23:07 (Ryumaco) >12月24日  >第八世界ではにぎわっているであろう、そして第八世界出身者が盛り上がっているその夕刻          >同じく第八世界出身のこの男、北崎静は中央通のカフェにいた >それも、世間とは裏腹に一人で。 >黙々と向かうのは携帯端末。 >この境界の街でのことをレポートにまとめていた。 >【静】 「……で、ある、と」 > ぽちっとリターンキーを押す >  「これで一応、年内のレポートは終わりかな?」 > んー、と伸びをした後、冷めたコーヒーを口に含んだ 23:15 (ShiSyo) >ここは、エルスゴーラよりも興味深いことがたくさんありますね♪       >なにより面白いのは、ここが異世界ということでしょうか >なにしろ目新しいモノはたくさんありますし……それを観察するのがまた楽しいです♪ >さてさて、今日も街に出ていっぱい色んな物を見て回らないと……おや? >  >【ルゥ】「あちらに見えるのは静さんですね……ふふ、一生懸命に何かしてますけれどなんでしょうね?」 >また、新しい興味の対象を見つけちゃいました♪ 自然、笑みがこぼれる──そして          >【ルゥ】「しーずさん♪」          > 23:19 (Ryumaco) >【静】 「え?」 > 振り返る。そこには先日出会った少女          >    「あ、ルゥさん!?」 > なぜかいきなり崩していた姿勢を正した >  「どうした、んですか?こんなところに」 23:21 (ShiSyo) >【ルゥ】「ふふふーのふー、見てわかりませんかー?」 > にこにこと楽しそうに笑って、その場でくるん、と一回り。 > 「単にお散歩してただけ、ですけどね♪」 23:23 (Ryumaco) >【静】 「え?」 > 思わずその全身を眺める。前回の姿を思い浮かべる。髪型…変わってない。服装……うん、似合ってる。 > でも、新しいのとかは、さすがに二度目だからわからない >  「え、えーっとえーっと」 > コレは試されてるのだろうか >  「って、ああ、お散歩ですか」 23:28 (ShiSyo) >【ルゥ】「ルゥも元々居た世界では結構歩き回ったんですけれど……こう、踊りながら、ですね♪」 > くるくる、と再び回って          > 「でも、やっぱり『違う世界』っていうインパクトには敵わないですね。 > だから、物珍しくて色々見て回ってるんです♪」 > 満面の笑みを浮かべて > 「そういう静さんは、何をなさってるんです?お仕事ですか?」 23:30 (Ryumaco) >【静】 「立ち話もなんですし、どうですか?」 > 隣の席を進め          > 「踊り子さん、なんですよね。ルゥさん」 > まぶしそうに目を細める > 「確かに、異世界というのは常識も違って面白いですよね。 > あ、はい。僕は出向でAAAにきてるので、社に報告書を出さないといけないんですよ」 23:36 (ShiSyo) >【ルゥ】「静さんは紳士的ですね♪」 > にっこり笑って隣にちょこんと座り > 「そうですねぇ……兼業ですけれど、職業・踊り子です♪」 > んー、と頬に指を当てて考えて          > 「そうそう、楽しいのが一番ですよね。ここは楽しいことが多くてルゥはなかなか満足できます♪ と……静さんはお仕事でこちらに来てるんですか。報告書、なんて大人の男っていう感じですね♪」 23:39 (Ryumaco) >【静】 「紳士、ですか?」 > んー?と考える。至極当然のことをしてるだけに自覚とかなかったり > 「楽しいのが一番ですね」 > つられて笑顔 > 「あ、お、大人ですか?」 > この程度で喜んでしまうのは実に情けない。我ながら。 > でもうれしいのでさておく > 「でも折角のイヴなのに仕事というのも情けないものですけどね」 > 苦笑い一つ 23:46 (ShiSyo) >【ルゥ】「自然に席を譲れるのは良い人、ですよ♪それに、ルゥにも敬語ですしね?」 > 褒めているのか、からかっているのかいまいち判別はつかない > 「きちんとお仕事が出来て、お金を稼いで生きていけるのが一人前の証だって、ルゥは習ってます♪ > だから静さんは立派な大人ですよ」 > 慌てる静を面白そうに眺め > 「……イヴ?」 > ふ、と。