22:17:20(GM_rap )   22:17:20(GM_rap )   22:17:24(GM_rap ) 【魔都物語 -darker than darkness-】 22:17:34(GM_rap ) 「汐曇り」 22:17:37(GM_rap )   22:17:37(GM_rap )   22:17:58(GM_rap ) くだらぬチンピラの死体が、東京湾に浮かんだ。 22:18:10(GM_rap ) どこにでもある日常。くだらない事件。 22:18:34(GM_rap ) しかし、物語はそこから始まるのだ。 22:19:08(GM_rap )   22:19:08(GM_rap )   22:19:46(GM_rap ) しがない教会の前に、不似合いなベンツが止まる。 22:20:03(GM_rap ) ベンツから降りてくるのは、案の定、堂々としたヤクザ。 22:20:27(GM_rap ) ここは新宿。場末の教会。 22:20:59(GM_rap ) ヤクザ「……ここだと思ったんだが、な」 22:21:19(GM_rap ) ヤクザは周囲を見渡し、そして……ベンツに乗り込む。 22:21:42(GM_rap ) 確実に、殺気立っていた。 22:21:47(GM_rap )   22:21:48(GM_rap )   22:22:41(GM_rap ) 《羅紗の導入》 22:23:53(Rasya_01 ) /奇妙な、男であった。 22:23:55(Rasya_01 )  髪は青銀、瞳はザクロの赤。雪白とは流石に言いかねるが、それでもまあ、七難隠してお釣りが来るほどの色艶を備えた白磁の肌である。 22:23:58(Rasya_01 )  身に纏うものもこれまた奇異といえ奇異。使い古した、濃紺の幅広帽。 22:24:00(Rasya_01 )  外套も同じ色でこれまた同じように使い込まれ、よほど目をこらさなければそれと解らぬほど、微細な模様が全体に縫い取られている。 22:24:01(Rasya_01 )   何かに気を取られてしまえば、対面して話しているものですら忘れそうな造作の顔であるのに、不思議と忘れられぬ印象があった。 22:24:02(Rasya_01 )  だというのに。 22:24:05(Rasya_01 )  道行くものたちの姿は注がれないし、誰もこれを振り返らないし、目に留めようともしない。 22:24:07(Rasya_01 )  路傍の石ですら、この男に比べれば銀幕の主役を飾る名優であろうと―いう――、まあ、そんな風な扱いである。 22:24:09(Rasya_01 )  翻って、男のほうはその扱いなど、一切構っておらぬ。 22:24:11(Rasya_01 )  実に楽しげな……逢瀬の行く道に行くが如くの笑みを浮かべて、踊るように歩を進めている。靴は柔らかであるが、それにしても足音の一切せぬのは如何なる理由によるものか。 22:24:14(Rasya_01 )  羅紗・ガタリ。いずれが姓でいずれが名か、なぜか誰も知らぬ。 22:24:15(Rasya_01 )  三人の天女と二人の大仙に鍛えられた神仙の―――、それが姿であった。 22:25:55(GM_rap ) 道を行く羅紗のそばに、荒々しくベンツが止まる。降りてくるのは、ふくよかな体格の老人と……護衛だろう、黒ずくめの男。 22:26:13(GM_rap ) 黒ずくめの男は、新宿の町中だというのに、腰に日本刀をさげ。 22:26:30(GM_rap ) いつでも抜けるぞ、と言わんばかりに、左手を添えている。 22:27:21(GM_rap ) 老人「……探しましたぞ。このような場所を闊歩しておられるとは、まこと噂どおりの人柄とみえる」 22:28:00(Rasya_01 ) /羅紗「ふん、ふふふん……まぁた剣呑な」西欧の芸人がそうするように手を広げれば、護衛が持っていたはずの刀が手のうちにある。 22:28:32(GM_rap ) 護衛の男は、老人の左手に立つ。そして、構え……驚く。 22:28:39(GM_rap ) 護衛「……なっ、馬鹿な」 22:28:48(GM_rap ) 老人「じゃから言ったろうに。気遣いは無用だ、と」 22:29:42(Rasya_01 ) /羅紗「………さて、さてさて。元竜会よりお話は伺っておりますが、改めてことの次第を聞きましょうかな」<超人脈>使用。 22:30:38(Rasya_01 ) すでに持っていた刀は手のうちになく、護衛の腰に戻っている。 22:30:53(GM_rap ) 組長「……礼を失してはならぬと思うてな。自らの足で来たわい」 22:30:58(GM_rap ) そう言って、老人は笑う 22:32:29(Rasya_01 ) 羅紗「それは重畳」 22:32:34(GM_rap ) 組長「単刀直入に言いましょう、羅紗どの。……1人の少女を探し、そして連れ戻していただきたい」 22:33:00(Rasya_01 ) 羅紗「少女、と言われましても………?」 22:34:18(Rasya_01 ) /そのあまりに物怖じしない様子に、護衛が思わず拳を握り締める。馬鹿め。くびり殺されても知らんぞ。 22:35:35(GM_rap ) 組長「……おい。アレを出せ」 22:35:39(GM_rap ) 護衛「はっ」 22:36:09(GM_rap ) 護衛は、一枚の写真を組長に手渡す。組長は、それを恭しく、羅紗に渡す。 22:36:40(GM_rap ) 組長は、ため息をひとつ。 22:37:20(Rasya_01 ) /何やら、心がざわめいた。色欲恋慕、そのあたりの感情と縁を半ば切って随分になるが―――、それでも、心が揺れた。 22:37:39(GM_rap ) 組長「……これもケジメでしてな。逃げた"商品"には、戻って貰わねばならない。我々が買った以上は」 22:38:35(GM_rap ) 組長「しかし。我々には残念かな、追う手だてが無い。これでも必死に探したつもりですじゃ」 22:39:12(Rasya_01 ) 羅紗「ふぅ、む。……名は?」 22:39:54(GM_rap ) 組長「……名を、告げられんのじゃよ。……名付けた端から、"消えて"しまいよる」 22:40:37(Rasya_01 ) /羅紗は、それが偽りでないことを知った。……名は体を現すという。ならば逆も真なり。いかに偽ろうと、そのものの名を読み取る術は彼の得手とするところである。それが、全く見えないのである。 22:41:16(GM_rap ) 写真にうつるは、さらさらと風になびく綺麗な金髪。深い碧眼。透き通るかのような白い肌。 22:41:17(Rasya_01 ) 羅紗「……どういう経緯で逃げられたのですかな?」 22:41:20(GM_rap ) それらを統合した顔の造詣の美麗さ。 22:41:20(GM_rap ) 触れることすら許されぬような感覚すら憶える美しさを持った華奢な身体…… 22:42:22(GM_rap ) 組長「蛇の道は蛇と申します。どこから来たか、は言いますまい。闇から闇へ流れる途中、私が買い付けましてな。私のところへ輸送される、まさにその矢先でした」 22:42:48(Rasya_01 ) /隠しようもなく忌々しげに、組長の表情が歪む。 22:43:30(Neue_03 ) /他の組員の表情もまた、苦々しい。誰からかちっ、あのガキぁ、と呟きが漏れる。 22:43:36(GM_rap ) 組長「……あいつが、あの馬鹿が、小娘の色気に惑わされよりましてな。あっさり逃げてしまいましたわい」 22:44:23(Nemu_04 ) /くそっ、俺も手ぇだしときゃよかったぜ!とかぼそぼそとつぶやく声も聞こえるw 22:45:15(GM_rap ) 組長「羅紗どの。貴方が望むできる限りのものを、支払いましょう。儂が望むのは、この娘の奪還。そして、それが叶わないのなら……いっそのこと、消してもらいたい」 22:45:32(Rasya_01 ) 羅紗「……これはまた、剣呑な 22:46:24*nick Neue_03 → marquis03 22:46:31*nick marquis03 → Marquis03 22:47:15(Rasya_01 ) /羅紗「高くつきますぞ………何せ人の利益など拘らぬ身ですからな?」からから、と笑う。 22:47:40(GM_rap ) 組長「ほっほ。惚れた弱みとでも申しておきましょう。手に入らぬものならば、いっそ"無い"方が、諦めもつくというもの」 22:48:06(Rasya_01 ) 羅紗「なんとも業の深いお方よ……いっそ山にでもこもってみますかな?」 22:48:25(Rasya_01 ) /また、護衛が殺気を強くする。 22:48:40(GM_rap ) 組長「それもまた、一興」 そういって、笑う。……目は、笑っていない。 22:49:24(GM_rap ) 護衛「おやっさん。時間です」 22:49:44(Rasya_01 ) 羅紗「まあ、ご期待に沿えるようにはいたしましょうか」 22:49:52(GM_rap ) 組長「……そうか、そうか。時間なのでは仕方ない。……そうそう、羅紗どの」 22:50:11(Rasya_01 ) 羅紗「おう?」 22:50:59(GM_rap ) 組長「人を捨てた貴方に、どうしても聞いておきたかった。