21:03 goma_miso>迷宮街、図書館。主八界の主要な書籍を集めた、この場所。 21:03 goma_miso>人気の無い異世界文学を扱う一角に、ちょっと変わった格好の少女がいる。 21:03 goma_miso>…高いところの本を取ろうとしているのか、ぴょんぴょんと小さな身体で跳ねて。その下に身につけた水着っぽいアンダースーツも隠そうとしない。 21:03 goma_miso>【レイアル】「うぅん、お勉強には身近な表現からっていうんだけどな…届かないよ」                ちなみに狙っているのは、               「対訳版崇拝表現全集」                とかいう怪しげなもの。                広くは昨今の“異変”による多世界接触を危惧してのもの、狭くは……直近に出会う事となった、己と異なる世界の出身者への興味―――                さらに近くは、成り行き上保護する事となった未知―と、本人は思っている―の能力を持つ少女への教導用、それらの用事が一度に済ませられる、という簡便さから選んだ場所ではあったのだが…… 21:09 hikami >【ディルク】「……アレは……何かの催し、か?」                いかに数百年の隠遁生活があるとはいえども、あの格好が“何か”という事ぐらいは判っている、その無防備さを曝す容色の美しさも合わせれば興味を持ってしかるべき、だろう。 21:09 hikami >【ディルク】「始めまして、になるかな。君は……」                ―――視線の先、読みなれぬ言語、という事はやはり異世界、の存在なのだろう本を目に、とめて               「……いや、君も、とするべきか。AAAの関係者、かな?」                持ち出したのは陳腐な誘い、長身の男は至極無造作に少女の傍らへと立つ。 21:12 goma_miso>【レイアル】「ん、こんにちはぁ…うん、今はこっちでお世話になってるよ。あたしはレイアル・クラウム。こう見えても結構やれるほうだと思うよ。ん、と…取れない、どうしよう」                 傍に来る気配も意識せず。幼い仕草で困り顔を向ける。手入れには気を使っているのか…滑らかな肌は荒れた様子も無い。 21:16 hikami >【ディルク】「なるほど、ならば矢張り君も異世界の住人、という事かな」                ならばこうした……悪意的に言えば奇妙な、好意的に言えば“目に優しい”格好をしているのもある種頷ける。異文化、とは時に些細な相違を生むもの、という程度の認識はある               「俺はDirk=Toreador=Malebranche……ディルク、で構わないよ、レイアル。ふむ……?」                取れない、その言葉に再度視線を上げ……確かに無理のある高さ、か               「……どれ、俺が手伝おう。近くに踏み台も無さそうだしね。一応は書庫、余り飛び跳ねるのも問題だろう」                そんな言葉と共に一度姿勢を落とし、少女の細腰を抱き上げようと手を伸ばした。 21:19 goma_miso>【レイアル】「元はエル=ネイシア、ここ風に言うと第三世界かな。そこで騎士見習いしてたの。おっとと…う、うん。そうだね。お願い…するよ」                 小さく素直に頷いて腰に触れる手を受け入れる。紺色の滑らかな布地越しの柔らかさと熱を感じさせながら浮遊感に小さく息を呑み。 21:24 hikami >【ディルク】「ふむ、となると“プリンセス”と言ったか……彼女達と同じ世界、と言う事かな?」                思い返すのは以前、共に遺跡へと潜った女性の姿、あの世界には“美女”が多いのだろう、なんて予測と共に言葉を漏らし               「俺は此処、ファージアース……第八世界の出身、となるか。“吸血鬼”と言って通じるかな?」                異界と此処とでは認識が異なる、と言うのも以前に悟った事実の一つであり、そんな言葉を自然に、と向けつつ……伸ばす指先は人、としては体温が極端に低い。               「では、失礼。……しかし、君の世界の文字は俺には読めないのでね、何段目辺りかな?」                