21:01 >Ryumaco< ・・) 21:01 ・・)ノ 21:01 出だしはまかせていいのかしら、かしら? 21:02 >Ryumaco< あいあいっ 21:02 >Ryumaco< お気楽にいきましょーっ 21:02 >Ryumaco<   21:03 >Ryumaco< 週末。巴の店でのバイトも終わり帰り道 21:03 >Ryumaco< 空はもう暗く、お夕飯には丁度いいか遅いくらい 21:03 >Ryumaco< 一緒に帰る少女をふと見る 21:03 >Ryumaco< そういえば、ちゃんと話したことって、無いよね……? 21:04 >Ryumaco< だから、こう切り出した 21:05 >Ryumaco< 【雪緒】「お疲れ様。まりか、夕飯食べてかない?」指を刺したのは、軽食が結構と美味しいと学校でも評判の喫茶店 21:05 >Ryumaco< (きゅー 21:06 【まりか】「んー………」 しばしの思案。 家ではおなかをすかせて待つニー……もとい、同居人の姿が浮かんだ。   21:08 【まりか】「……」 しばしの回想。   「……まあいっか。 ご飯よりネトゲの狩を優先するような人だし」 切り捨てた 21:08 >Ryumaco< 【雪緒】「まりか……?」何か感じ取って思わず心配してみる「じゃあ、はいろっか」とりあえず触れないことにしておく 21:10 【まりか】「うん、帰るの遅くなっても死にそうな人じゃないなって思ったから。 ほら、シュナ、知ってるでしょ?」 気にしないで、と手を振って 「そだね、たまにはいいかもね」 21:12 >Ryumaco< 【雪緒】「ああ、一緒に住んでるんだ?」ふと、その同居人を思い出す「……あ、集まるところには、集まるんだなぁ」ぼそり、とぼやいてしまう 21:14 【まりか】「まーねー……いえのことはぜーんぶ私だけど。 雪緒のところは、実家暮らし、立ったっけ?」 その呟きには首をかしげてだけ答え、からんからん、と、ベルを鳴らしながら喫茶店の扉を開ける。 21:16 >Ryumaco< 【雪緒】「そうそう。両親と、あと妹」ウェイトレスに通された席は丁度隅の方。周りから注目集まらない、場所「ここ、パスタとドリアが美味しいらしいよ」 21:18 【まりか】「妹さんいるんだ。 妹ってどんな感じなんだろ、私自身が妹だからなんか想像できないなぁ。」 ちょんと唇に人差し指を当てながら、考え。 「パスタとドリアかー。 迷っちゃうね」 21:20 >Ryumaco< 【雪緒】「うん、拾ってきた妹だけどね」さらっと何か言った「ほら、1年生の明良って知らない?あの子」同じ銀髪のハーフ。目立ってるだろうなぁ、なんて思う。おしぼりで手を拭きながら「あたしはゴルゴンゾーラのクリームにしよっかな」好きなんだ、なんてウィンクして 21:23 【まりか】「そっか。 うちの同居人も拾ってきたようなもんだしね」 魔法少女は不思議と突然には慣れっこだった。 それでいいのかエンジェリックルナ。 「あー、あー、知ってる、あの子なんだ。」 こくこく、とうなづきながら。 「それじゃ、私はねー……」  うーん、と、メニューを隅から隅まで眺める。 「……なんかメニューって、見れば見るほど悩まない?」 21:25 >Ryumaco< 【雪緒】「初めてのお店だとそういうのあるよね。あたし、そーゆーときはお勧め聞いちゃうかな?それで結構お店のレベルわかるよ」悩んでる様にくすっと笑みを漏らしながら「その点で言えばうち(巴の店)って絞り込まれてるよね。メニュー」 21:28 【まりか】「だよねぇ。 料理も習ってるけど、習ってるときの手つきと巴さんが実際にやってる手つきが段違いなんだよね。 真似するには遠いー」 くてー、と顎を机に突きながら軽く垂れて。 「んじゃ、そうしようかな。 