--------2012/01/12 17:53:01 ログを開始 17:53 チャンネルに入りました 17:53 *Radiowave join #千夜月姫CC (~Raymond@KD125054096084.ppp-bb.dion.ne.jp) 17:53 *names : Radiowave utai @Mayah @neruucat0 @debu_nemu @Kanade @DoctorWest 17:53 *debu_nemu mode +o Radiowave 17:53 *mode +sn 17:53 メンバ情報を取得しました 17:58 *Radiowave mode +o utai 17:58 (utai) しかしデートコースと言われてとんとわからん。 17:58 (Radiowave) ウィンドウショッピングとか、遊園地とか?w 17:59 (Radiowave) あの二人の性格的に、映画みたいな「じっとしてる 17:59 (utai) 遊園地も受け身ですからのう、アル意味。 17:59 (Radiowave) 「じっとしてる」とこが性に合うとは思えないw 17:59 (utai) ではウインドウショッピングで。 17:59 (Radiowave) はーい。 18:00 (Radiowave) 一行空けで交代するとして、スタートはどちらから? 18:00 (utai) では、こちらから。 18:01 (Radiowave) うぃ。よろしくお願いします 18:01 (utai)   18:01 (utai) ちぐはぐな少女であった。 18:02 (utai) 四肢は鍛えられ肌はどちらかといえば黒く、目は獣か子供の輝き。 18:02 (utai) それでいて服は過剰にならないギリギリ一歩手前のフリルつきスカート。 18:03 (utai) その違和感が不思議と嫌味にならず、溶け込んでいる。 18:03 (utai) そういう少女であった。 18:03 (utai) 今時めずらしく腕時計を眺めるその名を、伏塚里見と言った。 18:03 (utai)   18:04 (Radiowave) ゆっくりと、歩み来る少年の姿が一つ。 18:04 (Radiowave) 背は、あまり高くなく、四肢はしなやかに鍛えられ、瞳は無垢に輝いている。 18:06 (Radiowave) 服装はと言えば、人民服をアレンジしたジャケットにロングパンツ。寒くないか、と思われる服装だが、露出している肌に寒そうな様子はない。 18:06 (Radiowave) どちらかと言えば歩調はゆるりとしているのだが、表情にだけ焦りが見える。 18:07 (Radiowave) 時折、携帯を取り出しては時間を見る。 18:07 (Radiowave) 時刻には、まだ余裕があったが。それでも、心だけが急いていた。 18:07 (Radiowave) ――その中国人の少年の名を、黄 小龍と言う。 18:07 (Radiowave)   18:08 (utai) 【里見】「お」驚きが口から出たときにはもう体が動いていた。果たして足を踏み出したのが先か、視認したのが先か。 18:09 (utai) 文字通りのスキップで少年との距離を詰め、密着する三歩手前で足を止め、片手を上げる。 18:09 (utai) 【里見】「小龍くん発見」 18:09 (utai)   18:10 (Radiowave) 【小龍】「アヤ。先に来てまってるつもりだったケド、待たせちゃったカ」 微妙に訛ったイントネーションで、詫びる。 18:11 (Radiowave) そのまま、ただの一足で三歩分をすっ、とつめると、手を差し出して里見の手を取ろうとする 18:11 (Radiowave) 【小龍】「今日は、楽しもうネ」 18:11 (Radiowave)   18:12 (utai) 【里見】「うん!」恭しくその手を取り、おどけて笑う。 18:12 (utai)   18:13 (Radiowave) 【小龍】「でも……里見ちゃん、可愛いなぁ……コレが僕のカノジョだと思うと、笑みがこぼれて止まらないヨ」 率直な意見だった。ある意味、率直すぎるほどに。 18:13 (Radiowave) その言葉が真実である事を証明するように、ニヤニヤ――と言うほど下卑てはおらず、クスクス――と言うほど煩くもない、微笑を常に浮かべていた。 18:14 (Radiowave) アルカイックスマイルは小龍の常であったが、今日のそれは、もっと少年臭い笑み。 18:14 (Radiowave)   18:14 (utai) 【里見】「小龍くんに言われると何かオトメゴコロにショックがあるんだけど」唇を尖らせて不満を言う……が、蕩けた満面の笑みで言っても説得力がないというものである。