そのまま指先は腰を抱き、支える様に、と―――支える事、を理由に、と引き寄せ、その少女らしい体躯を腕の中へと納めてしまって。 21:28 goma_miso>【レイアル】「うん、そんな感じ。…んで、超女王様の配下ね。きゅうけつき…うぅん、うわさには聞いたことあるような無いような。ディルクがそうなの?」                 布越しに触れる体温に顔を顰めつつ。指先で崇拝表現全集に触れ。手元に手繰り寄せる。バランスを崩して男に背中を預ければ…布越しの熱と柔らかさが深く触れ合う姿勢。ちょっとだけ意識しながらも目線は手元の方へ。 21:32 hikami >【ディルク】「女王……ふむ、英国の様な政治形式なのか……と、言っても英国、が判らないか。」                こうした場合に“異文化”と言うものは中々に不便なものか……共通の表現を探す所から、と言うのは中々に厄介なものだろう               「ああ、そうなるね。俺は吸血鬼、人、とは異なる種だが……まぁ“此処”に居る分には不便はない、人、の総量の方がどうやら、少なそうだからね」                手繰るバランスを整える最中、預けられる体はやはり小さく柔らかく……丁度指先は臍の位置、ぷに、と、未だ柔らかな肌へと少し食い込む事になるか               「もう少し上、か……取れるかな?」                そのまま抱き上げる格好、となればそろそろ指の位置が危うい辺りだろうか――― 21:36 goma_miso>【レイアル】「うぅん、詳しく説明すると…ヘンな顔をされる政治形態、かなぁ?ん、取れそう…ふぁ。くすぐったい、よ」                 指が触れてようやくわかるほどの幼い膨らみに微かに指が差しかかる。…引っ張られて食い込む布地は気にならないけど。胸の方は…最近、意識しているのだ。恥らう視線を向けつつ。本を手繰り寄せて。 21:39 hikami >【ディルク】「異文化は往々にして他の住民からは奇異の目で見られるもの、だからね。俺とて恐らく“吸血鬼”を知らぬモノには奇異と映るだろうし……そもそも知るモノからも、最も判りやすい対応は恐怖と忌避、嫌悪と隔意、と言った所だからね」                それでも容色そのものは奇妙な程に整った美形、ではあるわけだが、それも人外であるが故。血色もその出自から良いとは言えぬものだが、少女へと触れた場所は相手の温もりの移りで暖かくなり始めているだろう。               「ならば―――もう少し、かな?」                反応に向けるのは少し、悪戯な思考。“水着”を軽く引き、さらにボディラインへと密着させてしまおうとしていた。 21:44 goma_miso>【レイアル】「なるほどなるほど、何か嫌われるような事でもしてるのかな?まぁ、噂だけが一人歩きするってのもよくある話だけどね。…ん、ぅ…もっとしっかり持って欲しいな、はぅ。んうぅ」                 陽の少女の体温は高めだけど、下腹部で微妙な形がわかるくらい食い込む感覚に更なる火照りを誘われる。小さく息を呑み。…本はなんとか回収してぎゅっと抱きしめた。 21:49 hikami >【ディルク】「いや、名の通り、だね。“血を吸う存在”―――吸血によってその生命を維持する生き物である事には違いがないからね。“人間”にとっては捕食者も同然、と見られても不思議では無いからな。                最も、無為に捕食を繰り返す同胞も居るが……今は共闘を旨にある程度の自粛を図る者が増えているみたいだな」                言葉だけはまともなモノ、だが……指先は別。悪戯な動きは水着を食い込ませ……内心の愉悦を高めていた               「……それはつまり、抱きしめて欲しい、と言う事かな?」                笑み交じりの揶揄めいた響き。片腕で支えきれる程度の小柄へと伸ばすもう一方の腕は、揺れる体をそのまま支え、抱き込むようにしていた。 21:53 goma_miso>【レイアル】「ん、うぅ…そうなんだ、変わった性質、なのかな?」                 いまいち理解しきれないままに幼く頷いてみせる。顔はあからさまに紅い。               