21:20 hikami >―――雑踏……様々な勢力、所属、組織……今や“世界”すらもが混ざっていると言うこの迷宮街。 21:20 hikami >中世風、石造りの町並み、そんな己にとって馴染み易い光景の中にそれら多種の文化、曰く現代風、曰く近未来風、etcetc、 21:20 hikami >街を歩き、案内を請うた時に言われたのはそんな言葉、だったか、小規模で見れば統一感があるが少し離れれば雑多に見える区域、 21:20 hikami >ある意味では目印に困らないが、多様なモノがいきなり建ったりする分余計に判り辛い、とも言える。 21:20 hikami >それでも、流石に三度目ともなれば一人歩きでも迷う事なくその戸口へと辿り着く事が出来た。 21:20 hikami >曰く、錬金術師……逢う度に不可思議な、ある意味では扇情的な姿をとる双子の機構技師、その、工房の前に佇み暫しの思案。 21:20 hikami >今日は一人、依頼ではなく私的な用件、としてギルド経由でアポイントを取り付けて貰い得た機会、約束の時間としても頃合の筈、後は…… 21:20 hikami >【カルミア】 「……さーてー……どーこまで話したものかしら、ね……」 21:20 hikami >“レウカンサ” 21:20 hikami >この世界へと辿り着く以前に破損し、未だ部品、材料、技術、その他諸々の欠損から修復できずにいた愛機修復の、ある意味では可能性。 21:20 hikami >ルークどころか、モリオンの出力調整までやってのけたあの双子ならば、雑多とも豊富とも言えるあの鉱脈ならば、 21:20 hikami >望みは確かに在り、それでも愛機であるが故の悩みもある……何にせよ踏み出さねば変化は無いのだから。 21:20 hikami >軽く深呼吸……話す事、切り出す内容、それらを軽く頭の中で整理しつつ……工房の扉を叩いた。 21:33 torazou_ >カルミアが扉を叩く前に目の前の扉が開く、そして奥の扉も 21:33 torazou_ >以前来訪した時に降りた通路の扉其処からは 21:33 torazou_ >カーーーーン、カーーーーン、カーーーーン 21:33 torazou_ >地下から断続的に金属が激しくしかし均等な力で打ち合う音が響く 21:33 torazou_ >誘うように次々と開いていく扉に沿って降りていけば…… 21:33 torazou_ >  21:33 torazou_ >【6号】「本日の作業は終了であります」 21:34 torazou_ >片手を巨大なハンマーに変えた6号が、それを足元に振り下ろす 21:34 torazou_ >足元の巨大な物体…… 21:34 torazou_ >それは鋼騎が扱うにも長大と言える剣で 21:34 torazou_ >  21:34 torazou_ >【リル&ミル】「それじゃあ休憩だね、ミルちゃん」               「それじゃあ一休みね、リルちゃん」               「お客さんも来たしね」               「時間通りよね」               「何の用かしら」                『こんにちはお姉さん、今日はお兄さんと一緒じゃないのかしら?』その作業を眺めていた片や白衣にエプロンドレス、片や白衣にワイシャツのみと言った姿で振り返り 21:41 hikami >【カルミア】 「っと……っ」                すか、っと、手の甲が擦り抜ける……否、そう、ではなかった。                自動、で開く扉には馴染みがまだ薄い所はあるのか数秒の間、響く音、遠く、はあっても確かに届く金属音……そんな単純なものに我に返ってか階下へと向かう。一人で降りるには少しばかり慣れの薄い所ではあったのだが……               「…………今までで一番マシ?や、えーと、そうじゃなくって……」                見やるのはその組み合わせ、ちぐはぐ、と言うよりは予想と言うか期待と言うか、違わずに扇情的な格好に僅か呆けて               「え、ええ、こんにちわ。……今日は一人、ギルドの方からも一応、個人的な用事って話をさせてもらってると思う。……ちょっと、図々しいトコではあるけど、ね」                視線は、何処、を見るべきか。……同性ながら、ちょっと、迷う所ではあった。 21:47 torazou_ >【リル&ミル】「ましだってミルちゃん」               「評価されてるねリルちゃん」               「お眼鏡に」               「叶って」                『なによりなにより』と白衣のすそをちょこんと掴んで揃って一礼すると               「絆創膏の方が良かったかしら?」               