23:11 今日も今日とて平穏こともなし。というわけではないのだが、この人にとって大事件、などと早々はないのであろう。故に今日も今日とてのんべんだらり、ああ、息をするのもめんどくさい。 23:11 と、寝てるだけかと思いきや 23:11 そんな彼が珍しく、今日はなにやら読書のご様子。 23:11 【クー】「…っくくハ…っ。」笑いがこみ上げる。笑いも笑いに属する内、これはもう、失笑、苦笑いとしかいえないだろう。 23:11 そんなに面白いものを読んでいるのでしょうか。漫画でしょうか、喜劇でしょうか。おやおや、神話ものの伝記ですね。…えーなになに、ケルト神話の英雄…ああ、ご自分の伝記でしたか。 23:11 【クー】「伝説ってなぁ…大概が大概だが、自分に当てはめてみりゃあ…より実感もでるってもんだ…。」片手でぺらぺらとページを繰り…「…あー…。」 23:11 【クー】「…飽きたな。美談やとってつけたような盛り上げ話はいらないんだ…」こう、熱く愛を語り合った夜とか、そういうの!そんなもの、伝説に、事細かに載せられるか馬鹿者め。 「…ち。」パタン、と本を閉じ…目を閉じ 23:11   23:11 (>ω< わふーっ 23:14 >Ryumaco< 【優希】「ふぅ」足を止め一息つく。ジョギング。肺活量と喉の強さを保つためのトレーニング。毎日の日課を済ませ、日陰で涼もうとそこにやってくる 23:15 >Ryumaco< ここは割かし好き。風が心地よく静かで、耳を澄ませば色んな音が聞こえる。まるで音楽みたいに 23:15 >Ryumaco< 【優希】「んーっ」と伸びをする。そうして見あげた木の上に、誰かいた「あれ……?あー、えーっと、クー、だっけ?怠惰なにーちゃん」思い出す「そういえば、クロエのこと知ってそうだったよな」 23:16 >Ryumaco< クー。確かクロエの犬もそんな名前。関係あるのカナ?もしかして、転生、とか?漫画時見てるけど、ここならありそうだった 23:16 >Ryumaco< だから 23:16 >Ryumaco< 【優希】「おーい、なにしてんのさ?」そこに声をかけた 23:16 >Ryumaco< (>ε< ふにっ 23:20 【クー】「…あァ?」 今しも眠りにつこうとしていたおり、…ガサガサと足音、騒音に邪魔され…挙句の果てには声まで上げて来た、さらにはどうやらこちらへと呼びかけているらしい。つまりは…「…めんどくせぇ…」 大きくため息をつき、薄目を開ける。小娘…確か名前は…「…。……ま、豆二号。」覚えていなかった。 23:21 >Ryumaco< 【優希】「なんだよ豆って」不機嫌そうに頬を膨らませた「優希!壬土優希!」叫ぶように名を名乗る「何してんのさ?そんなとこで」 23:24 【クー】「なんだ…?2号が不満か?残念だが一号はやれんぞ、1号の称号は奴の不動の物だ。」最近すっかり呼びなれた。…意外なのは、最近マルディナの方が、呼ばれ慣れてきている、ということだ。…つまらん。 「…怒鳴るな…うるせぇ。…覚えておくかは俺が決める。」耳栓をするように両手で耳を覆い「見てわからんか…読s…寝るところだ。」 23:27 >Ryumaco< 【優希】「だから豆じゃないってば!大体一号って誰だよ!」ぷんすか「見てわかるかそんなの!?」無茶をいう、なんだこいつ「って、あのさ、あんた、クロエのことしってんの?こないだ絵に描いてたけど」 23:33 【クー】「本人に聞いてみればいいだろう。適当な相手に豆、と呼んでみればいい。…きっと命がいくつあっても足りないが。」ハッと鼻で笑い…「…絵。…俺が?…あぁ。」ぽん、と手を打つ。マルディナのぬいぐるまーワールドに住人募集を貼り付けたときか。…住人早く来ないかな。 「いい出来だったろう?