21:12 hikami >―――頭が……ぼぅ、っと、する…… 21:12 hikami >あまり良くない兆候である事は以前、マナによって“知らされて”以降認識した紛れもない事実であり、その事そのものが羞恥を伴う事態である事も自覚していた。 21:12 hikami >短時間ではあるものの力そのものの制御には成功し、あとは反動の低減とより正確なコントロールに……“変化”を行う際の着衣の問題をクリアする段階だったのだ。 21:12 hikami >溢れた“天使”としての力に翻弄される事こそほぼ無くなってはいるものの、相変わらず扱い辛いじゃじゃ馬である事には変わりない、なんてあまり喜ばしくない現実もある。 21:12 hikami >そんな部分で少し焦りが出たのか、今日は少しばかり扱いすぎたのかもしれない。 21:12 hikami >ここで“助力を買って出てくれている”少女がいるのならばまた話は違うのだろうが、生憎と今日は単独での“自主練習”であった事も災いしていた。 21:12 hikami >【燐】   「っ、ふぅ………」 21:12 hikami >漏れる吐息はどこか熱っぽく、火照った、と自覚でき―――それがなおも羞恥を煽る。 21:12 hikami >その元凶、その由来が、己の下腹部に存在する“天使核”からの刺激による、いわゆる―――快楽、による症状がもたらす火照りである事を、いまや実感してしまっていたのだ。 21:12 hikami >おまけに今の格好は背中が大きく……それこそ背の半ば過ぎまで空いたワンピース姿であった。 21:12 hikami >日々暑い夏場故に、普段のゴシックロリータとは違った装いである事を除けば年齢相応の未成熟さも相まって涼しげな格好と言えなくもないが……本来こうした装いは不本意である。 21:12 hikami >“翼”によって服を破かぬようにと未だ扱い切れぬ不慣れを補う為の便宜的な服装であり、元の“私服”にさっさと着替えたい所ではあるのだが、 21:12 hikami >…………こうなった時には更衣室はどうにも使い辛い、故に休憩室の脇を抜け、体調不良を装ってと個室に入りこんで着替える、と言うのが最も穏当だと判断している“解決方法”であった。 21:12 hikami >今日も、そのつもりで個室に来たのだが……どうにも、だるい。 21:12 hikami >【燐】   「なん、か……だんだん酷くなってる気が、するわね、これ………ぅぁー……」 21:12 hikami >ぽふ、と、柔らかいとは言い切れぬ簡易ベットの上へと倒れこみ、枕代わりのクッションを手元へと引き寄せ火照った顔を誰とも無く隠しそんな柔らかな感触をぎゅぅ、と、抱き寄せて…… 21:12 hikami >【燐】   「キス…………したい、な……すれば、治るのかな、こういうのも……」 21:12 hikami >呟く言葉は浮いた熱に犯された色惚けた思考……そんな熱のやり場として思いつく“行為”は―――やはり妄想の域を出ぬ拙いものであった。 21:23 rouge >               「…っ、だあ、せいっ…!」                耳に聞こえる熱のこもった掛け声から目を離してその場を後にする。 その場に残ってああだこうだというのも自分の流儀じゃないし、あれの学習速度だって、そう捨てたものではない。何より、教えて理解できるような事は、もう残っていない。ここから先は、使い手しだいの領域だ。  【シェルファ】「…暇ね。」                きびすを返して、練習場を後にした。 ぶらぶらと基地内を歩き回る。 青髪の女性。 そろそろここも勝手知ったるところ。暇をつぶせそうな場所はいくつも心得ている…が…?                「………ん…?」                そんな時、ふらふらと個室の休憩室に入っていく少女の姿が見えた。                「…ま、面白そうかもね。」                そのまま近づいて、扉を開けた。 鍵は、かかっていなかった。 21:29 hikami >【燐】   「……んっ……」               ぼぅ、と……思考が、鈍い。―――鍵、開いた?なんて認識もワンテンポ遅れてのものとなるか、となれば少し、不味い、一先ず、起き―――               「…………シェル、ファ……?」               ぽぅ、と、熱っぽい、と取れる声色の響き、見えた長身の姿は見慣れたものであり、恐らく……ロイヤルガードの中での“付き合いの長さ”は件の少年と同等のもの、それが故に隠す行為も数テンポ、遅れた               「……使用中よ、って言いたい所、だけど……あれ、鍵……かけわすれてたの?」               思えばオトは一回、だったか。つまり“鍵のあいたオト”ではなく“扉が開いたオト”であり、今は―――               「……っ、シェルファっ……!?」               がば、と、反射でシーツを引き寄せ体を、隠す。彼女が居る、と言う事はその対となるべき相手もいる、か、なんて―――思い至るまでに数秒、普段と比べて余りにも、遅い。 21:33 rouge >【シェルファ】「仮眠? それなら出てくけど、眠そうな顔でもないわね。」                何の気なしに、自身の前髪を撫でて。                「特にこれ、って言う用事もないんだけどね。」                 