12:54:34 tsuku-yom >   12:54:35 tsuku-yom >   12:54:38 tsuku-yom > ラビリンスシティを、一人闊歩する青年がいる。 12:54:38 tsuku-yom > 黒い眼帯で左目を覆い隠す彼は、本来ならば世界のあちこちで戦う傭兵のような存在であった。 12:54:38 tsuku-yom > しかし、今回ここへやってきたのは、彼の現在の雇用主とでも言うべき、『契約者』……アンゼロットの一言であった。 12:54:39 tsuku-yom > いきなり呼び出された挙句、『ここに行ってくださいね』と拒否反論の暇すらなく、放り出されて数時間。 12:54:42 tsuku-yom > 一定の速度を崩さなかったその足が、止まる。 12:54:44 tsuku-yom > 『……どこだ、ココは』 12:54:46 tsuku-yom > 右も左も分からない街、しかも事前の地理説明すらないまま放り出されて数時間。 12:54:49 tsuku-yom > ずごく端的に言えば、迷っていた。 12:54:51 tsuku-yom > AAAの拠点に顔を出すのが正解なのだろうと思いはするものの、それがどこにあるのやら全く分からない。 12:54:54 tsuku-yom > 瞳を閉じ、小さく嘆息する。分からない以上は訊ねるしかあるまい。 12:54:56 tsuku-yom > そう考え、傍の建物――食堂に視線を向ける。 12:54:58 tsuku-yom > ……ここなら、知っている人間の一人二人くらいいるだろう。  12:55:00 tsuku-yom > そう考え、彼はゆっくりと。店内へ踏み入った。 12:55:02 tsuku-yom > (にゃーん 12:55:04 tsuku-yom >   12:58:26 torazou_ > ラビリンスシティであろうと第八界であろうと変わらない真実がある…… 12:58:26 torazou_ > それは美味しいものを食べたいという欲求。飽く事無き本能 12:58:26 torazou_ > AAAに所属する又はその予定の三人がギルドハウスに程近く安くて美味くて早いが合言葉のこの食堂に 12:58:27 torazou_ > 集ったのは……そんな理由なのかもしれない……いや全くの偶然と言う可能性は捨てきれないが 12:58:27 torazou_ > 今日もデザートで埋もれたトレイ片手にテーブルに着くと 12:58:27 torazou_ >   12:58:27 torazou_ > 【冬子】「おやおやおや?あれは確か……」入ってきたフェイトムの顔を見て…… 12:58:27 torazou_ >   12:58:27 torazou_ > ああその前に…… 12:58:27 torazou_ >   12:58:27 torazou_ > 説明せねばなるまいっ! 12:58:27 torazou_ > マルディナ=冬子=久遠寺は魔王である 12:58:27 torazou_ > 弱体化した自分を隠す為に装備すれば誰でも16歳に見える、奇抜なきぐるみを身に着けているのだ 12:58:27 torazou_ > 外見は人と変わらず食事したりする事すら可能なこのスーツ…… 12:58:27 torazou_ > 最大の特徴は中の人がどんなに罵詈雑言を言ったとしてもスーツ補正でフレンドリーな対応になってしまう恐るべき変換能力である 12:58:27 torazou_ > それでは話を進めてみようっ! 12:58:27 torazou_ > 【冬子】「こんにちわっと、こっちですよこっちー」笑顔を浮かべながらぶんぶんと手を振って 12:58:33 torazou_ > (たー 13:01:07 Ryumaco > コツコツ…金属強化されたブーツが石畳を叩く。 13:01:39 Ryumaco > その影は小柄。黒いコートにヘッドギア。目元はヘッドギアのミラーシェードで伺えない。 13:01:50 Ryumaco > とにかく剣呑な姿であることは確かだ。 13:02:07 Ryumaco > そいつは歩きながら考える。 13:02:38 Ryumaco > この街のこと、この街に来た理由、そして自分の立場。 