21:05 hikami >昼食の時間はとうに終え、夕食までは間がある―――いわゆる昼下がり、といった頃合。 21:05 hikami >先日の宣言どおりなのだろう、イオが居ない時間が増え、結果的にお茶の用意、を外に求める頻度も増えた……そんな事情はさておき。 21:05 hikami >スリーエースギルドハウス内1階、酒場、として開放されて居るとは言え日中からの酒びたりはそう、多くはない。 21:05 hikami >有事の際には直ぐに確認が出来る、と言う利便性も相まって故郷のもの、ないしはこの世界において一般的な茶葉を楽しむ場としては良好な場所と言えるだろう。 21:05 hikami >強いて言えば風情がなく、おまけに……酒場、と言う空間に、略式の物とは言えドレス姿は少々浮きやすい。 21:05 hikami >【カルミア】「……ん……?」 21:05 hikami >―――それを当人が気にするか、と言う話はまた別問題。 21:05 hikami >酒場の隅、に位置する席に陣取り、机上にはティーコージーを被せたポットと、今まさに口をつけたカップのセット。 21:05 hikami >赤毛を背に垂らした女は……そんな若干浮いた状況よりも目の前の茶葉、の方が気になる様ですらあった。 21:07 minaduk__>【ラクサス】「っと、茶を飲めるトコってのはここか。」                ぎぃっ、とドアをあけて入ってくる。周りを見回して、カルミアのとこでストップ。 21:07 minaduk__>【ラクサス】「なるほど。」 21:08 minaduk__>がちゃがちゃと足音(拍車付きブーツなので)を立てて近寄ります。 21:09 minaduk__>【ラクサス】「あ〜、え〜と、相席よろしいかな(^^;)?」 21:11 hikami >【カルミア】「……?」                さして珍しい、と言う光景でも無い訳だが……言葉、には引っかかるものがあるのだろう。向けるのは怪訝、と言うのが相応しい様相であって               「席、そのものが空いている以上独占するつもりもありませんけれど……今はそう混んでいる訳でもないと思いますが」                ふわり、と、向けるのは淡い微笑、所謂よそ行き、の表情であった 21:13 minaduk__>【ラクサス】「あー、いやいや、この店っつーより、キミに会いにきたんだ。」                (苦笑しつつ座る)) 21:16 minaduk__>【ラクサス】「(給仕(いるのか?)に)あ、おねーちゃん、俺、コーヒーね〜。」 21:16 hikami >【カルミア】「ああ……」                ナンパの類、か。此処に来てから数度、そうした事態には遭遇済みであり……自身の容姿にある程度の自負がある以上避けられぬ問題、と言う認識もある、何より今日は一人、なわけで               「―――そうしたお話でしたら、あちらへどうぞ?あいにくと、私にそうした趣向はありませんので」 21:19 minaduk__>【ラクサス】「・・・ん?いや趣向も何も・・・」                自分の発言を振り返り・・・・               「って、いやいやいやいや、ナンパじゃなくてっ!こう、ちゃんと用事があるんだって。この時間はここだろうって聞いたんでね!?」                あわてて弁解w 21:22 hikami >【カルミア】「……仰る意味が計りかねますね……」                さすがに溜息こそ零さなかったものの、コージーを一度退け紅茶を継ぎ足す。琥珀色の液体と共に周囲に広がるのはある種懐かしい……パーリス近郊の茶園で採れる類の香気。                そう、であるが故に先程疑念を抱いていたのだ               「用事、となると……心当たりはそう多くありませんね。」 21:27 minaduk__>【ラクサス】「そりゃそうだよな。んー、何から説明したものかねぇ。まぁ簡単に言うと俺は【給仕】「おまたせしました〜。」                お、さんきゅ〜、いやー、コーヒーが好きに飲めるってのはいいねぇ。こんなとこに放り出された時はどーなるかと思ったが、なかなか捨てたもんじゃない。                荒野の真ん中で豆を砕いて煮たヤツもあれはあれで味があっていいんだが、ここは、種類も多いし、味わいもなかなかだ。っとと、紅茶を飲んでる人の前でする話じゃないな! 21:31 hikami >【カルミア】「説明も何も、といった所ですね。……失礼ながら貴方の事、を知りませんから」                口元に運ぶ茶器の白、琥珀色の液体で軽く喉を湿らせ……その挙動一つ一つがある種“そう動くべき”と仕込まれた類の洗練のされ方であって               「何、と言う前に―――……用事、と仰るのでしたら、仕事の類でしたら生憎と私ではなく、そちらのマスターへ、の方が通りが良いと思いますが?」 