21:35 (torazou) 夜空を流れる流星、第八世界ではそう珍しい物でもない 21:35 (torazou)   21:35 (torazou) しかしそれも普通の者が見ればの事 21:35 (torazou) よくよく観察したものならば気が付いただろう、その動きが流れ星と言うには不自然であるという事に 21:35 (torazou) 天文学的に動体視力が優れたもので有れば気が付いただろう、それが光を纏ったアニメにでも出てきそうな外観の漆黒の人型の機体であった事に 21:35 (torazou)   21:35 (torazou)   21:35 (torazou) 異界の機体。 21:35 (torazou) 冥魔との戦いによって世界の壁を越えたその機体は 21:35 (torazou) ついにその力の源であるプラーナドライブを停止させて、地面に向けて落下を始める…… 21:35 (torazou) いや? 21:35 (torazou) 落下ではなく、それは自然の動きを大きく逸れて…… 21:35 (torazou) 世界の境界……その薄い場所目掛けて墜落を初める……そう一民家の隔てたラビリンスシティへの境界へと…… 21:35 (torazou) そんな動き、そんな場所で有った事が幸いしたのか、周りにはそう大した被害は出なかった……その民家の庭を除いては… 21:35 (torazou) (こんな感じで 21:38 *nick o_Glass → o10_Glass 21:49 (rouge_) 【真衣】「………今日は、星が綺麗だねー。」 星空を眺める。 あまり見えるような土地柄でもないが、それでも晴れた日にはいくつかの輝きが見て取れる。 「ね、エーデル、星座って知ってる?」 手には中程度のサイズの、犬の縫いぐるみ。 白い毛並みの、ふわふわでもふもふとしたかわいらしいぬいぐるみ。 【エーデル】「知ってるよ、こう見えても僕は星を見るのが大好きなロマンチックボーイ。三度のメシより星が好きとまで言われたトレビアンボーイなんだぜ 21:49 (rouge_) ?」  その縫いぐるみは、抱き上げられたまま、声変わり前の少年のような声でしゃべった。  【真衣】「そうなんだ、意外。」 口元に掌をあて、まあ、とばかりに驚く少女。 「私はあんまり詳しくないんだけど、いつか星が沢山見える場所にいってみたいな、っては思うかな。」  【エーデル】「いけばいいじゃないか、真衣は自由だろ?」 【真衣】「…ふふ」 その言葉には答えず、ただ笑って。 「あ………流れ星。」  【エーデル】「ヒーローになりたいヒ 21:49 (rouge_) ーローになりたいヒーローになりたいッ!!! ウルトラデリシャスですっごい必殺技をもってかっこいいメタル的なアーマーに身を包んだ究極ヒーローになりたいおねがいします!!」  「あはは、長いよエーデル、そんなに長かったらお願い言い切る前に……あれ、こっちにくる?」   次の瞬間。 轟音が庭へと突き刺さった。 21:57 (rouge_) 【真衣】「ぁいたた………」 揺れる地面、いつの間にかしりもちをつき倒れこんでいた。 お尻をさすりながら立ち上がる。 【エーデル】「ぅおー、なんだ、あれー!」 ぴょん、と、窓を開けて庭へと飛び降りるエーデル。 「あ、駄目だよ、足汚れちゃう!」 庭へと走り出していくエーデル。 歩くたびにぴこぴことなぞの音が響く。 短い毛玉のような尻尾を振りながら、庭に落ちたナニカに向かっていく。 「なんだろう、あれ……エーデル、まってっ」  身を翻 21:57 (rouge_) し、小走りに玄関へと走り、庭へと出る。  「わ………おっきい……」 改めて庭に出て、惨状を把握した。 