場所は、学園内の談話室で良いか いいよっ! そんじゃあ、適当に状況設定だけ     −レスティア学園・談話室 夕暮れ時、元々不人気なのかたまたまなのか、そこには、傍らの架台に帽子を掛けて、読書に勤しむエルダナーンが1人居るだけだった 【レイ】「〜♪」 ころころと転がるように談話室に駆け込んでくる、赤毛で、動物の耳の少女が一人。 【エイグラント】「む?」その物音に、顔を上げる >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・」その後ろを本で顔を隠しながら付いていくすく水娘 【レイ】「〜♪ ?」 なんとなく目があって、近づいていく。 「おにーさん誰ー? わたしはグレイスだよー」 人懐っこそうな笑みを浮かべて、目の前でしゃがむ。 【エイグラント】「ふむ、俺はエイグラントだ」何となく頭を撫でてみる >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・学園内でなければ通報したくなる光景ですね」じいー 【レイ】「うにゃー」 糸目になって、気持ちよさそうにしている。 「エイグラさんだねー。 よろしくよろしくだよ」 ぴっこぴっこと尻尾が揺れている。 【エイグラント】「どういう意味かね?」 【エイグラント】「うむ、よろしくな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「そのままの意味ですが?・・・猟犬でも飼うべきでしょうか」手元の本を見つめ 【レイ】「はわ?」 後ろを振り返り。 「きみはだーれー? わたしはグレイスだよー。 レイでいいよー」 尻尾と耳がぺたんぺたんと振れている。 >asyuracat< 【ヴィオ】「誰でしょう?当ててください。正解すると子の水着をプレゼントします」 >asyuracat< もといこの水着 【レイ】「おおー。 いいなぁ、いいなぁ。 うーん」 尻尾をぴん、と立てて考え始める。 「…… 熱がりさん?」 なんかそんな結論が出たらしい。 【エイグラント】「先程から、ヴィオ君の言っている意味が全く判らんな、何を通報するのか、何に対しての猟犬なのか、明確にしたまえ」 >asyuracat< 【ヴィオ】「一見するとまるで人攫いのような光景、変態撃退のために猟犬を・・・別に暑がりではありません。ヴィオMXです。ヴィオもしくはヴィーとお呼びくださいレイさん」 【レイ】「びーさんだね。 よろしく」 にこにこ笑顔のまま、しゅぱっと片手をあげて挨拶。 「……う? エイグラさんは、『へんたい』なの?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「ヴィーです、下唇を軽く噛んで・・・Vi-です」 【エイグラント】「何を馬鹿な事を言っているのかね、名誉毀損も甚だしい、俺はただ、レイ君の頭を撫でただけではないか、レイ君は不快だったかね?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「あくまで見えると言うだけです。気にしなければいいと思いますが」 【レイ】「別にそんな事はないよー?」 >エイグラさん  「えと、ぶ、び、ヴぃ(がり) ……」 ぷるぷる震えている。 【エイグラント】「舌を噛んだか・・・大丈夫かね?」レイの口を開けさせ、舌の様子を見る >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・無理ならビーでもいいです、仕方がない・・・かのものに癒しをーひーる」撫でこヒール 【レイ】「あいりょううー」 口を開けたまま、返事する。 「あ。 痛くない!」 ヴィオの方をきらきらした目で見てる。 >asyuracat< 【ヴィオ】「傷を治療しました。・・・面倒ですから授業以外で怪我しないでください」 【レイ】「びーさんすごいね。すごいね。 わたし魔法とか全然だよ。 ……剣も使えないし罠も外せないけど」 勝手に凹んでいく。 【エイグラント】「ふむ、傷を癒しても、口が悪いのは相変わらずだな」 【エイグラント】「では、レイ君は何が得意なのかね?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「何を馬鹿な事を言っているのかね、名誉毀損も甚だしい」さっきのエイグラントのまねで 【レイ】「応援するのとか、歌うの得意だよ。 あと、逃げるのはできるー」 ぱたん、ぱたんと左右に尻尾が揺れる。 【エイグラント】「ふん、全く似ておらんな、演技の練習でもしてきたまえ」 【エイグラント】「ならば、その得意分野を存分に伸ばせば良い、他人に出来て自分に出来ない事を、苦にする必要はないぞ?」 そう言って、再びレイの頭を撫でる >asyuracat< 【ヴィオ】「似せるつもりは今のところありませんので・・・はい、よい応援を期待します。