21:33 torazou >今日は疲れた……欠片探しは思ったより難航して 21:33 torazou >徒労に終わった一日が幕引き宜しく夕闇へと世界を包む 21:33 torazou >【冬子】「やーまー出しは好調だったんですけどねー」              とほほと溜息を付ながらルー=サイファーの宮殿の門を潜る 21:33 torazou >最初の三つは予想より早く手に入った…お陰で肉体の維持は容易になりAAAの活動に潜り込み易くなったのだが 21:33 torazou >こころ所成果は芳しくない、出歩いてもアホ毛センサーもぴくりとも動かずに 21:33 torazou >【冬子】「他の世界に潜ったか……それとも意図的に隠れたか、隠してるか?」              うむむむむむと難しい顔で考える 21:33 torazou >獣の欠片に比べると使用環境が限定される分、分のいい魔導具程度の使い道しかない筈なのだが 21:33 torazou >手掛かりはもう一つ…このまえとっちめた剣の具現化妖精らしき少女の言っていた妹なのだが。 21:33 torazou >容赦なくぶっ飛ばした所為か、剣に戻ったまま擬人化する様子もない 21:33 torazou >仕方が無いのでクローゼットに布団と鎖で簀巻きにして放り込んだままだ 21:33 torazou >そんな事を考えてる間に馬小屋は直ぐそこの距離になり 21:33 torazou >【冬子】「まあ、今度技術者にでも見せるとして、今日は惰眠を貪りますかねー」 21:33 torazou >馬以外の居ない屋内は薄暗く自分が占拠している一角へとてくてくと足を進める 21:33 torazou >  21:33 torazou >宮殿の馬はなかなかに躾が行き届いていてこの前の闖入者でもなければ、まあ中々に静かなのだ 21:34 torazou >クローゼットが使用中の為、壁につるした衣服と最低限の家具…… 21:34 torazou >そして回復の呪法を織り込んだ環境依存型の多層型術式を埋め込んだ藁葺きのベッド……それが視界に入る 21:34 torazou >【冬子】「ん……?」              極僅かに感じた違和感にはてと小首を傾げて 21:45 hikami0 >―――意識、を、取り戻した時に“視えた”光景はただの暗闇 21:45 hikami0 >全周を見渡しても灯り一つ無い暗闇と“体”に感じる金属質の重さ、剣たる身に対する扱いとしては金属で縛り付ける、と言うのはある意味正解だろう。 21:45 hikami0 >それでも“剣”である今は動けない……人化するには少し、無茶が必要になる……ならば機会を待つべきだろう。 21:45 hikami0 >幸いこの場所は魔力に満ちた場所でもあるのか、それが封印方向に活用されていない、と言う感覚には些かの疑問はあっても……好都合には違いない。 21:45 hikami0 >しかし……“意識”が人化に近づくにつれて感じる熱の、存在。 21:45 hikami0 >冷気こそを属性に持つ剣に綿の圧迫はある意味では見事な拷問の役割を果たしていたのだろう……知覚範囲を拡大し、何か強力な魔力の塊の接近を感じ取る。 21:45 hikami0 >そう、感覚、としては……先日、自分を捕らえたモノ、か? 21:45 hikami0 >それならば遠慮は要らない、ごとん、と、先ずは刀身を傾けクロゼットから離脱、後に鎖の“外”に人の身を創り…… 21:45 hikami0 >【レク】「…………何か屈辱的な光景ね」 21:45 hikami0 >事情を知らぬ身にはただの“馬小屋”にしか見えない室内様式に零す呟き、濃蒼のゴシックロリータを纏った少女は転がった鎖巻布団の傍らでそう、呟き…… 21:45 hikami0 >【レク】「まあ、良いわ。……何のつもりかしらないけど好都合……こんにちわ、久しぶりね。まさかこんな状況とは思わなかったけれど……―――壊さなかったのね?」 21:45 hikami0 >くるりと、舞いの様な足運び。戸口へとたどり着いた部屋の主へと言葉を向けた 21:53 torazou >【冬子】「っおおおっ!?之はっ来た来た来たーーーーーーーっ!!ぐっばい徒労、ボンソワール情報源っ!」              最初こそ驚くもその姿を見てテンションが高まったように声を上げると             「さあさあ、その姿を見せたからには根掘り葉掘り妹さんとやらがもってる物についてkwsk教えてもらいますよッ!」              やおらガッツポーズを取るとレクティアの方に向き直り 21:58 hikami0 >【レク】「……―――ずいぶんテンションが高いわね……」              眉を潜めるようにしてみせつつ……声、の響きとしては少し淡い。