で…俺様がそれに答えて何の得がある?」 23:34 >Ryumaco< 【優希】「こ、こいつ……」ああいえばこーいう。なんて厄介な。そういえば住人募集とか描いてたっけ「少なくとも、住人募集の妨害はされない?なんあら手伝えるかも?」 23:38 【クー】「…お前に何ができるんだ…客寄せに歌うか?あのつぎはぎが歌えば逆に逃げてくだろ。第一…お前に妨害?」大きく肩をすくめ「それこそ何ができるっていうのやら…。…ま、顔見知りだ顔見知り。向こうにとっちゃあどうか知らんが。」 23:40 >Ryumaco< 【優希】「テーマソングとか作れるとおもうけど?《狂ウ想イノ詩》はほら、ちょーっとアレだから」狂ってルからとは直では言いにくい「顔見知り?へぇ?名前、クーでいいんだっけ?」 23:45 【クー】「さんか様をつけろ…。…。…いいや、めんどくせぇ。」だるそうに軽く手を振り 「まぁ住人っつーかプラーナ供給源つーか…。」いわばリアルシムシティを楽しみたいだけとはいえない 23:45 >Ryumaco< 【優希】「それこそ何様だよ」このひと、面白いかも。猫みたいに目を細めて笑う「んとね?クロエの犬がおんなじ名前でさ?関係あるのカナー?って」 23:48 【クー】「…は?ちょっと待て、なんだそれは初めて聞いたぞ。…いや待て確かあんにゃろうの出身…ガキの頃から可能性は…。…よりによって犬か、…ふ…ふ、犬か…そうか狗か!…」ぶつぶつと何かをつぶやき 「…。…シメるか。」 23:50 >Ryumaco< 【優希】「ふえ?」何を言ってるんだろう「あれ、転生したー、とか?」よりにもよってなんて誤解をしてるんだろう「確か、犬とか呼ばれてなかったっけ?」 23:55 【クー】「や?転生なんざしてねぇな。…してたらしてたで、そんな連中のいくらかは一番俺様が嫌いなタチだ。」 はー…と息をつき。…ピクリ、と反応する「おいチクワ…今、何つった?」 23:56 >Ryumaco< 【優希】「チクワ?」ふえ?なんのことだろう「あのとき、そう呼ばれてなかったっけ?だからクーの生まれ変わりなのかなーって」ひどい連想である 23:58 【クー】「…犬の生まれ変わりって…どれほど惨めだてめぇ。お前、前世がゴキブリとかゾウリムシって呼ばれて喜ぶタチか?…それhそれで尊敬するがな。」 うぇっと汚物でも見るように見た後 失笑を漏らし 「1.中が空洞、音が響く 2.中が空洞、おつむからっぽ 3.チクワ型。…我ながら最高じゃね?…豆に匹敵するな、これは…」  23:59 >Ryumaco< 【優希】「クロエが可愛がってたから?……ゴキとかゾウリムシとかどんな飛躍?喜ぶわけないじゃん」人のことを言えないのだが「……誰のこと?」周りを見回した 00:07 【クー】「悪いな、無関係だ。そもそも転生ってのはな…前の記憶や技を受け継いだ奴だ…つまりお前が俺様が犬の転生ってなら…その犬は二足歩行で両手に槍もってブン回してたのか?…どこの芸人だそりゃ。それにな…転生した連中ってのは“別人”だ。本人ってのはとっくの昔に歴史の中で死んでんだ。記憶や業を受け継ごうが、それは本人じゃねえんだよ。」ま…俺様は別ですが(・3・  と、いうまじめな話の最中、きょろきょろと見渡す優希をずっと指差し、お前お前、と 00:08 >Ryumaco< 【優希】「いやほら、漫画とかでたまにあるから?」多いのは逆、のような気もするけども「ふぅん、そんなもんかぁ」しみじみと納得「怠惰な割に物知りだねぇ?」見あげ「ボクのどこがチクワなのさ」全然一致しないゆえに、怒ることもできない 00:12 【クー】「中が空洞ってのは音が響くんだ。まずひとつ一致な。」 くるくると指を立て 「二つ目、中が空っぽ…」とんとん、と立てた指でこめかみを突き 「3つ目…」上から下までその体型を観察し…。