「もう取れたから大丈夫だけど、ちゃんと床に下ろして欲しいな。あ、あぅ…んぅ。なんだかヘンだよ…?」                 小柄で柔らかな身体が深く絡み合う。体温の違いを実感しつつ…小さくもがき。水着の食い込みを強く意識しながら幼くも恥じらいのこもった目線を上向ける。 21:58 hikami >【ディルク】「と、言うよりも“食事の差”と言うべきかな。人が獣を狩り食らう様に、俺達吸血鬼は“人の血”をこそ栄養源とする、と言う差の認識で構わない。食事が取れない、と言う訳ではないが……通常の栄養、とするには効率が悪くてね」                指先はその合間も這い、擽る。言わば“この距離”ともなれば攻撃的な対応に慣れていた事もあってなのだろう―――大人しさについ、興をそそられていた、と言うのがこの事態の理由か               「……お、っと。一冊だけだったのか。それは失礼、気づくのが遅れたね」                無論、詭弁、である。“下ろす為”に手を少女の脇の辺りへと伸ばし、触れてしまえば指先は淡い膨らみの淵へと触れる位置。 22:01 goma_miso>【レイアル】「うん、それなら…なんとなく、わかる」                 小さく頷いて、くすぐったい感触に熱を覚えながら平坦に近い胸の膨らみに重なる感覚。歯を噛み締め…恥じらいを表情に出さないようにするけど、できない。               「うん、身近な表現からお勉強しようと思ってだね。…折角だし、読んであげようか?」                 触れ合う恥じらいをごまかすように提案を告げる。内容の恥ずかしさにはまだ気がついていない。 22:08 hikami >【ディルク】「そういう事、だね。まぁ、先刻も言ったが喰らうばかりの者が多い訳でもないが、ね。―――俺個人としては喰らった結果、レイアルの様な美少女が喪われる事の方が“勿体無い”と思う性質だからね」                恥ずかしげも無く口にする言葉、床へとその小柄を下ろしつつ……―――声の無い事への悪戯か。身を屈め、一度相手の耳元へと顔を寄せた               「身近な、か。ふむ……察するに“辞書”のようなもの、か。そうだね、レイアルの世界の言葉を覚えるのも一興、美の多い世界のモノともなれば尚更、だね。聞かせてくれるかな?」                無論、こちらも内容は知らぬまま、である。―――挙句、相手の世界、と言う意味でも未だに抱えた重大な勘違いの後押しもあってのものだろう。                耳元にそんな言葉を低く囁き、既に“本を取らせる”と言う用事の済んだはずの両腕は未だ、相手の体を抱きとめたまま、であった。 22:14 goma_miso>【レイアル】「…ん、うぅ。つまり、食べるよりもこうする方が好みって事かな?」                 小さく抱きとめられ、耳元に触れるくすぐったさを強く意識しながら。本を開いて視線を落とす。男の身体を支えに重たい本を眺め…               「まずは何がいいかな…。まずは初心者向けの表現をね、愛しの姫君よ…えぇと、私の五体、すべてはあなたにおつかえするため…に?…いろいろあるね、それっぽい言葉がこの本にたくさんあるから何か探して欲しいの、ある?」                 語彙を訳しながらなので遅い。ぎこちなくも恥ずかしそうに言葉を続ける。 22:18 hikami >【ディルク】「……こう、とは、如何かな?」                判っているのか否か、ある意味で少女の言葉は正解、だろう。欲を言えば少しばかり“惜しい”所だが―――さておき。               「……―――それは、賛美の類、かな?」                言わば古典文学の中でも求愛に属するものか。こちらで言えば“過剰”とも取れる言葉だが……               「それが初心者向け、となると……そうだね、では“プリンセス”に対しての標準的な挨拶、となるとどのあたりになるかな?」                言いつつ、手元を覗き込む形……最も、大半は読めぬもの、だが。それでも―――先程よりも、距離は近い。 22:24 goma_miso>【レイアル】「うん、賛美の類だけど…ここの語彙に訳すのはちょっとはずかしいかも、下僕のタイプでえらいかわるしね」                 指でなぞり、そっと文章を探る。               