燐が探る、目線の先を読み取って。 ……楽しげに・・・あるいはからかうように、くすりと笑う。                「今は別行動中。 訓練室で一人で剣降ってるわよ、あれは。 大体、あれが人が中にいるであろう個室に堂々と入ってくるようなたま? ……あー、いや、訂正するわ。 確信犯ではやらなくても天然でやらかすわ、あいつ。」                21:36 hikami >【燐】   「…………っ……!」               そんな視線の動きでもある種“全ての事情を知っている”とも言える相手には筒抜けなのだろう、元より頬の熱は相応のものではあったものの、一瞬慌てでもしたのかびくりと肩が露骨に震えた               「…………鍵が開いてたから誰も居ないと思ってた、ごめん、ってセリフなら想像できるもの、って……いうか、何、シェルファは……私がいる、って、知ってて……?」               言葉の響きにそんな連想を至らせる程度には回復――否、強制的に覚醒は、したのだろう、怪訝、とも呼べる視線を向けるものの常の鋭さは無く、どこかぼぅ、とした様子であるには変わりなかった。 21:41 rouge >【シェルファ】「やる事がなくてね。 暇なのよ。」                軽く答えると、燐が眠るベッドの端に軽やかに座って。 出て行く様子など微塵も感じさせない。 燐がいると知ってやってきた、との言葉の肯定。                「それに何だか……面白そうな匂いも、したしね?」                燐の紅潮する頬と、わずかな戸惑いを見せる表情に唇の端を歪ませて。                「どうしたのかしら、燐? ただ、体調悪いってワケじゃ、なさそーだけど?」                あえて、聞く。 21:45 hikami >【燐】   「暇、って……訓練中、じゃないの……?」               即ち“魔剣”であるはずの相手への言葉は変わらずに不信、の滲むものか。それでも……相応以上には親しい、と認識している相手の事、おまけに同性である、と言う油断と―――そもそも弱みを見せる事は初めて、と言う訳でもない、なんて辺りが種々の油断の原因か。               「面白そう、って………何よ……って、っぅ……!?」               びく、と、そんな言葉に露骨な、動揺………そんなに“判りやすい”状態なのだろうか、なんて、少し慌てた様子にと己の頬に触れた               「た、体調不良じゃ、ないわよ、っていうか、っ…………魔力酔いみたいな、もの、よ」               嘘、では、ない。が……真実でもない、そんな曖昧なラインの言葉。 21:50 rouge >【シェルファ】「同調は、これ以上できないからね。 個人の、自身そのものの動きをあげる事に重点を置いてるみたいね。 素人だもの、あの剣の技なんて。」                 やれやれ、と、言わんばかりに首を振って。 …わずかに、何処か、寂しげな表情を浮かべた…のも一瞬。                 「いろいろ持て余してる感じよね、そう、イロイロ。」                くす、と笑って…体をわずかにずらし、また少し、燐へと近づく。 21:55 hikami >【燐】   「そうなの、っていうか…………確かにそう、か……風華のに比べると結構雑だってのは最近、判ったけど……パターンはあるから別の型なんだと、思ってたわ」               素人、と言うにはそれでもまだ違和感があるのだろう、そんな“動き”を思い出していた所為でもあるのか一瞬の寂しさを捉えきれず思考の端に微かな“違和感”を上らせるのみ、それも……               「っ…………た、たいした事、じゃ、ないわよ。上手く……翼が、って……シェルファなら事情しってる、か……“天使”のチカラを、ね。最近、訓練してモノにしようとしてるん、だけど…………」               そんな接近に逃れる事もなく、どころか……“近づいてくる”事もある程度日常のうち、であり、特に警戒することもなく……               「……“こう”なりやすいのよ、使った後……実戦で使えるレベルには届いてない、けど……使える時間が延びてる分なのか、段々……翼閉じた後の反動、キツくなってる気がするのよね……」                22:02 rouge >【シェルファ】「ええ、そんなこといってたわね、確か。 ただ…万全っていうほどうまくは行ってなさそうね。 イロイロ処理できてない感じ。  酔ってる……ってよりは、私は別の状態に見えるけど、ね?」                 そっと手を伸ばして、開いた背中に指を走らせる。                「受け皿が小さいんでしょうね。 そのくせ、力だけはそれなりにあるからこういうことになる……時間、かしらね。 いちばんの解決法って?」                そんな悪戯をしながら、まじめにコメント。 22:05 hikami >【燐】   「ふっぁ…………っ!?」               びくっ、と、今度は露骨に体が、跳ねる。くすぐったい、と言うのではなく―――……屋上で“された”時よりも今は色々と、不味い。何より背中が開いている所為で素肌である事と……               「っ、ぁ……べ、つって、なに、よ……っ……ぁ、っくふ……こ、こら、くすぐ、ったい……っ!」               ……ある意味“準備”が出来てしまっている状況、だろう。震える身はもどかしげに身を捩り、逃れようとすれば出来る程度の緩さだと言うのに立ち上がる事も出来ずに……               「っ―――じ、じかん、なんて……た、りないわよ……まって、られない……」                22:10 rouge >【シェルファ】「ふうん、別に焦らなくてもいいと思うけどね。 すぐ、役に立たなきゃならない事情なんてないでしょうに。 …人間って、どうも焦りすぎなのよね、私には分からない感覚かしら。」                口では、そんな風にぼやき混じりのせりふを続け、目元は真面目だが、口元はにやにやと笑っており…指先は、燐の背中の素肌を、ゆっくりと撫でさする。                「こんな、いかにも触ってください、なんて服着てるのが悪いのよ、新しい趣味?」                22:13 hikami >【燐】   「あ、るわよ…………ま、だ……残ってる、もの……」               ぽぅ、と、染まりつつある思考ではそんな“まじめなこと”が次第にぼやけ、翻弄されて行くのを自覚してしまうのだろう、これは……不味い、醜態を、晒す、わけにも―――               「っふ……ち、が……っ、こ、れは……つ、つば、さを出す、時に、やぶけちゃう、から……ひっぁ……ちょ、や、くすぐ……っ―――!」               びくん、と、仕舞いに……大きく、震えた。くすぐったい、のではありえないその反応、ふらりと、その体が相手の側へと傾いて―――…… 22:17 rouge >【シェルファ】「へえ? それで、そんな服装なんだ。 不便ね。」                くすりと笑いながら、傾いた体を抱きとめ、ふう、と、耳元に息を吹きかけつつ。                「でも良かったわね、尚也や風華は戦うときは燐の前に行くから、開いた背中、見られなくて済むじゃない。 」                少し間をおいて                「ん、むしろそれは残念だったわね、なんていうべき?」               22:20 hikami >【燐】   「ま、だ、上手くいって……にゃ、っぁ……っぅ……!?」               舌が、回らない……快楽の余韻を引きずってしまっているのか、抱きとめられた動きに余計に火照ったのか……吐息の感触にもびくりと反応し、息を詰まらせてしまった               「ち、が……こ、こんな状態になる、のに実戦でつかうわけ、ってぇ―――な、な、な、なにいって……み、みられたくない、わよ、こんな姿……っ……!」               がば、と、身を、起こそうと、した。反論の勢いでもあり、常ならば成功していたであろうその動きは―――くて、と、半端に抜けてしまった力の反動か、かえって頬を相手の胸元へと落とす形にバランスを崩す結果に、終わった。 22:24 rouge >【シェルファ】「ふふ、何なら慰めてもらえばいいじゃない。 こうなっちゃったから、なんて迫れば、尚也でも風華でも、押し切れるかもしれないわよ?」                くすくすと、非常にとんでもないせりふを続ける。 主の身の回りの心配をするどころか、というやつである。                「これだけ魔力がもれてれば、強い、っていう大義名分は立つんだし。 自分の今の状況、理解してるんでしょ?」                ぎゅ、と、豊満な胸元に燐の顔を埋めさせ、くすぐるように、背中をなでる。 22:30 hikami >【燐】   「な、ぐさめ…………って、な、によ…………別に、悲しいわけ、じゃ……」               寂しく、は、あるか……そんな自覚から反論の言葉は窄まってしまい、挙句に……結果的には自ら飛び込む形となった胸の谷間、その柔らかさに火照る暇すら無く……               「ぁっふぁ………!」               びく、と、今度こそ明確に“喘ぎ”と取れる声音が、零れた。甘く濡れた女の、吐息、その言葉の響きは理解するには至らなかったのだろうが……状況、なら、身に染みている、と言うか……               「っ……し、しって……た、の……っ!?」               ……“これ”は、マナと、自分しか知らない……筈、だ。喋るとも思い辛いが天使、については風華も知っていた、ならば、いや……そもそも“こういうもの”は珍しいとも言って―――               「っぁ……や、め、ちょ、ちょっと、なんか……へ、ん……よ、しぇる、ふぁぁ………!」               ―――そんな意識もあっさり、刈り取られた。半端に知った所為で感じ取れるその“理由”にこそ……見事に、翻弄されてしまっていた。 22:34 rouge >【シェルファ】「いや、知らなかったけど。 発情してるってのくらい、匂いと感触で分かるもの、よ? …て、言うか…見る人が見たら、丸分かり。」                背中をなでる手を降ろしていき、スカートの、ショーツの上からそっと尻をなであげる。                「ふふ、ロリコン趣味にはちょっときつい光景かもしれないわね?」                そのまま、もてあそぶように、指先だけで刺激ともいえない刺激を続けていって。 