23:03 (Tamaki_)   23:03 (Tamaki_)   23:03 (Tamaki_)   23:03 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……」 23:03 (Tamaki_) からりと氷が鳴る 23:04 (Tamaki_) ちょうど曲が終わったタイミング。そのままグラスを口元へ運ぶ。 23:04 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(まさか鉢合わせることになるなんてな)」 23:05 (Tamaki_) こちらへと歩いてくる女性を見て、渋い顔になる。相変わらず、この女性は苦手だ 23:06 (Tamaki_) さきほどまで奏でられていた音楽は、彼女の手によるもの。音は嫌いではないのだが、一度与えられた苦手意識はそうそう薄れるものではない 23:07 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……別に呼んじゃいないぞ」 23:07 (Tamaki_) RPどうぞー) 23:09 (ballock__) 【テレサ】「あら、少しはいいじゃないですか」あ、私もちょっと軽めのお願いします。なんてマスターに言って「一人で飲むというのも少々寂しいので」小さな微笑は何時も通りであり 23:10 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……俺は一人に慣れている」 以前であれば『一人がいい』と言ったところなのだが。気付かないうちに違う表現を選んでいる 23:12 (ballock__) 【テレサ】「…あら」以前話した感じからもやっぱりとは思って「やはり、答えは見つかったみたいですね」くす、と笑みを零して。出てきたグラスを貰って 23:13 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……何の話だ?」 グラスをもう一度口へ運ぶが、中身は空だ。「……(やりにくい)……もう一杯」 グラスをNPCへ差し出す  23:15 (ballock__) 【テレサ】「“音”が柔らかくなってます。ご自身ではお気づきではないようですが」ちびちびとお酒を飲みながらそんな風に呟いて「寂しそうな“音”じゃなくなってるんです」 23:16 (ballock__) 相変わらずどこか回りくどいような、いや、最早この話し方は素であるんだろう 23:17 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……芸術家特有の表現か? 生憎、こっちにはそんな素養はないんだ。判りやすい言葉で喋ってくれないか?」 皮肉げな切り替えし。だが、この言葉も以前に比べるとかなり柔らかい言い回しになっている 23:19 (ballock__) 【テレサ】「あら、私の悪い癖ですね」あらあら、とちょっと苦笑して「要するに、心を許せる相手ができたんですね。という事です」カラン、とグラスを鳴らして水面を見つめて 23:20 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……っ」 図星を突かれて若干視線をそらし 「……別に、そういうのじゃない」 否定しつつも耳がぴこぴこゆれる 23:23 (ballock__) 【テレサ】「少し前に話した時は、本当に“寂しそう”でしたから、今はそういう“音”が和らいでるように聞こえます」微笑ましげに、でもどこか嬉しそうにそう言って、以前に“俺の本当の音を言ってみろ”という言葉を突っぱねた。だが、実のところ普通の会話の中でその“答え”はすでに言っては居て。それが和らいだ事に純粋に嬉しそうにしていた 23:26 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(何故そこでそんな表情をする? お前は俺の保護者か?)」 テレサの顔を見てこちらは憮然とした表情になり 「……見透かされたほうとしては、あまりいい気分じゃないぞ」 23:28 (ballock__) 【テレサ】「そこは、アルクゥさんはわかりやすいですから」あまりいい気分じゃない。という言葉にあっさりと答えを返して「アルクゥさんは、聞いていて落ち着く“音”というのはありますか?」 23:29 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(わかりやすい……のか)」 以前会った眼帯の少女にも似たようなことを言われた。 「……落ち着く音?」 顎に手を当てて考える 23:31 (ballock__) 【テレサ】「聞いていて落ち着く音楽や、心が高ぶるような音楽。そういったモノです。例で言えば子守唄なんかが良い例でしょうか?」赤ん坊が落ち着いて眠りにつく音。という例えで 23:34 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……」 しばし考えた後、口を開く 「……ある」 思い浮かんだのは、自分に何度も話しかけてくれた天使の少女。