「姫様、私は貴方の下僕です…是非お好きに罵って下さい、踏んでください。う、うぅ…比喩だよ、ほんとじゃないよ。本気にしてる人もいるけど」                距離の近さよりも自分の言葉が恥ずかしい。顔を真っ赤にしながら男には読めないだろうけど…行ったら取り返しがつかない言葉をさり気なく手でかくして。 22:29 hikami >【ディルク】「下僕?ふむ……“姫”に仕えるべくは従者とは思ったが、随分と身分格差のある世界の様だね。しかし……先程レイアルは“配下”と言っていたが……」                耳にした内容そのものは理解の範疇、最も、標準的な主従関係、とは到底言えないもの、だが               「……“君”は、どう、なのかな?下僕のタイプで変わるとは言っていたが……“レイアル個人”としては、やはり従者としてその言葉に感銘を覚えるもの、かな?」                恥じらいを見て取っているが故の追い討ち、指先は片方だけを腰元へと滑らせ、擽るようにとしてしまって 22:33 goma_miso>【レイアル】「姫様以外は全部、下僕だよ…あたしはまだ本気でご主人様を決めてないから、いい人が居るといいんだけどね」                 自由に振舞うように見えて屈服への誘惑から逃げられない。くすぐったさが理性に直に触れてくる。               「個人的には…う、うん、あるかな。だって命令されてないと不安になる、くらい…だもの」 22:38 hikami >【ディルク】「成る程、何、レイアル程の美少女ならば十分に“姫”の器だとは思っただけの事さ。君みたいな美少女ならば良い“姫”になれるだろう?」                このあたりも文化の差異か、言葉、単語、としての“姫”を捉えたままに向ける響きは……向ける相手を間違えれば惨状、ともなってしまうだろう響きだが               「―――ふむ、それは“愉しみ”だね。愛でるべき美少女の隷属の光景、というのはまたそそる風景だろうからね」                緩む口元、悪戯げな響きと共に……再度の抱擁、今度は体躯の差を生かし全身を包み込むように、と               「……“下僕”というのは、体成長は人間同様、なのかな?それとも、長命種の類になるのかな?」 22:43 goma_miso>【レイアル】「姫様は特別な資質だからね、それに…あたしはそんな器でもないよ。ん、ぅ…」                 身体に触れる生々しい蝕感。異性をはっきり意識する感覚に息が乱れ…微かに身体を強張らせる。               「うぅ、こっちの言葉だといちいち恥ずかしいな。…わりと普通の人間だから、成長は一緒だよ。だからあたしも見た目どおりの歳だね…まだ子供、だよ」 22:46 hikami >【ディルク】「そうかな?レイアルの美貌は磨けば光るモノだとは思うがね。最も……」                体躯は成人男性のモノ、小柄な“少女”へ向ける指先としては幾分以上も大柄なものであり、左手指は胸元、膨らみかけた稜線を擽るようにとしてしまっていて               「……もう少し飾る事も覚えるべき、かな。君の様に無防備だと、つい、悪戯してしまいたくなる」                ある種洒落にならぬ言葉ではあるものの、細腰を引き寄せるようにしてしまえば水着一枚の危うさで肌の火照りが感じられるのだろう               「成る程、となるともう2〜3年もすれば相応の発育になるわけ、か……―――なら、余計に“愉しみ”だね。」 22:52 goma_miso>【レイアル】「いいご主人様に仕えるのだから見た目も相応でなくっちゃね。…ん、くぁ、服は水辺で動きやすいから、は、んぅ…」                 薄いふくらみの先。秘めていた胸の尖りにかさなる刺激。抑えた息遣いに色香が交り。恥じらいを隠せない目線を送る…               「うん、愉しみって…ディルクもご主人さまになりたいのかな?」                間近に深く重なる身体。熱に浮かされるままにそんな問いかけを告げる。 