20:22 (Tamaki_)   20:22 (Tamaki_)   20:22 (Tamaki_)   20:22 (Tamaki_) ツボイに指摘された後、闇雲に剣を振るった。 20:22 (Tamaki_) ギルドには戻りたくない。ただ、脱退しようとするとどうしても指が動かなくなる。 20:22 (Tamaki_) 結局、架空の依頼をでっちあげ、長期の依頼を受けるという形でギルドを離れている。 20:22 (Tamaki_) 宿屋の一室。 20:22 (Tamaki_) 酒場での諍いに巻き込またため、ここまで避難してきている。 20:22 (Tamaki_) 正直、自分としてはあのまま諍いの中心にいたほうが、余計な事を考えなくて済んだのだが、目の前の仲裁者がそれを許してはくれなかった。 20:22 (Tamaki_) そして仲裁者の名前の横に表示されたギルドマーク。 20:22 (Tamaki_) それは、いま一番見たくないものだった。 20:22 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(また、ギルドの人間のおせっかいかよ)」 20:22 (Tamaki_) 奥歯を噛み締める。 20:22 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……放っておけといっただろう」 20:22 (Tamaki_) RPどうぞー) 20:25 (ballock_) 【テレサ】「まぁまぁ、あのままですと危険でしたし」ほんわかとした雰囲気を纏った女性、ある意味では一番勘に触りそうな気がするのは置いといて。偶然酒場で音楽を弾いていたところでの仲介。色々あったがとりあえず無事に済んだわけで 20:27 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……」 その女性の雰囲気そのものが、いかにも便利屋ギルドらしいものでさらに苛立ちがつのる 「……俺は別に助けなんていらなかった」 20:29 (ballock_) 【テレサ】「まぁ、確かにアルクゥさんには助けは要らなかったかもしれませんが」実際ケンカ等と言うのはあまりよくないものだし止めたわけで「ケンカはあまりよろしいものではありませんよ」穏やかに優しく言葉を紡ぐ独特のテンポ 20:33 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(癇に障る)」 そのテンポこそこちらを苛立たせることになっているというのに気付いていないのだろうか? 「……ふん」 20:36 (ballock_) 【テレサ】「苛立っているのは“音”でわかりますが、だからといってヤツアタリは危ないですよ。それに」小さく苦笑しつつ「アルクゥさんの仲裁というのもありましたが、巻き込まれる側の方があの場合は大変なんですから」 20:42 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……」 口を開こうとするが言わない。心の中にツボイの言葉が反響する 『向き合いもしないで、わかりっこねーよ。かっこ悪いぜ』 20:45 (ballock_) 【テレサ】「アルクゥさんはあまり人を寄せ付けようとしませんが、一人の方が良いっていう考え方とかだったりはしますか?」一匹狼とかあるかなぁとかそんな事を考えつつ首かしげ、内心を知ってか知らずか相変わらずのほほんとしているが 20:48 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(察しているなら近付いてこないでくれ)」 壁に背中を預けてずるずると座り込む 20:50 (ballock_) 【テレサ】「沈黙するという事は合ってそうですが、それにしては疑問が一つあるんです」不思議そうな表情で首を傾げたままアルクゥを見ながらぽつりと 20:51 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……何だ?」 こちらは視線を合わせずに問い返す 20:52 (ballock_) 【テレサ】「何故、それほどに“辛そうな音”を出しているんでしょうか?」 20:54 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……お前には関係ない」 喉奥から搾り出すようにそれだけを告げる 20:59 (ballock_) 【テレサ】「確かに関係はありませんが、気になるとどうしても気になってしまって」悪い癖ですよね。なんて小さく微笑んで「アルクゥさんにとってそれでいいのなら良いのですが、良いとは思っていないようですしね?」 21:01 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(頼むから一人にしてくれ。俺にこれ以上……を増やさないでくれ)」 ぎりぎりと締め付けられるような感覚が胸の奥でくすぶっている。ともすれば言葉になって吐き出しそうになるのを、必死に堪える 21:03 (ballock_) 【テレサ】「逃げているだけでは、そのうち潰されてしまいますよ?」あえて言葉をかける、本来こういう音を出す人は内面にひたすら自分を押し込めるタイプだ。