(tuka-neko)   (tuka-neko)   (tuka-neko) “クランの鍛冶屋”。つい先日生まれたばかりの忘却世界。 (tuka-neko) ゲートをくぐりぬければ広がるのは、以前訪れたときとは違い、人の気配のほとんど無い心地よい風の吹き抜ける草原。所々に涼しげな木陰を齎す樹が生えその向こうには壕のようなものも見える。 (tuka-neko) そんな“世界”を、とりあえず、の目的を果たすべく、この世界の新たなる管理人となった青年の姿を探し、ゆっくりと、まるで散歩でもするような歩調で歩みを進め。時折足を止めては辺りを見回していって…… (tuka-neko) (きゅー!) (Ponko_) 【クー】「なんだ…客か?」ぴくり…管理者、つまりはこの世界のトップである、つまりはこの世界のことは何でも知っているのである。あい あむ 世界 が…まだ門が不安定なようだ。…「許可した覚えはないんだがな…」よっこいしょと腰を上げ…池に垂らしたままの釣竿を固定する。くん、と鼻を鳴らす…「…ん。」ふむ、と一つ首をかしげ 同時に近づく人の気配も感じた。 (Ponko_) ふら…と歩み… なにやらきょろきょろ見回してる割に注意力が散漫な様子。胡乱げに目を細め (Ponko_) 【クー】「ここから…いい匂いがするな。」回り込んだ後ろから、不意に声をかける。 (Ponko_) (・ω・ どうぞ? (tuka-neko) 【クロエ】「ひゃうっ?!い、い、い……いきなり背後を取るな心臓に悪いじゃないかっ!?」どうにも人やモノを探すのは苦手なせいか、ついつい集中しすぎてしまって。そういったところで思っても見なかった場所から声を掛けられれば……目に見えて慌てふためきつつ振り返って「いい、匂いって……まさか月衣の中の瓶に詰められているモノの匂いまでわかるのか……?」あきれたようにクーの顔を見上げて。 (Ponko_) 【クー】「勝手に人の家に入って来た人間にそんなことを言われるとは心外だな。(はっと鼻で笑い)…ん?いや、そんなモノがあるのか?ただ単に…いいにおいのする女か…むさくるしい男かの判別くらいはできるだけ、というものだが…?」つい、と髪を一房持ち上げ…「野郎とは比べるべくもないな。」 (tuka-neko) 【クロエ】「……ぇ……?」予想の斜め上を行く答えに、思わず目を丸くして、しまう。一秒、二秒……段々とその意味が思考に浸透してきたのか、見る間に顔色が赤く染まって「な、な、な?!なにを、馬鹿なことを言っているっ!?と、いうかっ……うう、勝手に入ってきたとかそう言うことを気にするならゲートに呼び鈴でもつけておけばいいだろうにっ!?」気恥ずかしさに任せてすいと頭を振れば、指どおりの良い金の髪がクーの手のひらから滑り落ちていく。 (Ponko_) 【クー】「相変わらずのオーバーリアクションだな…。付け込まれるぞ。」やれやれと大きくため息を仰々しくつき 「将来的にも、もしかすれば男ができるかもしれんのだからな…そのような無防備ではその男に悪いぞ?ま、手入れは行き届いているようだ。…意外と、もうできたか?」くつくつと含み笑いをこらえ 「住環境を重視しているんでな…まだそこまで手が回らん。ただでさえ世界内のプラーナも魔力も足りてないんだ。…俺様自身でさえ足りてないんだからな。」無茶を言う。と肩をすくめ 「ま。まだ出入りさえ完全に制御できないという辺りは俺様の落ち度だな、許せ。」 (tuka-neko) 【クロエ】「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?そ、それこそ、まさかだっ!わ、私はっ、神に仕える身、なのだぞ、しかもプロテスタントではなくカトリックだっ!聖職にある者の婚姻は禁じられているっ!」指摘されたばかりだと言うのに、過剰なまでにうろたえ、声を荒げてしまう。