おすすめきこっと。」 21:30 >Ryumaco< 【雪緒】「巴、ほんとすごいよね。家で結構やってるし割と自信あったんだけど、さすがプロ、って感じだよねー」まだまだ修行足りません、と肩を竦める「これで、ちゃんと普通のコーヒー出せばいいのに。たまーにしか出さないんだよなぁ」頬杖をつく 21:33 【まりか】「私なんて、こっちにやってきて自炊始めたばっかりだしね、だいぶ食べられる物は作れるようになってきたけどさ。」 よっこいせ、と体を起こして椅子の背にもたれながら。 「そこは、拘りなんじゃないかなー。 ある意味巴さんなりの調整なのかも。」 21:35 >Ryumaco< 【雪緒】「なんかあるっぽいね。聞いても教えてくれないんだよなー。あれ、すっごい美味しいのに」むぅん、と腕組み「ってまりか、じゃあそんなに自炊歴長く無いんだ?へぇ、意外。結構やってると思ってた」手つきいいもの 21:38 【まりか】「でも、巴さんのお店、あれくらいののんびりさが丁度いいなって思うんだよね。 コーヒーが本気になったら、なんか凄い事になりそうで。 あ、私が楽したい、とかじゃないよ?」 ぱたぱたと手を振って  「自炊はねー、やってみたら楽しくはあったんだけどね。 勢いで一人暮らし決めちゃったからさ。 最初は、あー…やっちゃったかな、ってちょっと思った。」 出された水を一口すすり、小さく笑う。 21:42 >Ryumaco< 【雪緒】「それ、隼人に言うと割りとショックかも?あいつコーヒー習うために来てるんだし」苦笑いする。それで客があまり増えてないのは、隼人のせいではないのだけれど「いいなぁ、一人暮らし。今の生活に不満あるわけじゃないけど、やっぱ憧れるなぁ」 21:45 【まりか】「隼人君もマメだよね。 意外、ってわけでもないけどさ。 あれで、部活の練習は凄く真面目だし。 私のほうが不真面目なくらい。」 真剣な様子を思い出して、くすりと笑いながら。 「厳密には私も一人暮らしじゃないけどね。 どっちかって言うと、主婦やってる気分。」 21:48 >Ryumaco< 【雪緒】「あいつ、変に真面目なところあるからね。マメさは、きっとあのナンパ気質で培ったんだ、うん」ほんとにマメだよなあ、なんてあきれ交えつつ「でも食べてくれる人がいるってうれしくない?」 21:50 【まりか】「雪緒、隼人君のこと気にしてるよねぇ。 私、何だかもうなれちゃったよ。」 あはは、と笑いながら。 「そうだね、感想貰ったりすると、元気出るかも。 …ないがしろにされたときの空しさもあるけどねー」 夫、リオンを待たせていますので、食事はこれで、なんていわれたひにゃあ、もう 21:52 >Ryumaco< 【雪緒】「き、気にしてるって何さ!?」思わずがたーん、と立つ。浴びる注目。すいませんすいません。落ち着こう水一杯「明良はあれ。良く食べるからついつい食べさせすぎちゃうことがある、かな」話題をそらして落ち着いて、くすくすと笑う 21:56 【まりか】「あはは、そーゆーところ、だとおもうよ?」 くすくす、と、忍び笑いが止まらない。 「ある程度なれて流しちゃうようになった私と、そういう風に新鮮な反応の出る雪緒の差じゃないかな?」 かくいうまりか自身も、5月のころには手を握られるだけで悲鳴を上げていたものだが。 慣れ、とは恐ろしいものである。 ここでの生活は、箱入りお嬢様をたくましくさせるには十二分な環境だった。 「あー、それいいなぁ。 シュナなんてご飯より趣味! の人だからなぁ。」 21:58 >Ryumaco< 【雪緒】「なんだよそーゆーところってぇ……うー、だって、その、さ……?」くそう恥かしい、と腕に顔を半分うずめながら「あたし、引き篭もったの、知ってる……?」ちろっと見あげつつ 22:00 【まりか】「ああ……うん。」 