…。鼻で笑った。 「リコーダーとかチョコのないトッポとか候補はあったんだが…どうよ?」 00:14 >Ryumaco< 【優希】「チクワで響くってどんな……ボクがバカってこと……?」そして最後視線を追い「どーゆー意味だ最後ぉ!?」石を投げた 00:16 【クー】「…む。理解したか…」ぴ、と指で挟んで止め… 「理解できるってことは…さすがに空洞はまずいな、少しは中身がある…。」顎に手を当て…考え込み 「中身を吸い出したチョココロネ…ああ、尖ってるほうを上にすればいい感じかもしれん…どう思う?」 00:17 >Ryumaco< 【優希】「どういう意味だこんちくしょうー!?」当たらないのわかるのに、投げざるを得ないこのむなしさ。ぽいぽいと石を投げる 00:21 【クー】「まぁ、とりあえず、だ。」よっこいせ…重い腰を上げ…肩に手を置き 「座れ。」 軽く足を払い、ストン、と綺麗に腰を下ろさせる 「……お前、何しに来たんだ?」 ギャーぎゃーさけんだあげく、わけのわからない勘違いをして、挙句の果てには石投げと来た。 00:22 >Ryumaco< 【優希】「うぁ!?」体術なんて素人この上ない。簡単に相手の思い通りに「何しにって、基本的にはジョギングの休憩」ぷー、と膨れて顔を背けた。わかりやすい膨れ方「んで、いたから、こないだクロエのこといってたから、しってんのかなって」 00:24 【クー】「俺様は話に聞いた程度しかあいつのことは知らんぞ?…そこまでお前がなぜギャーギャークロエクロエとわめくのかは知らんが…。あいつがこっちの事をどれくらい知ってるかはしらんがね。」 00:26 >Ryumaco< 【優希】「ぎゃーぎゃーいったのはチクワのことじゃん」ぷくー「クロエは、んー、なんだろ……妹+先生、みたいなもの、だからかなぁ?」 00:30 【クー】「いい女ならともかくなぁ(…内外共にお子様か…育てる楽しみっていうほど俺様時間ないからな…その選択肢はないな)…いやいやいや、お前妹系だろ。…むしろ悪ガキ系。お前に妹といわれたらそりゃあアイツでも真っ赤になりそうだ。」 00:33 >Ryumaco< 【優希】「なにそれ」いい女とか何でいきなりでるかな……「妹系ー?悪がきっぽいのはわかる気がするけど……だってクロエ、実生活いろいろ足りてないんだ。普通の服とか、こないだ初めて買ったみたいだし。いっつもあのシスター服?だったみたいだし。っていうか結構抜けてるし?」 00:36 【クー】「アイツが抜けてるのは復讐しか見えてねえ牛だったからだな。…そんなんじゃ後に何も残らねえぞ、とはいってやったが…どこまで理解したやら。結局復讐はたさないと何も進めない、とか抜かしてやがったしな…。復讐すんなとはいわねえけどな…それで自分が他の全部犠牲にしてりゃ、相手の思う壺だっての。」 00:39 >Ryumaco< 【優希】「あ、それはもう大丈夫、だとおもうよ、うん」もう、解消したよね?クロエ「詳しくは本人から聞くといいかな?」それがスジ、だとおもうし「クロエの場合、それもそうだけど、「常識」から隔離されてたんじゃないかなー?っておもう。なんていうかな……そう、箱入り?」 00:41 【クー】「…お前も同類だろ。…さっきからのそっち系の知識のなさ。…お前はあれか、常識に包まれた側の箱入りだな。」 00:43 >Ryumaco< 【優希】「そっち系の知識?」なにをさしてるのだろう「あー、んっと、ウィザード?になったのってつい最近。だから魔術ーとかそーゆーのはまだよくわかってない、かな。今勉強中」影からずもも、と歪な人形が顔を出した「このコに助けられて、ね」 00:46 【クー】「本人から直接ねぇ…、いいや、めんどくせ…。」 はぁっとため息をついて木陰に座り込み 「いいたきゃ向こうから来るだろ。」 