彼女の声や、息遣い。 23:36 (ballock__) 【テレサ】「私が笑っているのは、柔らかい素直な“音”が好きだからなんです。自然と笑みを浮べられるモノじゃないですか?」まだ一杯目なのだが、若干頬が赤い。飲むペースが遅いのにはそれなりに理由があるようだ 23:37 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……悪かったな、わかりやすくて」 むぅっと膨れて酒を舐める 23:40 (ballock__) 【テレサ】「悪い事ではないです、というよりも知ってますか?」からん、とグラスを回しながら微笑んで目を細めて「このような状況でも、現実でも。素直な“音”を出せる方というのは少ないんですよ」そういう音が出せる相手が居るというのはとても素敵な事なんです、と 23:42 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(現実でも、な)」 ふと気になった 「……向こうのアンタも音楽家か何かなのか?」 23:45 (ballock__) 【テレサ】「音楽家と言うほどではありませんが音大に通っていますよ。毎日が勉強ですし、まだまだですけれど」なんては言いつつも実は中身はすでに世界レベルなのだがそこは置いといた。そして実は本名なのも置いといた(そもそも気にしてないだけでもあるが 23:46 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(いやちょっとまて)」 向こうのプロフィールをすらすら言うテレサにぎょっとして 「バカかっ! いや質問したのはこっちだから俺がいえたことじゃないが、向こうのことをぽんぽん答えてんじゃねぇ!」 23:47 (ballock__) 【テレサ】「はい?何か問題があるんでしょうか?」はて、と凄い不思議そうに首を傾げた――そう、以前依頼を一度一緒にした時を思い返そう…とても素人です 23:50 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(こいつらは)」 頭を抱えて 「……いいか、次からは答えるな。自分のプロフィールは極力秘匿しとけ」 23:51 (ballock__) 【テレサ】「隠して困るわけでもないのですが」微妙なほろ酔い加減で頬を染めつつ。そういうのでしたら仕方ありませんね。と 23:51 (ballock__) 隠してじゃない隠さずとも。だ( 23:53 (Tamaki_) 【アルクゥ】「後々厄介なことになりかねねぇんだ。隠しておいて損はないんだよ!」 あまりの能天気さにぐでーっと机に突っ伏する 23:54 (ballock__) 【テレサ】「あら、そうなのですか…?それでしたら、まぁ仕方ありませんね」あらあら、と。会話ログが身内用のみになってたのがおそらく救いである 23:56 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……オープンじゃないな」 ログを確認して溜息をつき 「……ホントに気をつけてくれ」 23:57 (ballock__) 【テレサ】「……あら?という事はアルクゥさんって本名じゃないんですか?」微かなほろ酔い加減なせいか凄いボケ発言である 23:59 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……俺はアイヌかよ」 まぁ、それっぽく意識して付けた名前ではあるが 00:02 (ballock__) 【テレサ】「あらあら、という事はむしろ私は少数派なんですね」うーん、と考える。そういえば一緒にきた友達も本名じゃなかったなぁ。そういえば本名で来たの驚かれたなーなんて思いだす。ってかこのやりとりからして自分は本名ですってレベルである 00:03 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(ダメだこの女。はやくなんとかしないと)」 戦慄した顔で 00:05 (ballock__) 【テレサ】「なんだか、凄い呆れられたような表情に見えます」むむ、と 00:05 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……想像の斜め上だったからな」 やってられない気分で酒を煽る 00:08 (ballock__) 【テレサ】「まぁ、私はずっと音楽をやってましたから。少々(?)こういうのに疎い自覚はありますけど…」うーん、なんて考えて。ゲームや娯楽というのには凄い疎いようだ「ですけど、楽しいですね。