■今回予告 1986年、僕たちが生まれた年。46年も続いた第二次世界大戦は終わった。 最終戦争の始まりを告げるギャラホルンのごとく鳴り響いたのは”第三の喇叭”と呼ばれる福音だった。 それを最後に欧州(ヨーロッパ)を支配して、禁断の力天使核兵器を発明した統一帝国は破れ。 強大な天使という力を持つ合衆国は勝利した。 帝国と同盟関係にあった僕達の国ヤシマは、結界で国土を包み、鎖国した。 だから、僕達の世代は、戦争を知らなかった。 1999年、夏。三発のミサイルが遠い街に落ちるまで。 ――そして僕達の「戦争」が始まった。 人類の存亡を賭けて、その実は誰も彼もが真実を知らないまま戦争に駆り立てられていく。 1999年、天使襲来。 それ以降に続く人類と天使の戦いはいまだ終わりを告げず続いていた。 これは、その戦いの記録の一つである。 †Angel-Gear† 天 使 大 戦 The 2nd edition 【僕たちの戦争】 終わらない夏が、いま始まる。 ■シナリオハンドアウト 【PC1】斑鳩 彼方 ・シナリオダーザイン【自己からの不安】 君はギアドライバーとしての適正を認められ、軍への入隊と瑞穂基地への赴任を通知された。 回りくどい言い回しをする役所独特の通知文書。 君はそれに従った。 それが”彼女”、との出会いになるとは知らずに。 【PC2】暁 澪 ・シナリオダーザイン【自己からの苛立ち】 君はヴィヴリオ大佐と小隊指揮官から新人ドライバーのお目付役兼世話役の任を受けた。 写真の中のその顔立ちは、まだあどけない。それが君の保護欲を誘ったのかどうかは判らないが・・ ともあれ君は先任として規範になり後輩を導かなければならない。     【PC3】クロエ・マノ ・シナリオダーザイン【小隊からの畏怖】 君は小隊最強の前線豚である。 君の任務は天使共を最後の一匹まで殲滅することであり、君の身体はその為にこそ鋼の鼓動を刻み続けている。 敵を屠るためならば君は喜んで身を捧げるだろう。 しかし・・・この部隊の同僚が君に求めているものはどうやらそういったことではないようだ。 暫定ですがこのように指定させて貰いました。 PC2は当初PC1のライバルでしたが教導はPC3に勤めてもらうことになります。