22:06 (torazou) 庭にそして壁に少しめり込むように落ちたそれ…… 22:06 (torazou) その人型が二人の目の前で不意に動いたかと思うと……開いた装甲からどさと中身が零れる様に人影が落ちて 22:08 (torazou) 【クリス】「……っくッ」地面に落ちた衝撃で呻いたそれは……真衣から見ればコスプレの様な奇妙な、それでいて出て来たものから考えればらしい衣装で 22:11 *goma_miso quit (Ping timeout) 22:12 (rouge_) 【真衣】「……はぁ……ぁ……」 ここまで急いだだけで、呼吸を乱しながら。 ふらつきかけた足元を何とか踏みしめると。 「ひ……と…?」  【エーデル】「おおっ、エンジェリックナイトだエンジェリックナイト! いいねえこの外観、まさにメタル! でも色は僕ごのみじゃないな、やっぱり銀ッしょ銀、日光に煌く真銀の甲冑こそ正義、黒なんて駄目駄目ーっ」  いいながら、ピコピコ音を鳴らして近づいていく。 「あ、駄目だよエーデルっ……危ないからっ… 22:12 (rouge_) 」  つんのめりながら、前に進む。 怪我しているのだろうか、あの…男…女…人? 22:19 *goma_miso join #NW異世界CC (~goma_miso@pl187.nas936.p-gifu.nttpc.ne.jp) 22:19 *kunashi mode +o goma_miso 22:19 (torazou) 【クリス】「……ッ!」薄らと目を開けば、少女……それと話す異形……「がっっ……はぁ……」指一つ動かすにも軋みを上げる体、しかし日頃から鍛えていた身体は何とか持ち主の意思に答え様と起き上がる……受けた怪我からはそれだけで僥倖。殺気を滲ませて身構えようとして 22:25 (rouge_) 【エーデル】「むっ、こいつ!!」  くるくるくるくるしゅたん。 なぜかこのぬいぐるみが動くたびに効果音が鳴り響く。 しゅばっ、しゅばばばばっ!!! と、ふわふわもこもこの腕を動かすたびに効果音が鳴り響く。 「やるきかこの! 正義のヒーローである僕の前で少女に狼藉を働こうなど言語道断! 太陽も許さなければ月も許しはしない! この僕が相手になってやる!」 しゅっしゅっ、と、シャドーボクシングをとる縫いぐるみ。 どうでもいいが大きさが 22:25 (rouge_) 違いすぎる。  【真衣】「あ……駄目だよ、エーデル、その人……」 けほけほと咳き込み、歩み寄るのが遅れる。 22:31 (torazou) 【クリス】「けっほっ」血混じりの咳き込みながら相対するは棒切れ一つ無く、傍から見れば珍妙な無手同士の対決……それは実現する事は無く、数歩近寄ったかと思えば主を失った後ろのA−Kの如く前のめりに崩れて 22:41 (rouge_) 【エーデル】「む、今の真衣じゃ変身は出来ないか。」 咳き込む音を聞き、後ろを振り向く。だがそれゆえ、クリスが咳き込むのを見逃した。   「だがまだ、僕にはこの体を流れる勇気が! 正義を愛する心があるんだ!! いっくぞぉおおおおオ!」 ぬいぐるみの目が輝くと、ぴょーん、と音を立てて跳ね上がる。 「スウウパァ! エエエエッ、デルッ!! 空中三回転トリプルアクセルキィーック!!!」  ぎゅるるるるん、と、ぬいぐるみの体が高速回転する。 22:41 (rouge_)  ごげしぃ!!、と、激しい音を立てて……実際のところの衝撃はないに等しいが。 綿の詰まったぬいぐるみが多少勢いをつけて上から落ちてきたところで怪我をする人間がいるかということを冷静に考えてみるといい。 ひとえに効果音だけである。 だがそのあしは、倒れたクリスの後頭部へと華麗に突き刺さった。 【真衣】「ァああっ、エーデルっ!?」 22:50 (torazou) 【クリス】「…………」むろん衝撃など如何と言う事は無い、だかしかしそれは確かに契機であった……傍から見ればぬいぐるみに蹴り倒されたと思えるタイミング……無理して動いた代償と操り糸が切れるかの様に意識を手放す……最後に聞えるのは悲鳴を上げる少女の声……その声のする方へと倒れて 22:58 (rouge_) 【真衣】「あ、あの、しっかりしてくださいっ……!」 呼吸を整え、小走りに倒れた男の元へとかけよる。 