こういったモノも」初めてのゲームがこんな状況だというのに、それでも+の部分を見つけて乗り切ろうという意志は持ってる辺り能天気ながらに案外芯はシッカリしているのかもしれない 00:09 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……この状況下でそう言えるというのは、確かにすごいな」 00:10 (ballock__) 【テレサ】「そう、ですか?」 00:11 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(って、何を褒めてるんだ俺は)」 ふるふると首を振って 「……やっぱなしだ」 00:12 (ballock__) 【テレサ】「むぅ、ちょっと気になりますねその言い方は」むむ、としながら少し顔を近づけて 00:13 (Tamaki_) 【アルクゥ】「気にするな。……っていうか近い」 若干のけぞりぎみになって  00:15 (ballock__) 【テレサ】「あら、すみません」指摘されて謝りつつ、すすっと下がり「ですが、私が凄いのでしたらアルクゥさんも凄いのですけどね」小さく笑みを浮かべて 00:16 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……は?」 変な声がでた 00:19 (ballock__) 【テレサ】「先ほども話しましたが、“素直な音”を出せる方というのは少ないんです。その上でこの異常とも言える環境で自分で居られる方というのは…とてもすごい事なんですよ?」一時期は見失ってたのかもしれないが、それでも見つけ出してそうして居られることを評して 00:21 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……やめろ」 鋭い視線を投げつけて 「……俺はそんなんじゃない。今だって、まだ……怖いよ」 酒を煽る  00:25 (ballock__) 【テレサ】「怖い…というのは?っと。聞くのは少々野暮ですね」怯えの入り混じった音。ふとそれに疑問を感じるが思いなおし「私は…アルクゥさんはそれで良いと思います」グラスを置いて穏やかに言って 00:28 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……また、見透かしたように」 溜息と共に吐き出す 「(……やっぱ、苦手だ)」  00:31 (ballock__) 【テレサ】「見透かしているわけではないのですが…何て言いますか。個人的な感性ですね、アルクゥさんの“音”を聞いての」小さく微笑んで「それにしても…お酒って久しぶりに飲みましたが。少々火照ってきますね」普段はアルコール摂取感覚OFFなのだが今日はONにしてあったせいか酔っていた。軽めのお酒グラス一杯で 00:33 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……その程度の酒で……か?」 ジュースに近い酒に視線を注ぎながら 00:34 (ballock__) 【テレサ】「現実でも飲んだ事はあるのですが、一番最初に眠ってしまう程度には」どうやら弱すぎるようだ。きっとこの世界で一人で飲ませちゃいけない間違いない 00:35 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……何故飲んだ?」 思わずツッコミを 00:36 (ballock__) 【テレサ】「んー、なんででしょう?」はて? 00:37 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……おまえ、その状態でギルドハウスに戻る自信は?」 00:38 (ballock__) 【テレサ】「多分、戻れますかと?」 00:38 (ballock__) 疑問符がついた 00:39 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(この間は料理人で今度は音楽家か)」 深く溜息を吐いた後で立ち上がる 「……送る」 言葉少なく伝える 00:41 (ballock__) 【テレサ】「あらあら、すみません」ほろ酔い状態で微笑みつつ。整った容姿と紅潮した頬とが入り混じってどこか色気があるのは脇に置いておこう 00:45 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……っ いいからとっとといくぞ」 顔を赤らめて、多少強引に引っ張る。落ち着いているような印象があるものの、実年齢はまだまだ少年と呼んで差し支えの無い年齢。当然、テレサのような女性との接触など、ほぼ無いに等しい。免疫などあるはずがない 00:49 (ballock__) 【テレサ】「はい、ありがとうございます」小さく微笑みそのエスコートについていって。女性特有の柔らかさをアルクゥの手に伝えながら一緒に歩いて 00:55 (ballock__) 素直な音が心地よく酔った状態なせいか少しふらつく、こんな大変な状況に陥ったけどそれでもこうして皆と、仲間と一緒に居られる環境を持っただけで此処に来た価値はあった――願わくば、ちゃんと皆無事に帰れますように――と 00:55 (ballock__)   00:55 (ballock__)   00:55 (ballock__)