*グレートネイチャー ミッシングイヤー発生後に南アフリカ大陸で現れた重奏世界の一つ。 豊かで肥沃すぎる大地に豊富な貴重鉱物や賢石、流体燃料を蓄えた鉱脈を多数持った国土を持つ。 この地域では人間が居住している地域以外には鬱蒼としたジャングルが広がっている。 このジャングルには野生のゾイドをはじめとした自立型兵器や野生のやわらかボールなどが生息している。 グレートネイチャーの人口は約7000万人。 内訳は長命種15%。獣人族35%。人間族25% 有翼種15%。その他10%。 豊かというか豊かすぎる自然のせいもあってか、国土への外敵の侵攻は皆無であり、比較的平和であるようだ。 **グレートネイチャーの経済 豊かで肥沃すぎる大地は100m級の樹木がもさもさ生えてる鬱蒼としすぎなジャングルを育んでおり 国土の約6割をこのジャングルが占めている。 このジャングル内では野生のゾイドや野生のやわらかボールが闊歩しており非常に危険であるが 様々な果実や山菜などが採取できる他、巨大生物などの狩猟も行われている。 それらの狩りを行う為に、グレートネイチャーの狩人は機動兵器を用いるのが一般的である。 また、貴重鉱物(レアアース)や賢石(オレイメタロ)や流体燃料を産出する鉱脈にはいくつかの鉱山や油井が開かれており、未開拓地域にはまだまだ無尽蔵の資源が眠っていると言われている。 この資源の輸出によってグレートネイチャーの経済は豊かである。 が、一方で、食糧生産の殆どを採集や狩猟に頼っており、農業基盤は貧弱であり食糧自給率が非常に低い。 不足分の食糧は輸入に頼っている為交易が滞った場合、採集や狩猟の結果次第ではあっという間に飢餓が蔓延してしまう。 グレイトネイチャーは海が存在せず、魚介類はもちろん、塩があまりとれない。 塩は食糧保存に大量に使用される為、最も重要な輸入品目となっている。 これほど重要な交易ではあるが、実は交易網もかなり貧弱である。 理由は国土の6割を占めるジャングルによって陸路が殆ど使用できない。 海と接続していない為に海路も使用できない。 よって空路しか交易網がないのだが、ミッシングイヤーやロストウォー後の混乱のせいで、こちらも比較的安全という程度であり 空路の警護にはかなりの労力が払われている。 **学園艦千歳との関係 グレートネイチャーは学園艦千歳の寄港地の一つとなっている。 空路しか使用できないグレートネイチャーにとって、学園艦千歳は重要な交易相手の一つであり 千歳が寄港した際には国中の野生のやわらかボールが大喜びするらしい。バンジャー∩(・ω・)∩ーーイ 学園艦千歳が停泊する事の出来る陸港もきちんと整備されている。 燃料などの補給や交易などの為に、学園艦千歳は幾度となくグレートネイチャーに寄港しており、良好な関係を築いている。 **グレートネイチャーの軍事力 現在のグレートネイチャーは目立った侵攻は皆無ではあるものの、この地域に眠る資源を狙う国や勢力は少なくない。 また、国内外からやってくる密漁者は後を絶たない。 さらに、グレートネイチャーの生命線ともいうべき交易網の空路にもテロリストなどが現れる為それらの警備も必要である。 基本的にはグレートネイチャーの軍は防衛と国内の治安維持で手いっぱいである事と基本平和主義らしく、他国への侵攻とか全く考えていない。 また、攻めには向いていないが、防衛ではグレートネイチャーはものすごい軍事力を秘めている。 というのも、地理条件もさることながら、いざ国土侵攻されると、一般国民でも狩猟や採集の為に機動兵器を所持している場合が多く、どれだけの防衛力があるのか正確に把握している国は存在しない。 また、正規軍はゾイド、武神などで構成されている陸軍と コアブースターやスカイグラスパーなどの哨戒用戦闘機と機竜や飛行型ゾイドで構成された空軍 それに首都を防衛する近衛隊が存在する。 国内外のテロリストや野生巨大生物などに対抗するため軍の練度も中々高い。 