やおびくに。不老不死。永久なる命。……そは、いかばかりのものか?」 22:52:25(Rasya_01 ) 羅紗「………これはこれで、難儀なものではありますよ」 22:52:40(Rasya_01 ) /一陣、風が吹く。すでに羅紗の姿はなく―――なぜか、潮の香りがした。 22:53:21(GM_rap ) 護衛「……本当に、あのような人間がいるのですね」 22:53:37(GM_rap ) 組長「ほっほっほ。ぬかせ。……不老不死の人間なぞ、あろうてか」 22:53:52(GM_rap ) そういって、老人はベンツに乗り込む。 22:54:10(GM_rap ) そして荒々しく、車は出て行く。 22:54:11(GM_rap )   22:54:12(GM_rap )   22:54:52(GM_rap ) 《音夢の導入》 22:56:33(Nemu_04 )   22:56:35(Nemu_04 )   22:57:43(Nemu_04 ) /白いソフトクリームを掬い舐めながら・・・黒いゴスロリドレスの少女が歩いていく・・・人通りの多い新宿の街を。 22:58:59(Nemu_04 ) 周囲の人の姿を横目に・・・彼等の口に上る噂話に、耳を傾けて・・・長い長い休日の暇をつぶす・・・ 22:59:20(GM_rap ) ??「おいおい、聞いたかい?手枷をハメられた半裸の美少女の話」 22:59:32(GM_rap ) ??「なにその超萌えシチュ」 22:59:59(morihito_) /??「ああ、聞いた聞いた、すっげー美少女で、真珠の涙を流すとかなんとか…」 23:00:19(GM_rap ) ??「うっはテラモエス。嘘くせー」 23:00:37(Marquis03) /??「食えば永遠の命ってヤツじゃねぇの?」 23:00:42(Rasya_01 ) /??「じゃ、口聞けねえな」 23:00:54(GM_rap ) ??「あるある!ねーよw ぷぎゃー」 23:01:02(Nemu_04 ) /??「俺も聞いた〜すっげ、綺麗な宝石だってな〜オレモホスィ」 23:01:02(Rasya_01 ) /??「今更るーみっくかよ!?古っ」 23:01:44(Rasya_01 ) /??「お前のカノジョにゃ似合わねーって」 23:01:51(Nemu_04 ) 【音夢】「宝石・・・?」ぴくんと耳を済ませて・・・噂話に聞き入る音夢 23:02:21(GM_rap ) 音夢のそばを、背中にポスターを挿したりリュックを背負った小太りの、あるいは細身の男達が、そんな談話をしながら歩いていく。 23:02:41(morihito_) /??「でもそれって特定の条件じゃないと流さねぇって話だったよな?…どこで聞いたかは忘れたけど」>綺麗な宝石 23:02:41(Nemu_04 ) /??「ばっか、お前、金に替えれば一生あそんでくれせんだよ!」 23:02:55(Nemu_04 ) 遊んで暮らせるねw 23:03:19(GM_rap ) ??「萌えるよなー。犯してー。半裸で手枷の美少女だぜ?やるっきゃないっしょー」 23:03:21(Rasya_01 ) /??「……一攫千金かよ。コワー」 23:03:22(Marquis03) /??「一生泣かせりゃいいんだろ? 短ぇ一生になるなw」 23:03:28(GM_rap ) 男の声に、周囲が合わせて、笑う。 23:03:51(Nemu_04 ) /??「エローイ、おまえエロゲーのやりすぎだよwwww」 23:03:56(GM_rap ) ??「おいおい、あの子かわいくね?」 音夢を指さす。 23:04:10(Rasya_01 ) /??「おいおい、リアルに手ぇ出すなっての」 23:04:15(GM_rap ) ??「うっは。なにあのゴスロリ。超似合ってるwwwテラモエスwww」 23:04:18(morihito_) /??「…ああ、たしかに可愛いな…ちょっと場違いな気もするけど」 23:04:37(Nemu_04 ) じーっとその集団を眺める音夢・・・見返されにこっと微笑みかえして・・・ 23:04:42(GM_rap ) ??「うっせ。うっせ。俺声かけてみる」 23:05:07(GM_rap ) ??「……お、お嬢さん。暇ですか?(緊張した裏声)」 直立不動で。 23:05:29(Marquis03) /??「おー。マジいったー」 23:05:40(Rasya_01 ) /??「緊張しすぎだっての」 23:05:50(Marquis03) /??「一生DTケテーイ」 23:06:28(Nemu_04 ) 【音夢】「うん・・・暇・・・音夢になにかご用?」にっこり微笑んで応える音夢 23:06:57(GM_rap ) ??「ぼ、ボクと、解体SMプレイしてください!……ギャハ!」 ゲラゲラ笑いながら、男はスタンガンを取り出す。 23:07:05(Nemu_04 ) /??「あいつロリ趣味かよwww通報しますた!w」 23:07:15(Marquis03) /??「シマスタw」 23:07:19(Rasya_01 ) /??「おーいおい。実力行使はやめとけよー!?」 23:07:46(GM_rap ) ??「ほーら、びりびりだぞーう」 男は言うや否や。音夢に改造スタンガンを押し当て、スイッチを入れる。 23:08:05(Nemu_04 ) /遠くから様子を眺める集団と、音夢に声をかけた男との間を数台の車が通りすぎ・・・ 23:08:47(Nemu_04 ) 一瞬、視界がさえぎられたあと・・・少女の前に立っていた男の姿が消える・・・《外なる者》 23:09:14(Nemu_04 ) /??「あれ?・・・あいつ、どこいった?」 23:09:32(GM_rap ) ??「……わっかんねーの。先に帰ったのかな」 23:09:42(GM_rap ) ??「いいや、行こうぜ?どうせ後から来るだろ」 23:09:57(Rasya_01 ) /??「さて、カラオケで12時間耐久ー」 23:10:05(Marquis03) /??「パセラー」 23:10:11(GM_rap ) ??「おっけー、アニソン縛りな!ひゃっはー!」 23:10:24(GM_rap ) 賑やかな男達は、去っていく。 23:10:33(GM_rap ) 友人が消えたことにすら、気づかずに。 23:10:46(Nemu_04 ) そして、何事も無かったかのように立ち去る音夢・・・その頭の中は・・・美しい宝石のことでいっぱい♪ 23:11:07(GM_rap )   23:11:07(GM_rap )   23:11:18(Rasya_01 ) /影の中から黒猫が現れて、溶けて流れかけたアイスクリームをひと舐めした。 23:12:04(Nemu_04 ) /数時間後、新宿都庁のビルの頂上アンテナに引っかかって放心している男が発見されたというw 23:13:53(Nemu_04 )   23:13:55(Nemu_04 )   23:20:15(GM_rap ) 《杜人の導入》 23:23:31(morihito_) /一人の優男が己の住処としている西新宿4丁目にある教会の礼拝堂…そこで彼は跪き、一人の男のために祈りをささげていた。 23:23:33(morihito_) 髪は豊かな土壌の色、閉じられた瞳は紅茶のような温かな紅。 23:23:35(morihito_) 何の変哲もないカソックで身を包み、首にロザリオを下げた彼のその姿は紛れもない聖職者…神父である。 23:23:37(morihito_) 杜人「…彼の魂に永久の安息を…」 23:23:39(morihito_) 頭の上からレースのヴェールを被った彼は東京湾に浮かんだチンピラの魂のために祈っていた。 23:23:41(morihito_) 普段の彼ならば、一人の死者のために祈るなどということはなかったであろう。 23:23:43(morihito_) しかし彼は神父であると同時に稀代の占い師でもあった。 23:23:45(morihito_) 杜人「…一つの命を思い、命を捨てた…か…」 23:23:47(morihito_) そうため息を漏らしながらヴェールを取り去ると、彼は立ち上がりそれを棚へと仕舞う。 23:23:49(morihito_) …彼は予感していた。 23:23:51(morihito_) 自分はあのチンピラが助けた命を中心とした争いに巻き込まれると…。 23:23:53(morihito_) もっとも、すべてが見通せるわけでもないため、どのように関っていくかはさっぱりだったりするのだが。 23:23:55(morihito_) 杜人「…ま、何とかなりますよね?」 23:23:57(morihito_) それはさておき、今日も彼は日課の散歩へと出かけるのであった…。 23:23:59(morihito_) 杜人「散歩、散歩、わんわんっ♪」(ぇ 23:25:25(GM_rap ) 新宿中央公園を、杜人は歩いていく。 23:25:47(Rasya_01 ) /なんとも、清々しい満月の夜である。 23:27:06(Nemu_04 ) /公園に吹く風の音が・・・心地良く杜人の耳に響いて・・・ 23:27:19(GM_rap ) その時。