21:36 minaduk__>【ラクサス】「おっとと、聞いたとおりのお方だなぁ。ん〜、ま、これを見てもらうのが手っ取り早いか。」                テーブルに、懐から宝石、ホルスターからは銃、何も知らなければただの飾りと武器だろう。だが知る者にとってはまったく別の意味になる。聖水晶、そしてガンアゾート。 21:40 hikami >【カルミア】「……成る程」                それ、で、ある程度の所属と存在、その辺りは察した……しかし、となれば……               「……同郷の方、鋼騎搭乗者、ですか。私以外にも此方に来ている方が居るというのは初めて知りましたが……“聞いた”と仰られる以上は私の事は御存知、と。                ―――予測と外れて居ましたら申し訳ありませんが改めて。メティスト王国第三王女、カルミア=アメテュストス。                ……ガンアゾートを示しての用事、は、AAAの一構成員ではなく“こちら”への用向きと取っても構いませんか?」 21:43 minaduk__>【ラクサス】「”こちら”ってのが”お姫様”って意味なら外れ。同郷の人がいるって話を聞けたんでね、基本的にはご挨拶、ってコトかな。」                苦笑しつつ 21:44 minaduk__>【ラクサス】「今日はお供のコはいないみたいだが、ね。」 21:48 hikami >【カルミア】「―――……さて、何の事でしょう?」                供、の話には辞令的な対応を返すのみ。一人、である事を殊更に示すモノでもない、と言う身に染み付いた習慣とでも言った所だろう               「同郷、と言う意味でしたら……そうですね、そのまま同席して頂いても構いませんよ。王女、としての私への用向きでしたら今は異郷の身、応じる事そのものが出来ませんから。……さて」                かつ、と、ソーサーへとカップを置く               「……ですが、不躾な辺りは減点ですね。同じ神の尖兵として、と言う意味でしたら―――そろそろお名前を聞きたい所、ですが」 21:50 minaduk__>【ラクサス】「っと、こりゃいかん。失礼しました。元スパンド船団所属、ラクサスと申します。」                今更だが、改まってちゃんとした礼をします。 21:55 hikami >【カルミア】「……スパンド……―――あの消失した艦隊の……」                勇名そのものは知らぬ筈は無い、驚き、を表情に出さずにすんだ所がギリギリといった所だろう、呟きの声色はそれでも少し沈んだ               「……元、と言う事はやはり、フラドハーン陥落後の精霊界では……という事でしょうか」                各世界に、そんな目算も聞いた覚えがある。……八番艦に期待した部分は多少なりとてあったのだろう、それでも直ぐに繕って               「では改めてラクサスさん、ですね。これも何かの縁、ともにこの地で神の試練を無事果たしましょう?」 22:01 minaduk__>【ラクサス】「あ〜、いやその、元と言うかなんと言うか。自分のみ戦線離脱で、おそらく死んでる扱い、と言う理由なんだが。」                なんとも困ったように苦笑しつつ               「ああ。まぁ、どんな所でも自分を磨くのは出来る。改めて、よろしく頼みます。」 22:07 hikami >【カルミア】「……ん……?ああ……」                事情、はともあれ、理由、そのものは察する事が出来ないでもない。自分達と凡そ似た状態……戦闘時の事故、といった辺りだろう。目算立てた結果でもあるか踏み込む事はせずに               「ええ、此方こそ改めて宜しくお願いします、ラクサスさん。とは言え……―――レウカンサは現在使用不能、ですから。少々“聞いているもの”と違う可能性はありますけれど」 22:10 minaduk__>【ラクサス】「・・・そうなのか。そちらの事情までは知らないんだが、使用不能、と言うことは、修理中、か。鋼騎は無い、ってコトなのか?」 22:20 hikami >【カルミア】「いえ、代替品……と言う訳でもありませんが……グランデ……と、我がメティスト王国の制式量産機ですが……が一騎稼動可能な状態でありましたので何とか、と。幸い、セレスさんに紹介頂いた修理工のアテも……」                一端、言葉が途切れる。野良やモグリ、といった言葉が似合いの風体を思い出してのもの、だろう               「……一応、ですがありますので。レウカンサは……そもそも修理用の部品が不足しておりまして、現在忘却世界各所で似たものを見つけたら、と言う話だけ、セレスさんにしている―――そんな状況ですね。                