トレーラー 彼らは、誰にも必要とされなかった。 ただ、死を待つばかりの彼らは、だがそれを善し、としなかった。 ――夜の新宿で次々と起こる連続殺人事件。 殺されるのは暴力団ばかり。 これは、人間の事件なのか? それとも、魔物の事件なのか? 今、夜よりも深い闇が街を覆い尽くそうとしていた。 Beast Bind Trinity「Black Rain」 汝、己のエゴに懺悔せよ。 PC1:『高貴な』キャラ。女性推奨。 シナリオ絆:「アルドール」(慕情、友情など) 君には、友人が居た。身分違いだが、かけがえのない存在だった。 誰もが『血の穢れた』彼との交流を責め、それに苦悩した彼は、君の前から姿を消した。 それからどれだけの時が流れただろうか? 彼から手紙が届いた。 PC2:『枯れ果てた』復讐鬼。『必要とされたい』キャラ推奨。 シナリオ絆:雨の少女(借り、恩人、執着など) 君には仇がいた。彼を追い詰め、斃した時、だが君も、致命傷を負って斃れた。 そのまま死んでも良い。そう思っていた。 だが。気がつくと、雨が降っていた。傍らには、レインコート姿の少女。  悲しげな瞳をした少女が、君の印象に残って消えなかった。 ※補足 このキャラは「少女に救われた命をどう使って良いか判らない」「少女が気になる以外に生きる目的がない」空っぽのキャラだとやりやすいです ぶっちゃけ、オープニングで仇は既に死んでいるので、仇の設定は自由で構いません。 PC3:指定カヴァー:ヤクザ。「人間として」生きているキャラ。(魔剣、ロードなど) シナリオ絆:山崎冬扇(忠誠、意思など)もしくは山崎要(庇護、家族など) 条件:山崎組に恩を感じている事。  君は、広域暴力団、山崎組の幹部だ。「親父」冬扇に拾われて以来、組のために生きてきた。 だが。そんな日々は、冬扇と娘の要が凶弾に倒れた事で終わりを告げた。  共に居た親友、若頭の文川が死んだ事も、君の悲しみと怒りを増大させた。  彼らの仇を討つ。夜の世界は何も魔物のものばかりではない。人間として、人間を殺す。 君にはその覚悟が出来ていた。 PC4:3年前から東京に居るキャラ。 シナリオ絆:オートマローダー  君はかつて、ナチス残党の狂科学者、Drアビスが計画した事件を解決した半魔の一人だ。  アビスは、ある自動人形の少女のコピーを大量に作ることで、新宿を、否、この国を制圧しようとしていた。  アビスは無事倒れたが、その負の遺産であるオートマローダー達は、いずこかに消えた。  あの事件に決着を付けなければならない。それが、あの事件に関わったものとしてのケジメだ。