00:30 (DoctorWest)   00:33 (DoctorWest) 時間は放課後…とは言い難い、帰宅時間がずっと過ぎた夕暮れ。そんな時間で、遅くまで遊んでいた様子は特にいない一人の小学生の子はふらふらと歩いてる。 00:34 (DoctorWest) 視線はじっと自分の靴に向けたままで、ちょっと寂しそうな表情で考え事をしていて。 00:35 (DoctorWest) ふと、顔をあげて太陽を見る。 00:35 (DoctorWest) 【茉穂】「…困るねぇ…今日こそ施設はこっちだと確信したのにぃ…」 00:36 (DoctorWest) 毎日同じ道で登校して帰宅してるはずなのに、茉穂はまた迷子になってた。 00:37 (DoctorWest) そして、偶然でちょうど、彼女は今「義理の弟」である刹那のセーフハウスを通り過ぎていた。 00:37 (DoctorWest)   00:38 (Radiowav_) 任務の帰り道。きびきびとした動きで、帰路に着く少年が一人。 00:40 (Radiowav_) 隙の無い目つき――と言えば聞こえは良いが、要は仏頂面である。 00:41 (Radiowav_) その視線が、一人の少女をとらえると、ふっと表情が緩む。 00:41 (Radiowav_) 【刹那】「茉穂、か……? こんなところでどうしたんだ」 00:41 (Radiowav_)   00:42 (Mayah) 琴音「知った顔がいると思ったらいいふいんきなのですよ」道路標識の鏡から顔が出てる 00:43 (Mayah) 琴音「全く、イコたんにさらわれて帰ろうと思ったらこれですよ」いったん引っ込める 00:43 (Mayah)   00:44 (DoctorWest) 【茉穂】「…んん?あぁ…刹那ねぇ。もう、そこは「お姉さん」でしょぉ?」少し無理やりな感じで笑顔を作って 00:48 (Radiowav_) 【刹那】「……ああ、『姉さん』。こんな時間に出歩いていると危ない」 00:49 (DoctorWest) 【茉穂】「んん、好きで遅くまで出歩いてないけどねぇ。少し考え事してたで、帰り道間違えちゃったぁ。」てへぺろ 00:49 (Radiowav_) 【刹那】「ふむ……そうか。なら、おくろう」 00:50 (Mayah) 【琴音】「(しかし一体全く、あの姿でお姉ちゃんと呼ぶとか、一体どんな変態プレイですか)」ガードミラーから顔を出してうなだれている 00:50 (DoctorWest) 【茉穂】「助かりますねぇ。んん、でも…こんな所にいるということは、刹那の家は近いかなぁ?」首を傾げて 00:51 (Radiowav_) 【刹那】「ああ。すぐそこだが……寄って行くか?」 00:51 (Mayah) 【琴音】「(生憎あたしの家も目の前ですが)」 00:51 (DoctorWest) 【茉穂】「いいねぇ。姉さんとして、弟の暮らしはやっぱり気になりますねぇ。」にっこ 00:53 (Mayah) 【琴音】「ふぁ〜あ…」思わず声が漏れる 00:53 (Radiowav_) 【刹那】「……そうか」 少し意外だったらしく、考えて。 00:53 (Radiowav_) 【刹那】「…………? 誰か居るのか?」 00:53 (DoctorWest) 【茉穂】「…ん?今、何か聞こえたようなぁ…」 00:54 (Mayah) 【琴音】「何か言ったのです?」ガードミラーから貞子 00:56 (Radiowav_) 【刹那】「何をしている?」 一瞬、身構えたものの、すぐに警戒を解いて。 00:56 (Mayah) 【琴音】「何って、ただの下校なのです」 00:57 (DoctorWest) 【茉穂】「…んんと、イノセントの方も通る道だから、その下校方はちょっとねぇ。」 00:58 (Mayah) 【琴音】「だいじょうぶだいじょうぶ、んっしょっと」ぽてっと降りて 「きさま、ちょっと顔をかせなのです」まほにむかってちょいちょいと手を振る 00:59 (DoctorWest) 【茉穂】「…はい?」首を傾げて、刹那の様子を見たから琴音に近づけて「どうかしましたぁ?」 