……横あいから、急に人影が飛び出して。杜人に飛びつく。……というより、しがみつく。 23:27:30(GM_rap ) 殺気は無い。邪気も無い。 23:27:38(morihito_) /そして残暑の暑さ和らげる心地よい風は、フワリと杜人の髪を優しく撫でていき… 23:27:52(GM_rap ) だからこそ、杜人は接近に気づけなかったとも言える。 23:27:59(GM_rap ) それは、あまりに風が心地よかったから。 23:28:25(morihito_) 杜人「…こんばんわ、いい夜ですね?」 23:28:32(Nemu_04 ) /ふにゅんっと柔らかな感触が抱きつかれた杜人の腕に当たる・・・♪ 23:28:52(GM_rap ) 歳の頃は13,4といったころだろうか。 23:28:52(GM_rap ) さらさらと風になびく綺麗な金髪。深い碧眼。透き通るかのような白い肌。 23:28:52(GM_rap ) それらを統合した顔の造詣の美麗さ。 23:28:52(GM_rap ) 触れることすら許されぬような感覚すら憶える美しさを持った華奢な身体…… 23:29:04(GM_rap ) そして、なによりも。 23:29:35(GM_rap ) 両手にハメられた大きな手枷が、欠けた鎖がまだついたままの手枷が、 23:29:46(GM_rap ) 少女の動きを鈍らせている。 23:29:53(morihito_) /…必死な少女はそんな些細なことには気付かず、必死に杜人へとしがみつく…その表情に表れているのは歓喜と…怯え。 23:30:38(Rasya_01 ) /取りすがると、少女は、涙した。微笑みながら、ひたすらに、光る涙を、ぽろぽろ、ぽろぽろと。 23:30:40(Rasya_01 )  それしか心のうちを示す方法を知らぬがごとく。 23:30:44(GM_rap ) 1人のヤクザが。堂々と。しかしゆっくりと、歩を進めて来る。 23:30:50(GM_rap ) (OPで出てきたヤクザです) 23:31:02(GM_rap ) ヤクザ「……嬢ちゃん。いけねぇな。ああ、いけねぇ」 23:31:49(morihito_) /杜人「…何か、御用でしょうか?」少女を庇うように抱きしめながら、背後から現れたヤクザ者へ、杜人は背中越しに問いかける。 23:32:07(GM_rap ) ヤクザは、杜人と少女のところへ、まっすぐ歩いてくる。 23:32:28(GM_rap ) ヤクザ「悪いこたぁ、言わねぇ。そいつを……その嬢ちゃんを、渡してくれりゃあ、それでいい」 23:32:45(Rasya_01 ) /ヤクザ「そいつぁ、ウチで預かってる大事なだぁいじな客分なんだよ。アンタも怪我したかないだろ?」 23:33:51(Nemu_04 ) /じゃき・・・と懐から大きな銃をとりだし、杜人に見せつけるように・・・ 23:35:36(GM_rap ) ヤクザ「……もう1度言うぜ。悪いこたぁ言わねぇ。俺の銃から逃れたヤツは1人もいない」 23:35:49(morihito_) 杜人「聞けませんね。客分と言う割には扱いが非人道的のようですし…それに、彼女を助けようとした彼にも申し訳が立ちません」そう答える杜人は、既にヤクザの背に、抱きしめた少女とともに回り込んでいた…。 23:36:16(morihito_) 上、/です 23:36:50(Nemu_04 ) /ヤクザ「ちっ・・・バカが・・・死にな・・・」銃口を杜人に向け・・・引き金に指をかける・・・ 23:36:50(Rasya_01 ) /ヤクザ「なぁろっ!?」慌てて、背後を振り返り……撃つ。撃つ。撃つ。 23:37:06(Nemu_04 ) お?どっちだ?W 23:37:25(Marquis03) 引き金を引いた>いなくなった>後ろに回りこまれた>振り向いて撃った 23:37:35(Marquis03) という流れ、としておこう(笑) 23:37:42(Nemu_04 ) あいw 23:37:43(GM_rap ) GM権限。両方とも破棄。 23:37:48(Marquis03) 破棄された。 23:37:49(Rasya_01 ) 了解。 23:38:04(GM_rap ) ヤクザ「あんた、出来るようだな。……名を聞いておこうか」 23:39:30(morihito_) 杜人「天宮 杜人と申します。西新宿4丁目にある煎餅屋さんのご近所で、神父をさせて頂いてます(ニッコリ」 23:40:16(GM_rap ) 不知火「……俺の名は不知火。覚えておけ。せめて苦しまぬよう、手加減してやる」 23:40:27(GM_rap ) 銃声が背後から聞こえる 23:40:31(GM_rap ) 男が引き金をひく 23:40:43(GM_rap ) 銃弾が杜人の右脇から飛んでくる 23:41:14(GM_rap ) <不知火>+<銃撃> 超人+1 23:41:18(GM_rap ) 2d6+1 23:41:28*GM_rap mode +o M5 23:41:35(GM_rap ) #2d6+1 23:41:36(Dice_nmls) GM_rap:2d6+1=6(1,5)+1= 7 23:41:58(GM_rap ) 超人の7 23:42:13(morihito_) 杜人「…っ!」銃声に反応し、杜人は少女という重石を持ちつつも飛びのこうとするが…間に合わない! 23:43:10(morihito_) 杜人「…主よ…!」そう判断した杜人は懐から「機敏」に聖書を取り出すとそれを投げ放って「福音」を口にする! 23:44:19(Nemu_04 ) /二人のさっきが公園に満ちて・・・いつしか風が止んでいる・・・ 23:44:23(Nemu_04 ) 殺気 23:44:32(morihito_) 2d6+1「福音」「機敏」で超人の+1 23:44:41(morihito_) 2d6+1 23:44:52(Nemu_04 ) #つけてね 23:44:53(morihito_) #2d6+1 23:44:53(Dice_nmls) morihito_:2d6+1=7(5,2)+1= 8 23:45:02(Marquis03) #ジャッジ! 杜人は殺気を持ってないと思います。 23:45:26(GM_rap ) - たしかにそうだ。 23:45:30(morihito_) -侯爵に同意 23:45:39(Rasya_01 ) - ごもっとも。 23:45:55(GM_rap ) 不成立 23:46:16(Nemu_04 ) /不知火の殺気が公園に満ちて、いつしか風が止んでいる 23:46:48(morihito_) /銃弾が少女を庇う杜人に当たる…!…そう思われた瞬間、投げ放たれた聖書の一ページが破れ飛び、それが銃弾を包み込んで威力を殺す…。 23:47:13(GM_rap ) ダメージランク−1。軽傷が杜人に入る。かばったゆえか。 23:48:29(GM_rap ) 少女は……あまりに美しい少女は、ただ、杜人にしがみつく。 23:48:58(GM_rap ) /杜人は、気づく。少女の涙は……真珠となって、周囲に散らばっている。 23:49:39(Rasya_01 ) #ジャッジメント。心理的に悲しんでそうなので真珠じゃないんでは? 23:49:59(Marquis03) +まだ恐怖と認識。 23:50:01(GM_rap ) * 普通の真珠 23:50:20(Nemu_04 ) * 23:50:36(morihito_) * 23:50:37(Rasya_01 ) * 失礼しました。 23:50:43(morihito_) /杜人「大丈夫…貴女は絶対、守るから…」真珠の涙を流す少女の頭を撫で、そう優しく、甘く囁きかける杜人…その彼の姿に少女は思わず涙を止め顔を赤くする…。 23:51:19(GM_rap ) 不知火「……そう、か。そう、かよ。あんた……人じゃ、ねぇな」 23:51:57(morihito_) 杜人「…ええ、私は確かに人間ではありませんね。ヒトではあるつもりですが」 23:52:00(GM_rap ) 不知火は、高らかに笑う。 23:52:12(Nemu_04 ) /優しく微笑む杜人の額から・・・先ほど銃弾は止めたものの、貫いた衝撃でうけた傷から、一筋の血が流れて・・・ 23:52:28(GM_rap ) 不知火「……なめんな。化け物が人助け気取りか?笑わせんじゃねぇよ」 23:53:55(morihito_) 杜人「一番の化け物は人間ですよ。己の思い込みだけで動物も人外も…同胞たる人間すら殺そうとする、恐ろしい…ね?」 23:54:12(morihito_) そう言う杜人はいたって真面目である…。 23:56:49(GM_rap ) 不知火「はん。俺の全力で殺してやるよ!」 [操作]+<銃撃>+<不知火> 超人の+2 不知火が、トリガーを乱射する。そしてそれらは生き物のように、数多の流星となって放物線を描き、杜人を襲う。 23:56:56(Marquis03) 『余の王国で勝手は許さぬ』 23:57:49(GM_rap ) GM権限。その登場タイミングと台詞にDP1点。>ノイエ 23:58:58(Marquis03) [自我]+[呪い]+[王国] 神域の+2 それは、臣下の魂を砕き平伏させる、絶対の言葉。 