01:14 (ham_) よろしくお願いします 01:14 (minamo_)   01:15 (minamo_) 研究所、千代の改造をしたり解析をしたりといつも寝かされている台の上 01:15 (minamo_) 今日は造られた怪物の体液データを取るために寝かされていた 01:16 (minamo_) 【怜司】「体液採取を円滑に行うために、感覚を強化しておきましたが」 01:16 (minamo_) 【怜司】「どうでしたか?」 01:17 (minamo_) そう感情を込めずに聞きながら、怪物の精液が詰め込まれた陰部の周囲を撫でる 01:17 (minamo_)   01:18 (ham_) 台の上に置かれ、ぼんやりと天井を仰いでいたが、言葉を掛けられ、僅かにその目が視点を結び 01:19 (ham_) どこか恨みがましい目つきで主人を見上げる 01:20 (ham_) 【千代】「どう、と仰られましても」しかしその表情はすぐに消え 01:20 (ham_) 【千代】「採取の円滑化には有効だったのではないかと判断します」無表情にいらえる 01:22 (ham_) そのまま表情のない目でふいと視線を逸らし、次の質問を待つかのように黙りこくる 01:22 (ham_)   01:23 (minamo_) 【怜司】「君の受けた情報についての話さ」 01:24 (minamo_) 【怜司】「あの男に体を触られて、子宮を貫かれて、君はどういう風に感じたのかな?」 01:25 (minamo_) そう言いながら、手から触手を伸ばし接合部より体内機構に触手を差し込んでいく 01:25 (minamo_)   01:27 (ham_) 【千代】「それは…」口ごもり、目元を染め 01:29 (ham_) 【千代】「機構の神経伝達の状況はモニタリングされていたはずですが」多少言葉を探した後に答える 01:30 (ham_) この返答で良いのかどうか、多少自信はなかったが、大勢には問題ないはずと判断する 01:30 (ham_)   01:32 (minamo_) 【怜司】「・・・?」珍しく歯切れの悪い返答に違和感を覚える 01:33 (minamo_) 【怜司】「それをどう感じたのか、確認するために聞いているんだが」少し不快感を込め答える様促す 01:34 (minamo_) しかし手元は全く変わらず、体内に受け入れた精液を漏らさぬ様、子宮口部をカチリと外し 01:35 (minamo_) 体の内側にある接合部をかちかちと取り外し、体表部の外装を取り外す準備を整える 01:35 (minamo_)   01:38 (ham_) 行為の時の感覚については、何故か主人に知られたいとは思わなかった。 01:39 (ham_) どうやら自分の持つ「倫理観」というものは主人のモノとは大幅にズレがあることは認識していたが 01:40 (ham_) 研究の支障になるほど自分の意志が強いとは思いもしなかったので少し戸惑う 01:41 (ham_) しかし、それを知られたくないという感情は消せず、さらに言葉を探し、どう主人を納得させようかと思考する 01:42 (ham_) 【千代】「それは……ぐぅっ!?」そして言を左右にしようと言葉を続けようとし。その瞬間、痛みは大幅にオミットされてはいるものの、神経接続を切らないまま内臓を取り外される痛みに体を折る 01:42 (ham_)   01:48 (minamo_) 人形の痛みは気にも止めず、外装部の皮膚と肉をべろりと剥がすと 01:49 (minamo_) 研究素材のつまった子宮を取り出す 01:49 (minamo_)   01:51 (ham_) 【千代】「あ゛あぁぁぁあぁぁぁあぁぁっ!!」