01:00 (Mayah) 【琴音】「貴様は何も見ていない」おでこに指をつんと当てて、記憶を書き換える 01:01 (Mayah) いつもと違って噛みもせずだるくもなくきりっとぱりっとした口調である 01:01 (DoctorWest) どの辺を書き換えてる?w 01:02 (Mayah) 琴音が鏡から出て来た所が、向こうから歩いて来た事になってる 01:02 (DoctorWest) なるるw 01:02 (DoctorWest) 【茉穂】「…??」混乱した表情で戸惑い 01:03 (Mayah) 【琴音】「どうしたのです?」くすくす 01:03 (Radiowav_) 【刹那】「……何をしているんだ?」 01:04 (Mayah) 【琴音】「何もしてないのですよ?」 01:04 (DoctorWest) 【茉穂】「…うーん…今、何の話していたっけぇ?」 01:07 (Mayah) 【琴音】「帰り道の話なのですよ」 01:08 (DoctorWest) 【茉穂】「あー、そうでしたねぇ。」納得したように頷いて 01:09 (DoctorWest) 【茉穂】「琴音ちゃんが出てきたからすっかり忘れてたぁ。じゃあ、刹那君の家に寄って行きましょうー?」と刹那に振り返って 01:10 (Mayah) 【琴音】「おやおや、二人はこれからラブラブですか。あたしの付け入る隙も無いくらい」 01:11 (Radiowav_) 【刹那】「ラブラブ?誰がだ」 01:12 (DoctorWest) 【茉穂】「もー、あたしと刹那君はそーゆー関係じゃないよぉ?」 01:12 (Mayah) 【琴音】「わからいでか」 01:16 (DoctorWest) 【茉穂】「…んん…実はねぇ。少し相談したい事はあるんだから、琴音ちゃんも一緒に来ると嬉しいけどぉ?」 01:17 (Mayah) 【琴音】「愛の巣に入っていいなら付いて行ってあげるですよ」 01:17 (Radiowav_) 【刹那】「……む。俺の知らぬ間に、客が増えている」 01:18 (DoctorWest) 【茉穂】「…ん、そうかぁ。ごめんね、勝手にぃ。」>刹那 01:18 (DoctorWest) 【茉穂】「お家は先生たちと、他の子供もいるから…ちょっと話し難いからねぇ。」 01:19 (Mayah) 【琴音】「へー?ふーん?」 01:20 (Radiowav_) 【刹那】「……まあ良い。だが、何もないぞ」 01:21 (DoctorWest) 【茉穂】「…そう?」 01:21 (Mayah) 【琴音】「はなから期待はしていないから安心するといいのです」 01:23 (Radiowav_) 2人を案内して、マンション――意外な事にオートロック付きのそれなりに豪華な建物――に案内する。 01:24 (DoctorWest) おー 01:24 (Mayah) おー 01:25 (DoctorWest) 【茉穂】「へー良い所ねぇ。」 01:25 (Radiowav_) 【刹那】「良いかどうかは判らんが、セキュリティが強固なところは便利だ」 01:25 (Mayah) 【琴音】「あたしの家は昔からの一軒家だから、こーゆーのも新鮮なのです」 01:27 (DoctorWest) 【茉穂】「へー。あたしの家もそうだったよねぇ。」少しだけ表情が曇って 01:27 (Radiowav_) 【刹那】「……2Fだ」 言うと、すぐそこにあるエレベータには見向きもせず、階段へと向かう 01:28 (DoctorWest) 【茉穂】「あれ?エレベータ使わなくていいのぉ?」だが付いて行く 01:29 (Radiowav_) 【刹那】「だった……?」 01:29 (Radiowav_) 【刹那】「……いや。エレベータは危険だ。いかなるトラップが仕掛けられているか判らない」 01:30 (Mayah) 【琴音】「あー、これだから機械頭はやーだーなー」 01:31 (DoctorWest) 【茉穂】「ふーん。まあ、ウィザードは常識に因われちゃいけないって言うしねぇ。」何気に酷いであった 01:33 (Radiowav_) ツカツカ、と階段を上ると、奥へと歩いて行く。