21:18:29 torazou_ >   21:18:29 torazou_ >   21:18:30 torazou_ >   21:18:39 torazou_ > ……ギルドハウス……その広間に小さな影が現れる……手にはその姿が隠れるようなダンボール箱 21:18:39 torazou_ > 【マルディナ】「………むむむ……居ない……」よたよたと歩きながらそう声を上げる 21:18:39 torazou_ > 冬子の姿だと何かしら警戒されているので遊んでやろう(注:相手の迷惑は全く考慮に入れてない場合のことを指す) 21:18:39 torazou_ > そう思いこの姿でギルドハウスに来たものの 21:18:39 torazou_ > 気配を辿ってきた物の肝心の怠け者姿は如何言う訳か見えず、あの怠け者と不満げに毒づく 21:18:39 torazou_ > そして……ひとしきりダンボール箱で視界を遮られたまま室内をなんとか見渡した後、勘の狂った原因に目を留める…… 21:18:39 torazou_ > それは今の自分より少しだけ年上の少女の姿をした…… 21:18:39 torazou_ > 【マルディナ】「なあ、犬を知らないか、遊んでやろうと思ったのだが姿が見えんのだ」 21:18:39 torazou_ > その少女の傍まで歩いて行くと……初対面にしては当然の様にでかい態度で尋ねた 21:18:49 torazou_ > (どぞ 21:27:13 Fakes >   21:27:14 Fakes > クーと話をしてから少しずつ…自分の何が出来るか、自分の力の目指す場所。 21:27:14 Fakes > それを考えるようになった――毎日少しずつ訓練をつんで、自分の力を出していこう。 21:27:14 Fakes > カルミアとの話でも、急ぎすぎずにゆっくりと…。 21:27:14 Fakes > 今日も少し訓練をしよう、と――訓練場へ向かって歩く。力を引き出すために、と。 21:27:18 Fakes > そう歩いていると、不意にかけられた声。え、と思ってそちらを向いて。 21:27:20 Fakes >   21:27:22 Fakes > 【リディア】「…? 犬を知らないかって――え?」 21:27:24 Fakes > 自分より少しだけ年下の少女。態度にきょとん、としつつ… 21:27:26 Fakes > 何とかたずね返した。 21:27:28 Fakes >   21:31:23 torazou_ > 【マルディナ】「うむ、犬だ……折角慰みに遊んでやろうと思ったのに姿が見えない。知らないか?血統は良いのだが育て方を間違ったので怠惰の権化になってしまったかの様な大きな犬だ、普段ならこの辺に居るだろう?」よいしょとダンボールを下ろしながらもう一度尋ね 21:34:41 Fakes > 【リディア】「…犬、ですか…この辺りで犬は見たことがないですけど、私」ダンボールをおろしているのを見て、何故ダンボールを…とは思うものの尋ねず。「怠け者で大きな犬…大型犬、うーん…この辺りにいるのは見たことがないです」勘違い。いやむしろこれが普通の回答か? 21:42:23 torazou_ > 【マルディナ】「……そうか?」つまるところ飼い主の前では本性を隠しているのだろうか……さもありなん年上好みの発言を散々してたからなぁでもこの程度で射程範囲か等と勝手な解釈をしながら「今日の所は素直に振られておくかしかたがない」と結論付けて「なぁ、折角だからこれも何かの縁と私と遊ばないか?」と再度見上げて尋ね 21:45:49 Fakes > 【リディア】「…???」よく分からず、首を傾げる。彼女が何を言ってるのか…いまいち理解していなくて。「…遊ぶ、って…何をするですか? そもそも…貴女もAAAの人、なんです?」見上げられる視線に返しつつ、問い返す。 21:53:31 torazou_ > 【マルディナ】「……うん?」ああそうか、この姿では初対面だったなどと考えながら「遊ぶといえば遊ぶ、買い物に出かけるでも本を読むでも各人様々だな。犬との暇つぶしに持ってきたものは使えぬだろうが」ボールやら高そうな酒ビンやらグラビア写真集やら秘密公爵のメモが入ったダンボールを一瞥すると「うむ、そうだが知らんのか?