22:59 hikami >【ディルク】「水辺、か……成る程、確かにこれならば水遊びをするにも適していると思うが……」                生地の触り心地は少し、慣れない類のモノか。微かに擦れる尖った感触をわざと掠め、直ぐに引く形での悪戯を与え……腰元へと触れた指先はそのままに肉付きの薄い太ももへと触れた               「……だが、難、だがね。これは“水着”というものではないのかな?となると……街中を歩くには少しばかり扇情的な姿とは思うが、如何かな?」                軽い揶揄の響きと共に擽るような刺激を肌に与えつつ               「―――否、主人、である必要はないがね。君の様な美少女を愛でるのは俺の趣味の様なものだからな。最も……少しばかり幼すぎる、か。                もう少し“女”に近づいてくればその危うさ共々に魅力を増すだろう。“今”でそれだけ可憐なのだからね、将来は、十分に期待できるだろう?」 23:03 goma_miso>【レイアル】「…ふ、普段は気にならないけど…こうしてるとすごくはずかしいよ。ひ、ひぅ!?」                 掠めた感触、しびれるような甘さに力が抜け。自然と脚を開いて触れる指先を受け入れる。…知識の外の行為に顔を赤らめされるがままに呼吸に熱を色香を添える。               「うん、もうちょっと大人になったら…ご主人様になってくれるのかな?」                 思考が無意識にそちらに向かう、触れている指先が少しだけ…心地よい、じわ、と肌に汗が浮かび熱に浮かされた瞳の理性が微かに揺らぐ。 23:08 hikami >【ディルク】「……こう、か。つまり……男に抱き寄せられる事の羞恥は覚えている、という事かな?」                太ももへと触れた指先はそのまま、内腿を擽る形……根元までは行かぬまま、ではあれども傍目には酷く危うい位置となるだろう               「―――ふむ、それも面白いね。しかし……俺は君達の世界の“主君”ではない。                この世界で数百の昔は爵位を賜ったが今となれば従僕を従える程に家名に力が無いのでね、寧ろ―――罪人、とも言うべきモノだからね。“主君”と崇めるには向かぬよ?」                ならば留めれば良さそうなモノ、未熟な性を自覚させるようにと……―――               「……それよりも“姫の従者”として美しさを備えたレイアルの姿を改めて、愛でてみたいものだね」 23:14 goma_miso>【レイアル】「だって、普通はこんなこと…しないもん」                 込み上げる恥じらいと何かの感覚。熱に浮かされた表情が蕩け。秘めた部分に迫る感触がいけない行為を意識させる。…くすぐるだけで急に体が火照り、熱に蕩けきった荒い呼吸を少女は紡ぐ。                「それでも、だよ…こうしてるとディルクになんでも好きにさせちゃうかも」                 早熟な感度が指を強く意識して、蕩けた表情が色香を帯びる、顔を顰め…込み上げる快楽に身震いして、浸る。               「ふあぁ、なら…もっと頑張らなきゃ、だね。あぁぅ、でも指が…すごいとこ、触ってる」 23:22 hikami >【ディルク】「そうかな?……水着で街中を出歩く、という時点で少し―――いや」                己が最初に感じた感想を元にすれば……その表現でも不足、か。思い直せばそのまま、左指先を軽く水着へと引っ掛け、布地を引き肌を―――胸のラインを、さらに浮き出させようとしてしまっていた               「そうか、なら……楽しみにしておこう?発育が伴えば―――さらに色気を増し美しくなるだろうからね。しかし、そうだね……」                少しばかり悪戯が過ぎたか……戯れのつもり、常ならば迎撃を受けるラインはとうに割り、危うさを感じさせる状況となっているだろう、挙句……               「―――“こうされる事”の意味を、それと“何でも”の意味を、双方理解しているのなら、その時を楽しみにしておこうか。“此処で続ける”には、悪戯が過ぎる様だからね?」                ―――そう、此処は“書庫”なのだ。