良く見ると、外廊下のあちこちに監視カメラが設置されているのが判るだろう。 01:34 (DoctorWest) 【茉穂】「…本当に厳重だねぇ。」 01:35 (Mayah) 【琴音】「ほんと、迂闊な事もできないねぇ?」 01:35 (Mayah) 例えば小さい女の子を家に呼んだり 01:35 (Radiowav_) 【刹那】「……やめておけ。ここにはウィザードも大勢住んでいる」>琴音 01:35 (Radiowav_) 言葉の真意には気づかず。 01:35 (Mayah) 【琴音】「くすくすくす」 01:36 (DoctorWest) 【茉穂】「くすくすくす」何となく釣られて一緒に笑う 01:37 (Radiowav_) 笑い声の意味が分からず、不思議そうな顔をしながら。 01:37 (Mayah) 【琴音】「普通の男の子だったら大変って意味なのですよ」 01:38 (Radiowav_) 【刹那】「『普通の男の子』が如何なるものかは判らない。だが、ここにはおそらく住んでいない」 01:38 (Radiowav_) そうこうする内に部屋にたどり着き。 01:39 (Radiowav_) 【刹那】「……ここだ。鍵は今開けた。入れ」 無愛想に促す。 01:39 (DoctorWest) 【茉穂】「では、おじゃましま〜すぅ。」 01:40 *neruucat0 join #電波王NWCC (~chocoa@p62610f.tkyoac00.ap.so-net.ne.jp) 01:40 (Mayah) 【琴音】「じゃましま〜す」 01:42 (Radiowav_) 部屋は広く清潔だが、生活臭が感じられない。冷蔵庫を開けると、何本かのミネラルウォーターが詰められており。 01:43 (Radiowav_) 部屋の隅から、折り畳み式の椅子と簡素なパイプテーブルを持ち出すと、水のボトルをテーブルに置く。 01:44 (DoctorWest) 【茉穂】「…うーん、本当何もないねぇ。ええと、さっぷーけい?」 01:44 (Mayah) すすすと、ほんのわずかのねたも見落とさないように部屋を見渡す 01:45 (Radiowav_) 冷蔵庫、電子レンジ、パイプベッド、事務机……見事なまでに殺風景。 01:46 (DoctorWest) 【茉穂】「うーん…お姉さんはちょっと寂しいねぇ。」 01:46 (Radiowav_) だが、その中で一点だけ。書棚が違和感を放っている。 01:47 (DoctorWest) お 01:47 (Mayah) 【琴音】「ふーーん?」本棚を注視 01:47 (Radiowav_) 【刹那】「……面白いものではないぞ?」 01:48 (Mayah) 何個か手にとってパラパラとめくり、何かが挟まっていないか探す 01:48 (Radiowav_) 古書なのか、読み古した痕やメモ書きが散見される。どうやら、女性の字のようだ。 01:49 (Mayah) どんなメモが書かれてるの? 01:50 (Radiowav_) 数式や、注意書きですね。どうやら、何かの研究のメモのようです。 01:50 (DoctorWest) 【茉穂】「琴音ちゃん、勝手に見ちゃダメでしょぉ?」 01:50 (Mayah) 【琴音】「何かひとつ位ぼろが出てくるかと思ったけど、面白くないのです」 01:51 (Mayah) 例えば初の写真とか写真とか写真とか 01:51 (Radiowav_) 【刹那】「だから、面白いものではない、と言っただろう」 01:51 (Radiowav_) 考えたけど、まだ撮らせてもらってないよw 01:51 (Mayah) 手紙とか手紙とか手紙とか 01:52 (DoctorWest) w 01:52 (Radiowav_) アルバムはある。 01:52 (Radiowav_) 【刹那】「それで……家探しが目的ではないのだろう?」 01:52 (Mayah) 【琴音】「アルバムはっけーん、これはありきたりのイベントなのです。さあ見せてくださいなのです」 01:53 (Radiowav_) 【刹那】「……余人が見ても興味を引くとは思えないがな」 01:54 (Radiowav_) アルバムに入れられた写真はいずれも新しく、ここ数年以内に撮られたもののようだ。 