■今回予告 テラを覆う戦いの中明らかになる真実、現れた神とその尖兵。 特異点たるひとつの世界で起こりつつある異変はしかしそれに留まらない。 その未来を知るはずの誰もが口を噤む絶望の未来”大崩壊”。 それがいかにして起こったのか、そしてなぜ時は乱れながら終わりなき螺旋を描き続けるのか。 『そう、”また”まいてしまったのよ、あなたは――あたしなんだから。』 ほんの小さな異変は予兆に過ぎなかったと。 『僕はいつでも君の味方でいたいよ――だけど。』 終わりを知るものが、その真実を告げる時彼女の僅かな平穏は終わる。 †巡り合い異世界外伝† 〜ガイナベルク戦役〜 【過ぎ去りし未来】 『――祝福しよう、仁科・真由。終わりなき因果の旅を』 その結末を知る時、捩れた歯車が再び軋みだす。 ■ハンドアウト(以後) 【ハンドアウト1】仁科・真由 シナリオコネクション:【檜垣・啓継】 戦火に晒されたランブレイ王都。 セファーナや連合の皆により守られたとはいえその爪痕は深く炎のにおい立ち込めむせ返る様だ。 まるで見知らぬ街のような王都を肩を落として君はさまよう中で君は古びた教会で一人の神父と出会う。 地球より来たという彼に君はなぜかひどく既視感と畏怖を覚えた――。 【ハンドアウト2】そのほかのみなさん シナリオコネクション【怪盗サンジェルマン三世】 サンジェルマン三世。謎めいた時空の放浪者。 懐中時計の遺産を持つ継承者(サクセシュア)であるという以外謎に包まれた彼?を知る物は稀だ。 かつてとある狭界で彼は仁科・真由を助けそして今日は――。 『警告に来ましたよ――このテラは狙われている。他ならぬ法の陣営によって。』 ついに事態は対岸の火事、異界の戦禍としては終わらなくなったと、ゲートを閉じることを勧める君たちに彼は告げる。 『もしもそれを望まないなら、知るべきでしょう。この戦いの果てにいかなる終わりが待つかを――。』 そう、その結末を知る物は一握りではあっても、確かに存在するのだ・・。