23:59:08(GM_rap ) #2d6+2 23:59:08(Dice_nmls) GM_rap:2d6+2=5(1,4)+2= 7 23:59:17(GM_rap ) 超人の7 23:59:22(Marquis03) #2d6+2 23:59:22(Dice_nmls) Marquis03:2d6+2=10(4,6)+2= 12 23:59:28(morihito_) /その響いた声と共に、風が突如恐れるかのようにざわめきだし…放たれた銃弾はぼろりと錆落ち、風化してしまう…<侯爵の呪詛演出 23:59:30(Marquis03) 神域の12。PH。 23:59:43(Marquis03) もとい、PG。 00:00:17(GM_rap ) ダメージランク−2。無傷。 00:00:33(Marquis03) /不知火「ああ……あ……」 全身が冷水を浴びせ掛けられたように、震える。ダメージはない。しかし、これほどの恐怖は、感じた事すらない。 00:00:53(Marquis03) 見れば、公園の中心に、それは居た。 00:01:07(GM_rap ) 不知火「……な、なん、なんなんだ。……なんなんだ、こいつ!」 手は震え、口は震え。 00:01:39(Marquis03) 一筋の該当の光が、それを照らしている。古ぼけた玉座。そこに座る、古風で豪奢な服を着た、痩せぎすの外国人。 00:02:39(Marquis03) さもつまらなさそうに肘をつき、それは不知火を見ていた。だらりと垂れ下がった髪から覗くのは 00:02:58(Marquis03) 狂気に満ちた、赤い瞳。それだけが、爛々と輝いている。 00:03:01(GM_rap ) /不知火「……ま、まさか。あんた……”主(ぬし)”……とでもいうのか……?」 00:03:28(Marquis03) 「余は、侯爵である。ここは余の王国」 00:04:05(Marquis03) 「余の名はノイエ=ガストホフ辺境伯。侯爵と呼ぶ事を許そう」 00:04:23(morihito_) /杜人「…侯爵…風の噂には聞いていましたが…」そう、それはノイエ=ガストホフ辺境伯、通称:侯爵。彼の立つ土地、そこがすなわち彼の国と化し、そこに立つ者は皆彼の臣下となる…と言われている…。 00:05:30(Marquis03) それは、人の声ではない。地の底から響き、魂を掴み、砕く声。 00:06:46(Marquis03) 「かの『物』は、余の獲物とする」 00:07:01(GM_rap ) 不知火「……き、聞いてねぇ。聞いてねぇぞ!ジュク公園の主が出てくるなんざ、俺は聞いてねぇ!」 00:08:53(Rasya_01 ) /恐怖が。恐怖が。渦を巻いて。荒れ狂って。あらゆる魂の軍勢も、防壁も打ち崩して。 00:09:01(Rasya_01 ) 不知火を、支配して、破壊する。 00:09:45(Marquis03) 「敬意が足らぬな」 00:10:18(Rasya_01 ) /足が震える。肩から力が抜ける。膝を着いて――― 00:10:29(GM_rap ) ――どさり。 00:10:37(Marquis03) 「そのまま朽ち果てよ。余の王国に、不敬なものは要らぬ」 00:10:42(GM_rap ) そして前のめりに、不知火が倒れる。 00:11:10(morihito_) /杜人「…ここは数々の超人人外魑魅魍魎などが跋扈する土地、侯爵が現れてもなんら不思議はありませんよ…」不知火に律儀に答えてやりながら…腕の中で怯え、縮こまっている少女を宥め続ける杜人…少女が気を失わないのも、彼がそうしているから故…だろう。 00:11:36(GM_rap ) 断末魔すらあげる暇すらなく。不知火の身体が、腐っていく。まるで先刻の銃弾のように。 00:11:40(Rasya_01 ) /ガサガサと、地面から無数の蟲が這い出て、朽ち果てた不知火の亡骸を、土にかえしていく。 00:12:20(morihito_) #蟲はちょっとイメージ違う、風化してくほうが似合うと思う 00:12:37(Marquis03) -風化を許可する(笑) 00:12:45(GM_rap ) ではジャッジメントとします。 00:13:01(GM_rap ) * 好きにしろw 00:13:04(morihito_) -風化案に一票 00:13:06(Nemu_04 ) - 00:13:28(Rasya_01 ) - ごもっとも。 00:14:22(GM_rap ) 見よ。 朽ち果てた不知火の亡骸が、見る間に風化していくではないか。 00:14:46(GM_rap ) GM権限 運切。ジャッジメント。 00:15:17(Marquis03) + OK 00:15:19(Rasya_01 ) + さすが王様。 00:15:29(Nemu_04 ) + 00:15:37(GM_rap ) (一応、能力者の死なので、運切の扱いにしました) 00:15:38(morihito_) -せめて9割殺し…メフィスト医院に行けば何とか生き返れる程度に…。 00:15:49(Nemu_04 ) だめ、死ぬのw 00:16:12(GM_rap ) 成立。不知火の身体は風化し、そして……一陣の風に溶け、流れていく。 00:16:31(Nemu_04 ) なむなむ(−人−) 00:16:41(Marquis03) そして、侯爵の目は、何時の間にか杜人の方を見ていた。背後で風に舞う「塵」には、微塵の興味も示していない。 00:17:31(Marquis03) 「寄越せ」 00:18:13(morihito_) 杜人「……寄越せとは何をでしょうか?生憎私は貴方を満足させるような「物」など持ち合わせているとは思えませんが…?」 00:18:39(morihito_) /そう杜人が返すと同時に、辺りは緊張に包まれる。 00:19:33(morihito_) (続き)その息苦しさは精神的なものから身体的なものとして作用し、杜人の腕に包まれた少女もそれゆえに大きく咳き込む…。 00:20:28(Marquis03) 侯爵「寄越せ。余はそれを縊り殺す」 00:20:45(GM_rap ) びくり。 00:20:54(GM_rap ) 少女の身が、震える。 00:21:38(Nemu_04 ) /??「1人占めはずるいよぅ・・・」緊張が走る公園に・・・それを打ち消すような少女の声が響く 00:22:16(Rasya_01 ) /羅紗「おお、怖……。」 00:22:51(morihito_) /杜人「…この声…音無さん!?」杜人が見つめる先にはひとつのジャングルジム…そしてさらに視線を移せば遊具の影から現れる神仙…羅紗の姿が…。 00:22:58(GM_rap ) 《シーン:邂逅。あるいは狂演》 00:23:09(Nemu_04 ) /一人の神仙を従えて、黒いゴスロリドレスの少女が、退治する杜人と侯爵の間に割って入る♪ 00:23:16(Rasya_01 ) /羅紗「お見限りですな、閣下。それから、神父殿」舞台の上で道化がそうするように、うやうやしく挨拶をしてみせる。 00:23:38(Marquis03) 「道化二匹が何用か」 00:24:36(Nemu_04 ) 侯爵を無視して、杜人に問い掛ける音夢 00:24:51(Rasya_01 ) /強い風が吹く。いつの間にか雲に隠れていた月が、顔を出して音夢を照らす。 00:25:18(morihito_) /杜人「ご無沙汰しています、羅紗さん。相変わらず道教の極意を地で行っているようですね…」たしかに目の前にいるのに現実感を感じさせない神仙に…どこか困ったような苦笑を返す。 00:25:19(Nemu_04 ) 音夢「その子の宝石を一つ・・・音夢にくれるなら・・・今日はあなたに味方してあげる・・・どう?」 00:26:27(Nemu_04 ) /無邪気な微笑を浮かべる音夢に・・・杜人の背に隠れてびくりと震える少女 00:26:36(GM_rap ) 地面には、確かに幾つもの真珠が転がっている。輝きを放たぬ、にぶい色の真珠が。 00:27:01(GM_rap ) ……だが。おそらくは、"それ"ではあるまい。 00:27:31(Rasya_01 ) 羅紗「……さあて、さてさて」くい、と、傀儡を操るように、指を動かす。 00:27:42(Rasya_01 ) /地面に転がった真珠が、羅紗の手元に集う。 00:28:06(GM_rap ) GM権限却下。それは自己演出。 00:28:24(Rasya_01 ) 了解。 00:28:27(GM_rap ) 演出は許可。DPは入らず。 00:28:39(morihito_) /杜人「…なるほど、音夢さんの目的はそちらでしたか…分かりました。お約束します」そう言う杜人に少女は驚愕の表情を浮かべるが…そんな彼女に杜人は「絶対守る、悲しませるようなことはしない…」と何度も囁きかけることで、緊張を和らがせる…。 00:29:45(GM_rap ) 金髪碧眼の、半裸の美しい少女が、長身の杜人を見上げる。 00:29:46(Nemu_04 ) /【音夢】「わぁい♪」無邪気に喜んで、少女の手を取ってダンスを踊る♪ 00:30:11(GM_rap ) 少女は、音夢を嫌がる 00:30:12(Rasya_01 ) /ぎこちなく、ステップを踏む。 