「愛されてるので良し!」 18:14 (utai)   18:16 (Radiowave) 【小龍】「さて……今日はスカイモールの方にショッピングに行きたいと思うのだけど……何か欲しいものはあるカ?里見」 手近な大型ショッピングモールの名を挙げると、繋いだ手をそっと恋人繋ぎに直したりするw 18:16 (Radiowave)   18:20 (utai) 【里見】「んー……」ここで小龍くん、と口に出さないのも、最近学習したオトメゴコロである。「強いて言うなら小龍くんの好み、かな」そしてあまり変わらないのである。 18:20 (utai)   18:21 (Radiowave) 【小龍】「んー。可愛いヨ!最高に可愛いヨ!!」 もう、街中である事も忘れて興奮してしまうのである。 18:22 (Radiowave) 【小龍】「僕の好みは……」ありのままの里見ちゃん、と言いかけて、それではショッピングにならないと思い直す。 18:22 (Radiowave) 【小龍】「……そうだネ。揃いのパワーストーンでも買おうカ」 18:22 (Radiowave)   18:24 (utai) 【里見】「パワーストーン……健康祈願とか武運長久とか安産祈願とか?」 18:24 (utai) いや安産は止せ14歳。 18:24 (utai)   18:24 (Radiowave) 【小龍】「一族繁栄、かナ?……でも、安産祈願も、その……捨てがたいネ」 18:25 (Radiowave) もじもじと、赤くなりながらも否定しない辺り、ダメな子である。 18:25 (Radiowave)   18:27 (utai) 【里見】「まずは現物見てからだね、れっつらごー 18:27 (utai) 先を歩こうとしてよく道を知らないのに気づく。間抜けといったら間抜け。 18:27 (utai)   18:27 (Radiowave) 【小龍】「おー!れっつらごーヨ!」  18:28 (Radiowave) 道を知っているのは小龍だが、今日のメインは里見ちゃんのつもりだった。だから、目標の店にたどり着くまでの経路も楽しもうと言う意気込み。 18:29 (Radiowave) 二人で、モールに向かって一見ゆっくりと――その実そわそわとせわしなく――歩いてゆく。 18:29 (Radiowave)   18:31 (utai) 【里見】「~♪」いかに殺伐とした心情であれ年頃の乙女であることに違いはない。隣に彼氏を引き連れてのんびり歩く。それにときめきを感じない少女がいるだろうか。 18:32 (utai) 地図を眺め建物を見据え、構造を数秒で把握する。 18:32 (utai) ……が。 18:32 (utai) そこはそれ、あらゆる時間を愉しもうとする乙女心のなせる業。不自然にならないギリギリを選んで、歩を進める。 18:32 (utai)   18:34 (Radiowave) 【小龍】「……フム(ニヤリ)」 少女の心中を知ってか知らずか、モール全体を楽しめるルートを脳内で検索。最終目的地であるインテリアショップを遠ざけるように、自然と歩みを進める。 18:34 (Radiowave) 一見すれば「お子様」な二人。中身も実際、恋愛に関しては初心者以下なのだが。 18:35 (Radiowave) それでも、この辺りの息がピッタリと自然に合う辺りは、互いを深く理解した大人の対応。 18:35 (Radiowave) ……増して。 18:36 (Radiowave) コースの中に、冷やかしや絡んでくるチンピラを計算に入れてしまう辺り、余人の及ぶところではない。 18:36 (Radiowave)   18:37 *Mayah quit (Ping timeout) 18:38 (utai) 【里見】「思うんだけどさ」何かを振り払うように手をぷらぷらさせて。 18:39 (utai) 【里見】「素人だから動きが読めない、ってのも嘘だと思うんだよ。場慣れすればするほど定石みたいなものが出来てきてさー。化け物相手とは言わないけどもっとこう刺激的な」 18:39 (utai) 大の男七人をぶちのめした後にするとは思えない、暇を潰すような物言いである。 18:39 (utai)   18:40 (Radiowave) 【小龍】「いや、流石ヨ……楽しんで貰えるかと思ってたケド、ちょっと物足りなかったネ」 18:40 (Radiowave) こちらも少女には及ばぬまでも、四人程度を再起不能に陥れての発言。 18:41 (Radiowave) 怖いよ、白昼の都市の死角……と言った体である。 