「褌もよかったね」                『くるくるくる』といいつつカルミアの周りを回り出すと               「図々しいのは素敵よね」               「欲望は科学の肥やしだものね」               「空想だったかしら?」               「それはナ●コだよ、リルちゃん」                『じゃあお姉さんの御用はなーに?』 21:53 hikami >【カルミア】 「…………や、えーと……そっちじゃない、って」                かく、と、肩を落とす……絆創膏?工房の熱気、若干暑い今、となっては……汗で剥がれやしないか。些かの不安と言うか……               「……うん、一人で来て正解、ね」                軽く頬を掻く、切り出す内容もさることながら、回り来る少女達……裾、が危うい。特にワイシャツの側は太腿が―――…………               「……って、違う、そっちじゃなくって」                ふるり、と、軽く意識を追い出し、向き直る。こほん、と、軽く咳払いの後に               「……用件、は。単純な話。……鋼騎の事、あたしのグランデの整備が出来るのはこないだも見せてもらったし、ソレ、鋼騎並のサイズあるわよね。                ……単刀直入に聞くわ。鋼騎を一騎、ほぼ“作り直す”ぐらいのコトは、出来る?」 22:00 torazou_ >【リル&ミル】「そっちじゃないならこっちかしら?」               「そっちじゃないならあっちかしら?」                と互いの腕をクロスさせて               「お兄さんも居れば面白いのにね」               「お兄さんのチェリーぷりは愉快よね」                『くすくすくす』と妖しげな笑みを浮かべると               「出来ると言ったら如何するの?」               「出来ないといったらどうなるの?」               「お人形さんの修理でしょ?」               「お人形さんを修理かな?」                『出来るけど私達は高いわよ?』と言うと互いに額に『時価』と書かれた張り紙を貼って 22:06 hikami >【カルミア】 「や、えーぁー…………て、違う、違う、そっちじゃない、って、ぁー……い、言っておくけど、あたしはノーマルよ、ノーマル」                それ、でも可愛いもの、はそれなりに好む性質であり、多少悪戯心が沸かないでもない……そのぐらいには無防備に見えるが……代価はタダでは済まないだろう怖さもある。                何せ、この外見で“ここまで”なのだ、格好もだが……腕、も確かだろう。               「……人形じゃ、無いわ。鋼騎は鋼騎、そんな可愛くて大人しいモノじゃない。……対価は覚悟込みよ、前みたいな採掘でもテストでも、依頼、だったらグランデの性能込みで支払いするわ。できる、なら―――                ……まず、そっちを頼みたいのよね。調整、込みでグランデの修理……しょーじき、あたしの所にあるパーツじゃ出力不足だもの、ブーストユニットもこないだ借りた奴のは何倍も性能が良い。                ……腕が良いのは確かだもの、駆け込み先になってほしい。……これが一つ目のお願い」 22:15 torazou_ >【リル&ミル】「おっきなおっきなお人形さん」               「冥魔と闘うお人形さん」               「布の代わりに鋼を」               「心の代わりに聖石を」               「剣には血を」               「戦いには勝利を」               「争いには敗北を」               「素敵よね」               「素敵だね」                『くすくすくす』と踊り               「御代は後でも良いかしら?」               「何も困ってない物ね?」               「一つ」               「一つね」               「欲張りねお姉さん」               「二つなのかな」               「三つかしら」                『さあ次ぎの御用はなあに?』と至近によって顔を覗きこんで 22:19 hikami >【カルミア】 「っ…………」                言い得て妙、ではあるのだろう。反論の要素は思い当たらず、しかし……軽く顔を伏せる。敗北、の、二文字……事実、その結果、をこれから話さねばならない、のだから。               「……大丈夫よ、金銭でも労力でも。あたしの体、とか言われても困るし、イオも勿論あげないけど。……仕事の依頼、ってコトならお互い協力できれば助かるわ」                多少、声のトーンが落ちはしたものの……言葉を、継ぐ。