13:02:48 Ryumaco > sigh、と溜息が漏れる 13:03:20 Ryumaco > 『主……?』0-phoneのコンソールに浮かぶ文字 13:03:45 Ryumaco > 「大丈夫。着たばかりで疲れただけ」そう答え、ふと目の前の明かりに視線が止る 13:03:57 Ryumaco > 「あそこで食事にしようか」 13:04:14 Ryumaco > 割合と高いキーの声のそいつは、その扉を開けた 13:04:15 Ryumaco >   13:09:54 tsuku-yom > 【ファトゥム】「……?」足を踏み入れ、店員のいらっしゃいませ、という声もスルーして、早速目的を果すべく、目線を動かし知っていそうな人物を見繕うが……突然、掛けられた声の方に向き直り、瞳を細めて相手を見据えながら、内心で首を傾げる。見知らぬ相手である事は違いないが、ついでだから聞いてみれば良い、と判断し、手を振る少女――冬子の下へと足を向けて。 13:13:24 torazou_ > 【冬子】「うわー見た目より大変素直さんですね感心しましたっ!」ファトゥムの装いを一瞥してからそう言うと「あっどうぞどうぞ此方に」と空いた席を勧めながら 13:15:31 tsuku-yom > 【ファトゥム】「此方にも聞きたい事があっただけだ」ただそれだけの言葉を淡々と告げると、薦められた席に腰を下ろす。「だが、お前が私を呼んだ理由は何だ」 13:15:53 Ryumaco > 【静】「……っと」扉を開け足を止める。予想以上の客の数だ「……よくよく考えてみれば奇妙な街、だよね」【玄武】『是』相棒が答える。あらゆる意味で境界の街。そこには様々な世界の、様々な立場の人間がいる。中立協定でなければどうなっていることだろうか 13:16:29 Ryumaco > 【静】「……それにしても満員だな……どうしよう」空いてる席を探そうにも、背の低さが災いしてかい居場所が見つからない 13:20:03 torazou_ > 【冬子】「成る程、聞きたい事ですか……」ほへーと言う顔で「スリーサイズ以外ならっ!……嘘です御免なさい他にも色々と乙女の秘密とか言えない事はたくさんですが、知ってて答えれる事でしたら」あははははと笑いながら「……そーですねーナンパじゃないですよ?つい最近お見かけした顔がありましたので挨拶がてらと思いまして」 13:26:06 tsuku-yom > 【ファトゥム】「AAAという名のギルドがある場所を知りたい。私は此処に来たばかりで地理感に疎い。知っているならば教えてもらいたいが」冬子のテンションなど意にも介さず、淡々と己の要件のみを告げる。近くにいた店員にドリンク……無論、ノンアルコール、それを2人分注文すると、周囲の混雑振りに視線を小さく揺らす。「私はお前の顔を知らん。が、ある意味幸運であったのかも知れんな」この混雑振りでは、話を聞くのも難しかったかも 13:26:06 tsuku-yom > しれない、と思い……ふと、入り口に突っ立っている怪しい黒尽くめに視線が止まった。 13:28:57 Ryumaco > 【静】「あ、あった」やっと見つけた空席。躊躇せずにそちらに向かう。3人掛けに2人。カップルだろうか。邪魔しちゃ悪いかな?そう思いつつ、だが ぐぅぅ 腹が鳴った。何故このタイミングなんだ馬鹿胃袋 13:29:34 Ryumaco > 【静】「あ、あの、相席、いい、ですか?」もはや後戻りは効かぬ。ならば攻めるのみ 13:30:13 torazou_ > 【冬子】「激しくスルーと、面白みの無い男はポイント低いですよー。うん良くないです性格改善が必要ですよっ」と言ってからイチゴのショートケーキを頬ばって「ふぁんっ……しかし話しかけた用件はちゃんと知ってるんじゃないですか……お連れさん?」静とファトゥムの顔を見比べると 13:33:15 tsuku-yom > 【ファトゥム】「低かろうが高かろうが、どうでもいい」ばっさりと一刀両断し、届けられたドリンク……アイスティーの片方を無言で冬子の方に滑らせ。「知らんな。だがこの混雑だ、空いている席がここしかないのだろう……私は構わん」静の方にちら、と一瞬視線を向けただけで、直ぐに興味を失ったかのように、手元のグラスに視線を落す。 13:35:57 Ryumaco > 【静】「あ、ええと。そうだ、失礼しました」腹の虫のせいで忘れていた。なんと無礼なことだろう。ヘッドギアを脱ぎコートを脱ぐ。現れたのは眼鏡をかけた少年「いい、ですか?」