23:02:22 Ryumaco > ある晴れた昼。空は綺麗に晴れ渡り 23:02:38 Ryumaco > 少し汗ばむほどの暑さ 23:03:02 Ryumaco > 壬土優希は、久々に一人だけ街へと足を運ぶ 23:03:36 Ryumaco > よくよく考えればクロエとの冷戦状態では外に出るのも億劫で大して出ていなかった。出てもディルクの呼び出しとかそれくらい 23:03:53 Ryumaco > この街にも慣れてきたことだし、思いっきり羽を伸ばそう、そう思った 23:04:17 Ryumaco > 【優希】「とは言うものの……イマイチどこになにあるかわかってないんだよねぇ」必然足は知ったカフェへと向かっていた 23:04:19 Ryumaco > (きゅー 23:16:30 torazou_ > 白いお仕着せのドレスと膝下に届きそうな黒髪そしてそこからピンと飛び出た触角の様な二房の髪の毛の八歳児 23:16:30 torazou_ > それが私の外見である…… 23:16:30 torazou_ > 【マルディナ】「……ふー……」 23:16:30 torazou_ > 着てる時の言語変換その仕様を変えようとしたものの、どうにも構造的欠陥があるらしく 23:16:30 torazou_ > 製作者にも変えるに変えれないので取り合えずそのままメンテに突き出した為今日はスーツは無い…… 23:16:30 torazou_ > 【マルディナ】「……まだまだ力が足りんな」 23:16:30 torazou_ > いっその事、プラーナを摂取しようと思わなくも無いが、今のままでは致命的な結果を生むのは目に見えており 23:16:31 torazou_ > そんな物騒な事を考えながら町を歩く……ふと目の前に入る姿は見知った顔 23:16:31 torazou_ > 【マルディナ】「……なにをやっている?」 23:16:31 torazou_ > 取り敢えずの暇つぶしと声をかけてみる事にした 23:16:37 torazou_ > (きゅー 23:19:34 Ryumaco > 【優希】「ん?」聞き覚えのある声に足を止め振り返る「あれ?マルディナ?なにしてんの?」質問に質問で答える。その手はアタマをぽふぽふ 23:21:24 torazou_ > 【マルディナ】「気安いぞ優希。」頭を撫でられがうと猛獣か噛み付くような視線を向けて「人間風に言えば暇つぶしだ、とその問いには答えておく」 23:22:31 Ryumaco > 【優希】「いや、だってねぇ?」気安いぞ、といわれても大して気にする様子も無く「へぇ?ボクもそーなんだ。ちょっとごたごたしてたの解決してさ」 23:26:51 torazou_ > 【マルディナ】「未だに魔王と人間の差が分かって居らんな」返ってきた言葉に若干呆れた色を乗せると「ああつまり若さを無為に消費しているところか?」と尋ねると 23:29:47 Ryumaco > 【優希】「なにかそれって年寄りくさいぞ?」腰に手を当て「まー、そういえばそうなんだけど、解決したんで鬱憤晴らしになにかしよーってきてみたんだけど、よく考えたらこの街、よくわかんないんだよね」 23:34:30 torazou_ > 【マルディナ】「だから、少なくともこの町で私より年上は数えるほどしか居らん。いい加減事実を事実と認めるが良い」いい加減何度かループしてそうな言葉を口にすると「鬱憤晴らしと言うと、人間のメジャーなところで飲酒、賭博、売春だったか?」 23:35:22 Ryumaco > 【優希】「……」鬱憤晴らしに提示された言葉に引き「い、いやなんでそんなアレなのしかない、わけ?しかも最後なんかしないよ!?」 23:39:20 torazou_ > 【マルディナ】「うん?古来から消滅してない娯楽だろうに何を不思議がる」微妙に感性と知識が偏った答えを平然と吐いて「まあ、慣れてないなら精々鴨られんようにな。」 23:40:04 Ryumaco > 【優希】「いやだから、それ日本じゃ犯罪だからっ。しかもエンコーなんていまどきはやんないよ」憮然と答える「しかもそれ、男のほうじゃん」 23:41:57 torazou_ > 【マルディナ】「ここはそもそも日本ではないし。……ああ」と優希の壁を見ると「そう言えば女だったな失念していた」と重々しく答え 23:42:22 Ryumaco > 【優希】「……」無言でアタマをぺちぺちする「んで、マルディナのほうは何か目的あんの?」 23:44:41 torazou_ > 【マルディナ】「……痛い。」むーと不満げにぺちぺちされた部分を摩ると「やはり前振りの長い冗談は難しいものだな……大きく見据えた目的ならアルが今日を限定するのであれば特には無いぞ」 23:46:01 Ryumaco > 【優希】「んじゃ、一緒回る?」