18:41 (Radiowave)   --------2012/01/12 18:48:14ログを終了 --------2012/01/12 18:53:53 ログを開始 18:53 チャンネルに入りました 18:53 *Radiowave join #千夜月姫CC (~Raymond@KD125054096084.ppp-bb.dion.ne.jp) 18:53 *names : Radiowave @utai @neruucat0 @debu_nemu @Kanade @DoctorWest 18:53 *debu_nemu mode +o Radiowave 18:53 *mode +sn 18:53 メンバ情報を取得しました 19:02 (utai) 【里見】「デートの寄り道としては十分かな? 19:03 (utai) まさに肩慣らし、と言ったところか。 19:03 (utai) 【里見】「……あれじゃない?」軽く指さす先には、目当てのインテリアショップの看板。 19:03 (utai)   19:04 (Radiowave) 【小龍】「うん。あそこネ……来た事あったカナ?」軽く頷くと、倒れ伏した男たちには目もくれず、後ろから里見に抱き着く 19:05 (Radiowave) 【小龍】「こういう、アトラクションも無いと、満足して貰えないかと思ったんだケド……よけいなお世話だったカナ?」 19:05 (Radiowave)   19:06 (utai) 【里見】「んーん、初めて」抱きついてきた手の指に自分の指を絡めて。「心遣いでおなかいっぱいです」 19:06 (utai)   19:06 (Radiowave) 【小龍】「えへへー。そういって貰えると嬉しいネ。さ、お店に入るヨ」 19:06 (Radiowave)   19:07 (utai) 【里見】「おお」壮観とはこのことか、と言った風情。部屋の写真と財布の残高を考えなければえんえんと買い物ができそうな、そんな絶妙な店構えと品揃え。 19:07 (utai)   19:08 (Radiowave) 【小龍】「まあ、今日のところは軽い買い物に済ませるケド、ごひいきにしてくれると嬉しいヨ?」 19:09 (Radiowave) 店内は陽光さんさんと入って明るく。少年の出自を考えれば意外なほど洋風で。 19:09 (Radiowave) 青と白を中心にしたカラーリングが、涼やかな中にも冬の寒さを感じさせない。 19:09 (Radiowave)   19:11 (utai) 【里見】「おお……おお……いいねここ。素敵すてき」何度もうなずき、驚きの声をあげている。 19:11 (utai)   19:12 (Radiowave) 【小龍】「里見ちゃん程目が高い人にそう言って貰えると、店主も喜ぶヨ。……もちろん、僕もネ」にこにこと漏れ出る笑みは留まるところを知らず。店主がややもすれば驚き顔になって居る事にも気づいているのかどうか。 19:14 (Radiowave) 【小龍】「じゃ、お兄サン。一族繁栄、家内安全の璧を一組と……あと……(ごにょごにょ)……安産祈願の勾玉を頼むネ」 19:14 (Radiowave) 後半は小声で。しかしテキパキと店員に指示を出す。店員も慣れた様子で、にこやかに対応する。 19:14 (Radiowave)   19:15 (utai) 【里見】「おお。小龍くん実は顔?」すごいすごい、と手を叩いてはしゃぐ。こういうところで子供っぽい。 19:15 (utai)   19:17 (Radiowave) 【小龍】「顔、と言うか……単なる同族経営ヨ。僕自身は大した事ないネ」真っ赤になって照れながら、ぽりぽりと後頭部をかく。メガネが真っ白になって、表情は分からないが、相当に照れているのが判る。 19:17 (Radiowave)   19:20 (utai) 【里見】「使えるものは何だって使わなきゃ。かっこいいよ、小龍くん」自分より背の低い少年の腕に自分の腕を絡め、顔を近づける。 19:20 (utai)   19:21 (Radiowave) 【小龍】「ん……ひ、人が見てる、ヨ……」言いながらも、抵抗はせず。むしろ積極的に額を合わせて。その仕草はまるで少女のようにも見える。 19:21 (Radiowave)   19:22 (utai) 【里見】「見せつけてるんだよーだ♪」笑うという行為が攻撃的であるものかどうかはさておき、相当に面白がっているのは確かである。 19:22 (utai) 【里見】「勾玉かー。ストラップじゃ味気ないしチョーカーは首が苦しいかもしれないし。