00:30:48(GM_rap ) 最初こそ、仕方なくステップを踏むも 00:30:59(GM_rap ) 露骨に音夢に怯え 00:31:02(GM_rap ) そして、手を離す 00:31:09(GM_rap ) ……杜人の背に、隠れる。 00:31:21(Nemu_04 ) 【音夢】「あれれ?・・・嫌われちゃったカナ?」指をくわえてしょぼん 00:31:27(Marquis03) /ぎゅ、と服の端を握り締める少女。 00:31:52(Rasya_01 ) /安心させるように、杜人は少女の頭を撫でてやる。 00:31:52(GM_rap ) 恐らくは、見抜いたのだ。少女は、音夢の正体を。 00:32:23(Rasya_01 ) /暗い暗い深淵にその身を横たえて夢を見る……はるけき星辰の彼方より来た、その姿を。 00:33:40(morihito_) /杜人「大丈夫、たしかに音無さんは恐ろしい力を持ってはいますけど…彼女は、気に入った子に危害を加えるような真似はしませんから…ね?」そう音無に笑いかける杜人に、音無は内心苦笑いを浮かべる。それは、杜人のその人の良さに呆れたゆえか…それとも…? 00:34:09(Marquis03) 「戯言よな」>杜人 00:34:11(GM_rap ) 何度か、口を金魚のように開閉し。しかし、何も伝えることの出来ぬ己に、深い悲しみを覚え。 00:35:26(GM_rap ) 少女はただ、己に出来ること――いや、最初からそれが目的だったのだ――杜人のそばで、杜人の服をそっと握り、そして杜人を愛する。それしか、少女に出来ることは、なかった。 00:36:10(Rasya_01 ) /羅紗「……やれやれ。こんなところまで『お話どおり』とは……で。如何なさるか辺境伯。如何に貴方様と言えど、この数を相手になさるのは些か骨が折れるかと存じますが?」 00:36:50(Marquis03) #ジャッジ……自己演出……か? 00:37:04(Rasya_01 ) - 自己演出に同意。 00:37:16(morihito_) - 00:37:18(GM_rap ) * 00:37:19(Nemu_04 ) - 00:37:21(GM_rap ) 不成立 00:37:28(GM_rap ) 演出は通し。DP入らず。 00:38:14(Marquis03) 侯爵「神仙の道化よ。余の傍にあり、余の目を楽しませる事を許そう」 00:38:59(morihito_) /杜人「ええ、戯言…奇麗事とも言えますね。でも、それの何が悪いのですか?」そう笑い、少女を抱き寄せる杜人の姿に、辺りの張り詰めた雰囲気はいくらか和らぐ。二人が寄り添う姿は…羅紗の言うとおり「お話通り」の暖かなそれ…だからだろうか…。 00:39:30(GM_rap ) /杜人は気づく。少女は本気で音夢に怯えている。ややもすれば、音夢と事を構えることすら、覚悟せねばなるまい。 00:39:49(Rasya_01 ) 羅紗「地上にも地下にも席を求めぬが神仙の在り様なれば、その申し出はお断りさせていただきましょうかい」 00:41:37(morihito_) 杜人「…ただ、音無さん。ひとつだけ約束して欲しいことがあります…渡す宝石は、後にも先にもひとつだけ…いいですね?」 00:42:04(morihito_) 「いいですね>よろしいですか」に訂正 00:42:44(Rasya_01 ) /ぐにゃりぐにゃりと、風景が歪んでいく。何かの気が空間に爪あとを残しているのか、王が国境を強力に定めているのか。 00:43:02(Nemu_04 ) 【音夢】「うん♪ひとつちょうだいっ♪」にっこり微笑んで応える音夢 00:43:26(GM_rap ) 少女は、悲しそうな目で、杜人を見る。そして1度だけ下を向き、歯がみし、しかしそれでも杜人をそばを選ぶ。 00:43:40(GM_rap ) ――もう、少女には、それしかないのだから。 00:43:41(Marquis03) 侯爵「ここは余の王国。非礼は逆心と知れ」 00:44:37(Marquis03) /ぞろぞろと何かの音が聞こえてくる。 00:44:59(Marquis03) /(続き)見れば「人」が。「普通の人間」が、公園の外から、ここに向けて集まってくる。 00:45:15(morihito_) 杜人「…言質、取りましたからね?」そう音夢へ言いつつ、悲しむ少女へ詳しい説明をできないもどかしさに自分自身も心に痛みを感じ…。 00:45:41(Marquis03) /(続き)「何だよ」「わかんねぇよ」「ねえちょっと、足が」 00:46:15(Nemu_04 ) 【音夢】「うんっ・・・嘘ついたらハリセンボン飲ますんだよっ」 00:46:44(morihito_) /杜人「…約束します。貴女を悲しませるようなことだけは絶対にしません。それだけは、覚えていてください」真摯な、杜人のその言葉に、少女の悲しみは少しだけ…和らいだ。 00:47:26(Nemu_04 ) http://kaiyou.diving.to/zukan/z_ha_harisenbon_01.html <これを飲ますw 00:48:48(Marquis03) 侯爵「つまらぬ芝居は幕切れたか」 00:49:28(Marquis03) /気付けば、侯爵の後ろに、人の、波が。 00:50:08(Marquis03) /(続き)100……200……まだ、人は増える。 00:50:23(GM_rap ) (対話フェイズ扱いです。GMの任意、もしくはPLの提案でイニシアチブフェイズに移行します。) 00:50:45(Nemu_04 ) 【音夢】「羅紗はどっちの味方なの?」 00:51:10(Rasya_01 ) 羅紗「さあて……さしあたり、その子に死なれては困る側ですな」 00:51:30(morihito_) 杜人「簡単なことですよ、音無さん…彼は彼の味方なんですよ」 00:51:55(Rasya_01 ) 羅紗「く、くくく。上手い事を言う……」 00:52:05(Rasya_01 ) /そのあまりに胡散臭げな物言いに、少女が緊張を強くする。 00:52:26(Marquis03) /(続き)「おい、押すなよ……」「押すな、押すなってば!」「ちょっと!」「痛ぇ!」「押すなよ!」「押すな!」「お! あ!」べき 00:53:43(Marquis03) /(続き)「押すな!」「痛い!」「やめ」「い」ぼき、どす、ぼご 00:53:50(Rasya_01 ) 羅紗「人は石垣、人は城……と、言うとる場合でもないか?」 00:54:47(Nemu_04 ) イニシアティブに行っちゃう? 00:55:25(Marquis03) /(続き)「ぎゃあああ」ぐしゃ「いやぁぁあ」ぶじゅ「いたいいたいいたいぃぃ」どぶ「ぎぃぃ」 00:55:42(morihito_) 杜人「…さあ…血に塗れた月下の舞踏を始めましょう…」イニシ開始案にジャッジ 00:55:51(Nemu_04 ) + 00:55:58(Rasya_01 ) + 00:55:59(morihito_) + 00:56:02(Marquis03) + 00:56:03(GM_rap ) 成立 00:56:09(GM_rap ) イニシアチブフェイズ。 00:56:19(GM_rap ) 各自、どのように「場」を握るのか、宣言せよ。 00:56:49(Rasya_01 ) 神仙の術で路傍の石がごとく存在感を消し、死体に紛れる。 00:58:10(Rasya_01 ) 「操作・隠蔽」+「神仙」 00:58:32(Rasya_01 ) 神域の+1 00:58:48(GM_rap ) [移動] 達人の0 少女はただ、杜人の服の裾を握る。 00:58:58(Marquis03) 侯爵「奪え」 それまで侯爵から前に出られなかった「人」が、津波となって杜人と「少女」めがけて襲い掛かる。[共感]+[呪術] 神域+1 00:59:18(Nemu_04 ) 【操作】+《外なる者》+《虚無》 王さまが呼び出した人間達が、「ここに来た」という現象を時間と空間からかき消して・・・ノイエを「裸の王様」にします♪神域+2 00:59:50(morihito_) 「獣人」の血によって生まれ持った「機敏」さ…どう動くかを冴え渡る「知力」でそれを完全に生かします神域+2 01:00:00(GM_rap ) 各自、判定をどうぞ。 01:00:04(GM_rap ) #2d6 01:00:04(Dice_nmls) GM_rap:2d6=5(3,2)= 5 01:00:08(Marquis03) #2d6+1 01:00:08(Dice_nmls) Marquis03:2d6+1=3(1,2)+1= 4 01:00:12(GM_rap ) 少女 達人の5 01:00:18(Nemu_04 ) #2d6+2 01:00:18(Dice_nmls) Nemu_04:2d6+2=6(5,1)+2= 8 01:00:20(morihito_) #2d6+2 01:00:21(Dice_nmls) morihito_:2d6+2=7(6,1)+2= 9 01:00:23(Marquis03) 侯爵、神域4 01:00:41(Nemu_04 ) 音夢 神域8 01:00:48(Rasya_01 ) #2d6 01:00:48(Dice_nmls) Rasya_01:2d6=6(5,1)= 6 01:00:57(Rasya_01 ) 神域7. 