「大丈夫ですか…? というかごめんなさいごめんなさいっ……」  【エーデル】「ここにこうして一つの悪が滅びた。 だがヒーローを目指すエーデルの冒険はまだ始まったばかりなのであった。 怪人エンジェリックナイトカラデテキタ男に続く次なる視覚とは! 快進撃を続けるエーデルの元に訪れたあの女の正体とは、変身できぬエーデルに恐るべき罠が襲い 22:58 (rouge_) 掛かる!愛と勇気だけが友達さ! 次回、妖機鋼ディートリン…でぇっ!?」 そのままクリスの頭に乗っかり、ふんぞり返ったまま、謎のメロディと共に謎の次回予告を始めたエーデルを弾き飛ばし、クリスに駆け寄った。 ぽてころ、と、庭をぬいぐるみが転がる。 23:04 (torazou) 真衣の言葉に答える事は無く細い息が聞えるだけで……近寄り気が付くのはA−Kより点々と続く血の痕……その身体から地面へと命の雫を垂らして 23:13 (rouge_) 【真衣】「ええと、ええと………救急車……」  【エーデル】「は、駄目だぜ、真衣。 こんなの見せたらえらい事になっちゃうよ。 」 むくりと起き上がると、ぷるぷると首を振って。 「わかってるだろ? この人も存在で言えば、僕みたいなもんさ。 だから、だめ。 ていうか、助けるの、これ?」  「エーデルのせいでしょっ……」  完全に錯乱したまま、なんとかクリスの体を引きずろうとするが……力のない少女では、数十センチ引きずるのが限界だった。 23:13 (rouge_)  「しょうがないなー、変身して、運ぶよ。 準備して。」  「…あ、うん、分かった。」  少女からプラーナが送り込まれ、ぬいぐるみが輝き、閃光が走った。 数瞬後表れたのは、銀色のメタリックな装甲に身を包んだ一人の男だった。 その体は月の輝きを受け、煌く。  【エーデル?】「俺は月匣の子!」 【真衣】「いいから早くしてっ…!」  きめポーズをしようとした男の行動は、一括によって阻止された…。 23:16 (rouge_)   23:16 (rouge_)   23:16 (rouge_)   23:19 (rouge_) こうして、部屋に運び込まれた一人の男。 血まみれの体に見慣れぬ服装。 どうしていいのか分からず、エーデルに介抱を任せた部分もあったが、汗を拭いたりなんだりと、出来る限りの解放を終えて、数時間。 ぐったりと疲れた様子で、寝かせたベッドのそばで腰を下ろし、息を吐く真衣の姿があった 23:26 *ShiSyo join #NW異世界CC (~Shisyo@014.221132138.m-net.ne.jp) 23:26 *kunashi mode +o ShiSyo 23:26 *tyty__ join #NW異世界CC (~tyty@p2061-ipbfp2502osakakita.osaka.ocn.ne.jp) 23:26 *rouge_ mode +o tyty__ 23:36 (torazou) プラーナドライブで喰い散らかされた……それは 23:36 (torazou) 時間と共に僅かに回復しだすと血色の良さ幾分か取り戻す……無論手当てが無ければあのまま土に返っていたのであろうが…… 23:36 (torazou) 【クリス】「………ぁ」逃げ延びた死の淵から目を覚ませば映るのは何処かの室内の光景……見知らぬ調度に見知らぬ様式…… 23:36 (torazou) 身体は軋む……傷まぬ部分は何処にも無く……身体は取り外せるなら取り外したいそう感じる程度に重く 23:36 (torazou) それでも首を動かし回りを探る、此処は何処?何があったか?頭の中は疑問で溢れかえって……目に留まったのは……先程見た覚えのある少女 23:36 (torazou) 様子と位置……それを見れば監視ではなく看護で有ったのだろうと思考が告げて… 23:36 (torazou) 【クリス】「……ならさっきの妙なのは……」あるかなしかの意識で認識した先程の異形の姿を探って 23:41 (rouge_) 【真衣】「…あ………」 ベッドの上から聞こえてきた声。 