まあ、先日“色々”あったばかり、という事もある。そのせいで一瞬脳裏に浮かぶのは……あの軽薄極まりない吸血鬼の顔。それを振り払うかのようにぶんぶんと激しく頭を振り「っ……いや、こちらこそ、リディア辺りに言伝を頼めばよかったのだ……気が回らなくてすまない」何とか無理やりに気を落ち着け、聊か頬が赤くはあるが素直に頭を下げる。……と、いつの間にか何も持っていなかったはずの手の中には、一本の蜂蜜酒の瓶が携えられていた。 (Ponko_) 【クー】「その反応心当たりありか。そりゃァ悪かったな。他人様の女取ったとなりゃァさすがに寝覚め悪ィや。いやいや気が回らなくてすまない」口調も真似、ケラケラ笑って半歩離れ 「聖職にあろうとなかろうとそれ以前に一人の人間だと思うんだがなぁ…現にほらカミサマって連中だって恋だの愛だの不倫だのしてるぞ?神話のカミサマって連中でもな。」 (tuka-neko) 【クロエ】「な、ぁっ?!そ、そんな事はないと言っているだろうっ?!!?」ああ、明らかにこの男は人をからかって愉しんでいる。軽く受け流せればいいのだろうが、そっち方面の経験値はほぼ0。説得力などかけらも無いくらいに肌を上気させて。「それは、よくよく知ってはいるが……ぅう、私にはそんな浮ついた事などしている暇はないと言うのに……」そう、色恋だの着飾ったりだの、は2の次のはず、なのだ。なのだが…… (Ponko_) 【クー】「違うなぁ。暇がないってぇのはどんな言い訳だ?暇ってのは作るモンだ。暇が無いってのは自分が答えを先延ばしにしたいか、目先の目的を第一に見る余りの逃げか。」とんとん、と湖畔へと向かい 「前に坊主に言ったばかりだな…。目先の目的が終わったあとはどうするつもりだ?それから考えるか?そんな人生の何が楽しいのかねぇ。」 (tuka-neko) 【クロエ】「……目先の目的、か……両立出来るようなことならいいのだが、な。逃げ……と言えば逃げではあるが」ふぅ、と、小さくため息をつく。無意識に、首筋に指先を押し付けなぞれば、いまだに残る“傷痕”の感触がくっきりと浮かび上がって「……私は、そんなに器用ではないのだ。ある者を殺したいほどに憎みながら……別の誰かを愛するなど…………」用は、まだ残っている。俯いたまま、クーの後に続いて歩を進める。 (Ponko_) 【クー】「オイオイ…矛盾してねェか?」くるりと振り返り、後ろを向いたまま歩を進め 「器用じゃねぇからこそお前ら人間は他人を頼るモンじゃないのか?生きてる内に楽しめ無い人生に何の意味があるんだ?ま…俺様は二回目の生なんざに興味はねぇから適当に生きて、契約が済んだら…ま、適当に帰るだけだし?」 ぴ、とクロエが抑える部分を無意識に指し  (tuka-neko) 【クロエ】「……それは……そう、だが…………少なくともこの10年、ずっと……を考えてばかりいたから、な、色々とやり方が、わからない」途中、一単語のみ音に乗せず、唇の動きだけで復讐、と呟き。「……戦だけではいずれ折れる……か……あの軽薄な男の言ではあるが……私はそこまで危なっかしく見えるか……?」微かに重苦しくなった感情を振り払うかのように、殊更軽く……やや引きつってはいたが……笑って、そう問いかける。 (Ponko_) 【クー】「魔王って連中程じゃねぇが…俺様がどれだけ生きて…でもって死んでると思ってんだ…?まあアイツらは長いからこそ退屈に満ち足りてるんだろうが…。」はぁとため息をつき… 「ああ、見えるね。…危なっかしいってのと…空虚に見えるな。人生80年。そのうちの10年短いようで長い、長いようで短いなァ。」湖畔で…垂らされた釣竿を足で引っ掛け持ち上げ… 「その男が気になる相手か?」 (tuka-neko) 【クロエ】「これまでの人生の過半数だ、な……ん、まぁ……空虚、だと言うのは自覚、している……」この街に来て、少し別の比率が増えた、とは言え。