お、いいアイディア、と指を鳴らす「実は朝から何も食べてないんで、ちょっとカフェ行こうかと思ってるんだけど」 23:49:14 torazou_ > 【マルディナ】「それは構わんが……」結局は食欲に落ち着いたかと言いたげに視線を向けてから「そけで、何が解決したのだ優希?」とことこと横を歩いて 23:49:29 torazou_ > 訂正:【マルディナ】「それは構わんが……」結局は食欲に落ち着いたかと言いたげに視線を向けてから「それで、何が解決したのだ優希?」とことこと横を歩いて 23:50:37 Ryumaco > 【優希】「んー、あー……クロエとちょっと冷戦に陥ってさー?ま、仲直りしたんだけど」あわせて歩く「解決してないのはまだいろいろあるんだけどね」 23:55:36 torazou_ > 【マルディナ】「クロエ……あああの乳か」と納得する「所詮人の生で解決できる事など多寡が知れているのが精々気張るといい。短い生で悔い等残してもツマランからなぁ」 23:56:38 Ryumaco > 【優希】「……#」乳、にちょっとムカっときた。うん、つまんないので考えるの止めよう「なにかえらそうだなー、マルディナは」アタマを撫でる 00:00:33 torazou_ > 【マルディナ】「生きた歳月を考えれば、偉いぞ?比べ物に為らんほどには。たしか東洋人は儒学とか言ったな」しかしそうえへんと威張る様は小さな子が背伸びしているようにしか見えずに「だから気安いと」 00:01:40 Ryumaco > 【優希】「だってンな神様とか魔王?には見えないジャン?コロネとか食べるし」ぺちぺち「っと、到着。席は、あの端っこにする?」 00:03:19 torazou_ > 【マルディナ】「甘いものを馬鹿にするな、あれは良いものだぞ」ぷんぷんと怒ると「別に何処でも構わん……因みにチョココロネにクリームコロネにオレンジジュースだ」 00:08:21 Ryumaco > 【優希】「甘い組み合わせだなぁ。アタマいたくなんない?」そういいながら自分はビターのココアにブルーベリーのチーズケーキ 00:11:02 torazou_ > 【マルディナ】「痛いぞ?目の前の未熟者に如何魔王である事を教え込むかに付いてだが」どかと椅子に座ると 00:12:04 Ryumaco > 【優希】「んー、まあすごいってのは聞いたけどね?ディルクに。この街つくったのルーなんだって?で、それと同じくらいってことだから、まあすごいんだろうけど……」マルディナを見る「実感とそれとは別だしねぇ?」 00:14:57 torazou_ > 【マルディナ】「ディルクか……教師にでも就けたか?」ふむと優希を見ると「つまり見た目に惑わされているといいたいか」重ね重ね50に裂かれた我が身が恨めしく 00:16:36 Ryumaco > 【優希】「ディルクには話し聞いただけ。……その代価でかかったけどね」思い出すのはドレス姿にされたこと。ああ、恥かしい「教師、は、んー、クロエ?カテキョって感じだけど。それもディルクの手回し、かな」思い返すと、ディルクに世話かけてるなぁ、なんてしみじみ思う。だからって玩具にされるいわれはないんだけど 00:17:21 Ryumaco > 【優希】「見た目ってよりも、んー、威厳?」首かしげ「どんな偉い人でも、こんなとこで普通にいたらありがたみないとおもわない?」 00:22:36 torazou_ > 【マルディナ】「ふむ……ん?代償か」吸血鬼の代償といえば基本は血が相場と決まっているが、優希に噛み痕を見受けれずに怪訝そうな顔をして「優希の言うどんな偉い人も伝聞以外に公で見せない側面があると思うが……そもそもだ、甘い物が好きで何が悪い」頼んだパンが来たのでもぐもぐと食べだして 00:24:02 Ryumaco > 【優希】「内容は、聞かないで」代価、について怪訝な顔をされればちょっと頬を染めてそっぽを向く。だから恥かしかったんだってば「そりゃヒトはだれしもね?でもほら、シモジモにそんな普通にいると思わないじゃん?んー、町長さんと大統領くらいの違いって言えばいいのかな?」 00:28:48 torazou_ > 【マルディナ】「…………」色事か、色事なのだろう、流石吸血鬼手が早いと間違った感心の仕方をしながら生暖かい視線を優希に向けて「……因みに我等はそんな数さえ取れれば誰でも為れる様な者より上等だぞ」クリームをパン生地につけてはむはむと食し 00:30:29 Ryumaco > 【優希】「何?」その視線に怪訝な顔「いやそーじゃなくてさ?こー、普通に街にいたりすると、偉いって思えなくない?