なら――言葉を引き出さなければ始まらない 21:06 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……(だったら何だというんだ。必要なことだからこうしてるんだろうが。逃げて何が悪い。それで……失わずに済むのなら)」 唇を噛み締める  21:08 (ballock_) 【テレサ】「逃げれば逃げるほど実は失う物が多いですから。人間、楽なほうに進みたいものですけどね――それにしても、わかりやすい方ですねアルクゥさんは」自分の頬に手を当ててほんわかと 21:12 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……お前にっ」 言いかけたところで『今、てめーはギルメンの優しい気持ちに『なにがわかるー』ってわめいて、背ぇ向けてんだ』 またも頭の中で声が響く。怒声は途中で消え、また沈黙が辺りを支配する 21:15 (ballock_) 【テレサ】「お前に、自分の何がわかる――ですか?」ほんわかしながら、そのまま口にする言葉 21:17 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……」 図星をさされたためか、俯き顔を隠す 21:21 (ballock_) 【テレサ】「私にはアルクゥさんの事は何もわかりませんが、おそらく貴方の望んでいる事。くらいでしたら大体察せますよ」小さくにこり、と笑い。「“一人というのは寂しい”ですから、ね」向ける言葉、その声音は微かな自嘲 21:23 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……そんなことない。俺は……一人でいい……」 反論するが、その声には弱弱しい響きしかない 21:27 (ballock_) 【テレサ】「でしたら、そんな怯えた様な音を出さないでください」小さい苦笑、何があったのかは何もわからない、だが望んでいるものは察したとおりのモノのようだ「まぁ、会ったばかりですし素直にはお話しできないとは思いますけど。貴方を信用してくれている方くらいには、目を向けてみてもいいんじゃないでしょうか?」 21:28 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……信じるなんてこと、簡単に」 21:29 (Tamaki_) また途中で言葉を止める。その先は泡のように消えた 21:32 (ballock_) 【テレサ】「少々、心当たりがあるようですね。それでしたら私からはもう言う事はありませんか」その様子にどこか微笑ましそうにしながら、やはりほんわかとしていた 21:37 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……俺は一人でいい。……いや、一人でいなければいけないんだ」 呟き、立ち上がる 21:40 (ballock_) 【テレサ】「それは、自分を納得させるための偽りの音。にしか私には聞こえません」穏やかながら、微妙に言葉に容赦が無いのはただ、人の素直な音を求めるがゆえ、か「とりあえずですね、あまりケンカは無しの方向でお願いしますね。状況次第で巻き込まれる方がとても危険ですし」この世界っていうかゲーム世界、ケンカも発展すれば戦闘である。戦闘屋じゃない人が巻き込まれるのは本当に危ない 21:42 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……じゃあ、俺の本当の音はなんていってるのか、教えろよ?」 肩越しに暗い瞳を向けて、テレサへ問いかける 21:44 (ballock_) 【テレサ】「お断りします。それを教えるのは私の役目ではありませんからきっと」どれだけ暗い瞳を向けられても笑みを崩すような事はなくあっさりと…ただ、穏やかに優しげに言い除けた 21:52 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……一度口にした言葉は取り返しがつかない」 ボソリといって 「思わせぶりな事を言って肝心な所をぼかすくらいなら、最初から口にするな」 暗く、苦痛の滲み出る声で告げる 「俺は、お前のような奴が嫌いだ」 21:54 (ballock_) 【テレサ】「まぁ、嫌われても仕方はありませんね」ちょっと苦笑、だが。うん――「それでは、私はそろそろお暇しますね」だが、同時に小さく微笑んだ 21:59 (ballock_) 【テレサ】「そうして、自分の素直な言葉も出してもらえた事ですし」踵を返し、扉を開ける――先ほどまでは何を聞いても言葉も出さずに居たアルクゥ、だが今の言葉は確かに“正面から向き合った言葉”だ。まぁ、嫌われた言葉ではあるがそれはそれで一つ満足。あとは――誰かが気づかせてくれるだろう「それでは、また。ですね」そうしてぱたん、と外へ出て扉を閉じた 22:06 (Tamaki_) 【アルクゥ】「……」 強い拒絶の言葉。だが、それを放ったのは自分自身だが、その言葉に強く動揺する。『傷つけた』という自覚が湧き上がるたび、胸の奥から苦いものが溢れてくる。眼帯の少女に剣を向けた後と同じ、嫌な苦味が。 「……だから、嫌なんだ。誰かと、一緒なのは」 苦味を飲み込むようにした後で、低く呟く 22:13 (Tamaki_)   22:13 (Tamaki_)   22:13 (Tamaki_)