聞き慣れぬ単語に首をかしげる 23:47 (Ryumaco) >【静】 「これは半分癖みたいなものですから」敬語について苦笑い > 「親を早くに亡くしてるんで、こうしないと食べていけなかっただけですけどね」 > これも自嘲気味に > 「ああ、イヴ、というのは、僕たちの世界でのイベントの一つ、かな?」 23:54 (ShiSyo) >【ルゥ】「ルゥより年上なんですから気にせずに、と思ったんですけれど……クセでは仕方ないですね♪」 > そこで、ふと言葉を切り > 「……親を……んー、悪いこと聞いちゃいました?ルゥも似たような物ですけれど、大変ですよねぇ」 > 少し、困った風にして > 「イベント……どんなイベントなんですか?楽しいですか?」 > 俄然、興味深げに問いかける 23:56 (Ryumaco) >【静】 「ええと、僕達の世界、第八世界は、宗教が様々ある雑多な世界、なんですよ。他の世界に比べると。 > その中で世界最大級の規模を誇る宗教の一つの救世主の誕生日を祝うイベント、かな? > もっぱらそんなことは関係無しに、家族やカップルが楽しむイベントになっちゃってるんですけど」 > 「まぁ、一人身には余り関係ない、かな?せいぜいご馳走とケーキを食べようかなーってくらい、です」 > 苦笑い。これはもう癖なのかもしれない 00:03 (ShiSyo) >【ルゥ】「宗教がたくさん……それは面白いですね♪ルゥの世界ではカナート教くらいですから、あまり違いはなくて…… > 神様がいっぱいなんですか?」 > ほうほう、と興味深げに > 「お誕生日のイベントですか……なかなか楽しそうですね♪」 > 「ご馳走とケーキだけでもいいじゃないですか。イベントは楽しまないと勿体ないですよ♪ > と……あら?静さんお一人なんですか?」 > 一瞬、きらり、と目が光ったようにも見えないでもない、が、声のトーンは意外そうな調子で 00:04 (Ryumaco) >【静】 「残念ながら。家族はさっき言ったとおりですし」 > 恋人は言わずもがな > 「なので、シングルベル、ってやつです」 > ああ、ジングルベルってのは、と追加説明 00:09 (ShiSyo) >【ルゥ】「なるほどー、カップルさんのイベントになってるんですねぇ……恋とか愛とか好きなのはどの世界も共通なんですね♪」 > ふむふむー、と頷く > 「やっぱり気になる物なんですか、シングルベル?」 > これは面白そ……興味深い、とばかりに 00:11 (Ryumaco) >【静】 「はい。欧米、ああ僕の世界の地方のひとつ、かな。だと家族の日なんですけどね。 > 僕の国だと概ね恋人どおしの日っていう印象強いかな?子供だとプレゼントもらう日、だったりしますけど」 > コーヒーを一口。ぬるいなぁ。どうしよう > 「ジングルベルと、独り者のシングル、をかけた造語、ですね。 > まあ、気にならない、といったら嘘になりますね」 00:17 (ShiSyo) >【ルゥ】「なかなか複雑なイベントですね♪……ふむふむ、それも宗教の違いなんですか?」 > 面白そうに問う > 「んー……ちょっと話してたら喉乾いちゃいました。あ、一口頂いて良いですか?」          > 言って、静が口にしたコーヒーカップに手をのばしつつ > 「上手いことを考える人もいるんですねぇ。そういうセンスは大事です♪」 00:19 (Ryumaco) >【静】 「そう――ですね。複雑かも。僕の国は宗教に鈍感だし、楽しいイベントは何でもあり、になってるかも、かな?」 > だんだん砕けてくる口調 > 「って、あ、それ」 > その動作を目で追ってしまう 00:23 (ShiSyo) >【ルゥ】「それ?」 > こく、と一口、口にしてしまってから > 「ダメでしたか?」 > しれっと聞く > 「あら、ぬるいですね。んー……静さんはぬるいのがお好きなんですか♪」 00:25 (Ryumaco) >【静】 「あ、いや、その…ぬ、ぬるくなっちゃってるんで」 >思わず赤くなりながら > 「せ、せっかくなら、暖かいの飲みませんか?新しいの頼もうと思ってたし、奢りますよっ」 00:30 (ShiSyo) >【ルゥ】「ああ、温くなっている、と注意したかったんですね。これはルゥの失敗ですね♪」 > 失敗といいつつ、何故か楽しげに > 「いいですね。新しくて温かいの。是非是非お願いします♪」 > そこで、ん、と考えて > 「あ……それならついでにケーキとか、ありませんか?飲み物だけ、というのも寂しいですし♪」          > にっこりと笑って 00:31 (Ryumaco) >【静】 「あ、ん…」 > 考える。ちょっと、勇気を振り絞ってみた > 「ルゥさん、夕飯の予定は?」 