間近、吐息すら掛かる距離、若干身を引き、かけ……               「っ、て、近い、近い、ってゆーか……シャツ、のした、何か着てないわけ……?」                危うく、見えかけた。とん、と、一歩、身を逸らすのではなく後退、の形で距離を離した 22:28 torazou_ >【リル&ミル】「あらあら残念体でも良いのに」               「おやおや残念お兄さんでも良いのに」               「本当かなリルちゃん」               「冗談よミルちゃん」               「嘘よ」               「嘘だね」               「嘘の嘘」               「本当の本当」                『そして内緒の内緒』二人揃って人差し指を互いの唇に当て               「あら残念逃げられちゃったわ」               「おや残念逃がしちゃったね」               「着ても良いけど趣味じゃないわ」               「着なくていいよ誰も見てないもの」               「お姉さんは如何かしら?」                すいと片手をカルミアに向けてかざし 22:33 hikami >【カルミア】 「っ、駄目に決まってるでしょ、そんな……の、って、ぁー……」                何処、に反応したものか、最初の音は少し工房内へと響いた、しかし……嘘、そんな言葉の直後に一気に萎む。……がく、と、露骨に肩を落として見せるあたり、少々疲れたモノか               「……や、えーと、あたし、みてるじゃない。……っていうか、ちょっと見えたわよ、さっき」                嘘、ではない。色の違い、を悟れそうになった辺りで身を引いた分、見て、居る訳でも無いがさて……               「……って、最初の時も思ったンだけど、露出趣味、って訳でもナイわよね、貴方達って。……迂闊にふざけた事言うと、あたしまでその格好させられそーな気がしてきたわ。……って、あたし?」                伸ばされた手はそんな疲労の所為でか、無意識……伸ばされた手を取る、という舞踏じみた滑らかな動きと共に少女達の手へと触れてしまった 22:41 torazou_ >【リル&ミル】『そうお姉さん』きらーんと双子の瞳が怪しい光を放ったようなそんな危険な印象を持つ瞳でカルミアを見るとすーっと一歩よって               「手付けは着せ替えでもいいかしら?」               「可愛く着飾るのは素敵だね?」               「衣服は見られるためのものよ」               「衣服は気引く為のものかな?」               「だから」               「そうね」                『どんな格好でも素敵なのよ』とカルミアをその出鱈目な踊りに巻き込むと狂り狂りと緩やかに舞って 22:45 hikami >【カルミア】 「……っぇぁ!?」                思わず、言葉に詰まる、それでも……射程内、だろう。挙句、悪い事に纏っているのは常の簡易型のドレスであって……体型が出る様になっているとは言えども、ほぼワンピースと変わらない。                出鱈目なステップは軽く足を縺れさせ、幾度か突っかかるようになってしまっていて               「や、ちょ、えぁ、着せ替えって、あたし、二人みたいな格好する気はナイわよ……っ、て、こ、こら……!」                幾ら踊る事に慣れていても拍子がばらばらでは、合わせるのもやっと、転びかけ、その度に建て直し、段々と体は傾いていく 22:52 torazou_ >【リル&ミル】「じゃあもっと過激な格好かしらミルちゃん」               「清楚な格好かもしれないよりルちゃん」               「背徳感?」               「そう背徳感」               「それもいいわね素敵だわ、リボンで飾ってあげましょう」               「リボンだけで飾ってあげるのもいいかもね」                『お姉さんは如何思う?』カルミアのよろめきさえ拍子と左右に分かれた双子は息ぴったりに踊って 22:56 hikami >【カルミア】 「りぼ……」                ……だけ、と言う事は……つまり、他には…………つい、想像した……               「しないわよっ!ああ、もう……はぁ……」                とん、と、どうにか体のバランスを整え……ミルの側、軽く肩に手を載せる形にして、のものではあるが……呼気を落ち着ける               「……着せ替えでもいーけど、健全な格好ね、健全な。