また、一般国民の間でもジャングル地帯での採集や狩猟の為に機動兵器を所持するのは珍しい事ではなく 主に、安価で小回りの効くATが一番人気であり、MSなどを所持する者も少なくない。 また、目的によってはバルキリーなどを所持する場合もあるようだ。 こうした一般国民の中には正規軍人顔負けの腕を持つ者も少なくない。 一般国民でも簡単に機動兵器が手に入る風土はテロリストを育む温床ともなっており、問題がないわけではないようだ。 **グレートネイチャーの政治 グレートネイチャーは現在、長命種の女王が治める絶対王政によって統治されている。 彼女の治世は多くの国民に支持されており、安定した政治運営がされている。 女王は見た目16〜17歳くらいの女性で名をアリア=ラグフラットという。 物腰も穏やかではあるが芯は強く、見た目からは想像がつかないくらいしたたかだ。 彼女はグレートネイチャーの首都、リルベニアにいる。 **グレートネイチャーの産業 グレートネイチャーの産業は工業や資源採掘業が主である。 狩りや採集で得た材料を加工したり、採掘した資源を加工する工業が発展している。 こうした採掘や狩りを支えるのが、モビルワーカーなどの作業用機動兵器であり、それらを整備修理産業もかなり発達している。 また、中古の機動兵器などを扱う機動兵器市場などもある。 さらに狩人達は場合によって民間軍事会社として傭兵業に携わる場合もあり、そうした傭兵業も盛んである。 そして、意外にも発展しているのがお菓子作り産業である。 街にも小型の野生やわらかボールが出没しおやつをおねだりする為、各家庭ではおやつの買い置きは必ずされている。 ちなみに、野生のやわらかボールにおやつをあげると、おうちの中にある壊れた電化製品などを修理してくれたりする。 グレートネイチャーに住む人々にとっては、毎日がハロウィンみたいなもんだ。 **グレートネイチャーの気候 グレートネイチャーは熱帯気候であり、冬がない為、様々な動植物が生息している。 寒くないからやわらかボール大喜びだね! **野生のやわらかボール? 大きさ的には直径30cm大のものから30mクラスのものまでいるようだ。 しかし、一説によると「小高い山があるなぁと思ったらやわらかボールだった」という伝説がある。 まだまだ未開のグレートネイチャーには巨大やわらかボールが生息している可能性があるのだ! また、森での狩りや採集を生業とする狩人にとっては野生のやわらかボール達は危なくなった時に森の外まで運んでくれたりする便利な存在だ。 色々と便利なので野生のやわらかボールはギレートネイチャーでは保護対象となっている。 ちなみに、ロストイヤー発生前にいた魂鋼市のやわらかボールとの関連性は現在のところまったく不明。 ロストイヤー発生後にどこからともなく現れて、いつの間にやら住み着いていた。 やわらかボールらしきものが住み着いてから、野生獣の暴走や犯罪率が減ったらしい。 **わるいこだん(▼ω▼) わるぶりたいおとしごろの野生のやわらかボールたちが中心のテロリスト集団。 狩猟にやってきた人達の邪魔をしたりしちゃうわるいこだ! だがチョコとかもらうと大人しくなる **リルベニア グレートネイチャーの首都。 ジャングルの中に整然と整えられた石造りの街並みがそびえたっており緑の海に浮かぶ白亜の城のようである、と言われている。 また、マクロス級の艦船が停泊可能な陸港も整備されている。 グレートネイチャーで産出された資源は基本的にリルベニアに運ばれた後に陸港から出荷される為 交通の要所として非常に栄えている。 **ムセル地区 グレートネイチャーの首都リルベニアから北に位置する街。 この地区では機動兵器同士が戦うバトリングが行われていたりする。 また、ムセル地区は鉱山の街としても栄えており、様々な資源が産出される。 その為、一攫千金を狙う者たちが絶えずムセル地区に集まってきており、カオスな街並みが広がっている。