用語 キャスト :PCの事。 ゲスト  :PCと同等の実力を持つNPC。キャストと同じことができ、スタイルを三つ持つ。 トループ :蹴散らされる一山いくらの集団か、シナリオ上重要ではないNPC。スタイルは一つ。 エキストラ:その他。判定に成功すれば言った通りになる。雑魚以下の足手まといか、逆に神クラスの敵 カード  :手札・山札の総称。 ルーラー :GMの事。略称RL スタイル判定 キャストが各スタイルで培った知識・経験・技術・生き方・財産・人脈・地位を駆使して、PLの 意図を実現するのが、スタイル判定です。 各スタイルごとに一つずつ設定したスートと同じものを手札・山札から出せれば成功となります。 使ったカードは、判定が終了すると捨て札になります。 序列は以下のとおり。低い方がよりよい成功です。 ただし、序列の数字であって、数札にかかれた数字の大小ではありません。 なお、どのようにスタイルを使ったか、描写する必要があります。 できればスートに合わせた演出をするとRLも判断しやすいでしょう。 どのような判定であれ、「どうしてその結果になったか」を他のPLとRLに納得させる必要があります。 1:神業。宣言するだけでよい。スタイルごとに1シナリオに一度ずつ(トループも一度だけ宣言できる) 2:決定的成功。手札・山札からエースを出す。 3:劇的成功。手札から絵札を出す。 4:通常成功。手札・山札からスートの合う数札を出す。 5:通常失敗。手札・山札からスートの合わない数札をだす。 6:劇的失敗。山札から絵札を出す。 絵札の場合、キングは男性の助力(妨害)、クイーンは女性の助力(妨害)、ジャックはそれ以外の 助力(妨害)を受けた、という描写を追加できます。 行為判定: スタイル判定。情報の入手・隠蔽・偽装。アイテムの購入など。 相手の行動を誘導したり、助力を得る事も可能。 基本的に、通常成功すれば好きなように描写して良い。 なお、友人知人が好意や下心から勝手に手を回してくれることもあるので(特にダイアで成功した時)、 キャスト自身が行動できなくても判定はできる。 極端な話、銃で撃たれたとき、偶然落ちてきた瓦礫が助けてくれることさえあります。 妨害判定: スタイル判定。他人が行ったスタイル判定を邪魔する。序列がより低くないと失敗。 攻撃判定: スタイル判定。通常成功以上で、指定した一人、一集団、一組織にダメージを与えます。 トループの場合、数札では書かれている数字分、絵札なら10人、Aなら20人が一度に ダメージを受けます(抹殺判定で逃げ出したり、死傷したりする人数です) 勿論、妨害判定で回避・抵抗・防御が可能です。 抹殺判定: 攻撃判定が成功すると、抹殺判定となります(妨害に失敗した場合でも)。 ダメージチャートを見て、実際にどんなダメージを与えたか・受けたかを決めます。 攻撃判定に使った札でも構いませんし、改めて札を出しても構いません。 妨害判定が通常成功以上であれば、防御側も手札・山札を出して、その中から選べます。 また、イベントやドラッグの影響でダメージとまではいかないほどのバッドステータスを 受けることがあります。これはユーフォリアチャートを参照します。 (薬物への抵抗に劇的失敗すると、ダメージチャートになるかもしれません)。 存在判定: ダメージの結果によっては死亡・発狂・追放(投獄)となります。 いずれにせよゲーム上、PCとしてはリタイアです。 これを避ける最後のチャンスが存在判定で、指定されたスートの手札・山札を出すことが できれば成功です。深刻な障害やトラウマ、前科は残りますが、辛うじてPCとして 生き延びることができます。