22:39 hikami >【燐】   「っ、うぁ…………そ、うなんだ、って、こ、こら……な、にして…………っ……!?」               常のゴシックロリータも夏服、となればそれなりに丈の短いものが多い……最も、そう言うものの大半はドロワーズなりパニエなりを併用する事が多く此処まで無防備では、ないのだが……“短さ”だけをそろえたこのワンピースでは捲るとなれば至極容易いものだろう。               あっさりと覗けた薄水色のショーツ越し、触れられた経験の無い場所への“くすぐったさ”に悶え、震え……その吐息は煽られる証拠にと艶めき、蕩ける               「っぁぅ、しぇる、ふぁも…………ろりこん、しゅみ、なわけ……?」               ひく、と……身が、震える。もどかしげ、と言うのが相応しい情景であろう、蕩けた思考は次第に理性を、奪い……               「ぁ、っ、こ、ら、やめ……ひぅっ……て、いう、か、わかってる、なら……くす、ぐらないで、よ……おさまら、ない……でしょ……っ」               もぞり、と、身を捩るうごきすらも、緩慢……傍目には“ねだって”居るようにしか見えぬ本能的な動きで…… 22:45 rouge >【シェルファ】「私は、かわいければ何でもいいわよ? 尚也は……胸小さいの、結構好きみたいだけど。 執拗に胸ばっか触ってたものね、昔とか」                 常に覗いていたゆえ、プライバシーとかまったく皆無である。 ある意味でひどい話だが…特に悪びれた様子もなく。                「収めたいんでしょ? 手伝ってあげてもいいのよ。 それとも…自分でする? おちつかなそうな、物足りなそうな顔、してるわよ?」                胸に埋めた顔を上げさせ、額にそっと口付ける。 にやりとまた、唇の端を吊り上げて笑う。 22:47 hikami >【燐】   「へ……そ、ぅなの…………?」               普段ならば過剰に反応しかねない“そのことば”も今は鈍く……寧ろ逆、大きい方が、なんて意識でもあったのか……興味だけは示されていた。―――不味い、兆候、か……それでも               「て、つだう、って……っぁ…………」               伺うべくか豊満な膨らみから顔を上げた……所でと落とされた口付け、それでまたも蕩けたのか、ぽふ、と、先程よりもしっかりと頬を埋めてしまって               「…………お、ちつくわけ、ないじゃない…………落ち着く、方法、あるなら、知りたいぐらい、よ…………自分で出来ること、なんて……水、のむぐらいしか、ないもの……」 22:52 rouge >【シェルファ】「あら、てっきり自分で落ち着かせるためにこの部屋に入ったんだと思ったのに。」                その言葉には目を見開いて。                「燐って、変なところで初心なのよね、ませてるかと思えば。 アンバランスなものよね。 ま、私が生きて12年目くらいのころには…」                もはや、4000年以上前のこと。 覚えているはずもなかったが、この少女よりは淫靡で邪悪であった事は間違いないだろう。 黒い翼に、金の髪の少女よりも。                「ま、いいか。 知らないなら、教えてあげようかしら?」                駄目押しに、もう一度背中をなぞりながら、目を見て、尋ねる。 22:56 hikami >【燐】   「…………その、つもり、だった、わよ……休んでれば、熱も引く、から……風邪より何倍も良い性質、だもの…………っぁ…………!」               今度は、その感触が来る事が悟れた―――だからといって散らせる方法を知っている訳ではなく―――声を殺す程度が精一杯の抵抗だろう。じ、と、上目遣いに睨み付け……最も、快楽の火照りに潤んだ瞳では迫力どころか嗜虐欲、だろうけれども……               「な、によ、っぁ…………い、いいほうほう、あるなら……おし、えて……」               ―――それが、非常に“まずいことば”であるとは、知らずに……               「こ、んなの……ずっと味わう、の……きつ、いもの……」 23:02 rouge >【シェルファ】「ふうん……? きついんだ…? それじゃ、速いところ何とかしないと、ね?」                こんどこそ確実に、にたり、と青髪の魔神は唇を歪めた。 抱きすくめた体を離し、あえて燐の体から離れる。 ベッドの端へと座ると、一連の動作で乱れた服の燐を改めて観察して……                「とはいっても…、いくら教える、なんていっても、ね? 燐がどんな風にうずくのか、ちゃんと教えてもらわないと教えようもないわよね…。 詳しく、教えて?」                本来は、必要ないのに。 そんな風に、戯れる。 23:06 hikami >【燐】   「へ…………?」               きょと、と、その仕草に……一瞬、呆けた。身を捩る抵抗の結果なのだろう、捲れたスカートの裾は下着を半ばまで覗かせ……薄水色、なんて色彩が災いしてか微かに股布が染まった様子も覗き見れる事だろう。