まだ本調子には遠いのだろう。こつ、と、靴音を響かせ冬子の傍へと……今はまだ、ゆっくりとした足取りで             「……へぇ……私から何か、を聞くなら……見返りは、あるのかしら?」 22:02 torazou >【冬子】「テンションが高いといいますか、そう見えるだけといいますか……まあそれは置いて置くとしてッ!」              こっちからあっちへと荷物を置く仕草で             「そりゃもう、妹御が持ってる似た様なものについてです」              ぐるぐるびしっとレクティアを指差すと             「……他の人に引き渡さなかっただけでも十分見返りになってると思う……じゃあ駄目かなーやっぱり」              むむっとそちらを見て答え 22:06 hikami0 >【レク】「さぁ、どうかしら。家畜と一緒に放り込まれて熱い中に閉じ込められて……随分な“待遇”だったとは思うけれど」              にぃ、と、口元に浮かべるのは嗜虐的な笑み。後、数歩、そんな距離で……             「……幸い、もっと判りやすい見返りを提示してあげられる。ちょっと“大人しく”してくれれば……それで済むわ?」              とん、と、軽いステップ。戦闘中に見せたソレよりも数段鈍く、見切る、にも容易い程度のリズム。伸ばされた腕の中へと身を躍らせ、敷き藁へ押し倒そうと狙っていた 22:13 torazou >【冬子】「それは十字教徒の古典儀式をです……そう言えばこういう子でしたッ!?」              説明しようとした所で間合いに潜り込まれるリズムは以前と比べると大分切れが無い寸での所で身を翻す…が若干縺れて逆に押し倒すような体勢になると藁葺きのベッドへと転がって             「……あるぇーーーーっ!?」              意図せぬ体勢に微妙な声を上げて 22:17 hikami0 >【レク】「じゅうじきょう……知らないわ、そんなの」              くっ、と、零す笑み、しかし……             「っ、ぁ……!?」              ステップの1歩目は、回避された、ならば二歩目……踊る様な足取りは、それそのものは普段ならば問題の無かったもの、しかし……思うリズムと、実際の動きにズレは大きい。              結果、縺れた動きのままに絡め取られ、倒れこんでの仰向け……アテ、は外れたが、悪くはない             「……へぇ、襲う方が好み?私はそっちでも良いけれど、効率としては余り良い方じゃあないわね?」              転がった直後の朦朧状態、抜け出るまではまだ少し掛かるのか、言葉、で繋いでいた 22:28 torazou >【冬子】「無知は罪じゃありませんよ、知らないでそのまま済ませるのは罪ですけどねー……」              むむと考える…薄暗い馬小屋→住人な私→どっかの幼女(剣)→今の構図             「……マジ犯罪臭ですねーこの構図……まー襲うほうと言いますか、弱ってるのを完膚なきまでに叩きのめすと言うのは割と好きですけど、              因みにセクシャルについてはノーマルですね、幼女趣味も同性趣味もありません美味しいなら一寸考えますが」              と結構物騒な発言をすると             「……あー逃げ出さないほうが良いですよー、この前逃げられないって呪いかけましたから…結構今もきついんじゃ無いですか?」              ぺちとその侭寝かせようとして、それは解けてると言う可能性はあるも一応忠告すると 22:33 hikami0 >【レク】「あら、ノーマル趣味の子を躾けるのも、好きよ?何なら……仕込んであげるわ?」              見るものが見れば扇情的な笑みではあるものの……嗜好、の問題は大きいだろう。そもそも全体的に未成熟に未発達、ドレス越しでは淡過ぎるふくらみと、やけに細い腰が目立つ以外は全体として幼い             「……っ……どうりで動きが鈍いと……そう、いうことか……中々えぐい真似、するわね」              回復不足だけが原因ではなかったらしい。相手にとっての、ぺち、が、べち、といえる程度には振動が強いのか軽く意識が揺れた 22:43 torazou >【冬子】「躾ける?其れこそ馬鹿なことですよ?」              