00:36 (ShiSyo) >【ルゥ】「え?」 > 突然の提案に少しきょとん、として > 「ふむー、ふむふむ♪」 > 少し楽しそうに笑う 00:36 (ShiSyo) >【ルゥ】「そうですねー……今のところルゥは部屋に帰って、何か適当に食べる予定でしたけれど。 > 献立はその時の気分、ですから……まだまだ未定、です♪」 00:38 (Ryumaco) >【静】 「あ、その」 > 頭をかく > 「せっかくですし、一緒に食事、しませんか?」 > 伺う雰囲気 > 「一人でご飯も味気ないですし」 00:41 (ShiSyo) >【ルゥ】「……ああー、なるほど」 > 意外に積極的でした♪などと聞こえないくらいに呟いて > 「そうですねー、別に予定があるわけでもないですし」 > 少し考える風にして答える 00:44 (Ryumaco) >【静】 「ちょっと、奮発しましょうか。イベントの日ですし」          > 安堵一つ、ほころぶ頬 > 「何がいいです?」 > 思えば好き嫌いを知らない。粗相があっては、と聞いてみる 00:49 (ShiSyo) >【ルゥ】「そうですねー……といっても、お互いに理解できる食べ物は少ないかも知れないですねぇ」 > んー、と頬に指を当てて考える > 「あ、いいことを思いつきました♪」 > 閃いた、とばかりに >    「折角ですから、静さんの世界のお食事を戴いてみたいです♪どうですか?」 > と聞いてみる 00:50 (Ryumaco) >【静】 「僕の世界、ですか。じゃあ……ルゥさん、鶏肉は大丈夫ですか?」 > 手早く荷物をまとめると > 「せっかくだから、クリスマスディナーにしてみますか?」 00:56 (ShiSyo) >【ルゥ】「んー……ルゥは、大抵の物は食べられます♪」 > にっこりと > 「旅芸人は好き嫌いなんて言ってられないですしー…… > まあ、それはそれで、色々変わった物が食べられて楽しくはあるんですけどね♪ > それに、携帯食に比べれば大体の物はおいしいですよ?」 > 言外にトンデモナイ食生活をしてきたらしいことを匂わせて 00:58 (Ryumaco) >【静】 「じゃあ、ご馳走しますよ」 > その境遇に、きっと同情とかしちゃいけないんだろう、とおもう > 「ちょっと待って下さいね」 > 携帯を操作。検索と予約を手早く > 「よかった、いい店、予約できたみたいです」 > 笑いかける 01:03 (ShiSyo) >【ルゥ】「ご馳走ですか、ありがとうございます♪ でも、いいんですか?」 > んー、と首をかしげて > 「いいお店、ですか♪ ふふー、それは静さんのお勧めのお店ですか?」 > にこにこと楽しそうに笑い返し 01:05 (Ryumaco) >【静】 「はい、お薦めです」 > もっとも初めて行くのだけど。手早く会計を済ませると、テイクアウトのホットカフェオレをルゥに > 「道中寒いですし、どうぞ」 01:09 (ShiSyo) >【ルゥ】「ふふふ、では期待しちゃいますね♪」 > くるくる、と踊り > 「んー……こういう気遣いはやっぱり紳士ですね♪ ルゥの中では割と新鮮ですよ。傭兵さんとかは雑でいけないです」 > 回るのをやめて、くすりと笑ってカフェオレを手にする 01:11 (Ryumaco) >【静】 「え?寒いと思って、なんですけど」 > ちょっと照れくさい > 「僕もまあ、傭兵、ではあるんですけど、もっぱらウィザード仕事優先なんで、そういう意味では違うかも、ですね」 01:15 (ShiSyo) >【ルゥ】「自然に出来るところが紳士、なんですよ♪」 > 面白そうに言う > 「ウィザード?ふふ、また謎な言葉が出てきましたね。ふふ、それは後ほどじっくり聞かせて貰いましょうか♪」 > また楽しみが増えました、と楽しそうに笑って歩き出す 01:16 (Ryumaco) >【静】 「はい、こっちです」 > と歩き出す 01:19 (ShiSyo) >【ルゥ】「エスコートですね♪」 > 踊るような動きで静の回りを一周して > 「では、お願いします♪」 > いつの間に、といった自然さで、きゅ、と腕を取る 01:21 (Ryumaco) >【静】 「あ」 > どきん > 「じゃ、じゃあいきましょうっ」 > 声が上ずった 01:24 (ShiSyo) >【ルゥ】「はい、行きましょー♪」 01:24 (ShiSyo) >     そういうことになった 01:27 (Ryumaco) >  01:27 (Ryumaco) >