00:48 >Ryumaco< 【優希】「クロエ、内向的だからなぁ。あ、でも義理堅くもあるかな」くすくす笑う。相当信頼した関係なのがわかる「そいやクーもウィザードなの?異世界の人とかいるからわかんなくなるんだけど」 00:51 【クー】「内向的っつーかな…ガキなんだよあれも。お子様ってのは何でも自分でやろうとするからな。…ああ、たぶん、分類上はな。」リディとこっちにあがってから 降りた事もないが…降りてもろくな事にならないだろうしな。 00:52 >Ryumaco< 【優希」「ふぅん、じゃあ先輩だ?ヨロシク」こっちはまだまだ素人だしね「んで」立ち上がり、お尻を払う「テーマソング、作る?」 00:58 【クー】「…最近目覚めて?…ペーペーでこんなとこ来るなんざ、大抵常々じゃない理由持ちだろうが…。…あぁ、リディがなんか言ってたっけか…。」まぁいいや、思い出すのもめんどくさい。「ソレ(つぎはぎ)が歌うと逃げそうなんで却下。…ああ、そうか目玉がないのがいけないのか…しかしあまりやりすぎては、住人の自治がだな…(ぶつぶつ)」 01:00 >Ryumaco< 【優希】「まあ、きたっていうか放り込まれたっていうか……帰れないんだけどね」苦笑い「別に歌書くだけだってば。ラプソディに謳わせたりしないって」 01:05 【クー】「そいつぁ災難だったな。」やれやれと息をつき「…そんな身の上話を誰とも知らん人間に話すのか?…面倒な奴だな…。…作りたいなら作れ、好きにしろ。俺の暇を潰せる程度の役には立てよ?」 01:06 >Ryumaco< 【優希】「そんなつもりじゃないけどさ……悪いやつじゃなさそうだし?」悪戯小僧の顔をする「暇つぶし、ね」苦笑い再び「んじゃ、今度入れたいキーワードいくつか考えててよ。それでやれるとこまでやってみるから」 01:11 【クー】「あー…いや、いいや。…下手に制限を入れないほうがやりやすいんじゃないか?イメージってのは浮かぶときには浮かぶモンだろ?だったら好きなように作りな。下手に素人感覚を入れるよりゃあ良いってモンだ。…ハァ。…さぁてどうかね。悪人じゃあないが極悪人かもしれんぞ?少なくとも…いい女といい男のそばには、黙っていても人間が集まるって言うことだな、これは俺の経験上の答えだ。」はっと肩をすくめ…「んじゃ、精々頑張りな。」 01:13 >Ryumaco< 【優希】「ボク、住人募集中の世界しらないんだけどさ?……今度見学させてもらえばいっか。おーけー、やってみる。んー、どうだろ?これでも人を見る目はあるつもりだけど?」不適に笑う「ふふん、みてろー。見返してやる」 01:18 【クー】「クロエにでも聞いて来な。…後どんな場所かはー。あの張り紙のとおりだ。…そんなもんでいいな。」 ふぁ…と欠伸をつき よいせ、と腰を上げる 寝るなら寝るで自分の世界に帰ろう、あっちならもう不埒な乱入者は現れまい… 01:19 >Ryumaco< 【優希】「クロエに?ふーん、そうしてみる。ポスターもどっか張ってたかな。おっけー」0-PHONEにメモっていく「んじゃあ、またね。次のときは仮歌まで仕上げておくから」そういうと屈伸運動し「っし、いくぞっ」勢いよく走り出した 01:23 >Ryumaco< 走り去る嵐。 01:24 >Ryumaco< そして戻る静寂 01:24 >Ryumaco< しかしいつまた嵐がやってくるとも限らない 01:25 >Ryumaco< 残されたのは一冊の本 01:26 >Ryumaco< 風にぱらぱらとめくられ最後には 01:26 >Ryumaco< 槍を持った青年の挿絵が開いていた 01:26 >Ryumaco<   01:26 >Ryumaco<   01:26 >Ryumaco<