もっと“不味い”のはその胸元、下着を身につけてしまえば背から見える、なんて理由から“つけていない”わけで……               「く、わしく、って……わ、わからないから困ってるんじゃ、ない……頭が、ぽぉっとして、胸が苦しくて…………体が、凄く、熱い、のよ……背中が髪で擦れてくすぐったいし、それに、ぅ…………」               とくん、と、鼓動が、跳ねる―――何をによるものか等判らず、尖りの浮き出た胸元を無意識、押さえつけるようにとしてしまって               「…………なんか、変な気分……」 23:10 rouge >【シェルファ】「何処が特に熱いとか、わかる? 例えば……その胸なんて、なかなかイイ感じに自己主張、してると思うけど?」                背中に触れたときから、つけていないのは把握している。 服の上から浮かび上がる突起を指差してみたり。                「ほかにも、何処に触ってもらったら気持ちがいいか、とか、ね?」 23:13 hikami >【燐】   「へ…………?」               きょと、と、首をかしげその指の先……ふ、と、視線を下ろし―――               「ふ、ぁああっ!!?」               がば、と、今度は改めて隠すべくと両腕を胸元へと伸ばし、ぐい、と、少し強く押し付け―――そんな“自爆”はワンピースのスカートを露骨に引っ張り上げる結果となるのだろう、今やはっきりと晒されたショーツは明確に股布を濡らし、無意識にそれを悟ってなのか足を閉じる形にもどかしげに、肉付きの薄い太腿を擦り合わせていた               「わ、かんない……けど、ぅ…………胸、が、くすぐったい、かも、あと…………熱い、のは……」               とくん、と、鼓動が―――               「…………ぱんつ、の、なか……?」               ―――跳ねた。 23:20 rouge >【シェルファ】「そうそう、まず自分の状況を把握していく事が、新たなことを理解する近道よ。」                なんて、適当な事をいいながら、おずおずと説明したり、一挙一動に慌てふためく燐の姿を楽しむ。 とても楽しい、ショーに思えた。                「つまり、胸とぱんつの中が、弱いわけだ。 ふふ、弱点としてはオーソドックスかしらね?ああ…そうね……服、脱ぐ? そのほうが、教えやすいんだけど…そのままでいいなら、まあ、そのままだけど、ね?」 23:26 hikami >【燐】   「………………ぅ、ぁ、だって……熱い、のってそこ、だし……」               くすぐったい、と言う意味では……背中がきっと、一番くすぐったい、のだろう。さっきの吐息も結構クルものが、あった……無自覚故に隠された返答は単純な体の“変化”を捉えたもの、で―――               「っぇえ…………っ!?」               ぬぐ、か、の言葉、予想外のものでもあったのだろう、驚きにと言葉が跳ねて―――               「…………ぬ、脱いだ方が、いい、なら……で、でも、あんまり、みちゃ、だめ、よ……服、きてる人の前で脱ぐの……恥ずかしいん、だから……」               もぞり、と、身動ぎし…背に手を回す。ファスナーを下ろすだけで脱げる簡素な構造は常とは違う“気楽”なものではあるのだが―――いざ目の前で脱ぐとなれば些か以上に緊張も、ある。ふるり、と軽く首を振り、対処を覚える為だ、なんて理由をつけ一息……ワンピースを、脱いだ。               歳の割にはと程よく膨らんだ乳房はその頂の桜色を不相応に尖らせ、今や隠すもののなくなったショーツは子供っぽさは残りはするもののローライズの所為でか覆う面積は控えめであり……頭から服を抜き取る合間、それらは晒された形となるだろう、最も……               「ぬい、だわよ……」               ショーツ一枚、なんて無防備を晒せばまた、胸元は両手で隠される事になるのだが。 23:31 rouge >【シェルファ】「あら、それじゃあ…私も脱いだら恥ずかしくない?」                シェルファの身を覆うブラウスが、スカートが……一瞬にして裸体へと変わる。 惜しげもなく乳房を、肌を晒してから…すぐに、元の格好へと戻る。                「そっちのほうがいいなら、そうするけど?」                もとより、精神体であるシェルファは、意思ひとつで外見の操作が可能である…着衣等の概念はない。  余裕の表情で、戸惑う燐に尋ねてみせる。 23:35 hikami >【燐】   「…………っぅ…………!?」               とくん、と……鼓動が、跳ねた―――何も“初めて”見るわけでもない人の、裸ではあるのだが……この状況では少し、不味い。目をそらす事も忘れてかそんな肌に僅か魅入り…………隠れた事でそんな己の反応を思い返してか遅すぎるタイミングで視線を外した               「……っぁ…………め、目の毒……っ!」               言うものの……僅か盗み見る視線は少しの未練、なのだろう。それらの感傷を誤魔化す為にか、自らシェルファの側へと近寄り               「と、ともかく……っ、ぁ…………ど、どうすれば、いいの、これぇ…………」               そもそも、跳ねた鼓動が全ての元凶なのだろう、元々“無理やり時間に解決させる”事を重ねた所為で欲求不満も良い所、溜め込みすぎたモノが悪戯に刺激された所為でだろう、常よりも余裕、と言うものを失い続け、強がるべき我すらも崩れ……在るのは未知の感覚に戸惑う“獲物”の姿――― 23:39 rouge >【シェルファ】「燐、背中が痒いときはどうする?  