自分の中の大部分を構成していたのは、その“目的”なのだ。それ以外のことは、可能な限り排除、していたのだ。空虚、にもなるだろう。「気になる、と言うか……ディルクはその様な相手、ではないぞ……確かに、色々と世話になっているし、血の提供も行ってはいるが…………………………ぁ、ぅ……」……見事に、墓穴を掘った。こないだの事を思い出して、顔色が真っ赤に茹で上がる。このタイミングで頬を赤らめては……勘違いされてしまうではないかっ! (Ponko_) 【クー】「ぁ?…血ィ…っつーと吸血鬼の類か。はっ。」鼻で笑う 「聖職者は婚姻は禁じられてる…等といいながらソレか?さっきの言い訳の説得力もなくなったな。ま…軽薄な相手って言ってもお前みたいな考えすぎの頭の女にはそのくらいのほうが良い。+と−でちょうど釣りあうんじゃねぇか?」よっこらせ、と座り込んで 「何の感情も抱かねぇ相手に提供…とかするわけもねぇしな。」くいくい、と釣竿を揺らし 「あァ、心配すんな。他人様のモノに手ぇ出したり無理矢理手出すのは俺様の主義じゃねえから。良い男ってのはそんなことせずとも寄ってくるもんだ。」 (tuka-neko) 【クロエ】「だからっ……そう言うのではないとっ……言っているっ……術式の都合上、その……お前も知っている痕、から出血、してしまうのだ。それを提供しているだけで……っ」痕、のところで……いつもより長く折った袖をまくり手の甲のソレを露にする。ああ、自分は何を言い訳しているのだろうか。こうまで頑強に言ったところで、信憑性などまるで無いだろうに。「っ……何が心配するな、だっ……ぅうー」すっかり混乱しきった思考は、まともに意味のある反論を生み出すことを放棄。不機嫌そうに唸りながらも、クーの傍にしゃがみこみ……その影に当たる位置に手にした蜂蜜酒の瓶を置いて「とりあえず色々遅くなったが……手土産だ。とりあえずどういうのがいいのか判らなかったから、古くからあるものを選んでみた……」と、色々とごまかし臭い台詞を呟きながら、視線をきらきらと光を跳ね返す湖面に向ける (Ponko_) 【クー】「…なんだ?心配…。…ん?手を出してほしかったか?」横に目線をやり、くつくつを笑う。 「それでも、信頼に値しない相手に提供はするまい。捨てられた犬のようだった奴がよくもまぁ、そこまでになったもんだ。」小さく口笛を鳴らし…「わざわざ持ってこなくてもな…良い女なら歓迎するぜ?」 (Ponko_) 【クー】「まったく…頭が固いと思えば、余計な気を使う奴だ…」呟いて (tuka-neko) 【クロエ】「この……馬鹿者っ!そ、そんなつもりで言ったわけではっ……ぅー……誰が捨て犬だ誰がっ……」クーの軽口に、思わずあからさまに視線を彷徨わせて「…………これを持ってきたのは……ある意味感傷、なんだがな。ほんの一時しか存在できなかった“彼”への手向け、というか。うう、一応本人が目の前にいるのにこういう言い方も、おかしいか……?」 (Ponko_) 【クー】「それが隙だらけっつってんだ…。そもそも…こんな俺様しか自由に出入りできない空間に一人でのこのこ来て誘ってんのか?」(と、悪戯じみた返答を返し)彼を意味するセタンタ、そこの屋敷にいた姿を思い浮かべてみても「ッていってもなァ…アイツは冥魔と同じようなモンだし、なんでもない、俺様の過去が歪められて実体化だけの姿だからな。お前は、あんなモノもヒトとして認めるのか?」 (tuka-neko) 【クロエ】「そんな事は無いっ!」顔を真っ赤にしてきっぱりと否定を返し。すぐに表情を切り替え……どこか遠くを見るように視線を投げ出して「……私は、護るべきモノを護れなかった、からな……言ったろう?感傷、だと。ここは……色々と、昔のことを思い出すキーワードが多すぎたんだよ……まあこじつけと言ってしまえばそれまで、ではあるのだがな……」 (Ponko_) 【クー】「護る者を護れなかったから…ね。