22:48   22:48 …ルミナは事務仕事、というのが苦手だ。 22:48  むしろ前線で指揮をする、とかそういうタイプのほうが似合ってると思う。 22:48  ただ、…ギルドを運営する以上、維持、財務といった雑務、事務は自然と発生する。 22:48   22:48 【アルカ】「私とかに回ってくるのよね…。」維持費、レベルアップまでの経験値、メンバーのコンディションチェック、また一癖も二癖もありそうな新メンバーに対する報告書、それぞれのリアル課金の状況…等など。 22:48 【アルカ】「…本、読みたくなるな…。たまに図書館行って…他に何もなくてもいいし。」リアルでは筋力、運動神経、共に皆無、という不名誉を誇りながらも… 22:49 デスクを離れ…ソファにぽふ、と腰を下ろす。ギルドレベルが上がったこともあり、少しは調度品も整ってきたように思う。…  22:49 【アルカ】「…暖かい。」差し込む日差し…「こんな感じで…日除けのカーテン閉めて…外からは風…吹いて、き…」 22:49 作られた環境とわかっていても… 22:49 ソファの手すりに身を寄せるように…、小さく寝息を立てて 22:49   22:49 (こんなん? 22:53 >Ryumaco0< 【アイン】「ったく、しちめんどくせぇなぁ」自分の状況のギルドマスターへの報告書。把握しておいた方がいいから、書きたくなければいいよ、という念押しつきのもの。それを持って執務室のドアをノックする。めんどくさいことこの上ないが、だからといって出さないのはどうだ?そう思うのは小市民故だろうか。書いた以上は出す。それが心情だった 22:59 【アルカ】「…ぅん…。」もぞ、と身じろぎし…「すー…」寝息を漏らす 机の上には処理途中の書類もまだ溜まっており それでも大半が片付けられ積み上げられたそれはその端を風に揺らし  23:00 >Ryumaco0< 【アイン】「ん?いないのか?」ドアノブを回す「なんだ、開いてんじゃん。おーい?」大して警戒もせず、そのまま入っていく「誰もいないのか?物騒だな、おい……まあリアルと違って盗まれるもん、ねぇか。とくに」 23:02 【アルカ】「…」 寝息と共にその胸を静かに上下させ… そもそもギルドハウスなので、メンバーか招待キーでも持ってない限り入れないわけだが  23:03 >Ryumaco0< 【アイン】「……って、なんだ、昼寝中かよ」ソレを見とがめて「おーい、風邪ひくぞ?あ、いやどうなんだ・ゲームだしなぁ。寒冷地いってもそこまで実際は寒くないわけだし、んーむ」悩みながら机に書類をおく 23:08 【アルカ】「…ふぁ…」小さな欠伸…もぞり、と姿勢を変え… 声に気づいた様子もなく…「…す−…っ…。」 事実、書類雑務だけで、ゲーム内時間の17時間ほどが過ぎていた 23:09 >Ryumaco0< 【アイン】「おーい、アルカ……?」その寝返りに少し驚く「また、こー、無防備だなぁ、おい」とは思うもののどうしたものか 23:14 【アルカ】「…うるさい、なぁ…。」 意識しての言葉ではなく反射的に口をついたであろう言葉。ぱたぱたと差し込む風が服の裾や髪を揺らし 23:15 >Ryumaco0< 【アイン】「いやだから……なんでそう無防備なんだよ!?」と声を荒らげそうになりつつ、しかしボリューム抑えてしまう「何かかけるもの、ねぇかな」周りをキョロキョロと見渡した 23:21 そうそう都合よく…スキルとしては《ギルドハウス》レベル 探して見つかるほどの便利なものも見当たらず、そもそも…寝てる相手に掛ける そんな小器用なアクションは果たして用意されているんだろうか、そのあたりはお任せですが。  「…んぅ…。天音…かゎぃ…。」 