「気がつかれました…か?」  その顔を覗き込むように、体を起こす。 23:46 (torazou) 【クリス】「……ああ……貴女が手当てを?」愚問では有ろう質問を口にすると僅かに自分の言葉に苦笑して「……ええ、どうやら色々とご迷惑をおかけしたようですね、有難う御座います」相手に合せて痛む身体を起すと感謝を告げて 23:51 (rouge_) 【真衣】「あ、いえ、私は、あんまり役に立てなくて……」 ふるふる、と首を振って答える。 事実、傷の治療などを施したのは殆どエーデル。 長い髪を揺らして、クリスを見つめ。 「その、大丈夫ですか?」   【エーデル】「そうだっ! 正義のヒーローである僕が正義のヒーローらしく! 君を介抱したんだ! ありがたく思いたまえよ!」  ぴかぁああん、と、背後にライトを背負って、エーデルが真衣の背中からよじ登り、頭の上にあらわれる。 ふかふかの 23:51 (rouge_) 白い子犬のぬいぐるみが、不敵に笑っていた。 23:57 (torazou) 【クリス】「……腹話術?随分と凄いご趣味ですね」灯の元改めて見ればそれは脅威とは程遠く……この少女の趣味だろうかと思いそんな事を口にして「成る程どうもありがとう御座います」とエーデルの方にも礼を言う、勿論礼を言ったは良いが……其処から何を言おうかと思って止まる……そもそも一体何を尋ねたら良いのだろうか…… 00:02 *nick ookinaGM → ookinaGU 00:03 *nick o10_Glass → tuka-neko 00:03 (rouge_) 【エーデル】「腹話術じゃないぞっ!!」 ぴょん、と頭から飛び降りれば、クリスの上半身に飛び乗って。 「それよりあんたなにもんだ、エンジェリックナイトなんか乗り回してこんなところに落ちてくるなんて。 そうだ……僕はエーデル、こっちは真衣。 どうだ先に名乗ってやったぞさあ名乗れ! 正義のヒーローが相手より後に名乗る事があってはならんからね!」 00:05 (rouge_) 【真衣】「こら、エーデルっ……ごめんなさい…っ。 ええと……お水飲みますか?」  水差しを取り、クリスに差し出す。 00:07 (torazou) 【クリス】「私は………………………少しお尋ねしたいのですが。貴女と私は……知り合いでは無いのでしょうね?」ぬいぐるみに諭されて確かに失礼と名前を名乗ろうと思ったところで暫し言葉に詰まる……そもそも私は誰だったか……哲学的にではなく物理的に……そんな事すら思い浮かばず。記憶を辿る作業、本の暫くの間に喉はカラカラに渇いて「ええ……戴きます」差し出された水を申し訳なさそうに受け取ると 00:12 (rouge_) 【真衣】「えと、初対面、です。」  【エーデル】「当たり前だろー! ファージアースの真衣がエルフレアのキミと面識なんてあるはずないじゃないか。」 ちちち…と、指を振ろうとしたが、そもそも振れるような指はなかった。 丸い手をぶんぶんと振っただけ。 「その、大丈夫ですか? 顔色、悪いですけど………」 00:18 (torazou) 【クリス】「……ファージアース?」怪訝そうな表情を浮かべる……確かにどこかで聞いた異世界の名……「そんな所にどうして私は居るんでしょうね……ぬいぐるみ君……君は…」途方にくれた様な声を出してエーデルに尋ねようとして言葉を止める……それは酷く滑稽に思えて「ええああ……多分大丈夫です、何とかします」 00:22 (rouge_) 【エーデル】「エーデルって名乗っただろう! ぬいぐるみ君ではなーいっ!」 ぴこぴこ音を鳴らしながら、クリスの体の上で地団太を踏む。  【真衣】「エーデル、落ち着いて。 ……どうしてここにいるか、覚えてないんですか?」 