パートナーや頼る相手をもとうとしないのは、また失うのが怖いからか?憎い相手がいるといったな、復讐だとするなとは言わねえさそれで、幸せになれるってなら俺様も言うこたぁねぇしな。…そもそも、俺様みたいな英霊の言うことなんざそうそう聞く性格でもなければ、いや、そもそも世界の枠から外れた奴の影響なんざそうそうあるべきじゃねぇな。」 (tuka-neko) 【クロエ】「……以前にも言われた、な。もっと周りを信頼しろと、言われたな。ああ、怖い……再び失われるくらいなら二度と大切なものなど作ったりしない、と……思って“いた”」いた、つまりは過去形。まだきちんと割り切れている、とは思えないし他者との距離も量っている、ところではあるが「……さて、復讐を果たしたところで、幸せになれるかどうか、はわからないな。ある意味逃避だ……私自身の迂闊さが元凶でもあったから……。と、言うか、だ……お前は一体私を何だと思っているのだ?そこまで融通の利かないきかん気の強い頑固者か?世界の枠云々は関係ないだろうに」……余計なこと、までしゃべりすぎたかもしれないと思いつつも。わざと不機嫌そうに言葉を結ぶ。 (Ponko_)【クー】「融通が利かず咄嗟のことに狼狽し、でもって隙だらけの頑固者。」あんまりといえばあんまりの評価を下す 「ちなみにな…復讐される側にとって、復讐を成功される事は“負け”にはならない。“負け”になるのはその該当の相手が新しい幸せを見つけることだな。復讐は成功させた、だがどん底の人生を送った、って言うならそれこそ思う壺だ。ま…自覚があるならまだ方向修正も効くさ。」 一向に掛からない竿を持ったままゴロン、と横になり (tuka-neko) 【クロエ】「…………………………奴も、それが目的だったんだろうさ。そうでなければ……自分を憎めだの殺しに来いだの言うものか……まあ、もとより並の神経をしているような輩ではないが……」自己に提示された評価、は……反論できない。そこまで隙だらけ、なのかどうかは自分では判らないが。それでも渋面を作って見せて……「……果たすことができれば、その後なら……“色々”と試してみるのもいいかもしれないな……」小さく、ため息をつく。今すぐ、ではないけれども、これは……今の段階におけるディルクやクーへの最大限の譲歩、でもあり。 (Ponko_) 【クー】「もし、俺様やそいつ…もしくはAAAの他の誰でもいいや…。が、そいつを倒しちまったらどうするんだろうねぇ。…その復讐の向きが今度はこっちに向くんだろうか。その辺どうなんだ?クロエ。」指先で弾き、蜂蜜酒の栓をはずし  「そういうんなら…さっさと終わらせるか。さっさと終わらせてお前はとっとと女にもどれ。」 (tuka-neko) 【クロエ】「……ディルクは……恐らくそうはしないとは、思うが、な…………さぁ、どうなるかは、判らない、な。誰かが悪意を持ってそう誘導すれば、有り得るかもしれないが」所詮今縋り付いた憎悪とても、同じように誘導されたものなのだ。そんな事、実際なってみなければわかるものでもなく「……ああ、終わらせる、さ。そのために……ラビリンスシティに来たんだから。奴が目撃されたと、そう言う話を聞いたから……な?クー…………もし、でいい。Jean=christophe=Malebranche……そう言う名の長い銀髪の吸血鬼の話を聞いたら、教えてくれ……頼む」思いのほか静かな声で答えてから、立ち上がる。さすがに、そろそろ長居しすぎ、だろうか……? (Ponko_) 【クー】「(ひらひらと手を振り)気が向いたらな。俺様はそのディルクっての程…お優しくはないんでね。」嘯きながら横目を向け…「ん…?帰るのか?自分で言うのもなんだが、俺様的にはかなり居心地の良い空間になったと思うがね。」 (tuka-neko) 【クロエ】「お前は十分過ぎる程お節介だ……素っ気無い振りして……」ふぅ、とため息をつきながらも、クーに視線を向け「ああ、確かに、な。