……あんま、えっちぃ格好人前で見せる訳にもいかないンだし。で……―――自滅っといて難だけれど、話、続ける、わよ?」                それでも、余計に目のやり場に困るのは確かなのだろう、続ける、と言いつつも視線、どころではなく、顔、ごと他所……6号の居た方を、向いた。 23:03 torazou_ >【リル&ミル】「あら残念理性的な答えよミルちゃん」               「おや残念じゃあ女教師ルックもいいねリルちゃん」               「お兄さんにも見せてあげなきゃね?」               「個人授業に突入かしら?」               「これなら平気ね普通だから」               「これなら平気よマトモだから」                『6号はあげないわよ?』と視線を追って答えて 23:08 hikami >【カルミア】 「どんなよ、ソレ。と、とにかく、えーと……そっちは脇に置く、後でよ、後で、ぁーもー……」                これ、で腕は現状知り得る中では優秀、なのだから……何か腑に落ちない。                少なくとも町工場レベルは楽に越えている、挙句、同性、である分、調整に必要となるであろうクロスアゾートも一応、そう気にせずとも済む。……比較、だが。               「……違う違う。あの子……で、いいわよね、もう。あの子、と一緒に行った鉱石一杯の世界。……あそこの鉱石にえーと……アメジスト、でいーのよね。こーゆーの、採れる?」                こう、と、取り出して見せたのは小さな……ほんの小さな欠片。拳で握りこめる程度、確かに女の言う宝石、に近いものだが……硬度は随分と違う、加工が為されたモノであり―――レウカンサの、装甲の一部、であった。 23:17 torazou_ >【リル&ミル】『お楽しみタイム衣装よね』と二人で顔を見合わせて答えると               「あの世界には何でもあるわよ?」               「探せば見つかるんじゃないかな?」               「でもそれは修理の一環じゃないのかしら?」               「趣味の様には見えないね?」               「どう思うミルちゃん?」               「どう思うリルちゃん」               「答えは出たわ言うまでも無い」               「答えは出たは聞くまでもない」                『考える事は同じよね』見せられた宝石の塊をちょんと指で突付くと『これを造ればいいかしら?』 23:22 hikami >【カルミア】 「お楽しみ、って、や、確かにリルもミルも随分趣味的ってゆーか……マシって言ったけどミルの方は、ある意味かつてない危なさ、ってー……まった、リルも、その下……」                穿いて無いわけ?流石に、その言葉は飲み込んだ。……また、流されかねない、と               「何でも、か。随分と混沌とした場所ってゆーか……まさか不発弾みたいなのまで埋まってるとか、モリオンのスペル弾き返す鉱石があったりとか、まぁ中々新鮮じゃあったけど。                ……修理は修理、でも、こっちは特性品、あたしは、グランデじゃなくってもう一騎、本命の鋼騎を持ってる。                ……そっちのコアフレームに、コレが欲しいのよ、宝石、の類じゃあるらしーし、結構な手間とはおも…………う、けど、って。―――造れンの?」                きょとん、と、今度こそ、呆けた。あまりにもさらりと告げられた言葉に、その動きすら、止まってしまっていた。 23:33 torazou_ >【リル&ミル】「見たいのかなミルちゃん?」               「見せてあげようかリルちゃん?」               「なんだ違うの?」               「残念無念」               「それはそうよ特別だものねミルちゃん」               「私たちが目をつけたんだしねリルちゃん」               「………えへ」               「………あは」                ショバ争いでそんなものも大量に使ったっけと不発弾との言葉に冷や汗を一つ落すと               「出来る?」               「出来るよ」               「出来る筈」               「出来ない訳が無い」               「出来ない何ていわないわ」                『くすくすくす』 23:40 hikami >【カルミア】 「ああもうっ、軽く見せるもんじゃナイでしょ、ったく……はぁ……」                かく、と、肩が落ちる。