01:01:00(morihito_) 杜人、神域の9 01:01:17(GM_rap ) 杜人の能動行動。 01:02:49(morihito_) 杜人「音無さん、この場はお願いします!」少女が腕の中にいるため行動しにくいと判断したので「譲渡」します。 01:03:15(Nemu_04 ) ヽ(・∀・)ノ 01:04:32(morihito_) ってなわけで、音無さん能動行動お願いします。 01:05:44(Nemu_04 ) では・・・[操作]+《外なる者》+《虚無》・・・侯爵さまの周囲の空間を歪ませて・・・振れるものを時空の果てに捉える網にして・・・ゆっくりと包み込んでいきます♪ 01:05:51(Nemu_04 ) 神域+2 01:06:09(GM_rap ) 受動行動 01:07:22(GM_rap ) [共感]+《人魚》+<歌姫(セイレーン)> 少女の声なき声……恐怖と嫉妬が、音夢を邪魔する。音夢の達成値に−1。神域+2 01:08:19(Nemu_04 ) Σ(゜Д゜) 01:08:28(Marquis03) 「いや、何これ」「これ、何だよ」「網……やあぁ」「消える! 消えるう!?」「助けて! 助けてえええ!」 01:09:00(Marquis03) 悲鳴をあげる「臣民」に、侯爵は冷たく言い放った。 01:10:06(Marquis03) 「命乞いをするものは、余の臣下に居らぬ。その命を礎とせよ」 01:10:14(Marquis03) ぱん 01:10:16(Marquis03) ぱん 01:10:18(Marquis03) ぱん 01:10:21(Marquis03) ぱんぱんぱんぱんぱん 01:10:29(Marquis03) 網に捕らえられた「人」が 01:10:37(Marquis03) 「弾けていく」 01:11:30(morihito_) 「福音」「操作」「獣人」野生の勘で少女の行動を感じ取った杜人は、主への祈りの言葉でハーモニーを奏でることによって無害なものとし…少女の「邪魔」を「協力」で打ち消し! 01:11:38(morihito_) 神域+2ですね 01:11:39(Marquis03) [創造]+[王国]+[呪術] 反撃。神域+2 01:14:06(Rasya_01 ) 「操作・隠蔽」+「仙術」+「運命織り」で侯爵を邪魔。陰陽五行則とこの空間との縁を結びつかせ、すでに屍と化した「土」気の塊を「金」気の剣と為して、侯爵に向かわせる。 01:14:40(Rasya_01 ) 神域の+2 01:14:41(GM_rap ) 各自、修正を踏まえた上で判定をせよ 01:14:50(GM_rap ) #2d6+2 01:14:51(Dice_nmls) GM_rap:2d6+2=8(2,6)+2= 10 01:14:53(morihito_) #2d6+2 01:14:54(Dice_nmls) morihito_:2d6+2=10(5,5)+2= 12 01:15:04(Rasya_01 ) 2d6+2 01:15:08(Nemu_04 ) DP1点で判定+1&DP3点でトゥルー効果! 01:15:09(GM_rap ) 少女 神域の10 01:15:15(Rasya_01 ) #2d6+12 01:15:15(Dice_nmls) Rasya_01:2d6+12=5(2,3)+12= 17 01:15:26(Rasya_01 ) ミス。やりなおし。 01:15:29(Rasya_01 ) #2d6+2 01:15:29(Dice_nmls) Rasya_01:2d6+2=3(2,1)+2= 5 01:15:31(Nemu_04 ) 3d6+3 01:15:33(morihito_) 超人>神域の12 01:15:36(Nemu_04 ) #3d6+3 01:15:36(Dice_nmls) Nemu_04:3d6+3=14(6,3,5)+3= 17 01:15:51(Nemu_04 ) 神域の14で♪ 01:16:19(Marquis03) DP+1で達成値+1、DP+3でトゥルー効果。 01:16:24(Marquis03) #3d6+3 01:16:24(Dice_nmls) Marquis03:3d6+3=12(5,6,1)+3= 15 01:16:41(Marquis03) 神域の14。ち、並んだ。 01:16:48(morihito_) 邪魔が入ってるから13じゃない? 01:17:02(Nemu_04 ) ヽ(・∀・)ノ 01:18:12(GM_rap ) 反撃失敗でダメージランク+1。 01:18:22(Marquis03) うや? 01:18:31(GM_rap ) 侯爵に重傷が入る。 01:18:40(Nemu_04 ) 羅紗が王さまの邪魔したの 01:19:12(Marquis03) え、俺は邪魔されてないぞ。 01:19:23(morihito_) /人を超えたものたちの力が公園内に荒れ狂う!福音と声なき歌声がハーモニーを奏で、呪詛と虚無とが鬩ぎ合い…。そこに割り込んだ金行の剣が均衡を打ち崩し、全ての力がはじけ飛ぶ! 01:19:41(GM_rap ) いや、邪魔されてる。 01:19:43(Marquis03) あ、少女の邪魔がハーモニーで打ち消されたのか。 01:19:45(Marquis03) あいしー。 01:19:45(GM_rap ) 能動行動は音夢が維持。 01:19:51(GM_rap ) 対話フェイズ。 01:19:53(Marquis03) おけおけ。 01:19:58(Marquis03) 重傷くらった。 01:20:20(Nemu_04 ) /空間の歪みが侯爵を包み込んでいき・・・侯爵の右腕を捕らえ、時空の果てへともぎ取っていく! 01:20:31(morihito_) /…土煙が晴れたとき…まず目に入るのは…侯爵のやや深い傷を負った姿だった…。 01:21:12(Marquis03) 侯爵「見事だ」 01:22:10(Marquis03) 根元からもぎ取られていた侯爵の右腕が、ぼんやりと形をなし、そしてまた復活する。彼は霊である。よって形はない。 01:22:26(Marquis03) 侯爵「盾を用意したが、役に立たなかったな」 01:22:44(Nemu_04 ) 【音夢】「この子の宝石は音夢が貰うんだから・・・おじさんはおうちに帰った方がいいわよ♪」 01:22:46(Marquis03) 侯爵は右手を伸ばし、地面に落ちている「それ」を拾い上げる。 01:23:04(Marquis03) 小さい……塊……それは 01:23:24(GM_rap ) 少女は、少しだけ、身を震わせる。 01:23:26(Marquis03) 女性「あ……ああ……ユウヤ! ユウヤァァァァア!」 01:23:57(Marquis03) 頭部のない、赤子の身体だった。 01:24:24(Marquis03) 「返すぞ。よい盾であった」 01:24:58(Marquis03) 女性「キャアァアァァァァアァアァアァァアアァ」 01:25:30(GM_rap ) 少し?いや違う。懸命に震えを抑えようとしている。……だが、伝え漏れる。隠せない。 01:25:42(GM_rap ) 少女の、音夢への恐怖。不信感。 01:25:45(Rasya_01 ) /悲鳴は裏返り、女性の意識は現実を認識しきれずに……ふ、と掻き消える。 01:25:55(GM_rap ) 目の前の、惨劇。赤子。死。それら全てが。 01:26:02(GM_rap ) 少女の意識に、音夢を拒絶させる。 01:26:16(Marquis03) 侯爵「続けよう」 01:27:16(Marquis03) まるで何事もなかったかのように、侯爵は言う。 01:27:17(Nemu_04 ) /脈打つ死者の群れ・・・血の匂いが場に満ちて・・・戦いの第2幕が開く 01:27:38(GM_rap ) 杜人の服が、より強く、握りしめられる。少女のその目は、音夢を……見ている。まっすぐ。まっすぐ。 01:28:01(Nemu_04 ) にっこりと・・・無邪気な微笑を少女に返す音夢 01:28:45(GM_rap ) 少女の震えが、止まった。 01:29:15(GM_rap ) 少女は、杜人の身体から、少しだけ離れ……音夢の前に、ふらりと歩いていく 01:29:26(Nemu_04 ) 【音夢】「?」 01:30:14(GM_rap ) 薄い、小さな音が、公園に響いた。少女のか細い手が、音夢の頬を、軽くはたいた。 01:30:30(GM_rap ) その音は弱い。力も入っていない。痛くはない。 01:30:39(GM_rap ) だが、確かに、はたいた。音夢の、頬を。 01:30:59(morihito_) 杜人「…っ、待ちなさい…!」慌てて、少女を抱き止めようとするが…少女の気持ちを杜人は分かっているので…止め切れなかった。 01:31:16(Nemu_04 ) 【音夢】「ふぇ・・・ふええええん」頬を叩かれて、泣き出す音夢 01:31:35(Nemu_04 ) というわけで、イニシアティブを・・・羅紗にあげますw 01:31:43(Rasya_01 ) ナンデスト。 