背中じゃなくてもいいか、腕が痒いでもいいわね。」                 身一つで、ここまで戸惑ってくれるのはからかい甲斐がある。 尚也も最近は慣れてきたのか、少しリアクションに薄さを感じる。 それを省みても、燐のこの初心な反応は楽しかった。                 「燐は、痒いところをどうするかしら?」                早くして、なんていわれても、のんびりと、じらすように。 徐々に、徐々に。 23:43 hikami >【燐】   「…………痒い、時……?い、今それになんの関係が、あるのよ……っ!」               痒さ、ではないのだ、この感覚は……ふる、と、オアズケを味わう身はもどかしげに身を震わせ……睨む様な視線、それも潤み、蕩け……               「……掻く、わよ、それが、早い、もの、でなきゃ……っ、うで、とかなら、かゆみ止め、とか……?流石に背中には、塗れない、もの……」               そんな言葉ですらもどかしい、ほぼ裸、と言う今はやはりもどかしく恥ずかしいもの、なのだろう、ろくに相手の表情を見ることが出来ずにいた。 23:48 rouge >【シェルファ】「同じ、じゃない? もどかしい、って意味じゃ……ね? 痒いところを掻くのと、熱を持ってて理解の出来ないところに触るのって、同じだと思うけど? ……まずは胸、触ってみましょうか。 自分で、胸の先端に触れてみなさいな。 自分で痛くない、程度にね?」                ベッドに手をつき、半ばリラックスした姿勢で、燐に支持を送る。 戸惑う目線も、潤んだ瞳も、嗜虐心をあおってくれる。 このまま手篭めにするのも悪くはないが、ここはこうやって遊ぶのが、楽しいと判断した。 23:53 hikami >【燐】   「…………え、っと…………」               何を、言い出すのかと……それでも理性はとうに奪われていた。ぺたり、と、ベットの上へと座りなおし……それでも相手へ正面を向けぬようにと僅かに身を傾けたまま、恐る恐る、とでも言うべくか手を外し再度、肌を露出する。事実……裸に煽られた部分はあったのだろう、桜色は先刻よりもはっきりと色づき、幼さ故の危うさを明確に浮き出させていた。先端、は、つまり……これのこと、か。言い得ぬ羞恥を覚えつつも指示されるがまま指先を触れ―――               「ふ、ゃっふぁ………っ!!?」               びくん、と、軽く突付いた程度、それだけだと言うのに高い喘ぎが零れ出てしまって               「……ぅ、ぁ、い、まの……何……」               余程敏感でもあるのだろう、目端には衝撃に浮いた涙が滲み、とくん、とくん、と、跳ねる鼓動を抑える事も出来ぬまま……元々声の質は高いものである事も災いしてか、常の冷たさとは真逆の酷く甘えた声色が零れていた。 23:58 rouge >【シェルファ】「どうだった?」                ただ、それだけを聞く。                 「一度だけじゃ、分からないでしょ? 何回も触ってみて、いちばん自分に、いい、と思った所に重点的に触れるともっといいかも…ね?」                少しずつ、性感を味わっていく燐。 言葉で、その階段を上る行為を後押ししながら・・ 00:01 hikami >【燐】   「……び、びっくり、した…………」               とくん、とくん、と、跳ねた鼓動、あれ、は、なんだ……?寧ろさっきよりも体が、熱い……ぽぅ、と、何度も、なんて言葉、に……               「ぅ、うん……」               返すのは子供っぽい、不安げな頷き、先程よりも慎重に、ちょん、と、尖りに、触れ……               「っぁ……っふ、や、ぅ、くすぐ、ったい、んじゃ、ない……?ひゃ、ぁ…………」               小さな掌であってもすっぽりと覆える程度のささやかな膨らみ、そんなモノを掌で包み込み、やんわりと……指先で触れるよりもと、掌で擦るような淡さを試し、それが無自覚に指先で膨らみを揉む様な動きとなる―――先程、尚也が“胸ばかり触っていた”なんて暴露を受けた事が脳裏引っかかっていたのだろう。 00:07 rouge >【シェルファ】「本人が自覚できるくらいに弱いところが胸だ、って言うくらいだし…ふふ、そうそう。 満足いくまで触ってみなさい…それでも…物足りなくなったら…ふふ。 まずは、そこまで、どうぞ?」                 何時ものとげはなく、素直な様子の燐。 目の前で展開されている、初心な少女の示威覚えはじめのショーを存分に堪能すべく、ベッドに座りなおし、自身の髪に触れながら自分の唇の端を軽く舌でなぞった。 00:10 hikami >【燐】   「……もの、たりな、って…………っ、ぁ…………」               びく、と……肩が、跳ねた、そのタイミングが“胸に触れた”時ではなく、相手の“指の動きを目にした”からだ、という事が慣れた相手の目には判るだろうか               「……まん、ぞくもなにも、や、ぅ、むずむず、して……変な、感じぃ…………」               未知の感覚への怯えと、それ以上に……“止められぬ”指の、動き。