人の良さそうな笑みを浮かべて答えるもどこか薄ら寒いものを感じさせて             「相手を見てモノを言わなきゃ駄目ですよー、ほら私こー見えても身持つが硬いんです、嫌でしょ、余計な恨みを買ったりするのは」              それも一瞬あはははははと朗らか笑みを浮かべて             「知らないんですか宵闇の魔術師て言うのは世界の裏をかくのが基本的な商売なんですよ?えぐいもえぐい大エグです……」 22:46 hikami0 >【レク】「貞操観念、って奴?それだったら……随分と馬鹿馬鹿しいものだと思うけれど?それに、相手は見て言ってるわ?“可愛い女の子で、それなりに体が育ってる”……十分な食べ頃でしょう?」              言うものの、その得体の知れぬ圧迫に押されてか、現状、を鑑みてのものか。大きく身を動かすコトこそないものの、指先を胸元へ伸ばそうとして             「……それも、知らないわ。聞いたこともない、そもそも、人間が魔術なんてモノが使えることが規格外……でも、ないか。冥魔に犯されてるにしちゃ、随分穏当な対応、よね」 22:58 torazou >【冬子】「若干違いがいますけどねーそんな所です」              食べ過ぎたりしない意図もあるんですけどねーと心の中で付け加えつつ             「…………“可愛い女の子で、それなりに体が育ってる”とはまた」              微妙に中の人の心にぐっさりと刺さる……いやまあ、欠片を集めればそれなりなんですよ私も……などと矢張り心の中で不貞腐れつつ             「……んっ……じゃあそれは手付けてことで。触られたら確実に何か減りますから、代金分はゲロって下さいね」              余計なところをさわらせないように胸元に伸びた手を手で包むと             「はははははははっ、使えるんだから諦めてください。それと冬子ちゃんとは言え冥魔なんて言われたら傷つきますよーぷりぷりですね」 23:04 hikami0 >【レク】「あら、補正下着とかでもつけてるわけ?だったら……中身をきちんと確かめさせて貰わないと」              くす、と、笑みを浮かべるのはそろそろ虚勢、内心には気づくことなく……ふにょん、と、そのまま感じる思ったよりも柔らかな感触、弄るようにと指先を蠢かせて……              意図はともかく、掌の感触をある程度の“同意”とでも取ったか、覆いかぶさられたままで暫し堪能していた             「…………―――は?」              が、傷付く、の言葉には心底意外そうな表情を向けて             「……代金分、って言うのが気になるけれど、どうやら此処は本当……私が知らない所、みたいね」 23:10 torazou >【冬子】「ええっすっごい補正下着なんですよ、本物と変わりない触り心地一家に一台って感じですよねー、でも駄目ですそれは料金外」              と当たったままの手の甲を軽くつねると             「そーいえば何処から来たんですか貴女?ぶっちゃけリオンが裏で動いてる以上碌な事じゃない気はしますが……」              と尋ねる何も言わずに見逃しましたしねーあの女と思いながら 23:14 hikami0 >【レク】「っ……!」              感じるのは鋭い痛み、抓られた、と言う感覚が既に誇張されてしまっているのだろう……確かに柔らかい感触、素肌、とまでは行かないもののそれなりに堪能は出来ていたのだが……痛み、の側に眉を潜めた             「―――何処、といわれても、里は里、そもそも“来た”以前に私は連れて来られた、と思っているけれど。ま、良いわ。―――その前に不便で仕方ないから、貴女の名前を聞こうかしら。」 23:18 torazou >【冬子】「大変素直でよろしいです、久遠寺冬子です、尊敬と親しみを込めて冬子ちゃんと呼んで下さい……そう言う貴方のお名前は?」              つねったところを摩りながら今度は尋ね返して             「連れて来られた?それこそ冥魔ですか?」 23:21 hikami0 >【レク】「……“ちゃん”に尊敬を込められる気はしないわね。……私はレクティア、ついでに教えてあげるわ、妹、の名前はアルティエ……てっきり貴方達が攫ったと思ったのだけれど?」              名を出して、それでも反応があるか否か。そんな様子を伺うようにと真っ直ぐに視線を向ける。このときばかりは掌の動きも止まっていたのだが             「……何を言ってるの。私を鉱脈から連れ出して、あんな綿の塊で縛ったのは誰よ。」 