01:54 (DoctorWest) 【茉穂】「…んん、何かごめんねぇ。あたしが勝手に琴音ちゃんを誘ったせいでぇ。」てへぺろ 01:54 (Mayah) 【琴音】「話は見ながら聞くですよ。ほうほう、どうやら新しい写真のようなのです」 01:55 (Radiowav_) 一人の女性の遺体の検分書(メモが同梱されている)を皮切りに、巨大なカプセルに入った人影の移った写真が数枚。これが最初。 01:55 (Mayah) 【琴音】「おかしいのです、姉弟とか言ってるくせに二人の写真が一枚も無いですね〜?」 01:56 (DoctorWest) 【茉穂】「最近なったばかりだからねぇ。」天然 01:56 (Radiowav_) やがて、刹那と、見慣れぬ白衣の女性のツーショットが数枚。いずれも、刹那は仏頂面である。 01:56 (Radiowav_) 【刹那】「血のつながりがあるわけではないからな」 01:57 (Radiowav_) 写真は唐突に、戦場写真へと移り……砂漠や山岳、密林で撮られたと思しき刹那と数名の男たち(写真によって違う)の姿。 01:57 (Radiowav_) いずれも、メモがクリップされているのが特徴である。 01:58 (Mayah) 【琴音】「やっぱり二人は危ない関係なのですねー。年下をお姉ちゃんと呼ぶとか」製作後何年とかそんなのは知らん 01:59 (DoctorWest) 【茉穂】「実はあたしの方が年上だったりしてぇ。」くすくす笑って 01:59 (Radiowav_) 良くメモを読んで居れば、刹那の【生年月日」が明らかに計算が合わない事に気づく……が、二人は気づかないだろうなあw 01:59 *DoctorWest mode +oo neruucat0 Radiowav_ 02:00 (Mayah) 気づかないと言うか気にしない 02:00 (Mayah) 【琴音】「うん?そういうともしかしてあたしも年上とか言うですかね?」 02:00 (Radiowav_) では、そんな面白みのない写真が続く。 02:01 (Radiowav_) 【刹那】「さあな。俺はお前の年齢を知らん」 02:01 (DoctorWest) 【茉穂】「…アルバムのことは置いておいて…んとねぇ。あたしのこの前の「夢」の事ですけどぉ。」 02:01 (DoctorWest) 琴音に気を取られて、ようやく本題を振る 02:02 (Mayah) 【琴音】「うん、夢がどうしたの?」目線はアルバムである 02:03 (Radiowav_) 【刹那】「ようやく本題に入ったか」 02:04 (DoctorWest) 【茉穂】「んん、気になっていたけど…あの日、あたし達が話してたのはやっぱり…本物のリオン=グンタ…?」椅子に腰掛けて、いつもののんびり口調が嘘のように消えて珍しい不安がってる表情を見せる 02:04 (DoctorWest) 【茉穂】「単に夢だったら、あたしが知らない事を知ってるわけがない…でしょうね…」 02:05 (Radiowav_) 【刹那】「だろうな。イコ=スーにせよリオン=グンタにせよ、偽物を用意する意味が無い」 02:06 (DoctorWest) 【茉穂】「…何で、本物の魔王はあたしの夢に出てるんだろう…」 02:06 (Mayah) 【琴音】「本物かどうかは分からないのですよ? 夢の中で本物が出るかどうかははっきりしないです。まあ、魔王が出てくるなら本物かもしれないけど。あ、イコたんは本物ですよ?」 02:07 (Mayah) エリスの夢にもぐった誰か魔王が、おじさまを作り出したとか言うし 02:07 (Radiowav_) 【刹那】「……残念だが」首を左右に振って 02:07 (Radiowav_) 【刹那】「手がかりがない。今の俺に推察するのは難しいだろう」 02:08 (DoctorWest) 【茉穂】「…やっぱりそうね。でも、何度も見てる夢だから…何だか、気になる。」 02:09 (Mayah) 夢使い以外が人の夢に干渉できるのかな、魔王だから出来るとか? 