・・・ところで一曲お願いできますか?」歌が得意というので 【レイ】「えへへ〜♪」 褒められると、嬉しそうに笑う。 「……ふぇ? いいよー?」 きょろきょろ、とよさそうな場所を探し。 立ち上がって、二人の前に。 「では一曲歌いまーっす!」 深呼吸してから。歌い始める。 割とありふれた、落ち着いた雰囲気の民謡。 【エイグラント】「ふむ・・・・この曲調と節回しは、確か北方の民謡だったか」 技術は本職に及ばないが、その分を声で補って…… >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・」静かに目を閉じている 短い曲だったため、すぐに歌は終わり。 【レイ】「ごせーちょー、ありがとうございましたー」 てへへ >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・癒されるような感じの歌でした。バーの歌姫に比べればまずまずかと」ぱちぱちぱち 【エイグラント】「うむ、なかなかのものだな、喉が渇いたのではないかね?」 【レイ】「も、もっと頑張るよー!」 >ビーさん 「ふぇ? えと、うん、ちょっとだけ」 きょとん。>エイグラさん 【エイグラント】「ならば茶でも淹れよう、熱いのは平気かね?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「どちらかというと冷たいほうが好きです」ひょいっと前に躍り出て 【レイ】「あ、うん。 えと、ありがとうございます」 熱いのは平気、と一つだけ頷いて。 【エイグラント】「では、ヴィオ君には淹れんで良いかね?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・レイさん、えいぐらさんは私にはお茶をくれないと言っていますけど、どう思いますか?」 そう言って、隣の調理場に向かおうとする 【エイグラント】「・・・・結局、君は茶が欲しいのか、要らんのか、どちらだね?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「端的に言えば仲間外れにしないでよこしなさい」 【エイグラント】「それは人に物を頼む態度ではないな」冷淡に言い放つ 【レイ】「ふぇ? あ、ええと、ええと…… い、いれてあげて、ほしいな? わたしのは、気にしなくっていいから」 あわあわとちょっと慌てた様子で >asyuracat< 【ヴィオ】「あわてなくて大丈夫ですからね?・・・彼女もこう言ってますし人分よろしくお願いします」なでなで 【エイグラント】「では、少し待っていたまえ」 およそ15分程して、盆に茶器を載せて戻って来る >asyuracat< 【ヴィオ】「歌ってる途中に私語をするのはマナーがなってないと思いませんか?先ほど・・・おや?やっと戻ってきましたね」レイに向かって何かしらしゃべってた カップに入れた湯を棄てて、ポットから紅茶を注ぐ 【レイ】「んうー、聞いててくれれば、いいかなぁ。 ほえ。うわぁ…… なんか、初めての香りだぁ……」 くんくん、と鼻が鳴る。 【エイグラント】「今回は、喉に良いハーブを加えてみた、1口飲んでみて、好みで砂糖を加えると良いだろう」 >asyuracat< 【ヴィオ】「ふー・・・ふー・・・」両手でカップを持って 【レイ】「(ごきゅ)」 うあー 苦いー、という顔をしてお砂糖たくさんいれる 【エイグラント】「・・・苦いかね?ハーブにも茶葉にも、苦味を出す成分は無いのだが」 【レイ】「なんか変な味するー」 (T□T ←お子様舌だった >asyuracat< 【ヴィオ】「お子様味覚なんじゃないでしょうか?・・・ふー」ちびちび 【エイグラント】「ふむ・・・ならば、この飴を舐めながら飲んでみたまえ、飴を噛み砕いてはダメだぞ?」そう言って、レイに飴を渡す 【レイ】「う? あーん」 ころころ。ごくり。 「あれ。あんまり変な味しないー?」 首を傾げる 【エイグラント】「飴の甘さが緩衝して、渋みなどを打ち消しているのだよ」 >asyuracat< 【ヴィオ】「魔術科というのはいつもこういうことをしているのですか?」 【エイグラント】「いや、紅茶は俺の趣味だ、新しいブレンドを考えるのは、これでなかなか奥が深い」 【レイ】「〜♪」 >asyuracat< 【ヴィオ】「趣味はいいですね・・・貴方に健康的な趣味があってよかったと思います」エイグラントへと好感度が0,00001上がった 【エイグラント】「君の言葉は、どうにも俺を貶している様に感じられて仕方無いのだがな」 【レイ】「???」 猫口(ω←)になって首をかしげている >asyuracat< 【ヴィオ】「ほめているんですが?何が不服なんですか?」 【エイグラント】「普段の言動が言動だからな、褒められている気がしない」 >asyuracat< 【ヴィオ】「褒めているというのに、我儘な人ですね。