14:10 (m00_namoGM) ■シーン0 登場PC:セレシャ・ハウディート 場所:学校の隅の花壇 時間:放課後 14:11 (m00_namoGM) 太陽がそろそろビルの群れの中に沈む頃、君は花壇の前のベンチでぼんやりとしていた 14:12 (m00_namoGM) 考えているのはつい先日居なくなってしまった彼女のこと 14:13 (m00_namoGM) 彼女は元気で悩みがあったようにも見えなかったのに 14:13 (m00_namoGM) 荷物も持たずに友人にも一言も告げずに 14:14 (m00_namoGM) 警察は失踪事件として捜査をしてくれていると言っていたが、成果は今だ上がっていないらしい 14:14 (m00_namoGM) 友人の身を案じ君は一つため息をついた 14:14 (m00_namoGM) (RPヾ(*・ω・)ノ ドウゾ♪b) 14:15 (m11_Seresya) 【セレシャ】「…ふぅ、結乃…一体どうなさいましたの?」 そこにいない友人へと話しかける 14:16 (m00_namoGM) いつもなら話しかけずともうるさく話しかけてくる友達なのに 14:16 (m11_Seresya) 【セレシャ】「悩みがあったなら言ってくれれば、いえ、いっそ相談してくれれば家出くらい付き合いましたのに」 もう一度花壇をじっとみつめる 14:16 (m00_namoGM) 返事はなくその言葉はただむなしく響き 14:17 (m00_namoGM) そんなとき君の声におかしな笑い声が響いた 14:18 (m00_namoGM) 【???】「きゃははははは!何か困っているのかな?」 14:19 (m00_namoGM) その声の響く方に視線を向けると一匹の猫 14:19 (m11_Seresya) 【セレシャ】「…猫…いえ、ただの猫じゃありませんわね」 じろっと睨む 14:21 (m11_Seresya) 【セレシャ】「わたくしに何か、用事でして、そこの猫」 14:21 (m00_namoGM) 【猫】「きゃは!あったりー」猫はただの猫とは思えないような笑顔を作り 14:22 (m00_namoGM) 【猫】「お友達の居場所を知っているからね、教えてあげようかと思ってね」 14:22 (m11_Seresya) 【セレシャ】「っ、教えなさい、今すぐに」 がたっと立ち上がり、猫に駆け寄る 14:24 (m00_namoGM) 【猫】「きゃははははは!必死だねぇ」 14:24 (m00_namoGM) あなたが駆け寄ると猫はすっと姿を消す 14:24 (m11_Seresya) 【セレシャ】「あたりまえでしょ、親友のことなんだから」 慌てているのか地の喋りで叫び 14:25 (m11_Seresya) 【セレシャ】「こら、ねこ、ちゃんとおしえなさい!」 14:25 (m00_namoGM) 【猫】「きゃは、きゃははは!慌てなくても教えてあげるよ」 14:25 (m00_namoGM) 聞こえてくる場所の変わった笑い声を探すと 14:26 (m00_namoGM) 先ほど居たのとは逆の角 14:26 (m00_namoGM) 猫の顔だけが浮いて笑顔を作っている 14:26 (m11_Seresya) くるっと声の方に振り向いて 14:26 (m00_namoGM) 【猫】「けれど、その前に僕のお願いも聞いて欲しいんだよねーあははは」 14:26 (m11_Seresya) 【セレシャ】「まちなさい、こらっ!」 駄々ッと走りよる 14:27 (m11_Seresya) 【セレシャ】「…お願いって、なによ?」 14:28 (m00_namoGM) 【猫】「僕は・・・僕らは寂しがり屋なんだ、だから友達になって欲しいんだ」 14:28 (m00_namoGM) 【猫】「友達になってくれるなら、きゃは、友達のためならその女の子の場所を教えてあげるよ」 14:29 (m11_Seresya) 【セレシャ】「友達………いいわ、友達になってあげる、どうすれば良いの?」 