02:09 (DoctorWest) そういう能力を持ってる魔王はあるんだけど 02:09 (DoctorWest) リオン=グンタやベルは違うのでしょう。 02:11 (Mayah) 【琴音】「でも、リオンたんやベルたんが夢に干渉するなんてあまり聞かないのです。まあ、全員が夢使いから転職してたら別でしょうけど」 02:13 (DoctorWest) 【茉穂】「ん…それに、繰り返し見てる夢はその二人だけじゃないよ。」 02:14 (Mayah) 【琴音】「たとえばー?」 02:14 (Radiowav_) 【刹那】「……何?他にも魔王が」 02:15 (DoctorWest) 【茉穂】「うーん、他の魔王の夢を見るわけじゃないけど…」うつ向いて 02:15 (DoctorWest) 【茉穂】「…あのね。殺される夢を、何度も見てるのよ。」 02:16 (Radiowav_) 【刹那】「殺される……夢?」 02:17 (DoctorWest) 【茉穂】「うん。夢の通路でチラッと見たでしょ?」 02:17 (Mayah) 【琴音】「何かあったですか?」 02:18 (Radiowav_) 【刹那】「……ああ。確かに見たが」 02:18 (DoctorWest) 【茉穂】「…んとね…あたしが始めてエミュレイターに襲われた時、傷ついた所でナイトメアさんに助けられたね。」 02:19 (Mayah) 【琴音】「カブトムシさんにですか」 02:19 (Mayah) そんな琴音はカタツムリ 02:20 (DoctorWest) 【茉穂】「…でも、夢の中で…ナイトメアさんが来る前に…その…怖くて何もできなくて、エミュレイターに襲われ酷い怪我を負って…そして、そのまま何も見えなくなって、すごく寒くて…」唇を噛んで、少し震え出す 02:21 (DoctorWest) 【茉穂】「…そんな事があったはずはないのにね。あたしはここにいるんだから…ね?」何故か疑問形 02:21 (Radiowav_) 【刹那】「…………」無言で聞いている 02:21 (Mayah) 【琴音】「……ほらほら弟君、姉が震えてるんだから肩でも抱いてやがれですよ」ちらりとまほの様子を見て 02:22 (Mayah) 【琴音】「どうかな、もしかしたら一度死んでいるかもしれないですよ」ぽつりと 02:23 (Radiowav_) 【刹那】「どういう事だ……?死者が蘇ったと?」 02:23 (DoctorWest) 【茉穂】「っ…!そんな、はずはない…」 02:24 (Mayah) 【琴音】「赤羽くれはは蘇生されてるですよ」 02:25 (Radiowav_) 【刹那】「では、茉穂……姉さんもそれと同じだと?」 02:25 (DoctorWest) 【茉穂】「でも、ナイトメアさんはそんな事、一言も…」 02:26 (Mayah) 【琴音】「可能性の一つと言うだけなのです。確証はないし、そうそう口に出されることでもないのです」 02:26 (DoctorWest) 不安ばかりが膨らんで自分の身体を抱きしめ 02:26 (Radiowav_) 【刹那】「(……そこに魔王が噛んでいる、と言うのか……?)」 02:26 (Radiowav_) 【刹那】「…………不安は判るが、今は気にしても仕方ない」 02:26 (Radiowav_) 【刹那】「俺達に出来るのは、今を生きる事だけだ」 02:27 (Radiowav_) そっと茉穂の頭に手をやり、撫でながら語りかける。 02:27 (DoctorWest) 【茉穂】「…んん…それも、そうね。ごめん、こんなに不安がるのって、あたしらしくないだよね。」 02:27 (DoctorWest) 頭撫でられて少しだけ安心した表情になる 02:28 (Radiowav_) 【刹那】「ああ。忘れろ、とは言わないが」 02:28 (Mayah) 【琴音】「あたしだって、死に掛けてTISやイコたんにあってるし」 02:28 (Radiowav_) 【刹那】「それを気に病みすぎない事だ」 02:28 (DoctorWest) 【茉穂】「琴音ちゃんも…?」 