01:33:11(Marquis03) 侯爵は後ろの人間を一瞥する。と、一人を指差した。 01:33:31(Marquis03) 「貴様が行け」 01:34:35(Marquis03) /震えながら一人の少女が、一歩前に出る。出てしまう。 01:35:17(Marquis03) /(続き)少女は、か細い声で懇願した。 01:35:43(Marquis03) /「神父様……死にたくない……神父様……」 01:35:50(Nemu_04 ) /小娘「いや・・・なんであたしが・・・」心では拒絶しつつも脚が勝手にうごいていく・・・ 01:36:04(Nemu_04 ) 少女だと紛らわしいので小娘w 01:36:10(Marquis03) /それは、杜人が新宿の教会で、よく見る娘だった。 01:36:58(Marquis03) #ジャッジ。ごめん(笑) 01:37:23(Marquis03) #さすがに別な演出挟まれるとちょっとキツいわ。 01:37:56(morihito_) …んー…+?(ぇ 01:38:07(Rasya_01 ) * 01:38:09(Nemu_04 ) + 01:38:25(Marquis03) 通ったね。んじゃこれで。 01:38:30(GM_rap ) * 01:39:02(Marquis03) イニシアチブは[社会]+[呪術] 神域+1 01:39:08(Marquis03) あ、まだフェイズじゃないのか。 01:39:10(GM_rap ) いや、イニシアチブフェイズはない 01:39:10(Marquis03) 失敬。 01:39:14(Marquis03) おお 01:39:16(Marquis03) そうだった。 01:39:21(morihito_) 羅紗、GO! 01:39:24(Marquis03) じゃあこれこのまま攻撃に切り替えてしまえ。 01:39:44(GM_rap ) 羅紗の能動行動ですな 01:39:50(Nemu_04 ) ういうい 01:39:59(Marquis03) よろ。 01:48:10(Rasya_01 ) 運切、宣言。 01:48:19(Rasya_01 ) ―――ああ、見るがいい。 01:48:30(Rasya_01 ) /―――ああ、見るがいい。(修正) 01:49:10(Rasya_01 ) 右手の針糸が、左手の鋏が。 01:49:33(Rasya_01 ) 自在自由に公園を多いつくし、前後上下左右に織り目を作り続けていき、それは全てを覆う。 01:49:45(Rasya_01 ) /羅紗「さあ……三界三国、悉くに申し上げる!とくとご照覧あれかし! 01:49:47(Rasya_01 )  ここにあるは死の荒野!暴君専横して放埓する!  01:49:49(Rasya_01 )  されど御身ら、君臨するが死霊なるを死らんや!? 01:49:51(Rasya_01 )  魂は天に、魄は地に!正しき道理のあらんことを希うなり! 01:49:53(Rasya_01 )  されば!天地陰陽の道理、水が低きに流るるがごとく、あれ! 01:49:55(Rasya_01 )  君よ知るや、世の隣、星の果て、時の裏に万象の似て非なる此処のあるかを! 01:49:57(Rasya_01 )  我は羅紗・ガタリ!定めを知り、それを織るものなれば――― 01:49:59(Rasya_01 )  今しばし、暴君よ静まりたまえ!」 01:50:37(Rasya_01 ) 「運命織り」+「社交」+「操作」で、ほんのわずかに違う並行世界にこの場の全員を転移したことにする。 01:51:17(Rasya_01 ) ここでは侯爵は気まぐれに知人達の前に顔を出し、ちょっと気にかかる少女をねめつけ―――すぐに興味を「失ったことになっている」。 01:51:45(Rasya_01 ) オールジャッジをお願いします。 01:52:01(morihito_) + 一般市民に被害広がりすぎるし…。 01:52:11(Nemu_04 ) +ヽ(・∀・)ノ 01:52:44(GM_rap ) * 運命の流れに委ねる。 01:52:55(Marquis03) - 俺はマイナスに入れてもいいよな?(笑) 理由は「侯爵が彼女に興味を持った理由を誰も聞いていない。よって否定できない」から。 01:53:28(Rasya_01 ) * あ゛。しまった。>理由を聞いてない 01:54:37(GM_rap ) 1票で成立してしまう罠 01:54:42(Marquis03) うむ。 01:54:49(GM_rap ) でも運切で返すことはできる。返すかい? 01:55:28(Marquis03) 足掻くか。 01:55:55(Marquis03) 運切で返す。DP5点消費。 01:56:28(Nemu_04 ) では・・・音夢が別の運命を切り開くかな?w 01:56:53(Marquis03) 「天地陰陽の道理に死霊なかりせば、そは人の道理と知ろう。 01:57:45(Marquis03) すなわち神仙なく、獣人なく、人魚なく、無論外成る者もなし。 01:59:21(Marquis03) 理を外れたものが理を問うは笑止千万。既に貴公は理の内にないことを知れ。 02:02:22(Marquis03) 貴公が織るは唯貴公の我に過ぎぬ。追った後にある世界は『貴公の理にある』世界よ。理の外の世界が人の世界と同じとは、神仙の我欲、此処に極まれり!」 02:04:04(Rasya_01 ) ぐにゃり、と世界が歪んだ。 02:04:06(Rasya_01 ) 羅紗の内界の歪が、そのまま呪詛となって帰る。 02:04:08(Rasya_01 ) 五臓を焼き、六腑を切り裂き、魂魄を打ちすえる。 02:04:10(Rasya_01 ) どす黒く濁った血が、口から吹き溢れた。 02:04:37(Rasya_01 ) 羅紗「………が、げふごふがはっ!……効いたぁ………」 02:06:34(Marquis03) 侯爵「言ったであろう。貴様は未だ道化に過ぎぬ」 02:07:14(Rasya_01 ) 羅紗「いやはやごもっとも……はは」ごぼり、と血の塊を吐き戻しながら、にやりと笑って見せる。 02:07:34(GM_rap ) 見よ。風になびく少女の金髪を。深い碧眼を。透き通るかのような白い肌を。 02:07:34(GM_rap ) 少女の瞳が、杜人を射抜く。 02:07:34(GM_rap ) ――嗚呼。捕らわれた。心を捕らわれてしまった。 02:07:34(GM_rap ) 杜人は、この少女に、心の琴線を、弾かれてしまった。 02:07:45(GM_rap ) 少女の運切。 02:08:00(Nemu_04 ) 【音夢】「裸の王様は黙って見てなさいっ(ぐすぐす)」 02:08:30(GM_rap ) <琴線(ハープ)>で杜人の心を、弾く。 02:08:45(morihito_) どのような方向で?>弾く 02:08:46(GM_rap ) 杜人は、少女を、愛してしまう。――心の、底から。 02:08:55(morihito_) …げ;; 02:09:05(Marquis03) ジャッジは入っていないが 02:09:07(Marquis03) +w 02:09:17(Rasya_01 ) + 02:09:22(GM_rap ) + 02:09:28(Nemu_04 ) - 02:09:42(Marquis03) 確定じゃのうw 02:09:43(GM_rap ) にしし、通ったな。成立だ。 02:09:51(morihito_) …運切返し 02:10:36(Marquis03) 貰わない気まんまんですよこの人(笑) 02:10:51(morihito_) いや、PL的に強制が気に食わないだけ。 02:10:57(morihito_) 貰う気はあるんだけど 02:10:57(Nemu_04 ) 同意 02:11:14(morihito_) もっとゆっくりと恋愛をしたいから…。 02:11:15(GM_rap ) 少女はね、不安なのさ。音夢がいるからね。 02:11:28(morihito_) …音無に奪われるんじゃないかと? 02:11:31(GM_rap ) そして、音夢に、杜人が優しすぎるから。 02:11:34(GM_rap ) そそ。 02:12:00(GM_rap ) あと。少女の涙を、「物」として扱っていたでしょ 02:12:09(GM_rap ) それは、少女の望むところでは、ない。 02:12:21(GM_rap ) その辺の複雑な想いもあって、能力を行使した。 02:13:20(Nemu_04 ) ああ、なんかむかついてきたw 02:14:08(GM_rap ) "人魚の涙"は愛する者の為に存在するからね、彼女にとっては。 02:14:17(Nemu_04 ) 優しく取引しようと思ってたけどそっちが力ずくで交渉のテーブルに乗る気が無いなら 02:15:00(Nemu_04 ) 愛するものと一緒にいることよりも、「人魚の涙」のほうが大事なら 02:15:19(Nemu_04 ) 一生不自由なかたちで愛を語らせてやろうと思うのだけどw 02:15:27(Nemu_04 ) それがお望み?w 02:15:34(Marquis03) とりあえず演出するんだ。 