ぎりっと歯をかみ締め、答える 14:30 (m00_namoGM) 【猫】「きゃはははははは!君に頼んで良かった」 14:31 (m11_Seresya) 【セレシャ】「…早くおしえなさい、結乃の居場所を」 14:31 (m00_namoGM) 君がそう答えると猫は心底嬉しそうに笑い声を上げ 14:31 (m00_namoGM) 【猫】「きゃははははは、こっちだよー」 14:32 (m00_namoGM) と、笑うとふっと猫は笑顔だけを残してふっと消え 14:32 (m00_namoGM) すぐにその笑顔も消え失せます 14:32 (m11_Seresya) 【セレシャ】「…ちょ、まっ」 猫がいた位置まで駆け寄り 14:32 (m00_namoGM) そしてその猫のいた場所には人が一人入れそうな穴が 14:33 (m11_Seresya) 【セレシャ】「良いでしょう、誘ってるなら、いってあげるわよっ!」 14:33 (m00_namoGM) つい先ほどまではなかったはずなのに 14:33 (m11_Seresya) その穴をじっとみて 14:34 (m11_Seresya) 迷い無く飛び込む! 14:34 (m00_namoGM) 覗き込んでも真っ暗で底の見えない穴 14:34 (m00_namoGM) そこに飛び込むとしばらくふわふわと落下するような感覚があなたを包み 14:35 (m00_namoGM) ぽすんと音を立てて扉の並ぶ部屋の中にあなたはたどり着きます 14:36 (m11_Seresya) 【セレシャ】「んっ…此処は?」 きょろきょろと回りを見渡し 14:36 (m00_namoGM) 扉の上の方には覗き窓が付いていますが 14:36 (m00_namoGM) ほとんどの窓の向こうにはなにも見えない空間が広がっており 14:37 (m00_namoGM) 真っ暗のように見えるけれども、けれど何故かそこにはなにも存在しないのだと言うことが分かる 14:38 (m00_namoGM) そんな扉の中の一つ、オモチャがたくさんおかれた子供部屋が見える 14:38 (m11_Seresya) 【セレシャ】「何処かのドミニオンかしら、此処」 呟き警戒している 14:38 (m00_namoGM) その向こうから一人の女の子の笑い声とその女の子と話す君の友達の声が聞こえる 14:39 (m11_Seresya) 【セレシャ】「結乃?」 声に反応し、そっちへ走り出す 14:40 (m00_namoGM) 女の子「次は次は、この双六で遊びましょう!」結乃「もうその遊びは100回も遊んだでしょう、早く私を家に帰して!」 14:40 (m00_namoGM) と、いう声が聞こえますが 14:40 (m00_namoGM) その扉は開くことができず、君がノブを必死にガチャガチャと鳴らしても全く動かない 14:41 (m00_namoGM) 【猫】「きゃはははは!その扉は壊れているからね」 14:41 (m11_Seresya) 【セレシャ】「……こ、のっ…なら、結乃の所へ行く方法を教えなさい、今すぐ」 14:41 (m00_namoGM) その扉の上で先ほどの猫が笑い声を上げる 14:41 (m11_Seresya) 言葉と共に、目に殺気がともる 14:42 (m00_namoGM) 【猫】「友達にそんな口をきくの?きゃはははは、僕は悲しいなー」 14:42 (m11_Seresya) 【セレシャ】「っ…おしえて、くださらない、猫さん?」 ぴきぴきっと笑顔に顔をひきつらせる 14:43 (m00_namoGM) 【猫】「きゃはは!友達だからね、教えてあげる」 14:44 (m00_namoGM) 【猫】「お友達をもっと連れてきて欲しいんだ、僕らは遊んでくれる相手がもっと欲しいんだ」 14:45 (m00_namoGM) 【猫】「お友達を連れて入り口まで来てくれたら、お友達も連れて彼女のところまで連れて行ってあげるよ」 14:45 (m11_Seresya) 【セレシャ】「それは、人をここに連れて来いと、そもそも此処はどこなの?」 