00:29 (torazou) 【クリス】「見たままでは有るのですが……失礼」ぬいぐるみに地団太を踏まれる……それはそう無い経験であろう、人生の幾分かの珍しい経験を浪費しつつ「むっ……申し訳ないですが……落ち着いたら思い出せる可能性はあるのではないか……そう思える程度には……」まったくと言って良いほど引っかかる言葉すら見当たらない、そう溜息を吐いて 00:29 *nick minari_GM → minari 00:33 *nick ookinaGU → huntnaGU 00:33 *BrancB0rd quit ("") 00:34 (rouge_) 【真衣】「………も、若しかして………記憶、喪失……ですか?」 さあ、っと、血の気が引く。 「そうなんですかっ!?」 思わず、身を乗り出してしまった。  さっき、頭に強い衝撃(に見えた)を与えたのは、誰だったろう。 エーデルを、見やる。  00:35 *ShiSyo quit (Ping timeout) 00:36 *ShiSyo join #NW異世界CC (~Shisyo@014.221132138.m-net.ne.jp) 00:36 *rouge_ mode +o ShiSyo 00:38 (torazou) 【クリス】「……記憶喪失……ああいえ、この怪我ですから単にショック状態では無いかと。だから大丈夫ですよ落ち着いてください…ええと真衣さん?」願望交じりの言葉で身を乗り出した真衣に答えながら視線を落す……目に付いたのはドックタグ「……名前だけならクリス=イル=ジェライド……と」之が他人のものでなければそうだろうと考えながら 00:43 (rouge_) 【エーデル】「そうだよ僕のせいじゃないって、そんな目で見ないでよ! ヒーローだって間違いをおかすよ! 寧ろ間違いをおかしてヒーローは強くなっていくんだ! そう、これは成長イベントの一つなんだよ! これで僕はまた一つ真なるヒーローの道を歩む事が出来たんだっ!」  きらん、と、そとでかがやく月に対してポーズを決めてみせる  【真衣】「クリスさん…ですか。」 無視。 慣れてきていたのであった。 「ごめんなさい、なんだか迷惑をかけちゃっ 00:43 (rouge_) たみたいで…」 誤解かなにか、そんな負い目を感じてしまっていた。 00:48 (torazou) 【クリス】「いいえ、そんな事は有りません。助けていただいたそれだけで十分ですよ……それ以上を望むのは望み過ぎでしょう」だから気にしないで下さいと真衣に答え……無論…その記憶が抜けた原因が判らぬゆえの発言ではあるが「……それにエーデル君が原因で記憶を失ったというのは……聊か…ね」 00:54 (rouge_) 【エーデル】「そうだよ、クリス、きみも中々見所があるなぁ!」 はははー、と、ポーズをやめてぽてんと体の上に座り込む。 「それで、どうするんだ。 キミ、わけも分からずここにいる気なのかい? どうしてここにいるのかも分からないんじゃ、アテがないんじゃない?」 00:55 *Ponko_ quit ("Leaving...") 01:00 (torazou) 【クリス】「エーデル君……子供には人気なんじゃないでしょうか?」中々可愛らしい動きをするそれを……ふと誰かに見せてあげたいと思ったが、その誰かすら思い出せずに肩を竦めると「困りますねはっきり言って……だから恐縮ですが運が悪かったと思って助けていただけませんか?」 01:03 (rouge_) 【真衣】「あはは……友達とかいなくって。 エーデルと、二人なんです、この家」 01:04 (rouge_) 【真衣】「あはは……友達とかいなくって。 エーデルと、二人なんです、この家。」 少し、ばつが悪そうに視線をそらして。 「……クリスさんが記憶を取り戻すまでなら、いてくれても構いませんよ。 部屋も……ありますし。」 01:06 *S12_Saki quit ("Leaving...") 01:06 *ballock_ join #NW異世界CC (~suke_pu@p2254-ipbf208fukuhanazo.fukushima.ocn.ne.jp) 01:06 *rouge_ mode +o ballock_ 01:06 *kyubi mode +o ballock_ 01:07 *nick ballock_ → S12_Saki 01:09 (torazou) 【クリス】「それは助かりのますが……」家族は…そう聞こうとして止めると「冗談でも言ってみるものですね……助かります。