23:34 torazou >【冬子】「そーですか?結構いけると思いますけどねー?いえ私は知りませんけど……」              はてと首を傾げる…そう言えばあの仕事二度目といってたなぁなどと思い出し…つまり、うわぁ掌の上とか考えつつ             「……おお、成る程そう言う解釈になりますか、てっきりあの場所そのものが……まあ良いです。返してくれたらもう少し優しくして上げれたんですけどねー?それでと……似たような力持った道具を見た事があるって言ってましたけど?」              ほっぺぷにぷにしながら尋ねて 23:40 hikami0 >【レク】「知らないわ、そんなの。……ま、良いわ。ちゃん、で呼ぶのはキライじゃないし、確かに貴女なら似合ってそう、か。ねぇ、冬子ちゃん?」              その言葉と共に再度指先を曲げる……下着、の、意思、まさか今触れているものそのものが、とは思わないのだろう、胸元の稜線を辿るように指が少し動いた             「……あの場所はあの子、アルティエの部屋よ。遭遇したのは廊下だけれど、奥の緋炎石が鈍くなって、あの子の姿がない、あの子の部屋から貴方達が出てきた……随分な符号……って、本当、調子狂うわね」              頬は外見年齢相応にぷにりと柔らかなもの、戯れるにも戯れ切れず、襲うにも襲いきれず、ペース、は徐々に乱れていた             「ペンダントの事なら、あるわ。剣のほうなら、寧ろ貴女達に聞きたい所ね」 23:47 torazou >【冬子】「結構大胆ですねレクティアちゃん…お盛んなんですか?」              多少はフィードバックがあるのでその胸元に這う指先の動きに顔を顰めながら尋ねると             「やっほら私はあの場所言ったの初めてですし、そー言われましても何がなにやらです……つまるところ鉱石の精霊か何かって事ですよねー?」              確認する様に目を見据えながら尋ねて             「ペンダントに剣……?」              はてそんなものは有っただろうか             「剣って言えば本性でしたけど……妹さんのことを指すんでしょうか?」 23:54 hikami0 >【レク】「あら、大胆も何も―――ついさっき、私が何をシようとしてたのかわからないでも無いんでしょう?それとも……答えを実践した方がいいかしら」              言うものの、それでも動きは鈍い。先刻言われた戒め、存在束縛の影響は回復しきらない身にはまだ重いモノなのだろう             「………………どうやら、本当に知らないみたいね。」              嘘、だとすれば随分な役者だろう、そう思えば指をさらに強く曲げ、膨らみを少し強く触れてしまおうと             「鉱石扱いは癪ね。これでも宝石よ、蒼氷石……冷気の属性を帯びた高濃度魔力の塊、とでも言えば通じる?精霊、は正解だけれどね、私は人間じゃない、勿論、妹も、ね。              アルティエ火炎を宿した魔力の塊、緋炎石で出来た刀剣。……ペンダントは別物ね、古代神の魔力を帯びたモノは“人間”が使い始めた武器だもの。アレぐらい強い性質のは珍しいから犯人だと思った―――……こんな所ね」 00:02 torazou >【冬子】「未遂ですから……あとまあ経験のほうを聞いたわけですが……実践するのは止めといたほうが良いですねー食べちゃいますよ?」              軽い言葉……その含む意味は重々しい物で             「っとそれは大家さんに怒られますからやっぱり無しですねー、レクティアちゃん残念賞っ!」              ほっぺにちゅっとしてからその体勢より身を起すと距離をとって             「まああれは私の物なんで返してくれないとアレやソレと困るところでしたが……ふむ、剣に付いては聞いてませんが何考えてやがりますかねー?」 00:07 hikami0 >【レク】「それこそ、体で試した方が良いんじゃない?食べれるモノならタベテみてほしいわね、貴女の肌は随分、柔らかそうだもの」              衣服越しでも柔らかく、愉しめる程度の甘さ、それならば、と思った所での刺激……きょと、と、軽く瞬き、追うに終えず、藁束のベットの上で軽く身を起こす。……その挙動だけでも、ずっしりと体が重い             「……人間の反逆、って所でしょ。私達精霊と人間の間にあった絶対的な力が……―――ああいう古代神の力で埋められた、抑えれてた分がどうにも、って所ね。