絶叫を響かせ、固定された整備台ががしゃがしゃ音を鳴らすほどに体を跳ね上がらせるが、特殊素材の拘束装置は体を保持し、逃れさせない 01:51 (ham_)   01:56 (minamo_) 暴れ回る人形には眉一つ動かさず、取りだした子宮から精液と着床した受精卵を丁寧に取り外す 01:56 (minamo_) その作業に集中しながら、ふと思い出し問う 01:57 (minamo_) 【怜司】「ああ・・・君の子でもあるのだし、君の希望もあれば聞いておくよ」 01:57 (minamo_)   01:59 (ham_) 【千代】「ふっ…う…」快感とは違う痙攣に体をがくがくと捩らせながら 02:01 (ham_) 【千代】「私の…子…?」痛みに支配されかけた頭の片隅で、主人の意識が逸れたことをどこか喜びながら鸚鵡返しに繰り返し 02:03 (ham_) 無からデザインされ作り出された卵、後から取り付けられた内臓で孕み、自分の外で培養されるそれでも、自分の子と呼ぶのだろうかと考える 02:04 (ham_) 何故か、無傷なはずの胸が鈍く痛んだ気がした 02:04 (ham_)   02:07 (minamo_) 返答がない事を感じまた意識を取りだした子宮に戻す 02:08 (minamo_) 精液と受精卵を共に専用の容器へと保管し、改造し育成する準備を整える 02:09 (minamo_) そうして、子宮を元に戻そうと人形に意識を戻し 02:10 (minamo_) 自分の質問に未だ望んだ返答がないことを思いだす 02:13 (minamo_) 新しい子宮内膜を備えた別の子宮を取り出しながら、不良品を見る様な目で人形を見下ろす 02:13 (minamo_)   02:15 (ham_) 痛みで鈍くなる視界で、主人が新しい内臓…きっとまた別の機能を有したモノだろう…を手にこちらを見るのを捉える 02:16 (ham_) 冷たい視線に晒され、怯えが、痛みより強く体を支配するのを感じる 02:17 (ham_) ―捨てられたくない 不要な機械と思われたくない 02:17 (ham_) その衝動に駆られ、口を開く。どれから答えればいいのだろうか。どう答えればいいのだろうか。 02:18 (ham_) 主に見捨てられてしまったら、自分の存在している意味は― 02:18 (ham_) 何も、無いのだから 02:18 (ham_)   02:20 (minamo_) まぁ、答えられないのならその程度のものだったのだろう 02:22 (minamo_) そんな表情を浮かべながら、作業を続ける 02:22 (minamo_)   02:26 (ham_) 【千代】「っ…ほ、報告を続けます…!」溢れる声は、正しく人間なら、涙声と呼ばれるものに近いだろう 02:28 (ham_) 血圧の低下も、全身から溢れている冷や汗も意識から消え去り、ただ一つの衝動に支配されたまま言葉を続ける 02:31 (ham_) 途切れ途切れに、しかし論理的に身体感覚を述べる。羞恥や、彼女には上手く言い表せない「感情」はもう彼女の中から消え去っていて 02:31 (ham_)   02:36 (ham_) それは、正しくエゴに突き動かされる半魔の姿。 02:36 (ham_)   02:38 (minamo_) 人形の報告を聞きながらも、少女の必死の告白であるのに全く心は揺れず 02:38 (minamo_) ただ自分には理解できない感覚への参考にしようとただ報告を聞く 02:40 (minamo_) 全てを知りたい、それが彼のエゴ 02:42 (minamo_) しかし、人の感情を知ろうとしつつも共感とは全く違う観察で 02:42 (minamo_) 彼女の必死の言葉を聞きつつもその感情を理解することはできずにいた 02:42 (minamo_)   02:43 (minamo_)   02:43 (minamo_)   02:45 (minamo_) fin 02:45 (minamo_) お疲れ様でしたー 02:45 (ham_) お疲れ様でした- 02:45 (ham_) GM,博愛と大罪どうぞ-(ぇ 02:46 (ham_) えーと、嫉妬とー 02:46 (ham_) 淫靡とー 02:46 (ham_) 怒りとー 02:46 (ham_) 全部○でいいや、大食以外(ぁ 02:47 (minamo_) w