・・・ならばどうほめろと?」 【レイ】「(くすくす) 仲、いいんだね〜」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・まあ好きの反対は無関心といいますから」レイの言葉に微妙に困った顔を 【エイグラント】「褒め言葉を素直に受け取って欲しいなら、普段の言動をもっとソフトにするべきだと思うがね」 >asyuracat< 【ヴィオ】「ごほん・・・は〜い♪きをつけま〜す♪こうですか〜?わかりませ〜ん♪」どこから出したというような甘声 【レイ】「うん。 仲良くなきゃ、あんなにいっぱいおしゃべり、できないよ」 えへー、と笑顔になって、ヴィオにコロコロまとわりつく。 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・すみません自分でやっておいてなんですが・・・頭が痛いです」ころころを撫でつつ 【エイグラント】「うむ、俺も聞いていて背筋が寒くなった」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・まあ口調はそうそう変われません」 【レイ】「えへへ〜♪ ……ふぁ」 あくびをして、ソファーの上で丸くなる。 【エイグラント】「俺ならばまだ良いが、君の口調に腹を立てる者も居るだろう、無用に敵を作るのは、得策とは思えんがね」 【レイ】「ねむ…… ぐぅ」 すごい勢いでハーブにリラックスしたのか、そのまま眠りに落ちる。 【エイグラント】「む・・・寝てしまったか」ローブを脱いでレイに掛ける >asyuracat< 【ヴィオ】「ある意味、グラディエーターとしては理想的になってしまったのかもしれません。」膝枕してあげよう 【エイグラント】「損というか、不器用だな、生き方が」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・貴方も器用に生きているとは思えませんけれども」 【エイグラント】「それでも、君よりは巧く立ち回っているつもりだがね」 >asyuracat< 【ヴィオ】「そうですか・・・大した自身ですね」 >asyuracat< もとい自信 【エイグラント】「というか、比較対象のレベルが低いからな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・どうせ私は世間知らずのエクスマキーナです。ほっておいてください」 【エイグラント】「ならば、今からでもちゃんと知識や礼儀等を覚えれば良いではないか」 >asyuracat< 【ヴィオ】「これでも少しづつ学んではいるつもりです」 【エイグラント】「君の場合、独学では効率が悪いのではないかね?協力者も、そう多くはあるまい?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「まともな知り合いが少ないので・・・腕は確かですが」 【エイグラント】「ふむ、君の知識の吸収に、協力しても良いがね」 >asyuracat< 【ヴィオ】「その言い方ですと何か条件があると?」 【エイグラント】「いや、俺が協力する事で、顔を合わせるなり毒舌を吐かれなくなるなら良いと思ったのだがね・・それとも、何か条件を設定した方が、納得が行くかね?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「いえ・・・せっかくですけど、お断りします。・・・別に貴方が嫌というわけではないので勘違いしないでください。」 【エイグラント】「ふむ、ならば良いが、断る理由を聞かせてくれんかね?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「エイグラントさんの知らないところで上達して、貴方を驚かせたほうがおもしろいです」にこり 【エイグラント】「そうか、では、その時を楽しみにしていよう」フッと、微笑みを返す >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・と言ってみたものの・・・いつになるやらですが」 【エイグラント】「ははは、時間はたっぷりあるだろう、お互いにな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「そうですね・・・まあ気遣い感謝します。」