ソファの上を器用に反転し、小さなクッションを胸に抱きながら 23:23 >Ryumaco0< 【アイン】「なんでそこで天音の名前出てくんだ、あんた……まさか、じつは男、とか?いやいやいや」頭を振る「どんな夢みてんだあんたは」その額をほっぺをつんつんとつっついてみた「あ、やわっこい」 23:27 【アルカ】「…やめ…sふぁlrgj・vlzk。」気持ちよく寝てるのに…といおうとしたのか、…半分以上寝たままの言葉は言葉にならず 指から逃げるように身を捩じらせて  天音がかわいいのは世界の決定です 23:29 >Ryumaco0< 【アイン】「ん、なんか、こー」ちょっと楽しくなってきて、その横にしゃがんでつんつんとつっつきつづける「しっかし」ふと指を止める「……こいつもこー、かわいい、よなぁ」 23:33 【アルカ】「…っ…。ん、も…ぅ。」 何度目かにつつかれた際に…その指を握る。 本来、リアルなら…筋力、運動神経共に皆無と言う不名誉なステータスを誇る為、握ろうが、何の抵抗にもならないが… 握ることで落ち着いたのか、再び寝息を… 23:36 >Ryumaco0< 【アイン】「ぅわ!?」やばい、バレた怒られるっ。そう思ったが……「また寝るのかよ……」ふぅ、と安堵「なんかこー、赤ちゃんに握られてる感じ、だな」少し頬が赤いのは焦ったせい「天音にしろアルカにしろ、ほんっとウチの連中ってどいつもこいつも可愛い癖に無防備だよな。面と向かって言えねぇけど。こんなこと」恥ずかしくて言えるか、とつぶやく「あんな連中もいるわけだし、護ってやんないとな」 23:42 【アルカ】「…邪魔…しないでよ。」 ほっと一息つくアインの背後で 声を立てる。 ろくに寝てないんだから…と付け加え 「なにこれ…。」握ったままの何か。 寝ぼけたままで振ってみる。 なんか繋がってるみたいだ。 「…ふ…ぅん。」 ぱ、と手を離す。 もう一度ころん、とソファに転がったまま…左手でログスクロールし… 「…誰が男…なのよ。」 恨みがましそうに見上げた。 まず一番に目に付いたのはそれらしい。 23:43 >Ryumaco0< 【アイン】「ぅわ、起きた!?……なにこれってそれ、オレの指」握ったんだよ、寝ぼけたお前が、と付け加え「は?男?」首をかしげた 23:46 【アルカ】「…?私が…なんでアインの指が私の前にあるのか、そっちのほうが分からないわ…。」両手でよいしょ、と身を起こし 半身だけを持ち上げた形で… 「ロ・グ。…自分の言葉さえ忘れたの?これ、2〜3分も経ってないわよね…?」 23:47 >Ryumaco0< 【アイン】「あんたが無防備にこんなとこで寝てやがったんで起こそうとしただけだっ」ちょっと苦しいかもしれない。しかも顔赤いし「は、ろ、ぐ……?」ちくたくぽーん「ちょ、バカてめぇっ、ンなの読むんじゃねえよ!?」 23:52 【アルカ】「しょうがないじゃない…雑務多いんだから。皆はレベル上げに行っちゃうし…。…アンタの独り言に関しては見逃すけど…。」僅かに頬を染めつつも…見逃せない一文…「…なに、これ…っと。…やわ…っこい?」 逆に固まったのは今度はこっちだった… 「…ぇ、ぇぁぇ…。…あ、イン…?!」 23:53 >Ryumaco0< 【アイン】「なん、だよ……」くそう恥ずかしいこと聞かれた、と腕組みでそっぽを向く 23:57 【アルカ】「や、わっこい…って何よっ。」 がた、と立ち上がり、焦ったまま…自身を見渡すように きょろきょろと見回して クッションを胸の前に抱えたまま… 23:58 >Ryumaco0< 【アイン】「は?」え、そっちかよ?何いってんだ?「何がってお前」 00:03 【アルカ】「…変なことしてないよね?」 