ひくん、と、背を震わせ若干俯き加減、それでも拙い指の動きは膨らみを弄り続け、熱を逃しきれぬ下肢は太腿を所在なげに擦り合わせていた。 00:17 rouge >【シェルファ】「そうね、物足りないでしょ? でも、触るの自体は、受ける感触はどうかしら。 その表情、感じちゃってるように見えるけど。」                ずい、と、近くに寄った。 吐息がかかるくらいに、近く。 背中に回って、後ろから抱きすくめるような形に。                「もうひとつ、変な気分になるところは、何処だったかしら?」                そのまま抱きすくめ、指を這わせる。 ショーツの上から、秘裂をなで上げるようにして、指を動かす。 00:20 hikami >【燐】   「かん、じ……る……?」               きょと、と、そんな言葉に応じるのは一拍の、間……呆けた仕草は間近の吐息にひく、と身を震わせ、背後、なんて事となれば姿の見えぬ不安にか、きゅ、と目を、閉じた               「もう、ひとつ、て……ぇ、ぁ……」               そんな指の気配を感じてなのだろう、閉じあわされていた太腿のチカラが、緩み―――               「ひ、ぁあああっ……!!」               びくん、と、大きく身を、跳ねさせ―――くた、と、両手がベットの上へと、落ちる。ギリギリまで詰め込まれていた所為でもあるのだろう、他者から受ける羞恥を伴った刺激に―――抱きすくめられた安堵の生んだ油断も手伝い、甲高い悲鳴と共に一度、達してしまった――― 00:23 rouge >【シェルファ】「あら、ちょっと強すぎた…?」                ふれただけで、ここまで感じるとは思わず、わずかに目を見開いて。 だが、すぐに口元をゆがめ、首筋にそっと口付けを重ねる。                「どう? 少しはすっとした…?」                耳元に、ささやく 00:27 hikami >【燐】   「…………ぅ、ぇ…………?」               ―――逆、だった。ぽぅ、と、蕩けた意識はそれまでの理性をすっかり奪い取ったのだろう、声のする方にと無防備な仕草で振り向き……               「ひ、ぁぅっ……!」               ぞく、と、口付けの温かさにも、吐息のくすぐったさにも……面白いぐらいにと翻弄されてしまっていた               「わか、んな、ぃ……っ……い、ま……なに、したの……?」               とろり、と、蕩けた意識のままに、背を相手の胸元へと押し付ける格好、潤んだ瞳に呆けた表情……険の取れたその姿は歳相応を越えた、幼い、とも呼べる姿にでもなったのだろう。鼻に掛かった声色は快楽の所為だけではない甘さを宿し、体温を欲してなのか―――快楽、の方か―――無防備に相手へと体を預けていた。 00:33 rouge >【シェルファ】「ふふ、まだ物足りないんだ。 結構、素質あるのかもしれないわね?」                燐のそんな様子に、くく、と笑いながら。 金の髪を手で梳き、もてあそびつつ…体を預けてきた燐を抱きとめる。                「覚えておきなさい、今の感じが、体にたまった快感がはじけた時のものだって。」                耳をちろりと舐めてから、その耳に告げて。                「もっと、ほしい?」 00:37 hikami >【燐】   「な、んの素質……?ふ、ぁ……っぅ……ん……」               髪を、触って貰うのが……心地、良い……震える肌の感触は快楽の残滓によるものか……               「ふ、ぁ……っ!」               そんなモノが舌先の感触によってあっさりと呼び戻され、今やすっかりと張り付いたショーツは幼さを残す割れ目をくっきりと浮き出させてしまっていた               「…………ほし、ぃ……かも、や、ぅ……ま、た…………あ、つぃ……っ……」               耳朶への刺激一つ、今は胸にも、下肢にも触れておらず……ただ“それだけ”で再び快楽の火照りを煽られ、おずおずと、自ら胸元を弄り初めてしまっていた。 00:43 rouge >【シェルファ】(ふふ、大概こういうのって、小さいこの方が貪欲なのよね。 教え込むの、結構楽しかったわよねー)  かつて魔神として君臨していたころ。一国の王座を戯れに牛耳ってみたときのことをふと思い出す。  自身に贄として捧げられたさまざまな若い娘で遊んだのを思い出す。  いちばん楽しかったのは、こうやって教え込んでいく行為だった。 …燐の腕に手を添え、動かす。 指先をショーツに触れさせるようにして…                「さっきの、もう一度欲しいんなら、今度は自分でやってみなさいな。」 00:46 hikami >【燐】   「…………ぇ、ぅ、じ、ぶんで…………?」               “あれ”を、か……?