彼のツレである少女に問いかける 13:39:22 torazou_ > 【冬子】「小さな気配りは褒めてあげます」どうもと礼を言ってからアイスティーを一口飲んで「でもどうでもいいって言う事は有りませんよ?熟練した話術とは円滑な人間関係から詐術まであらゆる分野お役に立ちますから……はてさて私は別に構いませんけどお二人とも新顔でしたから連れ立ってきたかと思ったんですけど、違いましたか勘も鈍ったっていったら……」もーと何かに怒りながら自己完結してパフェを食べだすと「どうぞどうぞ、座ってください別に 13:39:22 torazou_ > 断る理由なんて有りませんし」 13:44:03 tsuku-yom > 【ファトゥム】「私は単なる掃除屋だ。必要とされる技能が違う……言いたい事は理解できはしても、な」静かにグラスを傾け、冷えたアイスティーを喉に流し込む。「私はここに有無を言わさず放り出された身の上だ、連れ等、居はしない」脳裏に、ここへ自分を送り込んだ守護者の少女の姿を思い浮かべながら答える。 アレが守護者とは世も末だ、と思いつつ。 13:47:08 Ryumaco > 【静】「ありがとうございます」安堵して席へ腰掛ける「……ええ。まだたどり着いて間もないですが……」冬子の言葉に促され改めて男を見る「……君はもしかして……ファトゥム?」目立つ風貌、剣呑な雰囲気。記憶が確かならばこの男、守護者の剣 13:49:50 torazou_ > 【冬子】「掃除屋……それじゃあ掃除屋さん、貴方は此処に真昼の月から何を言われてやって来たんですかね?」ちょいとその顔を覗きこんで「はい、ではこの街に関しては私の方が先輩さんですね。先輩風吹かせますよーパン買って来いとか言いますよ、嘘ですけど」 13:53:05 tsuku-yom > 【ファトゥム】「私の名を知っているとは……守護者の犬というのは、存外に名が売れるものらしい」淡々としていた口調の中に、やや辛辣さが混じるが、静の言葉を肯定して。「契約に従い、あの女狐の依頼で此処に派遣された、という事になる。 先輩、か。これは頼もしい限りだ。良き先達である事を期待しよう」 13:53:44 tsuku-yom > 抑揚すら少ない声で紡がれる言葉は、本心で思っているかどうか、限りなく怪しい。 13:57:33 Ryumaco > 【静】「犬とまでは」苦笑いする「ただ、その腕前は聞いてますよ」 『是』その傍らの0-phoneの表示には気付くだろうか「先輩、ですか。お手柔らかに」柔和に笑う「と、すればもしかして、お二人ともAAAの……?」この時期に先輩後輩、などといえばそこだろうか。あたりをつける 13:58:11 Ryumaco > 【静】「あ、僕はチーズバーガーのセットと、んー……ビールを」と通りかかった店員に声をかけ注文する 14:02:40 torazou_ > 【冬子】「成る程そう言うことですか……まあ真昼の月は馬鹿な真似はしますが無意味な事はしませんから、きっと其処に何かの因果はあるのでしょう」と運ばれて来たバニラアイスを掬いつつ「……こう見えて、結構な威力の魔法を使えますよ私……ええ本当にそれだけですけど」……力の事を考えるとちょっぴり涙が出てきたりしながら「今日のお勧めは麻婆豆腐定食ですよ、激辛ですけど」と静に言ってみたり 14:07:37 tsuku-yom > 【ファトゥム】「その馬鹿な真似に付き合わされるほうはたまったものではない。 今回の一件に関しては真剣なようなのが多少の慰めといったところか」メニューに視線を走らせ、頼んだのは焙り肉と野菜のサラダ。「戦う技能など、戦場に身を置けば嫌でも上がる。単純な威力より重要な要素など幾らでも存在するのが戦争だ……あえて言わずとも理解しているだろうがな」 14:10:29 Ryumaco > 【静】「それだけ今回のことに注視している、ということでしょうね」相槌を打ち「好物なんです。ハンバーガー」冬子の提案に苦笑いで答え。ご好意はありがたく、と会釈「それだけ生き残れれば、というのもありますけどね」苦笑い再び「そういえば名乗ってませんでしたね。北崎静です。絶滅社のエージェントをしています」 14:16:36 torazou_ > 【冬子】「あはははははは何を仰います事やら。