マルディナと呼ぶがよい」多少は力が戻ってきたため名乗る事に抵抗がなくなったのか答える姿は、まるでえへんと自慢 21:53:31 torazou_ > する小学生そのもので 21:55:29 Fakes > 【リディア】「ん…と。どうするかはそれなら――マルディナさんですね、分かりました。リディア、といいます…よろしくお願いするです」小さく頷いて…こんな子もいるんだなあ、とちょっと思ったり思わなかったり。「遊ぶ、ですか…マルディナさんがどうしたいか、でお任せしますね。ぱっと思いつかないので…」 22:00:33 torazou_ > 【マルディナ】「さんは要らんぞ?その代わり私もリディアと呼ぶぞ良いな?」形式的に尋ねてはいるものの、声には既に決定したような響きが有って「そうか、遊んでくれるかっ!ん、あの犬にもこれぐらいの素直さが有れば嬉しいのだが」ぱあぁぁぁと笑みを浮かべて「では女同士だから買い物か……それともんー……」 22:03:30 Fakes > 【リディア】「わかりました、マルディナさ…えっと、マルディナ――」つい、やはりさんをつけようとしてしまう。慣らさなきゃなあ、と…考えて「あの犬って…犬でも飼ってるですか?」と、やはり気になるのは犬という言葉。どうしようか悩んでいる姿を見て、声をかけ。 22:06:45 torazou_ > 【マルディナ】「いや、私は飼っては無いぞ?今は人の厄介になる立場だからな、その身で生き物を飼うなどと言うのは不遜だろう?そもそもあの犬は飼い主つき出しな」微妙に怪訝そうな顔で見上げると「そう言う自分は如何なんだ?」 22:09:50 Fakes > 【リディア】「…マルディナさんの探している犬は飼い主がいるんですね…」ふむ、と考える。自分が飼い主だということには全く気づいていない。怪訝そうな表情を向けられても、首を傾げるだけで。「…私ですか? 犬を飼ってはいないですけど…??」 22:13:25 torazou_ > 【マルディナ】「飼ってない……?」さらに不思議そうな顔で呟くとダンボールの上にあがってリディアをよく見る「……やはりこの魔力の質はあの犬と同じだと思うが……」つまり飼っていないのであれば飼われていると……そう言う事か。やるなあの駄犬、駄犬の癖に生意気だぞなどと明後日の解釈をしながら 22:16:19 Fakes > 【リディア】「…?? 魔力の質が一緒…? あの犬…?」その表情に浮かぶのは、さっぱり分からないといった表情。隠しているわけではなく、本当に分かっていない、といった表情で。 22:21:51 torazou_ > 【マルディナ】「何時もそこで眠そうにしてるというか人の話を聞く時に寝てしまう犬」びしっとクーがこの部屋で依頼を受ける時にもたれかかってる壁を指差しつつ 22:26:30 Fakes > 【リディア】「……あ。」やっと合点がいった。犬って、クーのことだったんだ…と「クーのこと、ですか? ええと…どうしてクーが犬って…」うーん、とそれはそれで首をかしげたまま。どうして犬なんて呼ばれているんだろう、と。 22:31:56 torazou_ > 【マルディナ】「どうしてといわれてもアレが犬の俗称を持つのはそれなりの由来が有るはずだが……」知らんのか……そう訪ねたげに見ると「知らぬなら知らないままの方がいいかも知れんな、聞かせたければあの駄犬が答えるだろうし……それとも聞きたいのか?」 22:35:18 Fakes > 【リディア】「…犬の俗称――ううん…」首をかしげたまま…うーんと唸って「いいえ、それはクーが教えてくれるでしょうし、いいです。それじゃ…どこにいくかは決まったですか?」と、手に持っていた魔道書を月衣にしまって。訓練は帰ってきてからでもいいかな、と。 22:41:52 torazou_ > 【マルディナ】「そうか、その心根は大事だぞ」聞かないとの言葉に満足そうに笑み浮かべると「そうだなもう直ぐ昼時だしパン屋に行くか……腹ごしらえをしてから図書館にでも行くのはいいかもしれないな、この街の図書館は色々と揃っているそうだから、そう言うのも色々有るとおもうぞ」とりディアが月衣にしまった魔導書を目に止めながら 22:44:54 Fakes > 【リディア】「パン屋さん、ですか…本当にここは何でもあるんですね――別に読書をするって分けじゃないですけど…この魔術書は、私が魔法を使うために必要なものなので…」本来はなくても使えるけれど、あったほうが安心する、と言う感じで。 