02:15:38(GM_rap ) やるだけやるといい 02:15:48(Marquis03) いいかわるいかは、ジャッジが判断するだろう。 02:15:52(GM_rap ) まだ杜人が、"いる"から。 02:16:01(GM_rap ) 俺は信じるだけさ、ふふふ。 02:16:41(Nemu_04 ) いや、とりあえず音夢はまだなにもしないよ 02:16:49(Nemu_04 ) 杜人の運切がさきだものw 02:18:28(morihito_) 見よ! 02:18:29(morihito_) 杜人「…ごめんなさい…僕の考えなしの行動が、貴女にそんな思いをさせてしまったんですね…」 02:18:32(morihito_) 杜人は聖職者である前に占い師であり…神秘の探求者でもある。 02:18:33(morihito_) 彼が常に持ち歩いている道具(主にカード類)は全てが神秘そのもの。 02:18:36(morihito_) それに守られたことによって…運命を切るほどの彼女の技は完全には杜人へは惜しくも届かず…完全に捕らえることはかなわなかった。 02:18:38(morihito_) …しかし、彼女への愛おしさを、ある程度その心に刻み付けることは成功したようだ。 02:19:36(GM_rap ) + 02:19:50(Marquis03) + 02:19:51(Rasya_01 ) + 02:19:57(Nemu_04 ) + 02:19:59(GM_rap ) 成立。 02:20:35(GM_rap ) 杜人の想いが、心遣いが、それでも少女を満たす。 02:20:52(GM_rap ) 少女の頬から、涙が一筋、つぅ、と伝い。 02:21:28(GM_rap ) 虹色に光り輝く涙が……こぼれおち。 02:21:54(GM_rap ) 「人魚の涙」が、無造作に。新宿中央公園の地面に、転がった。 02:22:10(morihito_) /杜人「…貴女の涙よりも、私には…貴女が大切なんです……!」そう言って、ギュッと抱きしめて…そう、抱きしめられ、涙をこぼす少女の表情は悲しみではなく喜び…w 02:22:31(GM_rap ) 少女は、しゃくりあげながら、抱きしめ返す。 02:22:33(morihito_) (続き)人は、嬉しい時にも泣けるものなのだ。 02:22:43(GM_rap ) 少女には、もうそれしかなかった。 02:22:49(GM_rap ) 名を失い。声を失い。 02:23:10(GM_rap ) ヒトの身体を得るがため、一目惚れした人に出会うがため。 02:23:25(GM_rap ) だから、少女には、杜人しか、なかったのだ。最初から。 02:24:18(GM_rap ) 「人魚の涙」のまばゆい輝きが、月光を浴び……周囲を、そら恐ろしいがまでに、照らす。 02:24:32(Marquis03) 「幕だな」 02:24:39(Nemu_04 ) 【音夢】「くすん」 02:25:39(GM_rap ) 音夢、どうする。運切、するかい? 02:25:50(Nemu_04 ) しないよ 02:25:55(GM_rap ) 了解 02:26:07(Rasya_01 ) 羅紗「……かくしてお姫様は王子様と……いや、野暮というものよなあ」 02:26:18(Nemu_04 ) 宝石拾って良い?w 02:26:29(morihito_) 杜人が拾って手渡すよ 02:26:29(GM_rap ) /羅紗は、もう、その手を振り上げるのは野暮だと、判断した。  (戦闘の中止) 02:26:29(Marquis03) 侯爵「余は光を好まぬ」 02:26:52(GM_rap ) 《シーン:終幕》 02:27:16(Nemu_04 ) 【音夢】「えへ・・・ハリセンボン飲まなくて良かったね(ぐすん)」宝石を受け取る 02:28:24(morihito_) 杜人「…ええ、まったくですね」そう苦笑を返しながら…愛しそうに、腕の中の少女の頭を撫でる…。 02:28:32(Marquis03) 侯爵「興味は失せた。余は再び眠るとしよう」 02:29:17(Rasya_01 ) 羅紗「侯爵殿、また、いずれ……おっと……後始末はしておかんとな」鋏と糸を取り出す。「創造」+「神仙」+「運命織り」使用。少女そっくりの何かをこっそり作り上げる。 02:29:45(GM_rap ) こっそり了解。 02:30:43(morihito_) 杜人「…ん?…卦が…」少女を抱きしめていると、ふと杜人が顔を上げ…懐からタロットを取り出す…。 02:30:45(Rasya_01 ) さらに「隠蔽」+「仙術」+運命織り」で、「類似物・同一物殺害による呪術効果」を断ち切ってから、胸に剣をぶっ刺した挙句、黒龍会会長と少女との「縁を切る」。 02:31:44(GM_rap ) 対抗する者はいない。縁は、切れた。 02:32:09(Marquis03) 侯爵「余はNeue Gasthof(新・宿)辺境伯。余の王国に居れば、いずれ会うこともあろう。さらばだ」 02:32:24(morihito_) GM、少女の声と名は運命によって、永久に戻らないの? 02:32:38(Marquis03) #侯爵は薄らいで、やがて消えます。 02:32:42(GM_rap ) 杜人が戻らないと思えば永久に戻らない。 02:33:00(Nemu_04 ) ・・・ 02:33:18(Nemu_04 ) 杜人が音夢にえっちなことしてくれたら、戻してあげるw 02:33:25(morihito_) …なら、次の運切を使いますか!(ぇ 02:35:36(GM_rap ) 使うにしろ使わないにしろ、決断をどうぞ。 02:41:54(morihito_) 見よ! 02:41:56(morihito_) 杜人「…愚者の正位置…発展のための再出発…全てを捨て、一からのやり直し?…審判の正位置…物事の好転…そして世界の正位置…完成する…」 02:41:58(morihito_) そう呟きながら、口にしたカードを一枚一枚、宙に浮かべていく杜人…。 02:42:00(morihito_) それは少女の周りをくるくると回り…たいした勢いもないそれに沿って、優しい風が舞い起こる…。 02:42:02(morihito_) その風は音無の持つもの以外の「人魚の涙」を巻き上げ、その風の中で結晶はきらめく粉となり…。 02:42:04(morihito_) …そのきらめく粉全てが、柔らかな、そして圧倒的な光を放つ! 02:42:06(morihito_) …そして、ふと気がつくとカードも粉も全てが消え…。 02:42:08(morihito_) 少女だけが…驚いた様子で口を押さえて、その場に佇んでいる…。 02:42:12(morihito_) …その場にいる誰もが予感した…彼女に声が、そして…名が、戻ったのだろうか?…と。 02:44:55(morihito_) 少女「…わ…たし…?」…少女のその姿に見合った美しい声が…公園に響く…。 02:45:06(GM_rap ) ジャッジメント 02:45:43(Rasya_01 ) * 02:45:46(Marquis03) + 02:45:50(GM_rap ) * 運命に委ねる 02:46:30(Nemu_04 ) + 02:46:35(GM_rap ) 成立。 02:47:31(GM_rap ) さて。締めに入ります。 02:47:35(morihito_) ういw 02:48:54(GM_rap ) 少女「……まさか、声が、いえ、そうではなく」 02:49:38(GM_rap ) 少女「杜人さん。……私に、名前を、授けてください」 02:50:05(morihito_) 杜人「…え…名前…ですか?」 02:50:39(GM_rap ) 少女「はい。私は、全てを失ってしまいました。でも、貴方がいます。私には、それで十分です。……でも、 02:51:03(GM_rap ) 少女「私を呼ぶ名が無いと、……その、困るでしょう?」 02:51:06(GM_rap ) 少女が笑う 02:51:14(GM_rap ) その笑みは、とても健やかで。 02:51:38(GM_rap ) 手枷のついたままの、薄汚れたままの、半裸の少女は、しかし。 02:51:49(GM_rap ) 健やかな笑みを、浮かべられるようになったのだ。 02:52:22(morihito_) 杜人「…なるほど…分かりました。では良い名を考えないといけませんね…私の愛しい人の名なんですから」こちらも穏やかな笑みを浮かべ返して… 02:52:30(GM_rap )   02:52:30(GM_rap )   02:52:31(GM_rap )   02:52:40(GM_rap ) 【魔都物語 -darker than darkness-】 02:52:45(GM_rap ) 「汐曇り」 02:52:49(GM_rap ) ――2人に、幸あれ。 02:52:50(GM_rap )   02:52:53(GM_rap ) Fin 02:52:53(GM_rap ) 02:52:54(GM_rap )