確かに私は戦闘訓練を受けた事無いので貴方達から言わせると魔法の使える素人かも知れませんけど……踏んだ場数が違うんですよお兄さん」ふふんーと腰に手を当てて凄んで見る、その姿はどちらかと言うとぽやぽや感の方が高くて「久遠寺冬子です、言ったからには先輩風味に尊敬と親しみを込めて冬子ちゃんって呼んでください」冗談と判る笑顔で名乗り 14:21:14 tsuku-yom > 【ファトゥム】「そうか、ならば大いに期待させてもらおうか。魔法が不得手な分、余計にな」凄む姿に迫力は全く感じられない――この程度に迫力を感じるほど、生温い生き方はしてきていないせいもある――が、場数を踏んでいる、という言葉そのものは、恐らく嘘ではないかも知れない、そう思う。何せ、見知ったばかりの他人なのだ、どんな生き方をしてきたか等、分かりはしないのだから。「私は名乗る必要はあるまい……この一件が終わるまでは、AA 14:21:14 tsuku-yom > Aで世話になる」 14:23:42 tsuku-yom > 【ファトゥム】「絶滅社、か。 以前戦線を組んだ者達の中にも、確か数名ほど居たか……わざわざ出向までさせてくるとは、その方面からの注目度も相応、という訳だ」静の話に瞑目して、思う。境界の曖昧なこの場所は、恐らく良くも悪くも世界で最も注目されている場所なのだろうと。 14:25:14 Ryumaco > 【静】「場数、ですか」自分はソレに匹敵するんだろうか「よろしくお願いします、ふ…」ゆこちゃんと言いかけて、どうにも恥かしいことに気付き「久遠寺さん」言い直した「大事ですよ?名前。ソレを知っているのと知らないのでは、ただそれだけなのに共闘の難易度が変わります」第一歩では?と指を立てる 14:26:39 Ryumaco > 【静】「うちが、これに手を出さないはずはないですから」苦笑いする。そして届いたビールを一口。喉を鳴らす少年「ふぁ…」美味そうに吐息をつくと、チーズバーガーを頬張る「ん、美味しい」 14:30:21 torazou_ > 【冬子】「任っかせなさい、凄い所を見せますからねっ!」本気か嘘かつかぬ態度で答えると「いえいえ名乗るべきですここは、女の子の名前を知ってしまったんだから当然の様にもう選択肢はハイとyesしか有りませんよ、真昼の月風味に」くくっと笑って「其処は最後までちゃんと呼びましょうよ静ちゃん、照れ隠しで途中から帰るほうが行動としては恥かしいと思いますよ」 14:33:03 tsuku-yom > 【ファトゥム】「2人揃って、頼もしい限りだ」呟く言葉に、少なくとも嘘はない。戦いは、結局のところ数が第一、次に質。2という数は少ないかもしれないが、よりは確実に多いのだから。 14:33:58 tsuku-yom > 0よりは確実に多いのだから。「……ファトゥム、だ。宜しく頼む」 14:39:17 Ryumaco > 【静】「あ、あの久遠寺さん、なんで僕を静『チャン』と……?僕、男で、たぶん年上なんですけど……」ちょっとー、と呼びかける「ファトゥムさんからも言ってくださいよ」 14:41:18 torazou_ > 【冬子】「そんなのフィーリングですよ、それ以外の何が必要ですか」と静の言葉には簡潔に答えると「ええだから二人とも私より先に倒れちゃ駄目ですよ?私が大ピンチになりますから」 14:43:57 tsuku-yom > 【ファトゥム】「余所余所しいよりは、多少なりとも親しくある方が良い。それに、呼び方がどうであれ、個人の存在が変わるわけでもない」静の言葉に肩を小さく竦めただけで、助けようとする気配はあまりない。「早々に倒れるほどヤワではない心算だ……せいぜい、期待には応えて見せるとしよう」 14:47:46 Ryumaco > 【静】「ううう、その、沽券とかそーゆー、ですね?」うー、と赤くなり、俯いて「と、冬子ちゃん」精一杯の勇気(?)で搾り出す「はい、僕も、それは」話が変わって安堵しつつファトゥムの言葉に頷き同意する 14:53:58 torazou_ > 【冬子】「取り繕う沽券なんて重荷なだけですよ?その様子では静ちゃんで十分だと思いますけどねー」くすッと笑って何気に酷い断定を下すと「はい、期待させてもらいます……さてじゃあ二人がお食事が済んだら当面の住処にご案内ですね」にこやかともいえる笑みを浮かべて返し 14:58:58 tsuku-yom > 【ファトゥム】「それでも、気にする性分なのだろう……そういう事に気を裂ける余裕があるのも、悪い事ではあるまい。 