……古代神のアイテムなんて持ち出されたら分が悪いわ」 00:12 torazou >【冬子】「そこには興味ないです、アレで出来る事は出来る事の延長でしかありませんから過ぎた力ではありますが願望機ほどじゃありませんし。全部取り返せればオールオッケーなんですが……」 00:13 torazou >【冬子】「あとまあ大家さんとの約束を破るのは危険ですよ」              と真面目そうな顔で返すと             「……体軽くなりませんか?」              と尋ねて 00:18 hikami0 >【レク】「……大家……?何、此処、もしかして…………家、なわけ?」              どうみても家畜小屋、でしかない。それにしては……ある程度の家具類もある上に、今自分が座っている場所も整えられて、はいるのだろう。そう思えば……少しの呆れと、それ以上の興味             「……ま、あのペンダントと同種、似た力を持ってるモノって意味なら幾つか、あの洞窟の外、里に、あるわ。              ……冥魔王とか名乗ってたのが仕切ってる分、ああやって手元に回収出来た分はそうないし、あっても破壊可能なものは破壊済みよ。装飾品、は初めて見たけれどね」              言われてみれば、程度、軽く呼気を整えれば腕も、動くか。いかんせん魔力不足は否めないが             「…………さっきの“呪い”を解いたって訳?本当……襲われかけておいて良く自由にする気になるわね。」 00:28 torazou >【冬子】「いえ?馬小屋ですよ間違いなくね……魔術的な意味合いを持たせてるので住んで居ますが、回復と老化防止には良いんですよ此処……まあ捕まった相手が悪かったとその辺は諦めてくださいね。              大家さんは大家さんで世間体気にしてここで住まれるの嫌がるんですがねー」              と外の館に目を向けると             「ああその辺は平気です、私のは本質は壊れないんで大丈夫です」              完全に壊せるようなら分断なんてされませんしねーと心の中で付け加えて             「と言う事はその里まで出向いてみるのも……そのあたり見越して黙ってましたかねあん畜生」              とリオンに毒づくと             「………脅威って言いたいならまあ、全力を取り戻してからにしてくださいよ。解いたばかりなんですから、またド付き倒されたくないでしょレクティアちゃんも」 00:36 hikami0 >【レク】「…………一つ、聞いて良い?」              外、を見ればきちんと建物がある。……そこはかとなく獣臭の満ちる室内は中々、居住性の理解に苦しむものか             「……本質?ああ、もう、さっぱり判らないわね。あの外の建物もそうだけど、何処に連れてきたのよ、全く……里にあんな建物はないわ、精々が木製、石で組んだのなんて境の壁ぐらいだもの、あそこまで頑丈そうな建物なんて見た事、無い。              どういうつもりか判らないけれど、里に帰してくれるなら、さっさと帰して欲しいわね。……アルティエも、冬子ちゃんの仕業じゃないなら他なんだろうし」              呟く声は不機嫌、に類するもの、妹の事そのものはそれなりに心配なのだろう             「……全力を取り戻すのに手っ取り早い、と言う意味もあるけれど?……ま、貴女を強姦するのはちょっと難しそうね、今は」 00:42 torazou >【冬子】「ええいいですよ、此方ばかり聞くのも不公平ですからねー…まあ知ってることしか話せませんけど……              ええとここは迷宮街と言って強力な魔王の作った世界の狭間みたいなものです……で、そこの館に住んでる大家さんが当人ですね…見た目より頑丈ですよ?試さない事をお勧めしますけど……」              ふむと考え込むと             「……はてさてこの強姦魔予備軍のような台詞を聞くとさすがに野に放つ訳には行けませんかねーレクティアちゃん如何思います?」              等と本人にそのまま尋ねて 00:47 hikami0 >【レク】「ああ、大丈夫。確実に判る事よ。……大家、が冬子ちゃんを他所に住ませようとして、冬子ちゃんが此処を選んだ、と言う事なら……獣姦の習癖か、マゾヒストか、どっちなのかが気になっただけだもの」              思考、はよりによってそんな所であったのだ。聞こえる言葉は……やはり聞き覚えがない             「メイキュウガイに、マオウ、ね。となると……噂に聞いた異世界、って事か。