じ…っと下から見上げ (確かアインでかかった)  「それに…かわいいってゲームキャラに何言ってるんだか…。2次元大好き…な趣味の人だった?」 胡乱げに目を細め そのままもう一度、ぺたんとソファに腰を下ろし 00:05 >Ryumaco0< 【アイン】「変なことってなんだよ」眉根を寄せて「リアルトレースとか言ったのは誰だ?」ああ、なんでこんな恥ずかしい弁明をしなきゃならないんだろう。頬が赤いままそっぽを向く。 00:07 【アルカ】「…トレースしててもキャラはキャラよ。第一…寝顔見られて…なんか柔らかいとか言われて…そこでどうしてアインが照れてるのよ…。」 ため息をついて、もちあげた手で高い位置の耳を引っ張る 00:08 >Ryumaco0< 【アイン】「いてててて、ひっぱんなってばっ」その耳を引っ張られ床に座る 00:08 >Ryumaco0< 【アイン】「やわらけーじゃん。アルカ」ぷーと膨れ「いいんだよ、ンなことはっ」なんで照れてるか、理由なんて言えるワケないなじゃいか。女に素直になるのが恥ずかしい年頃なんだし 00:11 【アルカ】「…ま、天音を正視できなかったアインにそんなに変な事できるとも思えないし、ね。…あんまりそういうの言わないほうがいいわよ。…私は聞き流してあげるけど。」 00:12 >Ryumaco0< 【アイン】「うっせ」くそう、悔しい、だから「教えてやる、なにがやわっこいか」立ち上がるとアルカに近寄って手を伸ばす……「ここだ」そのほっぺをむにーっとひっぱった 00:18 【アルカ】「…。…過度の接触行為違反で登録しちゃおうかしら…。」む、と眉を寄せ… アイン、貴方…年下でしょ。」 00:19 >Ryumaco0< 【アイン】「なんだよそれ。無防備に寝てたお前も悪いだろうよ」ぷーっとふくれ「だいたいお前何歳だよ」 00:26 【アルカ】「…あれだけの雑用、代わりにやるって言うならいいけど…。…アイン、女の子に年聞いちゃいけないって言われなかった?なんとなく、こうね…男の子って気がするわ。」くすり、と微笑んで「がんばりなさい少年。ま…うん、可愛いって言ってくれたことは素直に喜んであげるわ。」 00:28 >Ryumaco0< 【アイン】「ルミナとかにも手伝わせたり、みんなにも手伝わせればいいじゃんかよ」抱えすぎ何だお前、と「どーゆー意味だそれはっ。どーせオレと大してちがわねぇんだろ?」子供扱いにまたふくれ「かっ」それを口に差れれば一気に赤くなった「かわいくねえ!ぜったい!」 00:33 【アルカ】「ルミはまだギルド設立で手一杯。皆は今レベル上げて実力ついてきたころじゃない。裏方サポートくらいできる人間がやらなきゃ。…ね?」 よいしょ、と立ち上がりクッションをソファに積み… 「図星突かれたら反発する辺りが男の子って感じよね。うん、まぁたぶんそんなには違わないと思うわよ。」執務机へと向かい… 「あ、アイン報告書もって来てたんだ。…見た目に似合わずに生真面目よね…。」 00:34 >Ryumaco0< 【アイン】「うっせぇっ」くそう、と歯ぎしりぎりり「見た目に似合わずってなんだよ」膨れながら 00:38 【アルカ】「悪ぶりたいんでしょ?不良ぶりたいって…日本人の固有文化かしら…?…まぁ、本音は別にあるみたいだし。意外に真面目そうだし、心配は要らないかな。」 00:38 >Ryumaco0< 【アイン】「勝手にてきとーな分析してんなよ!?」ああくそう、どうしたらぐうの音もでなくできるんだろう 00:40 【アルカ】「え?」何をいまさらと、言う風に 執務椅子から振り返り…「ただの悪人が…『俺が守ってやらなきゃ…』って言うかしら。」 口元に指を当て…「…どう思う?」 