さすがにファージアースでは、エルスゴーラの資材が十分に手に入る訳ではなさそうですから」 22:25 minaduk__>【ラクサス】「なるほど。まぁ、修理ならある程度は出来る。つっついて大丈夫な範囲なら手を貸すし、それに・・・」                ちょっと口ごもって               「いや、ここはごまかしても無意味、か。俺の機体もこう、なんつーか、ボロボロで・・・。正直、資材のツテを紹介して欲しいわけなんだ。」 22:33 hikami >【カルミア】「お気持ちは有難い所ですが……グランデの側は兎も角、レウカンサの側は―――……アテが出来ればですね。先刻の通りその資材、に難がありますから。……ええ“元”の響きの段階で多少は想像がつきます」                かちゃ、と、カップを再度取り上げ……中身が、空。ポットも先程ので最後だったか……普段ならば呼ぶべきヒトは今日は居ない、そのままソーサーへと戻した               「私から見ても不足していると思える程度……正直アータルスタン辺境の方がマシ、程度のアテ……アータル系列の量産機はやはり普遍性が高い分流入している様ですが、                パイリダェーザやバハーラム程の質は期待できそうに無い、と言うのが正直な感想ですね。異郷の地でまさか鋼騎の修理物資が確保できるとまでは思いませんでしたが……お世辞にも質の保証は出来そうにありませんが……構いませんか?」 22:35 minaduk__>【ラクサス】「まぁ、そこは自力でなんとか。単独や少数行動が多かったんで、無理やりどうにかする程度の腕はね」                そういって笑います。 22:38 hikami >【カルミア】「でしたら……」                とつ、と、言葉を一度、区切る。               「……筆記用具か何かは、お持ちですか?」                持ち歩く、と言う癖が無い、と言うのも問題か。漁るまでもなく、ポケット、などというモノがついている服でもなければ所持品は、今は傍らに立てかけられた大剣のみ。……普段はそうした細かなものはイオに任せきり、であったわけで…… 22:39 minaduk__>【ラクサス】「おおっと。」                ごそごそごそ〜、とポケットをあさって、どうにかメモになりそうな紙切れと、短い鉛筆を発見               「いや、お手数かけます(^^;)」                渡しますw 22:44 hikami >【カルミア】「いえ、こちらこそ。……いけませんね、つい癖、と言う物は抜けない様で」                浮かべるのは多少困ったような表情、受け取った筆記用具を手に紙面に走らせようとしつつ               「……そういえば、失礼ながら迷宮街の地理の把握度合いはどの程度でしょうか?ある程度主要な目印が判っていれば問題ない程度とは思いますが……私も余り細かな道筋までは把握に至っていませんので」 22:49 minaduk__>【ラクサス】「ああ、いや、ある程度は大丈夫かと。多少は見回りましたしね。」 22:51 minaduk__>【ラクサス】「しかし、話に聞いた、だけで姫様という所まで明かしていただけるとは正直思って無かったですな。AAAの受付の人に聞いたとおりの性格、という意味だったわけなんだが。ははは。」                安心したのか、深く考えずにぽろっと口に出しますw 22:56 hikami >【カルミア】「でしたら大丈夫、ですね。と……」                一筆目、かり、と、黒鉛を浅く削った一筆目は線、とするには薄い筆致。普段使いのモノが羽ペンであるが故の薄さであったのだろう               「―――同郷、となれば先に言ってしまう方が手早いと思いまして。紫眼に赤髪、紫のグランデを駆る―――ここまでして同郷者に隠し果せると思う程楽観主義者ではありませんよ?」                故に二筆目からは少し強め、滑るように、とは行かぬまでもギルドハウスと金色の館を基点とした略図、目印、と×印               「此処、が鋼騎技師の工房になります。一応はセレスさん推挙の工房ですし、AAAの名を出せばそれなりに便宜は図って頂けるかと」                かつ、と、そのまま鉛筆とメモ紙を相手の側へと差し出して 22:57 minaduk__>【ラクサス】「ふむ・・・」                少し思案               「なるほど、助かりました。」                受け取って 22:58 minaduk__>【ラクサス】「それはそうと、姫様の身分的なものはここでは秘密なのでしょうか?」 