無責任な噂と、事件の大体の顛末は報告書で見た程度の情報。 「大まか、位かな。 報告書には、なんかヒントないかな、って結構目を通してたからさ。」 22:02 >Ryumaco< 【雪緒】「それの恩人なんだよあいつ……明良とアイツに引っ張り出されたの」それだけ、にしては妙に顔が赤い「……そーいえばあの時も明良一杯食べたなあ。あたしこもってる間全然食べなかったらしくって」ごまかすように話題をそらしに行く 22:05 【まりか】「ふーん……ちとせといい雪緒といい、おあつい事ですなー」 ぱたぱたぱた、と、制服の胸元をぱたぱたと動かして見せて。 ちょっと目を細めて、にやりと口元を動かして。 「でもそうなんだ、隼人君がね…。 うん、分かる気はする、かな。 軽薄だけ、って感じの人じゃないし、ね。」 22:06 >Ryumaco< 【雪緒】「お暑いって何!?ちが!?そんなじゃないってば!?」わたわたと否定。そこにウェイトレスが料理を持ってくる。実に間が悪い「うぅぅ……」 22:10 【まりか】「雪緒はいいリアクションするなぁ。」 ふふ、と笑いながら。 結局注文したのはお勧めの、カニのトマトソースパスタ。 「でも、縁はばっちりな感じだね。」 ぴっと、人差し指を立てつつ追い討ち。 ちょっと楽しい。  22:11 >Ryumaco< 【雪緒】「あたしは突っ込み芸人じゃなぁいぃ」うううー、と恨みがましい眼で見て「そーゆーまりかはどうなのさぁ?」フォークでパスタをいじいじ、と弄る 22:17 【まりか】「私ぃ? んー………」 夢で、真夜と唇が重なった時を少し思い出し、少しだけ、頬を緩めたが… 「……特にはない、カナ。 ちょっといいな、って人はいるけど、売約済みだしさ。」 ぐ、と水を飲み。 「それより何より、私はやる事あるからね。 それからかなー、そういうの。」 22:19 >Ryumaco< 【雪緒】「売約済み?ふぅん」いじいじとしてたパスタを口に「売約済み、かぁ。それも大変、だね」ん、おいし、と一言「やること?」 22:22 【まりか】「姉探し。  行方不明なんだよね。 で、最後に見つかったのがこの町で、だから。 この我妻に引っ越してきちゃった。 お父さんお母さんごめんなさい、だよね、ホント。」 ちゅる、と、パスタを口にする。 うん、確かにこれは、悪くない。 22:24 >Ryumaco< 【雪緒】「あ、そう、なんだ」重い話し、にフォークが止る「手伝えることがあったら言ってね?手伝うよ」笑って「って、あたしたちって結構、何も知らないよね」 22:27 【まりか】「ん、そんなかしこまる様な話じゃないよ。 なんとなく、目星はついてるんだ。 でもありがと、元気になるよ。」 学校とバイトの後、食は自然と進む。 「そうだよねー。 皆、忙しいしね。 ロイヤルガードも、決して小さいわけじゃないし。」  22:30 >Ryumaco< 【雪緒】「そだね」笑顔で返して「RGでもバイトでも仲間なんだし、遠慮なしなし。ね?」と手を差し伸べる 22:34 【まりか】「ん、そうさせてもらうね」 ぱん、と、軽く手を打ち合わせて。 微笑む。 「じゃあ、遠慮なしに隼人君の子と聞いちゃおうか? なーんてね、冗談だけど。」 昔は浮かべなかった表情、今では普通に浮かべて。 22:35 >Ryumaco< 【雪緒】「なー!?」ぽふん「だだだからなにもないってば!?ちょっとちゅーされたくらいで!?」そして言ってから気付く「な、なしなしノーコメントノーカンなにもなーい!?」 22:39 【まりか】「ほんっと進んでるなー……」 ちょっと羨ましくはなる。 ちとせも瀞も三角関係どころかハーレム恋愛コースだし、雪緒だって隼人君とちゅーですか。 自分の浮いた話……肉体的接触といえば…   うふふ、と、とてもイイ笑顔で笑みを浮かべる茉莉の姿が浮かんだ。  