02:29 (Mayah) 【琴音】「生まれてからは病弱だったっていうし、それ以外にも大きな病気にかかっているのです」 02:30 (Radiowav_) 【刹那】「……魔王の手を借りて、命をつないでいる、か……」 複雑な表情になる 02:32 (DoctorWest) 【茉穂】「みんな事情がありますね。」 02:32 (Mayah) 【琴音】「何も無い人はあまりいないですよ」 02:32 (Radiowav_) 【刹那】「……そうだな」 02:33 (DoctorWest) 【茉穂】「ん…変な話付きあわせてごめんね。頭の隅っこに置いといていいから。」 02:33 (Radiowav_) 【刹那】「……記憶しておこう」 02:34 (DoctorWest) 【茉穂】「それに、明日からあたしはいつもの、何でも軽く流す自分に戻るからね。」にっこ 02:34 (Radiowav_) 【刹那】「……旧い戦友が言っていた。『死を思うものは戦場において命を長らえる』と」 02:35 (Radiowav_) 【刹那】「無理をする必要はない。俺は兄弟だからな」 02:35 (Mayah) 【琴音】「まあ、そういうことなのです」 02:38 (DoctorWest) 【茉穂】「うん。ありがとう。」力強く頷いて 02:40 (DoctorWest) 【茉穂】「…ん、外は暗い…早く帰れないと先生たちは心配するねぇ。」 02:41 (Mayah) 【琴音】「そうだねぇ、さっさと帰るのです」 02:41 (Radiowav_) 【刹那】「送ろう。迷うといけない」 02:42 (DoctorWest) 【茉穂】「あはは、面目ないねぇ。」てへぺろ 02:47 (Mayah) 【琴音】「じゃああたしは鏡から帰るから、二人きりでどうぞなのです」 02:48 (Radiowav_) 【刹那】「送って行っても構わないが。良いのか?」 02:48 (DoctorWest) 【茉穂】「もー。変な言い方しないのぉ。」 02:50 (Mayah) 【琴音】「恋路の邪魔はしないのですよ」 02:52 (DoctorWest) 【茉穂】「だから、そうじゃなくてぇ。」 02:52 (Radiowav_) 【刹那】「恋路?俺と初のか?」 02:53 (DoctorWest) 【茉穂】「ん?刹那は初ちゃんの事が好きだったのぉ?」 02:54 (Radiowav_) 【刹那】「ああ。今は『友達』だがな」 02:55 (Mayah) 【琴音】「まさかのネタばれひゃっほー!」洗面所の鏡へ突っ込んで退場 02:55 (DoctorWest) 【茉穂】「へぇー。…でも、初ちゃんはあたしより小さいんじゃぁ?」 02:55 (DoctorWest) 琴音スルーw 02:56 (Radiowav_) 【刹那】「……ひゃっほー?」 02:56 (Radiowav_) 【刹那】「……忙しない奴だ」 02:56 (Mayah) 無表情で 02:56 (Radiowav_) 【刹那】「……ところで姉さん、何を言っているんだ?初は高校生だぞ?」 02:57 (Mayah) 外見と言うのは残酷なんだぜ 02:57 (Mayah) 例えば高校生だと言い張っても小学生とかにしかみなされない女の子や、小学生だと言ってるのに、同級生と歩いていると警察に連れて行かれる男の子がいるんだ 02:58 (DoctorWest) 【茉穂】「そうだったのぉ?あたしよりも背が低いから、てっきりねぇ。」不思議そうな顔 03:00 (Radiowav_) 【刹那】「年齢と身長は関係ないだろう(きぱ」 03:02 (DoctorWest) 【茉穂】「そーなんだぁ。」首を傾げて 03:03 (Radiowav_) 【刹那】「ああ。実際、年下の俺の方が背が高い」 03:04 (DoctorWest) 【茉穂】「ふーん。それもそうねぇ。」うん、と納得したように頷く 03:04 (Radiowav_) 【刹那】「じゃ、行こうか。何かあったらまた来ると良い」 03:06 (DoctorWest) 【茉穂】「じゃあ、遠慮なく遊びに来るよぉ。」辿り着ければいいの話だが…