何度でも来たいと思える世界だ。だが……察せ……色々余計なことまで喋ってしまったんだぞ……これ以上顔を会わせているのが気まずいんだ」と、言いながらもかぁ、と頬を羞恥に染めていく。 (Ponko_) 【クー】「そんなに恥ずかしがるような事かねぇ…」ケラケラ笑い…「ま、気まずいってのは図星もあるってこった。そのディルクってののでもいい、俺様のでも良い、言われた言葉はきちんと反芻するんだな。ま、暇つぶし位にはなった。」 クイ、と竿を引く。先に 針さえ付いてない竿を。(そんな太公望) 「せめて、一杯くらい飲んでいけ。お前の差し入れだろう。」 二つのグラスに開け 軽く掲げる *Rento join #NW異世界CC (~Rento@p-ipbfpkamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp) *Maris mode +o Rento *kuna_soto mode +o Rento (tuka-neko) 【クロエ】「ああ……判ってる。……と言うかクー、それはさすがにお国柄が違う、と言わんか……?」思わず呆れたような声音で呟きつつ「………………私はまだ未成年なのだが?まあ、表界でもないのだから気にする必要はないのかもしれないが」普段なら目を吊り上げて反論するところなのだろうが、今日は珍しくも苦笑を浮かべてグラスへと手を伸ばす。 (Ponko_) 【クー】「気にするな。どうせまだ…魚もいないんだ。」クツクツ笑うと、チン、とグラスを打ち鳴らす  「何に乾杯…というわけでもないな。さて…クロエの覚悟とデレとこの世界のいっそうの発展と…俺様の悠々自堕落な生活へ向けて、で。」 (tuka-neko) 【クロエ】「…………クー……とりあえずもう自堕落云々についてはどうこう言うつもりは無いが……密かにデレとか言う妙なモノを混ぜ込むなっ」こちらもクツリと喉の奥で笑い。甲高い音を立てたグラスを、琥珀色の甘い香りを放つ液体を揺らすように引き寄せて……一口、二口……恐る恐る、といった様子で傾けていく。どうやらアルコールの摂取は初めてらしく。さぁっと白い肌が、赤く上気してゆき。 (Ponko_) 【クー】「なんだ…居心地が悪いというから空気を崩してやろうという俺様の気遣いを…。ふむ…年季があるだけの事はある。悪くは無いな。」寝転んだまま軽く横へと視線を向け「なんだ…まさかとは思うが、始めてか?」 (tuka-neko) 【クロエ】「ん……ああ、酒を飲んだのは初めて、だぞ?未成年、だと言っただろう?……あと、子供のころは……両親はほとんど家にいなかったから飲める条件を満たせなかったし……ん、でも……甘くて美味しい、かも……」アルコールのせいでいくらかたがが外れたのか。ふにゃりと……いつもの厳しさが嘘のような子供っぽい笑みを浮かべていたりする。 (Ponko_) 【クー】「ま、倒れないうちに帰れよ。元々そのつもりだったんだろう?」自分のグラスへと次の杯を注ぎつつ 「そのくらいのほうが年相応だな…:クッと喉で笑うと また糸の先を湖に沈め (tuka-neko) 【クロエ】「わかってる、って……ん、それじゃ、ね?くー」こくん、と、最後の一口まで飲み干し空いたグラスをクーの傍らにおいて。年相応、と言われればくきんと首を傾げながらも、いつもなら絶対に使わないであろう口調でそう言って、案外しっかりとした足取りで立ち去っていく…… (Ponko_) 【クー】「あの足取りなら大丈夫だろうが…しゃあねェ…。」重い腰を上げ…いくらかの距離を開け後を歩く 「ま、客の見送りの家主の義務って言うしな…あァ、めんどくせェ…」 ピン、と煙草を弾き、咥え 「ま、気が向いたらまた入れてやるよ。」 はー…と紫煙を吐きつつ、上を、雲を見上げた (tuka-neko)   (tuka-neko)