真衣さんに100万の感謝を」ごく自然に真衣の手を取って感謝を述べると 01:11 *nick tuka-neko → away-neko 01:13 (rouge_) 【真衣】「ぇ、あ、はい………」  こくん、と頷き、静かに笑う。 小さく、体温の低い白い手。 そっと握り返そうとしたとき。  【エーデル】「ヒーローの前で不順異性交遊は禁止だァ!!!」  ぴょーん、と、飛び跳ねる効果音。  ぺち、と、エーデルの軽すぎる拳がクリスのほっぺにひっとしたのであった。 01:16 (torazou) 【クリス】「……冷たい手の人は心は温かいそうですよ?」手から伝わる真衣の体温にそんな事を言って「ああ失礼を……ではエーデル君も」ぺちられるとエーデルのぬいぐるまーな手を取って「よろしくお願いしますね、エーデル君」 01:21 (rouge_) 【真衣】「何処の世界でも、その言葉ってあるんですね。 私は、どうなんでしょう。」 困ったように首を傾げると、軽く頬をかいて。 【エーデル】「分かればいいのだ。 よろしくしてあげよう、クリス。」 01:26 (torazou) 【クリス】「何処の世界でも伝えたい言葉と言うのはそう変わらないからではないですか?……如何でしょう?助けていただいただけでも十分と思いますが真衣さんの胸の内を覗こうとするとまたエーデル君に殴られそうですし」困ったように首を傾げる真衣にそう言うと「処でエーデル君は何時から如何して此処に?」と二人に尋ね 01:29 (rouge_) 【真衣】「エーデルは……」  少し、困った表情をして見せて。 【エーデル】「ヒーローだからね、僕は。 理由はそれだけで十分さっ!」 そんな表情を引き継いでか、しゅばっ、しゅばばばっ、と、また謎の効果音を発しながら、かっこいいポーズをとって決めて見せた。 01:36 (torazou) 【クリス】「ご容赦下さい真衣さん」困った表情の真衣に謝ってからエーデルに向き直ると「その効果音どこから出てるんでしょうか?」 01:41 (rouge_) 【エーデル】「効果音が何処から出ているか、それは僕がヒーローだからだっ!!!」  びしぃっ!!  ちゃきーん!  仮面ラ●ダーのようなポーズをとって見せた。 またどこかからか、効果音が響いた。 理由になってねえ。 【真衣】「あ………おなか、すいてます?」  話をさえぎるように、切り出した言葉。 「もしよければ、何か用意します」 01:43 (torazou) 【クリス】「血が足りない所為かお腹は空いてます……いいですね、御願いできますか?」遮られた言葉にこくんと素直に頷いて 01:46 *huntnaGU quit ("Leaving...") 01:46 (rouge_) 【真衣】「分かりました、それじゃあ………少し、待っていてくださいね。」 少し、表情をほころばせてから、部屋を後にする。 「…エーデル、行こうか。 」 【エーデル】「食事だねっ!」 クリスの体の上から飛び降り、ぴこぴこと足音を立てて足早にその後を追う。 ……が、それが何を食べるのかは、微妙に想像しがたかった。 01:50 *minari quit ("Leaving...") 01:52 (torazou) こうして三人?は出会った…… 01:54 *ookinaGU join #NW異世界CC (~ookinagu@softbank221094185170.bbtec.net) 01:54 *kyubi mode +o ookinaGU 01:54 (torazou) この物語が、この先の物語にどの程度の波紋を起すかは今は判らないが 01:56 (torazou) 起こるべくして起こった物語は……次の話へ向けて……ただゆっくりと流れる……取り敢えずは食卓に向けて 01:56 *nick S12_Saki → ballock_