「…はぁ」  ……若しかして不健全なのは私なのだろうか。  ぐびぐびぐび、と、一気に水をあおる。 「つまり、お互いだいぶ気があるって事じゃないのかなぁ?」 少し据わった目で 22:39 、笑ってみせる。 22:41 >Ryumaco< 【雪緒】「な、なにが!?」もう全部がハイテンション「あれは進んでるとかじゃなくってアイツが手癖悪いだけーっ!って、あの、まり…か?」その剣呑な様子に、思わず問い返す 22:44 【まりか】「いや、もう一押しで劇的に関係が変わりそうな、そんな予感。 寧ろこんな面白そうな話題をほうっておくわけにも。」 ころりと表情を一変。ふふふ、と、意地悪げな笑みを浮かべる。 「正直に言うとどうなのかなー? どんな風に思ってる?」  22:46 >Ryumaco< 【雪緒】「うううううう、いやあのね?恩は感じてるんだ、うん。隼人居なかったら今頃部屋に引き篭もったままもっとひどいことになってた、ろう、し」指をいじいじと弄ぶ「その、たまに、かっこいいかなー、って思うときも、無きにしも、あらず、なんだけど……その、あのえっと、自分でも、わかん、ない……」 22:50 【まりか】「じゃあ、もっと単純に聞こうかなー。」 うわあ、初心だ、青春だ。 シュナのやってるゲームの中だけかと思ってたよ、こんな言動。  なんて思いながら。 でもなんだか、可愛い。 輝いてる気もする。 「好きか嫌いかで聞くと、どっち?」 22:52 >Ryumaco< 【雪緒】「ぅ……」顔をそむけ腕に隠し「……嫌いじゃ、ない、かも……」問い詰められればなんだかそんな気がしてくる。どくんどくんと鼓動が強いのがわかる。うぅ、逃げたい 22:56 【まりか】「そっかー……雪緒をからかう隼人君も、結構生き生きしてるし……。」  コーヒーを習いに来る隼人と雪緒の姿を思い出す。 「脈はあるんじゃないかな。 今の雪緒可愛いし、十二分に勝算がある気もするなー…ああいうタイプは、押せば押すだけ、なびきそうだよ?」 22:58 >Ryumaco< 【雪緒】「だからわかんないんだってばぁっ」なきたいー、と悲鳴「脈、あるの……?あいつ、女の子全般にああじゃん……」顔をうずめた腕から出せない 23:01 【まりか】「んー………主観入ってるかもしれないけどー………」 唇に人差し指を当てて、考え込む。 「私をからかってるときより、雪緒をからかってるときのほうが楽しそう、に見えるな。」 やってきたウェイトレスに、雪緒の分の水のおかわりをお願いしながら。 23:03 >Ryumaco< 【雪緒】「あいつは底意地が悪いだけだよぉ」うー、と呻く「悠ともそんな感じじゃない?」貰ったお水で喉と頭を冷やす 23:06 【まりか】「ぁー………」 何度か、楽しげ(?)に、二人が会話しているのを見たことがある。 確かに、雪緒と隼人の間に流れる空気と、よく似ているような気がした。 「んー……隼人君自体は結構、奥手だと思うんだよね。 表面的なものじゃなくて、内面的なところ。」 23:08 >Ryumaco< 【雪緒】「こう微妙に壁作ってるのは、うん、わかる」たぶん、姉のことが関係してるんだろう、と思う「でも晩生とは違うと思う!」 23:12 【まりか】「隼人君は女の子をどうこうしたい、どうなりたい、って言うよりはただ反応がいいから遊んでるだけのような気がするんだよねー…私も最初はこの人は女好きだ!! なんて思ってたんだけど。 なんか最近、そういうんじゃないのかなーって、ふとおもった。」  23:13 >Ryumaco< 【雪緒】「うー」なんとなくわかる気がする「でもそしたらやっぱ皆に脈あるんじゃないの……?」 23:15 【まりか】「ふふふー……そういう隼人君だからこそ、わざわざ雪緒にちゅーしたってことは、意味あるんじゃない?」 