14:45 (m00_namoGM) 【猫】「そうしたらそうしたら、きゃはははははは、みんなで遊べば良いんだよ」 14:46 (m00_namoGM) その質問を投げかけると猫は耳まで裂けそうな程に口をニヤリを歪め 14:47 (m00_namoGM) 【猫】「きゃはは、君にはわかるはずだよ、僕らのお友達になった君ならね!」 14:48 (m00_namoGM) と、世界律の資産:支配を使用しますー 14:48 (m11_Seresya) 【セレシャ】「どういう意味、それは?」 14:48 (m00_namoGM) 君の頭の中には何故かここが帰る場所だという認識と帰りたいと思えばすっと帰ることができると言うことがわかります 14:49 (m11_Seresya) 【セレシャ】「……そっか、ここに帰ればいいのね?」 ふっと目の光りが消え、呟く 14:50 (m00_namoGM) そして、みんなも連れてきたいなという衝動と、誰にもばれないようにしないとなという思いも浮かびますね 14:50 (m00_namoGM) 【猫】「きゃははは!そうだよ」 14:51 (m00_namoGM) 【猫】「わかってくれたかな、君はここに変えれば良いんだ」 14:51 (m11_Seresya) 【セレシャ】「……うん、皆つれてこないと、まずは終夜ね…あぁ、終夜と此処で一緒にずっといていいんでしょ?」 少女の頭で最優先に連れてくるべき相手が決定される 14:52 (m00_namoGM) 【猫】「うん・・・それが君のお友達かな、きゃはははは、うん、その子も僕らと一緒にずっと遊ぼう!」 14:52 (m00_namoGM) 【猫】「じゃあ・・・僕は君がお友達を連れてきてくれるのを楽しみにしてるよ」 14:52 (m00_namoGM) 猫がそう嗤うとふっと猫の姿は消え 14:53 (m00_namoGM) 君はこの扉のうちの一つが学校に繋がっていると言うことが何となく分かります 14:54 (m11_Seresya) 【セレシャ】「うん、まっててね猫ちゃん…友達をつれてくるから」 そういって、扉に手をかけて、開く 14:55 (m00_namoGM) きぃと扉を開くと先ほど君のいた花壇の前 14:55 (m00_namoGM) 君はいつの間にかベンチに腰掛けており 14:55 (m00_namoGM) つい先ほどまで眠ってしまっていたことに気がつく 14:57 (m11_Seresya) 【セレシャ】「ん…ふぁ、結乃」 友人の名前を呼びながら目を覚まし 14:57 (m00_namoGM) 遠くからは部活を終えた生徒達が帰る声が聞こえる 14:57 (m00_namoGM) もう太陽は地平線に沈み、そろそろ夜と言っても良い時間 14:57 (m00_namoGM) あなたも帰る頃ですね 14:58 (m11_Seresya) 【セレシャ】「そろそろ帰らないと…心配させますわね」 立ち上がりスカートをパタパタと叩いて埃をおとし 14:59 (m11_Seresya) 【セレシャ】「…結乃、本当にどうしたのかしら」 友人の名前を呟き 15:00 (m11_Seresya) 【セレシャ】「終夜にも相談してみよう、他の皆にも、何か判るかも」 そして、思考はそんな風に纏められる 15:00 (m11_Seresya) それが、誰かに仕向けられたとは全く思わず二、それが正しいのだと、そう思って。 15:00 (m00_namoGM) そんな風につぶやくセレシャさんの背後 15:00 (m00_namoGM) 彼女からは見えないところで、一匹の猫が楽しそうにニヤニヤと笑みを浮かべていた 15:01 (m00_namoGM) と、言うところでシーンかっとですねー