23:05 hikami >【カルミア】「秘密、の以前に―――例えばラクサスさん、この地ファージアースで、モルヴァリード家の名やローシュンシャフルの名を出した所で通じる事、の方が少ないとは思われませんか?                それと同様に“存在し得ないもの”を誇り名を喧伝する事に意味がない、以上に“姫”と言う階級がどうやらファージアースにも存在する様ですから。                ……戦士にとってそれらの感傷は時に邪魔になりかねないもの、語る事に意味が無い以上……わざわざ話すまでもない、と言った所ですね」                ふわり、と、柔らかく浮かべた笑み。気遣い、そう捉えるモノも居るだろう―――その多くは、殆どの場合、だまされている、と言う事になる訳だが               「同郷者相手には真逆、通じるものはそう、として示せば身分の保証ともなりやすいかと。特にメティスト王家の場合は、そもそも身体的に特異な部分を持ち合わせていますから」 23:10 minaduk__>【ラクサス】「なるほど、承知いたしました。それでは、失礼を承知で一つ。」                少し、言葉を選ぶように考えて               「自分達の会話、内容ではなく、やり取りそのものが不自然な部分が多いかと。姫のおっしゃるとおりだとして、仮に口に出さなくとも、何かある、と思わせるには十分ではないかと考えます。」 23:14 minaduk__>【ラクサス】「それでも、自分自身が1国の姫である、それを大事になさるなら、これ以上は申しません。ただ、そういった場の雰囲気そのものはどうにもならぬでしょう。」 23:17 hikami >【カルミア】「ぁー……」                ぽつ、と、零れる言葉は嘆息の響き。眉を潜めるのは先日の――それこそ、悟られた事の――件、であっただろう               「……奇妙は奇妙、ですかね。そもそも……取り合わせが少々」                ドレス姿に相対するのは拍車付きの男、机上には鉛筆とともにガンアゾート、挙句傍らには、剣               「―――……考えてみましょう、その辺りも。“癖”ではありますから、この辺りも。忠告感謝致します、ラクサスさん。かといって……―――素を出して話すと凡そ、侍従を青ざめさせる事が多かったもので」 23:19 minaduk__>【ラクサス】「いえ、そうそうすぐに直せるものでもないでしょうし、それに、自分にも思惑と言うか、理由がありまして。」                ふっと、真剣な顔になります。 23:21 hikami >【カルミア】「……理由、ですか?」                さすがに察する事はできなかったのだろう、こちらは此方で怪訝そうな表情を向けて 23:24 minaduk__>【ラクサス】「まぁ、なんと申しますか・・・」                一旦言葉を区切って               「いやー、もう敬語とか苦手で苦手で、普通に話せる大義名分が欲しかったんだわ、これが。」                にっ、と笑います。 23:26 hikami >【カルミア】「……ぁー…………」                今度こそ、呆けた。ソレならば納得以前の問題か、軽く嘆息を零してみせて               「そう、と言う意味でしたらそれこそ気にする必要はない、かと。                ……幸い煩い侍従長もファージアースには居ませんし、私、と言う意味でも……そもそも、戦地に置いて名乗りを上げるのならば兎も角長向上を自陣で交わす事、は常々無駄が多いと思っていましたし。                ……普通、で構いませんよ、ラクサスさん」 23:31 minaduk__>【ラクサス】「おおっ、ほんとかっ?いやー流石話がわかるっ。こっちでずーっと敬語でやらにゃならんかと思ってなぁ。いやー、助かった!」                こう、満面の笑みで、カルミアの手をぎゅっと掴んで               「いやー、姫さんの事、気に入っちゃったよ俺。何でも言ってくれ。出来る範囲で、になるが、全力で手を貸す・・いや、手伝わせて欲しい(^^)」 23:37 hikami >【カルミア】「っ……!」                さすがに、反応が遅れた。悲鳴、とも違う、跳ね除ける、のも……少し目立つ、そんな結果、露骨に“体を硬くする”と言う結果となっていた               「……お気持ちは有難く頂戴します、ラクサスさん?ですが―――……」                その手から逃れるようにと軽く腕を引きつつ               「…………あたしにぺたーっと触るってのまで、おーけーしたツモリはないわよ?」                先程とは一転冷えた視線を向けてしまうのであった 23:39 minaduk__>【ラクサス】「うぉっ、とと、なるほど(笑)。