23:16 >Ryumaco< 【雪緒】「そぉ、なの、かな……?」顔が熱くなって行く。見せられない。腕に埋めて隠す「うぅぅ」 23:20 【まりか】「案外、思ってることそのまま言うと、通じちゃうような気がするんだよね。 一歩前に出てみるのも、いいんじゃない?」 パスタを食べ終え、礼儀正しく手を合わせ。 23:21 >Ryumaco< 【雪緒】「そ、そぉかな……?ってだから!?あたしだってわかんないんだってば!?」 23:23 【まりか】「やあ、そんなに反応イイからさ。 やっぱりそうなのかなー、なんて思っちゃうわけで。」 23:25 >Ryumaco< 【雪緒】「うぅぅぅ……」赤面しっぱなしだぁ、と呟くとふと、ある一点に目がいく。そういえば「まりかって…おっきい、よね……」 23:27 【まりか】「………?」 首を傾げる。 「おっきい?」 食後に紅茶でも頼もうかしら。 いやいや流石に予算オーバーだ。 シュナに節約節約といっておいて自分でこんなに使っては。 メニューを手に悩みながら。 23:29 >Ryumaco< 【雪緒】「その…それ……」まりかの豊かな胸を指差す【いや、ほら、その、あのときも、その、やーらかかったなぁ、とか……」言って、別の方向でまた思い出して赤くなる 23:33 【まりか】「ぁー………」 何を指しているのか、ようやく把握して。 そして夢の事は考えないようにしてきたのに。 「雪緒も覚えちゃってるんだ……」 一つ息を吐いて。 「……ゆ、夢だし、うん。」 23:34 >Ryumaco< 【雪緒】「あ、う、うん」顔を赤くしながら「あれは、ほら夢ってことで」手打ち、と手を叩く「それで、その、ね?あのー……どうやって大きく、したの……?」 23:36 【まりか】「どうやって……?」 記憶にございません。 「てゆか、雪緒だってちっちゃくないじゃない? 普通、だと思うけどなぁ……」 上を見ればきりはない。 春奈さんとか、お姉ちゃんとか。 でも同時に、下を見てもきりはないのだ。 悠とか。 23:37 >Ryumaco< 【雪緒】「ぎ…ぎりぎり、B、なん、だよね。その、もちょっと、ほしいかなーって」 23:42 【まりか】「Bかぁ……」  やっぱり勝ってる。 普段は気にしないけど、ちょっとうれしい。 微妙な乙女の優越感。 「かといって、こればかりは成長任せだしなぁ……。  ……遺伝もあるかも。」  母、姉、共に発育は良好だった気がする。 23:43 >Ryumaco< 【雪緒】「ま、ママはD、なんだ……」目を反らす「なんかそのうち、明良にも越される気がして、たり」 23:46 【まりか】「……そういうこともあるかぁ……」 ううん、と、机にひじを突いて考えて。 「で、でもそんな、胸があるからって何が変わるわけでもないし、ね?」 持たざるものに対して持つものが言う言葉は、あまりにもむなしい。  「そ、そうだ、悠もさ、そんなにないじゃない? 隼人君の好み的には、ないほうがいいんじゃないかな!」 苦しい、それは苦しいぞ 23:48 >Ryumaco< 【雪緒】「な、ないほうが、いい、の……?」そ、それは夢も希望もない「って、だから隼人じゃなく!?」そらしたつもりがもどってきたー!?と呻く 23:51 【まりか】「だから、雪緒は十分可愛いよ、うん。 嘘じゃなくてさ、ホント。」 嘘偽りなく、「アノ時」の雪緒は可愛かったとは思う。 夢の影響と環境と人材の影響があったとはいえ、流されてしまうくらいには。 「自信もって、いいと思うんだけどなぁ。」 23:52 >Ryumaco< 【雪緒】「うー、ありがと」お水をこくん。「こー、もっとふわふわが似合うようなのがよかったんだけどなーって時々想うんだ。まりかみたいに」 23:56 【まりか】「んー、ふわふわって、ルナのときみたいな?」  似合って、るのだろうか。 