22:47:44 torazou_ > 【マルディナ】「ルー=サイファー推薦だ、私も良く食べに行ってる、特にチョココロネが美味いぞ。しかしそれはリディアの命綱に代わるまい?ならばその手の知識技量磨いて置いて損は無いと思うが」違うかと尋ね 22:49:41 Fakes > 【リディア】「ルー=サイファーですか…魔王、ですけど。今はこのラビリンスシティで…」考えつつ、魔王も…敵と断言は出来ないんだなあ、と今更ながらに思って。「…確かに、知識と技量は…磨けるなら磨きたいです。私はまだ半人前ですから」マルディナのその言葉に、こくりと頷く。 22:54:41 torazou_ > 【マルディナ】「この街では別に魔王なぞ珍しく有るまいリオンなぞよく見るし……そもそも目の前に居るでは無いか」まあ色々と策謀巡らしてるんだろうが……と考えつつ「半人前を自覚するのは良いことだ完成したと思ったときから人の堕落は始まるからな、それはまあこの世界では死に繋がる」たしかこの前の覗き魔もそんな感じだったななどと思い出しつつ 23:04:07 Fakes > 【リディア】「え…? マルディナも魔王ですか…ん…やっぱり常識が通用しないです。この場所は…」はぁ、とため息。「…半人前…です。完成なんてまだまだ遥か遠いです。お父さんやお母さんに胸を張って…どうかな、っていえるようになりたいですね」 23:08:03 torazou_ > 【マルディナ】「…………」ふと気が付く今の自分の姿……その上で段ボール箱の上に乗っている状態……想像してみる、想像してみた……この格好で魔王と名乗った自分を「あの犬には勿体無いぐらい素直だな、美徳ではあるが……」まあその方が駄犬が働き易いのか……そんな事を考え「父母?リディアは家族でこの街にでも来たのか?」類推するならその父母もウィザードなのだろうと 23:10:54 Fakes > 【リディア】「…素直、です? ん…」素直といわれて、ちょっと首を傾げる。これが自分らしさ、というか…こう過ごしてきたからなんとも、ですよね、なんて。「…いいえ、違うです。確かに両親も魔術師ですけど――ここにいるのは私一人です。妹が居たんですけど、今は行方が知れなくて…」 23:17:09 torazou_ > 【マルディナ】「素直だな……私ならそうだな指を刺して笑うが」その発想も屈辱的だと思いながら答えると「妹でも捜して要るのか?私は何だ、今は自分捜しの旅の途中と言った感じだな……うむ、人間は的確な表現を編み出すのが美味いな」と答えながらダンボールから降りると 23:22:10 Fakes > 【リディア】「ん…?」と、指を刺してのところに首かしげ。「…そうですね、妹を探してここまで来たです。クーとは…そのときからついてきてもらってるです。結構無理を言って」目を閉じて、あのときのことを思い出す。大きくため息をついて。「…パン屋さん、案内してもらってもいいです?」と、表情を変えて 23:30:04 torazou_ > 【マルディナ】「そこで首を傾げるか、どれだけ素直か本当にあの犬には勿体無い、甘やかしてるのでは無いかあのぐうたら」ダンボールを月衣にしまうと「勿論だ私から誘ったのだからな、大船に乗った心算で任せるがいい」と変えた表情に頷くとてくてくと歩き出して 23:33:41 Fakes > 【リディア】「あ、はい――?」甘やかしてる…? クーに甘やかされてるかなあ、と…不思議に思いつつ「…はい、じゃあお願いするですよ。チョココロネ、ですか…」てくてくと歩き出したその横に追いつくように少し早足で。 23:45:45 torazou_ > 【マルディナ】「うむ…チョココロネだなクリームコロネもある…、そのパン屋の近くに有るアイスクリーム屋も絶品だ」などと他愛の無い会話を続けつつ 23:51:33 Fakes > 【リディア】「…なるほど、です――」そういいつつ、二人は連れ立って歩いていく。今は戦う戦士としてではなく、少女として休息の時を。 23:54:05 torazou_ >   23:54:06 torazou_ >   23:54:07 torazou_ >   23:54:08 torazou_ >