いや、ほんとにすまん。ちょっと調子にのっちまったかな。まぁ、口調うんぬんだけじゃなくて、資材のツテでも感謝してるのは本当だ。手を貸す、手伝う、ってのも。」 23:41 minaduk__>【ラクサス】「そちらが無理でも、俺にならできることもあるだろうし、もちろん、その逆も。まぁ、よろしく頼む(^^)」 23:46 hikami >【カルミア】「………ま、そっちはだいじょーぶ。王女である以前、フェダーインである事がこの世界に遣わされた理由だって思ってるのも本当、AAA内に同じ鋼騎乗りがいるなら、相応のミッションもこなし易いのは確か、だもの。                ……だったら、わざわざ自陣の戦力が削げたまま、にする理由はどっこにも無いわ。鋼騎を喪う事程鋼騎士にとって不自由なコトもない、ってのははっきりしてるんだもの」                テーブルへと肘を付き、だらり、と、若干姿勢を崩す。……流麗な風貌はそのままに無駄な力が抜けている分、先程よりも“何か”への反応はとりやすいだろう               「助け合い、の方も否定はしないし、遠征中、なんてコトになったら整備技術持ちがいるのは助かるのは正解……お互い、異界の不自由解消に努めましょ、スパンド船団製ともなれば、さすがにあの技師じゃ完全に直せそーにはナイもの」 23:50 minaduk__>【ラクサス】「まぁ、市販品でも需要の少ないパーツもあったしなぁ・・・。ま、代用品でもなんでも探し出してなんとかする。一応、国家の看板鋼騎だろうから直接いじるのは問題あるだろうけど、必要なスペックでも言ってもらえればそれっぽい部品くらい調節して見せるさ。」 23:53 hikami >【カルミア】「ぁー……―――そーね、問題はちょっとデリケートだから……はっきりしたらたぶん、頼むわ。看板ってゆーか……お飾り、に近いンだけどね。アレにあたしが乗っている限り“カルミアが戦場に居る”事実ははっきり判るンだもの。」 23:54 hikami >【カルミア】「それ以前に今のグランデも、だから……そっちの方が多分先、ね。いっこ、その技師と別のアテもナイ訳じゃあナイから……そっちはそっちで確証持てたら、紹介するわ。……―――いろんな意味で危ない気はするけど」 23:57 minaduk__>【ラクサス】「なるほどね。いや、ありがとう”いろいろ”参考になった。それじゃ、早速教えてもらったトコに行ってみる。こんなのは早い方がいいし、何より」                一拍間を空けて               「鋼騎の無いフェーダインなんぞ、何の役にも立たないしな(笑)」 00:03 hikami >【カルミア】「……まー、ね」                幸い代わり、はあったものの……余り、人事とも言えぬ状況。呟く言葉は若干沈む―――                レウカンサの修理、スパンドクラスのアテが付くならば僥倖ではあるが……そう、であるが故の悩みも残る。国家のもの、王家のもの、そういった厄介事が余計に重く感じる所、と言うだけでもないのだろう。溜息、のオマケがついていた               「ん、作業だけは早いし、確かあそこなら、さっきも言ったけどアータルの量産パーツならあったはずよ、値段のほーは……ちょっとボってるけどね、アレ」                この辺りは、以前までは市販ルートで購入していないが故の感想、でもあるのだろうけれども               「次に“逢う”時までにラクサスの鋼騎が直ってるコトは期待しとくわ。……此処に居る以上、のんびりお茶の時間、で再会するよりもミッションで逢うコトのほーが多いでしょ。鋼騎同士、運用範囲も被るだろーし……スパンド船団出身の実力、楽しみにしてるわ」                返すのは猫科のソレとも似た挑発的な笑み、であった 00:05 minaduk__>【ラクサス】「ははっ、それじゃ、姫さんの期待に添えられるよう、頑張らせてもらおう(^^)」                笑みを浮かべて               「お茶の邪魔してすまなかったな。今日は本当にありがとう。」 00:07 minaduk__>【ラクサス】「それじゃ、また(^^)」                席を立って、軽く手を振り、ラクサスは酒場を出て行きました。 00:09 hikami >【カルミア】「ん、いーわ、そのぐらい。休憩、であるコトには代わり無いもの。情報も手に入るなら一石二鳥、なんもしない、よりも何倍もマシだわ。また、ね」                そんな簡素な言葉と供に見送り……向けた先は愛用の大剣、すべきこと、は、まだ多い。少しでも早く、そう焦ることに意味などない、しかし……               「……ま、ぼーっとしてるほーがらしくない、わね」                そのまま此方も席を立ち、帯剣し……向かうは階上、自分は自分として、手掛かり、を探すために……