ぺこ 【エイグラント】「何、礼には及ばんさ」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・しかし・・・見た目小さい子をいきなりなでるのはやめたほうがいいと思いますが」と普段の調子に 【エイグラント】「ふむ・・・俺としては、足元に寄って来た犬や猫を撫でるのと同じ感覚だったのだがな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「レイさんのように物応じしないタイプでしたから良かったものの、貴方は少し大柄ですから小さいものから見て威圧感を与えてしまうこともあるかもしれませんし」 【エイグラント】「俺を見て怖気る者なら、そもそも近付いては来るまい」 >asyuracat< 【ヴィオ】「まあ・・・そういえばそうかもしれませんが・・・外では気をつけてくださいということです」 【エイグラント】「判っている、TPO位弁えているさ」 >asyuracat< 【ヴィオ】「うーん・・・普通に二人で話すのは初めてのような気がします。・・・常に言い合ってた気がしますし」 【エイグラント】「先日の邂逅でも、最後は割と普通に話していたではないか」 >asyuracat< 【ヴィオ】「かもしれませんが、別れ際でしたし・・・こう・・・何を話せばよいやらです: >asyuracat< 」 【エイグラント】「・・・・・・・・・話の切り出し方が判らないから、毒舌を吐くのではなかろうな?」 >asyuracat< 【ヴィオ】「いえ、そもそも毒を吐いているつもりはないのですが・・・その時思ったことを口にしているだけで」 【エイグラント】「ふぅ・・・・・・人との関係を円滑にしたいと思うなら、口にする時に表現を柔らかくしてみたまえ」盛大に溜息を吐いてから、そう言う >asyuracat< 【ヴィオ】「表現を柔らかく・・・って結局貴方に教わっているじゃないですか」苦笑 【エイグラント】「良いではないか、それで」 >asyuracat< 【ヴィオ】「良くありません、私の計画がパーです。・・・大概お人よしですね」 【エイグラント】「良く言われるな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・こういう時どう返すべきでしょう?」 【エイグラント】「それは、自分で考えたまえ、1から10まで俺が教えたのでは、君の言葉にならん」 >asyuracat< 【ヴィオ】「では・・・気取らないでください」 【エイグラント】「む?俺は気取っているつもりは無いのだがな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「はぁ・・・これでも精神的な鍛錬は積んでいるつもりですけど、貴方と話すと疲れます」 【エイグラント】「そうかね?俺は刺激になっているが」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・貴方不得意なこと何かないんですか?」 【エイグラント】「俺に限らず、魔術学科の者の多くに言える事だが、肉弾戦に弱いな、武器の扱いも、打たれ強さも、共にな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「そんな当たり前のことを聞いてはいません。・・・なんというかいつでも自信満々と言いますか・・・貴方は」 【エイグラント】「うむ、自分に自信を持ち、行く先を見据えているぞ?俺には目標があるからな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「目標ですか?・・・差支えなければ聞かせていただいても?」 【エイグラント】「俺は“真理”を求めている」静かに、決然と、言い放つ >asyuracat< 【ヴィオ】「はあ・・・」真理と言われてもピンとこない 【エイグラント】「何を以っての“真理”なのか・・今はまだ、語る言葉を俺は持たん、しかし、魂が求めるのだよ、“真理を掴め”とな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「つまり、考えるな。感じるんだ・・・ですか?」 【エイグラント】「ん・・・・そういう事、かも知れんな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・聞いておいてなんですけど、さっぱりですね・・・まあなぜか知らないけど自信満々ってことだけはわかりました」 【エイグラント】「自分の力を頼みにするという点では、君と変わらんと思うのだがね」 >asyuracat< 【ヴィオ】「はい、頼って来たのは己の体のみです・・・まあ以降は皆さんの力も借りないといけないとは思いますが」 【エイグラント】「それは俺も同じだ、互いの不利を補い、力を合わせるのが冒険者だからな」 >asyuracat< 【ヴィオ】「・・・そのためにもまずは・・・これですね、キックブーツを注文してきませんと」手に持ったアイテムガイドをみつつそっと立ち上がり 【エイグラント】「ふむ」 >asyuracat< 【ヴィオ】「それではまたお会いしましょう」ぺこっと頭下げ出ていく 【エイグラント】「うむ、ではまたな」椅子に背を預け、読書に戻る