どーしよっかなー」 19:22 (utai)   19:24 (Radiowave) 【小龍】「もう……人が悪いヨ、里見」真っ赤になったまま、慌てて手をひらひらと顔の前で振り 19:25 (Radiowave) 【小龍】「そうだネ……ブローチやイヤリングにしてもらう事も出来るヨ?チョーカーも、サイズ次第では悪くないネ」 19:25 (Radiowave) 真剣に検討し始める 19:25 (Radiowave)   19:26 (utai) 【里見】「んー……制服とか色々あるし……やっぱりペンダントが無難かなあ……」 19:26 (utai) 面白くないけどまあ面白くなくてもいいか、と納得しつつ。 19:26 (utai)   19:27 (Radiowave) 【小龍】「じゃあ、ペンダントでお願いしますネ。お代はこっちで。今日は現金持ってきたから、カードは良いヨ」てきぱきと店員に指示だしする辺りで、この少年がこの店に頻繁に来ている事が判る。 19:28 (Radiowave) 【小龍】「あー。それから、璧の方だけど、二つに割ってペアリングにする事は出来るカナ?」 19:29 (Radiowave) 割と真剣な面持ち。リングの持つ意味を知らぬでも無いだろうに、いや、知っているからだろうか? 19:29 (Radiowave)   19:31 (utai) 【里見】「ペアリング?」にこにこ、あるいはニヤニヤと笑みを崩さないままその意味を尋ねる。やはりこの少女、相当に「ひとがわるい」。 19:31 (utai)   19:32 (Radiowave) 【小龍】「う……ウン。ずっと一緒、のために……駄目、カナ……?」 返事は分かっていたけれど、それでも不安で。下からそっと見上げて尋ねる。 19:32 (Radiowave)   19:33 *inumaru join #千夜月姫CC (~inumaru@p2071-ipbf2803hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp) 19:33 *debu_nemu mode +o inumaru 19:35 (utai) 【里見】「駄目じゃないよ♪」この世のものとは思えない至福の笑顔。数秒後に表情を改めて。「うん。この話、お受けします」 19:35 (utai)   19:35 *kogitsune__ join #千夜月姫CC (~kogitsune@p4005-ipbf1307funabasi.chiba.ocn.ne.jp) 19:36 (Radiowave) 【小龍】「アリガト……大切に、してネ……」ぱあぁっ、と、花開くような笑みで。どちらが女性か分からぬような状況。涙ぐんですら居た。 19:36 (Radiowave)   19:37 (utai) 【里見】「ああもう、泣かない泣かない」よしよし、と頭を撫でて。「大切にするからね。小龍くんごと、ずーっとずーっと」 19:37 (utai)   19:37 (Radiowave) 【小龍】「な、泣いてないヨ?!泣いてないテバ」 面子を気にしたのか、明らかに泣いていたのに、それを否定する 19:38 (Radiowave) 【小龍】「で、でも……ずっと大切にしてくれるのは嬉しいヨ……」 19:38 (Radiowave)   19:38 (utai) 【里見】「どういたしまして♪ふっふっふ。ボクの愛は重いぞー」 19:38 (utai)   19:40 (Radiowave) 【小龍】「歓迎ヨ。里見の愛なら、いくらでも飲み干すネ」ニコリ。自信を篭めた笑顔で返す。 19:40 (Radiowave) 後ろで店員が、当てられて赤くなっているのにも気づかず。 19:40 (Radiowave)   19:43 (utai) 【里見】「よろしくお願いします♪」深々とお辞儀する。店員に気づいているかいないかはその所作からは読み取れない。 19:43 (utai)   19:44 (Radiowave) 数分後……。 19:45 (Radiowave) 【小龍】「じゃ、じゃあ、リング、嵌めてあげるネ?」 完成したペアリングを、そっと里見の指に嵌めながら。 19:45 (Radiowave) 【小龍】「これで、お揃い……ヨ」 自分のリングを見せ、満面の笑みを見せるのだった。 19:45 (Radiowave)   19:46 (utai) お疲れ様でした。 19:46 (Radiowave) お疲れ様でした。ありがとー。 19:46 (Radiowave) 里見ちゃんはかぁいいv 19:47 *Radiowave mode +o kogitsune__ 19:47 (utai) 小龍君もかわいい。 19:48 (Radiowave) そう言ってもらえると嬉しいです。