしょう? 今まで、入った事の無い物だった筈ですから……気持ちよかった、ですか?」 02:55 (emeth) 【ミヨ】「最初は身体が裂かれたみたいに痛かったけど、すぐに気持ちよくてすごくいい気持ちでした」 02:57 (misutan) 【ウィノナ】「そうですか、でしたらいいんですけれど……あれがセックス、赤ちゃんを作るための行為です」複雑な表情で、スカートの下の自分の凶器に目をやって 02:58 (emeth) 【ミヨ】「赤ちゃん……ウィノナさんの赤ちゃんですか!?」(ぱぁっと表情を明るくしながら 02:59 (misutan) 【ウィノナ】「気持ちがよくっても、信頼できない人としてはいけませんよ。赤ちゃんを、一人で育てるのは大変なんですから」と、人差し指を立てて 02:59 (misutan) お姉さんぶろうとして、その表情の変化に戸惑う 02:59 (emeth) 【ミヨ】「それなら、ウィノナさんとします!」 02:59 (emeth) 【ミヨ】「ミヨは、ウィノナさんを信頼してますから!」 02:59 (misutan) 【ウィノナ】(あれ? ここは暗くなる話題のような気が……) 03:01 (misutan) 【ウィノナ】「自分だけが好きでもダメですよ、恋愛っていうのは、一人でできるものじゃないですからね」 03:04 (emeth) 【ミヨ】「あ、その、ウィノナさんはミヨの事嫌いですか?」 03:06 (misutan) 【ウィノナ】「き、嫌いじゃないですよ。嫌っていたら、仕事の後でまであって、お茶を出そうとしたりしませんからっ!?」焦ってフォローしようとして 03:10 (emeth) 【ミヨ】「それなら、よかったです〜」 03:10 (misutan) 【ウィノナ】「だから、そんな風に不安そうな顔をしないで下さい。私が困ってしまいます」そう言って、優しくおでこにキスをする 03:11 (emeth) 【ミヨ】「はわわぁ」 03:12 (misutan) 【ウィノナ】「……落ち着きました?」顔を赤くして、そっぽを向いて問いかける。お前がまず落ち着け 03:20 (misutan) 【ウィノナ】「それじゃあ……そうだ、お客様なんですからお茶を用意しないと!!」と、数歩歩いて立ち止まり 03:21 (misutan) 【ウィノナ】「一緒に淹れましょうか。焼きたてのクッキーもありますし」と、少女は少女に手を伸ばした