みたい、のか、と言われればまぁ……―――自信があるのだろうか、なんて気にならないか、と言われれば嘘になる               「……って、何、心当たりあンの、あの不発弾。……ぁー、まあ、いいけどさ、無事だったンだし」                あれで惨劇となっていたらまた、話も違っただろうが……無傷では無いものの“無事”ではあった、アクシデントと言えばその通り……嘆息一つ、でカタの付くものではあった               「……また、随分あっさりと来たもんね。ちょっと意外ってーいうか……じゃ、そーね。預ける、一先ず。……で、ちょっと、造ってみて欲しいの。                それが2個目のお願い、これ、が手に入るンなら……三つ目。“もう一騎の修理”も頼みたいトコ。……そーゆーのは、おーけー?」 23:49 torazou_ >【リル&ミル】「見せないと意味が無いけどね」               「見せてこその華よね」               「まあいいれけど」               「まあいいわよね」               「それでいーこねミルちゃん」               「それで行こうかリルちゃん」                『くるくるくる』と再び二人で踊り出すと               「そもそも鋼騎は研究した物ね」               「色々勉強した物ね」               「あれもそれの副産物」               「あれは鋼騎を両断するもの」                『格好いいでしょ、強そうでしょ?』とさっきまで作っていた剣……そう50メートルは有りそうなムダに大きな剣を見せびらかしつつ 23:54 hikami >【カルミア】 「ンなもの、浴場とかで幾らでも見るじゃない、女同士なんだから、何もこんなトコで見せびらかさなくたっていーってば」                そこはそれ、此処、である分で戸惑ったのも事実……故郷では所謂扇情的な格好、といった文化は特に無かった、と言うのもあるのだろう……免疫、も薄かった               「じゃ、決まり、ね。……前金がいるなら用意する、必要な材料を前みたいに採ってこい、ってコトならえーと……6号貸してもらえりゃ、行って来る、てーことで一先ず成立、ね。……一安心、じゃあるけど……」                とん、と、剣、の側へと歩み寄る。人の身からすれば……否、グランデからしても随分大きい。あの精霊船、ですら切り裂ける可能性すらあるだろう。……持てれば、の前提はつくが               「……研究?あたし達がテストに出たあのレンキンロボってのの時のデータ、ってコト?」 23:56 torazou_ >【リル&ミル】『それは秘密秘密』にぃっと唇を揃えて歪ませて笑い 23:59 torazou_ >【リル&ミル】「それじゃあ決定ね、ミルちゃん」               「それじゃあ決まりね、リルちゃん」               「用は三つで終わりかしら」               「頼みはそれで終わりかしら?」               「それじゃあ後は遊びましょ?」               「これから後は楽しみましょう」                『さあこっちこっち』とカルミアの手を引いて 00:04 hikami >【カルミア】 「……秘密、ね。まー……―――グランデなら、データ調査にも付き合うわ。あたしの愛機、三つ目、のほーはちょっと特別製だもの、鋼騎のデータがルークとモリオンで軽く打ち合っただけ、ってーコトなら。                 ……リルとミル、二人にもっと鋼騎を知ってもらうのは、あたしにもメリットになりそーだもの。少なくとも最初二つ、は引き受けてくれるンでしょ?」                半ば賭け、それが8割方は当たってくれた、その成果にと、淑やかとは言い難い悪戯めいた―――イオがこの場に居れば嫌な予感すらしかねない―――類の笑みを浮かべてみせた、の、だが……               「っ、っと、と、楽しむ……って……」                浮かぶのは先程の言葉、ひらり、と、揺れる二人の、白衣……               「……ちょ、ちょっと、何処、ってゆーか……何、する気っ……!?」                不穏な予感に、あっさりその笑みが崩れ、浮かぶのはある種珍しい慌てたような表情であった 00:07 torazou_ >【リル&ミル】『勿論、着替えって言ったでしょ?』と声を揃えて笑って答え 00:12 torazou_ >さてこの後カルミアがどの様な格好にされたのか? 00:12 torazou_ >そしてその姿を無事イオが見たのか? 00:13 torazou_ >それは別の物語……しかしながら…… 00:14 torazou_ >一寸後悔はしたかもしれません?