冥魔王ってのが喧伝してた程度、ただのプロバガンダだと思ったのに随分とアテが外れたものね。実在となると……」              再度、周囲……というよりも外の屋敷を見て             「……強度への不安は特にないわね、破壊するには私だけなら辛そう、ってぐらいの目算はある。厄介、って認識になっただけ、そう変わりは無いわ。……―――さぁ、どうかしら。私の肉、としての属性は“性欲”にあるもの、貴女が相手をしてくれるのが一番手っ取り早いと思うけれど?」              こちらも、しれっとしたものか。再度挑発的な笑みを浮かべ……先程との違いは足を動かさなかった事か。 00:56 torazou >【冬子】「馬相手ですか、流石に思考がぶっ飛びすぎですよ。あとこー見えても綺麗好きなので汚濁に塗れるのも遠慮したいところですねー」              うむうむと鷹揚に返すと             「その冥魔王が何をしたいか多少気に掛かる所ですが……まあ、私に性欲なんて向けても良いことなんて一つも無いことは保障出来ますから、駄目ですよ?」              その動かない動作に言葉だけで念押しして 01:01 hikami0 >【レク】「胸を揉まれて喘ぎ一つ零さないんだもの、そういう性癖だったら流石にお手上げって思っただけ、ま、少しは安心したわ」              言葉としては軽く、戯れた様な響き、嘆息が混ざる辺り軽く呆れ、も混ざっているのだろう。魔術様式、としての心当たりは宗教観念が完全に違う世界故に想像すら、なかった             「……さぁ、ね。それは私も知りたいぐらい、人間がいきなり牙を剥いたと思えば精霊狩り、だもの。それを探してる最中に古代神の魔力が残ったペンダントを見つけて、冬子ちゃんに攫われて今は馬小屋、って所ね」              こつ、と、軽く靴音、踵を少し苛立たしげに鳴らす……知覚範囲も今は鈍いのか、それとも此処の魔力の所為か、ある程度自由になった今でも乱れていた             「さぁ、それは試さないと判らないわ?ま、さっきも言ったけれど和姦の気もなく強姦が難しいなら、回復までは襲わないわ、タダでさえ精霊石が無さそうな場所、これ以上消耗するだけ馬鹿だわ」 01:06 torazou >【冬子】「そう言う欲望が薄いからですよ、レクティアちゃん」              流石にこの胸をもまれて喘ぎ声は難しいなーと考えると人差し指を顎に当てて             「賢明ですね言葉にした時点で如何かとは思いますけど、余計な騒ぎを起さない方がレクティアちゃんの身のためではありますからねーそのまま寝ます?体には良いですよ?」              と先ほどの藁葺きベッドの方を見て 01:11 hikami0 >【レク】「―――……不感症の方かしら」              ぽつ、と、小さく零す呟きは聞こえるかどうか、といった所か、恐らく、懲りてはいない             「睡眠、の必要はそれこそ情事の余韻としてのモノね。私達精霊は人間とそもそも、構造が違うわ。……此処に居れば魔力の質がそれなりに心地良いってのは確か、横に冬子ちゃんが居るなら、寝ても良いわよ?              ……諦めた訳じゃないわ?美味しいご馳走を目の前にして“食べるな”って方がどうにかしてる、食べるための手段が欠けているからしない、ただそれだけだもの。」 01:16 torazou >【冬子】「仕方ないですねー、添い寝ぐらいならサービスしてあげます。言って置きますけど私の呪いは108式ありますから変なことしちゃ駄目ですよー怖いですよー痛いですよー後悔させますよー」              レクティアをひょいと抱かかえるとそのままころんと横になって 01:20 hikami0 >【レク】「人間は睡眠行為に意味を見出すのかもしれないけれど、私は寧ろ……こっちの方が重要ね」              手を伸ばし、軽い悪戯、と思ったものの……伸びた腕はあっさり、小柄な体を抱え込む。意識はどうあれ、そして真実、はどうあれ……この体同士では体格差は歴然としたものであって             「……ほんっと調子狂うわね冬子ちゃん、ま、いいわ。これでちょっとは回復、するでしょ」              言うとこちらからは少し露骨に身を寄せる。添い寝、の定義を割らぬギリギリ程度……              時折触れるように指が伸びるものの、寝相、として装える程度の範囲に留まっており―――……暫しの、休息。状況の厄介さを認識しつつも……今はこの“好意”に甘える事にしよう―――……