最も、重荷にはならんかも知れんが、邪魔にはなるかも知れんがな」当の本人は、別段何をどう言われたところで気にもしないのだろう、全くの飄々とした姿勢を崩さず、食事を静かに平らげる。「問題ない、食事は常に素早く済ませる事にしている」冬子が話を振ってきた時点で、既に焙り肉と野菜のサラダは綺麗さっぱり皿の上から姿を消 14:58:59 tsuku-yom > していた。 15:01:12 Ryumaco > 【静】「うぅ……これでも21なんですよ……」コンプレックスらしい。もそもそとチーズバーガーを食べれば、残りのビールもぐいっと煽る「……案内してもらえるのはうれしいですけど。うぅ」なんだかこう、やるせない 15:06:15 torazou_ > 【冬子】「余裕はどうやらなさそうですけどね……デザートとか食べません?葛切り餅とかも美味しいですよ」とプリンアラモードを食べつつ獲物を見つけた猛禽のような光が一瞬目に宿ると「年齢なんて単なる数字の積み重ね大した意味は有りません。大事なのは何を選らんで如何進んできたかですよ」 15:11:12 tsuku-yom > 【ファトゥム】「デザート、か……チーズケーキを」メニューに再び目を走らせ、目に留まったそれと、コーヒーをセットで頼み。「齢が上であればそれだけ永く生きた事にはなろう。だが、生きた年数全てを己が糧としている者はあまりにも少ない……流れる時は無限であっても、流れにたゆたう存在は須く有限。無為に過ごさぬよう心掛ける事だ」 15:12:41 Ryumaco > 【静】「成人してるかどうかが重要なんですよぅ」うー、と呻きながらパンプキンプリンを注文「こんなナリなんで、こー、ですね」散々間違われているらしいことがありありとわかる呻き 15:17:28 torazou_ > 【冬子】「微妙に人の提案足蹴ですよこの人」はふとファトゥムを見ながら締めに大きな栗の入った善哉を啜りつつ「そうですか、まあ気持は判らないでも無いですけど……判って欲しいですか?判られるというのも幾分屈辱的な案件じゃないかなって思いますけど」 15:20:02 tsuku-yom > 【ファトゥム】「単に私の好みに合っていなかっただけだ」運ばれてきたチーズケーキをフォークで器用にカットしながら口に運ぶ……無表情な顔がほんのすこーしだけ、和らいだ気がしないでもない。「……不憫だな」冬子に言いように弄られる静を見て、ぽつり、と呟いた。 15:20:57 Ryumaco > 【静】「うぅぅぅぅ……」もうやけだ、と葛きり餅も頼んでばくばくと食べる。時折美味しさに頬が緩むのは店のせい、ということにしよう 15:25:35 torazou_ > 【冬子】「どちらにしても甘党っぽいですね、お二人とも」そんな様子を眺めてカチャと器を置いて、のほほんと食後の緑茶を啜る……なんと言うか幸せ…… 15:26:44 Ryumaco > 【静】「ご馳走様でした」手を合わせる。甘いものを食べて忘れるあたりは割りと単純なのだろうか 15:28:23 tsuku-yom > 【ファトゥム】「甘味は迅速なエネルギー補給に適しているからな」そう応えつつも、綺麗さっぱりとチーズケーキを平らげ、ゆっくりとコーヒーを口に含み、香りを楽しむ。「さて……そろそろ、AAAに案内してもらえると助かるのだが」飲み終えたカップをコトリと置き、冬子に告げる。 15:31:10 torazou_ > 【冬子】「はいはいっと。それじゃあ二人とも付いて来て……っと、帰る前にチョココロネ買って帰りますけど少し寄り道いいですよね?」と立ち上がって 15:33:14 tsuku-yom > 【ファトゥム】「構わない。目的地に案内さえしてもらえるのならばな」冬子に続き立ち上がると、財布を取り出す「……会計は私が持とう。礼代わりだ」 15:34:06 Ryumaco > 【静】「あ、じゃあ冬子さんの分は僕と折半でどうですか?お世話になるのは僕もですし」ファトゥムに提案して席を立つ 15:35:20 torazou_ > 【冬子】「…………はっ。こんな素敵展開になるんでしたらもっと食べとくんでした」がーんとショックを受けて 15:37:20 Ryumaco > 3人は月明かりの町へと出て行く。彼女がチョココロネを何故求めたか。その理由を知るのはまだ先のことで…… 15:46:01 Ryumaco >   15:46:03 Ryumaco >   15:46:05 Ryumaco >