わざわざ聞き返した 00:40 >Ryumaco0< 【アイン】「いうなー!?」顔を真赤にして耳をふさぐ 00:44 【アルカ】「…天音ちゃんに言ってあげようかなー。…ま、そんなことしないけど。…寝てる女の子つついたりとかは、ちょっとマナー違反よ。かっこいい、を目指すなら覚えておきなさい。」 どすん、と再び机の上には書類の山が置かれる ギルド経理、子供の家経営の支出、ギルドスキル要望案…etcetc 00:46 >Ryumaco0< 【アイン】「天音に!?ちょ!?」しない、と続けば安堵「趣味悪ぃな、あんた」悔し紛れに言ってみる「別に、目指してなんかいねえよ」腕組みして抗議「で、またその量一人でやんのか?」 00:49 【アルカ】「つつかれた意趣返しよ。…冗談で言ったんだけど、天音意識してた?…それならごめんね、本気の気持ちからかうのはよくないことよね。」 なにやら肩を震わせながら納得した、ととりあえず返し 「いい性格、って言われたことはあるわよ。これってほめ言葉よね?いいってGOODだし。」日本語って難しいわね、と付け加え 「…うん、まぁ少し休んだし…やれるでしょ。」 00:51 >Ryumaco0< 【アイン】「意識なんかしてねえよ!?」より一層赤くなると「ほら、こないだ、ちょっとひどいこと言ったかな、とか、そーゆーことだっ」精一杯の反論「いい、の意味がちげえよそれ」ジト目でみる。そうか、本質なんだな「無茶しすぎじゃねえか?潰れたら意味ねえじゃん」 00:53 【アルカ】「適材適所でしょ。少なくともアインの適所はここにはみえないわ。ちゃんと、守ってきて上げなさい?」くすくす笑いながらそう告げて 00:54 >Ryumaco0< 【アイン】「いちいち言うんじゃねー!?」 00:56 【アルカ】「…褒めてるのに。素直になれるっていいことよ?…自分の中に一本筋持ってるって事だし、そういうのって素直にかっこいいわよ。」 00:56 >Ryumaco0< 【アイン】「かっこよくねえよ!?つーかなら引き合いに出してんじゃねえよ!?」恥ずかしくて死にそうです 00:58 【アルカ】「そう…?自分で自分をかっこいいって思うより、他人に評価されるほうが本物だと思うけどな。」 00:59 >Ryumaco0< 【アイン】「うぐぐぐ」たぶんこの辺は、男と女の意識の違い、なんだとおもうが、それに築けるほどの人生経験があるでもなし「くそ、勝手にしろよ!?」 01:03 【アルカ】「うん、応援してくれてありがと。」 勝手にするのはお前だろ、などというツッコミを入れることもなく…「さて…」小さくため息をついて、山に向かい合い 01:03 >Ryumaco0< 【アイン】「ちっ」ソレを見ると、不機嫌そうに部屋を出て行こうとする 01:05 【アルカ】「あ、今度狩に付き合ってね。それでさっきのはチャラにしてあげる。…だから早く皆で強くなろうね。」  01:06 >Ryumaco0< 【アイン】「チャラってなんだ!?」振り返って声を上げ「ンなのなくたってつきあってやらあ」言い捨て羞恥の場から逃げる。素直に最後の言葉に同調する言葉は、出なかった 01:15 【アルカ】「…強く、ならなきゃ…。」 もう一度つぶやく。リアルの自分は…小学生とけんかしても負けるほどだが…こっちで、ここでは…体を動かす面でもやれることがある…。 01:16 【アルカ】「…素直じゃないな…」 素直に、そんな感想を漏らして 01:17 >Ryumaco0< そうして山積みの仕事に向かうアルカ 01:17 >Ryumaco0< 気づけばその机の隅にいつの間にか、ジュースが二本おかれていた 01:17 >Ryumaco0<   01:17 >Ryumaco0<