ってこと」フォークでブルーベリーチーズケーキを一口。そしてフォークをふりふり 00:35:05 torazou_ > 【マルディナ】「いや、仲むつまじいのは良い事だなと?」珍しく曖昧な笑みを浮かべると「私は客分だから違うにしても……ルー=サイファーが自分の庭を闊歩するのに遠慮する必要が何処にあるか知りたいものだが」 00:36:38 Ryumaco > 【優希】「仲むつまじい……?」しばしわからずきょとん「いや、違うから!?そんな関係じゃないからっ」赤くなってわたわたと訂正「それだって偉いヒトはこー、それ相応の、子分連れたりとか、するんじゃない、の?身分隠すとか。ほら、貧乏貴族の三男坊とか。アバレンボウジェネラルみたいな」 00:41:29 torazou_ > 【マルディナ】「……違うか、満更でもなさそうだがな」慌てる様はそう見えて「必要ない、それは人間の感性だ徒党を組むのは弱いからだ、ならば必要なかろう?尤もルー=サイファーも私も元の力とは程遠いが……」 00:42:19 Ryumaco > 【優希】「ボクのこと玩具にして遊んでルだけなんだって、ディルクは」はふぅ、と大きな溜息「じゃあ、文句言えないジャン?ボクに」一転して勝ち誇ったような顔 00:49:22 torazou_ > 【マルディナ】「男女の睦事など、その延長だろう?」溜息にはそう答える……しかし「はっ?正気か優希」勝ち誇った仕草を鼻で笑うと「……試してみるか、そして刻んでみるか?私は良いぞ優希、挑戦者を愛でるのも王の義務だ」 00:50:35 Ryumaco > 【優希】「ムツミゴトって何?」そんな難しく古風な言葉、イマドキの中学生がしるよしもなく「何を?」試すのさ?と首をかしげて「あ、何か追加頼む?ボク、キャラメルマキアートのアイス飲むけど」 00:54:19 torazou_ > 【マルディナ】「………ディルクに聞けば教えてくれるぞ」くてんとてーぶるに突っ伏すと「此処まで粗略に扱われると…なんだ泣けてくるな」勿論、ルー=サイファーの手前本気でなど戦えないのだが……優希の態度に泣けて来た「……店主、ハニートーストを」 00:56:10 Ryumaco > 【優希】「……それ、何か嫌な感じするんだけど」なぜよりによってディルクなんだろう「え?なに、どしたのさ?」マルディナの頬をぷにぷにつっつく「あ、けっこーやらかい」なんだか楽しくてつんつんと 00:59:48 torazou_ > 【マルディナ】「構わんだろう、その程度喜んで教授してくると思うぞ」げんなりしつつ答えると「体の造りは見た目とさほど変わらないからな……プラーナ袋とかは無い」微妙に諦めムードでされるがままに 01:04:33 Ryumaco > 【優希】「まあ、魔王についても教えてもらったしなあ…でもなんか……うーん」腕を組む「いや、あってもキモいし?それ」怪獣じゃないんだから。と手をぱたぱた「そいやこー、音楽関係の店とか小物の店とか、いいとこ知らない?」 01:08:07 torazou_ > 【マルディナ】「ウィザードには有ると明確に記した書物があったが……」ああちょっと爪先が気持ち良いとか思った自分が…がっくり「……音楽関係……それなら引退したウィザードが道楽で作った店が……」 01:09:10 Ryumaco > 【優希】「へー、行きたい行きたい!案内してよ」 01:11:25 torazou_ > 【マルディナ】「魔王を案内に使うか…まあ、良かろう」では行くぞと立ち上がると 01:12:28 Ryumaco > 【優希】「マルディナは何かできるの?楽器とか謳うとか」 01:19:07 torazou_ > 【マルディナ】「やろうと思えば大体できる……と言いたい所だが今ら体では如何だかわからん。さあ、私直々に案内してやるのだから早くついてくるがいい」 01:20:37 Ryumaco > 【優希】「おー、いくいくっ」会計を手早く済ませ「何?楽器屋?CDショップはないとおもうんだけど、いいな、すごい楽しみ。たぶん買えないだろうけど、ほら、こー、見てるだけでわくわくしない?ためし弾きとかできないかなー」わくわくと歳相応に浮かれて 01:23:02 torazou_ > そんな事を言いながら。人と魔王、凸凹な組み合わせがラビリンスシティを歩みだす 01:24:25 torazou_ > 目指す場所は楽器屋……そしてたしかに其処は道楽であった…… 01:25:02 torazou_ > 優希の収入ではちょっと手が出ないぐらいには……其処で何が起こったのかはまた別の話 01:25:10 torazou_ >   01:25:11 torazou_ >   01:25:11 torazou_ >