人気の無さがかえって背徳を煽り悪戯心を助長しているわけだが…… 23:29 goma_miso>【レイアル】「う、ん…視線は気になるっていえば気になるけど、は、はぅ…」                 少しばかり水着の肩が肌蹴、初々しいラインが浮き立ち。恥辱が理性を蕩かせる。               「う、うん…我慢してるけど、そろそろ恥ずかしい声がでちゃうよ」                 視線を意識するようになればより高まる恥じらいの感覚。力が抜けた身体が微かに沈み。…水着の縁の微妙な部分の素肌に誘う姿勢。指先を咥えて、声を抑える仕草。 23:34 hikami >【ディルク】「俺、としては―――目の保養になって嬉しい限りだがね。太腿の滑やかさも、腰の細さも十分堪能できる、さっきの様に腕をあげれば胸の稜線も堪能できる。                それに、こうしてしまえば布一枚……レイアルの肌の感触も、良く、判るからね」                露出した肩のラインはケープの内、それでも指先の悪戯は僅かにずらし、水着一枚、の危うさを共有する事での娯楽へと変え―――               「……なら、この辺りにしておこうか?」                ある意味では酷い言葉、となるだろう。右の指先、内腿を撫でるばかりであった側を下肢へと軽く触れさせ、未成熟なラインを撫でるようにと這わせ―――そのままの動きで身を、離した。 23:42 goma_miso>【レイアル】「うん、やめとくよ…ふっ…!?そこは…っ…ん、んんぅ!?」                秘めた部分に迫る感触。食い込む布越しに幼い形を探られただけなのに大げさに漏れる声。…熱っぽくあえぎ、汗で湿る布越しに筋を感じさせてしまう。               「はぁ、は…もう、こんな時間だね。帰らなきゃ…」                 力が入れず、立ち上がれない。 23:48 hikami >【ディルク】「……成る程、素質はある様だね。それとも―――」                先刻の“挨拶”を鑑みれば“下僕”にそういった素質が高いのか……ある種別の意味、でもエル=ネイシアへの興味をそそられる事となったのだろう               「……ふむ、やはり少し悪戯が過ぎたかな?」                つまり、ある意味では“本来の目的”も達した、ともいえる。異文化との出会い、その研鑽……形は、物凄く違ったもの、ではあったが               「ならばきちんと送るとしようか。―――逗留場所はAAAのホテル、かな?」                崩れ落ちてしまった少女を、ひょい、と、まずは片手で抱きかかえ……続いて、両手。横抱きにと抱えた、いわゆる“おひめさまだっこ”の形をとって               「……そこで良いのならば場所も判るからね。このまま、連れ帰ろうか?」 23:50 goma_miso>【レイアル】「うん、専用の部屋があるから…そこに連れて行って欲しい」                 熱の篭る吐息を抑えて。じっと…感情を抑えた涙目を向ける。ぎゅっと男にしがみ付けば、すがりつく姿勢。               「大きい部屋だからわかりやすいと思う。じゃあ…いこう」                 乱れる呼吸、肌の熱を抑えて…小さな胸に手を当てる。 23:56 hikami >【ディルク】「判った、ならば……―――きちんと送り届けよう。美少女を“このまま”放って置けばそれこそ危ういだろうからね」 23:56 hikami >       いわば元凶、とも言うべき行為を終えた後だというに零す涼しげな言葉、抱き上げた体は外観相応に軽く、己の身にとってはそう苦になるモノでもないのだろう……                こつ、と、響く靴音はそれでも少女一人分、いつもよりも重い音をさせて               「大きい、か、ならば……棟の位置もおおよそ、予測ができる。だが、部屋番号までは判らないからね、エレベーター前でまた聞くとしよう。―――ソレまでは、休んでいて構わんよ」                それと“休めるか”は別問題。小柄な少女を抱え、人気の薄い路地を歩き……向かうはAAAの建物、ある種“特殊な”出会いとなった初対面は―――多種の意味で“危うい”道行を感じさせるものとなるだろうか。