いや、自分でもアノ姿は嫌いじゃないけど。 「確かに、雪緒はふわふわ、ってよりは、活発や活動的な服のほうがにあう、よね。」 23:57 >Ryumaco< 【雪緒】「うん、それか燐みたいな感じ?ああいうの、あたし似合わないからちょっと憧れるんだよね。その分が明良と悠に向かってる感じするけど」二人、着せ替えると楽しいよー、なんて 00:02 【まりか】「ああうん、燐のあの着こなしも筋が通ってて可愛いよね。 」 何度か同席したときの、ゴシックロリータを思い出して。 頷く。 「あー、雪緒って、そういう世話やくの好きそうだよね。 私、着せ替え人形にされるのはちょっと憧れるなー。 お姉ちゃん、結構衣装作ったり買ったりして、私に着せてくれたんだよ。」 ほぼコスプレでしたけどね!  00:04 >Ryumaco< 【雪緒】「……されるの、憧れる?」きらーん、と何か光った気がした「まりか、次の日曜、暇?」 00:06 【まりか】「うん?」 んー……  ちとせと遊びに行くのは、来週。 バイトも入ってないし…… 「うん、だいじょぶ。 空いてるけど、どうしたの?」 変わった空気、何があるんだろうと、期待半分驚き半分。 00:08 >Ryumaco< 【雪緒】「明良と買い物にいくんだよね」きらーん「一緒いく?」 00:09 【まりか】「あ、明良ちゃんと? 私が一緒でもいいんなら、ご一緒させてもらおうかな。 何見るの?」 00:11 >Ryumaco< 【雪緒】「行きたいお店があってね?……まりかにかぁ。どんなのが似合うかなぁ」空想に飛ぶ( 00:12 【まりか】「って事は、服かー。 いいね、そろそろ、夏物の時期だし。 ちょっとシュナのご飯には涙飲んで貰うのもいいかな。 じゃ、決まりだね。」 00:13 >Ryumaco< 【雪緒】「うん。じゃあ駅前に9時かな。ほら、赤い看板の。あそこ」 00:15 【まりか】「あかい看板の……ああ、うん、分かった、あそこだね。」 それだけのことで分かる位には、この町で暮らしてきた。 「じゃ、楽しみにしてるよ。 流石に私、そろそろ帰らないとシュナがピザ頼んじゃいそうだし。」 00:16 >Ryumaco< 【雪緒】「あ、もうこんな時間か。うん、帰ろ」席を立ち「あー、んっとその、ありがとね。まりか」 00:17 【まりか】「ううん、こんなの全然たいした事ないよ。 楽しかったしね。 出来れば続報、聞かせてくれるとうれしいな。」 ふふ、と笑みを向け。 00:18 >Ryumaco< 【雪緒】「……まりか、けっこう意地悪、だね」 00:20 【まりか】「いろんな人にからかわれたり世間が色々厳しい事を知っちゃうと、こうなっちゃうのかもね……」 この町にやってきた当初の自分と比べて、たはは、とわらい。 「でも、応援してるのはホントだよ、同じバイトのよしみでさ。」 00:20 >Ryumaco< 【雪緒】「うぅ、ありがと。当日おぼえてろよー。ペチコートとかまでコーディネイトしてやるから」 00:21 【まりか】「あはは、私、微妙にセンスはよくないから雪緒のセンス、期待してるよ。」  00:24 >Ryumaco< 【雪緒】「うん、じゃ、当日ね」 00:27 こうして、バイト帰りの小さな座談会は終了した。  雪緒は喉の奥に引っかかっていた小骨を少し抜かれたような抜かれなかったような、まりかはまりかで、自分の変化を改めて実感したような。 そんな成果を得て、それぞれの家へと帰っていく。   ……なお、何度か話題に上っていたシュナは、ピザを取るどころか斜め上の行動へと出ていた。  フィアナのうちまでご飯をたかりに言った配意が、帰り道で迷い、隣の市の交番で保護されていた。  まりかは疲れた足を 00:27 引きずりながら隣町へと駆けるのであった。 ………そんな、日常の一コマ。 夏も、近い。