半ば竦んだ意識が及ぶものの、シェルファの導くがままに指を……触れた               「……ぅ、ぁ、ぐっしょり…………なに、これ……」               どうりで変な感触がすると、思った……指で触れただけでくちゅり、と響く水気の多すぎる下着のオト、羞恥を煽る響きにぞくりと背を震わせてしまって               「ぁ、っ、ゃ、ぅ、でも…………っ、ぁ、さ、っきより……」               ―――きもちよく、ない……脳裏に浮かぶそんな思考、恐る恐る、と、布地越しに割れ目を擦り、そのもどかしさを補う為にと胸を弄り……不器用な自慰、どうすれば“さっきのように”なるのかをつかめぬまま、断続的に肩を震わせ甘いコエを漏らし続けていた。 00:51 rouge >【シェルファ】「キモチイイ、と、そうなるのよ。 だから今、燐はすごくキモチよくなってる、って事よね?」                 体を抱き寄せ、自身の体を押し付けながら。 行為を見守るようにして。 その不慣れな自慰めいた行動を、眺める。                「足りない? 足りないなら、もっと分かりやすい方法があると思うけど、ね? 邪魔じゃない、それ?」                ショーツの端を、くいくいと引っ張り。 00:54 hikami >【燐】   「そ、うなの……?う、ぁ…………」               ―――“そう”なの、か……とくん、と、鼓動が跳ねる……挙句、肌に感じる火照りは甘く、身を、焦がす……そんな所為で……               「…………胸、みたい、に……?っ、ぁっう……ひ、っぱらない、で……っ……こす、れて……」               ―――変な、感覚、でもある。それに、キモチイイとこうなるなら、もっと、と思う前に……脱ぐ、べきだろう。こく、と、相手の言葉に応じる無防備な頷き。一度両方のバショから指を外し、するり、と―――               「っ、ぁ……はず、かし……」               ―――全ての布地を、取り払って、しまった。 00:59 rouge >【シェルファ】「鍵は、かけといてあげたから平気よ? ここには、私とあなたしかいない。 いい子ね、燐?」                 首筋に、そっとキス。 少しご無沙汰だった背中を、またなでてみたりもしつつ。 刺激になるような、ならないような、緩やかな責めばかりを繰り返し。                「ほら、さっきと同じようにして御覧なさい。 布一枚でも、だいぶ違うと思うけど?」 01:02 hikami >【燐】   「っ……ひ、ぁっ……!!」               ぞく、と……裸身の心細さも手伝ってなのだろう、全身を竦めるような格好を採り、それでも……こぷ、と、ぴったりと閉じあわされた割れ目からは蜜が零れだし、天性の敏感さを露骨に示す事となるだろう。そんな自覚があってか否か、布地の一枚すらない身を心細げに抱き、ためらいがちにと指先を……               「ひ、ぁ……―――!」               濡れた、場所、直接触れた感触に甲高い、悲鳴……纏わりつく蜜の熱さが羞恥と……開花してしまった快楽を、煽った。 01:07 rouge >【シェルファ】「どう…? 布越しなんかより、ずっといいでしょ?」                手を、そっと押さえて、濡れそぼったそこから手を離さないようにさせて。 あくまでも刺激は、燐の指先に行わせる。                「ほら、自分の指先で、自分のキモチイイとこ探してみなさい? そして、覚えるの。 分かりやすいでしょ?」 01:10 hikami >【燐】   「う、ぁ………へ、んな、感じ…………っ……!」               ぞく、と、背が……震える。抑えられた力はそう強くないだろうが身に帯びた熱がそもそも割れ目へと指を吸い付かせ、離さず―――くち、と……蜜音を微か、立てる。きゅぅ、と、目を強く瞑り、俯くような仕草になれども両手指の動きは留まる事なく続いてしまうだろう               「っ、ひぁ……ぇ、さが、す、って、此処じゃ……ないの……?」               そぅ、っと、割れ目の指をなぞる様に、文字通り“捜す”ようにとすべり―――               「ひ、ぁあっ……!?」               偶然、なのだろう。肉芽へと指が擦れ痛い程の刺激が身に走った。 01:15 rouge >【シェルファ】「同じ場所でも、どう触るかによって違うでしょ?」                抱きすくめたまま、指を胸に這わせた。 尖った胸の先を、つまんでみたり、指の腹で転がしてみたり、軽く爪を立てたり…弄ぶ。                「どういうのがいいか、自分自身で理解しないと、ね? だって燐、これからヒトリで何とかしなきゃならないんだもの。 手伝ってもらえるアテ、があるなら、いいけどね?」 01:20 hikami >【燐】   「ち、がう、みたい……だけ、ど、ひぁぅっ…………や、さわ……っぅぁ……!」               びくん、と……相手からの種々の刺激、受けれども流す手段などあるわけもなく翻弄され、ひく、ひく、と、あっさりと昂ぶりを覚えてしまい……ぷくり、と、そちら側だけが痛い程、弄ばれる度に幼い自己主張を続けてしまい淡い桜色は色濃く浮き出る始末。               ひく、と、未成熟ながらも“快楽”によって引き出されてしまったのだろう、閉じた割れ目は指の擦れる都度にひく、ひく、と、もどかしげに……その無毛の幼さ故に背徳的な情景を晒す               「……ぃ、ぁ……こ、んなの、てつだ、って、なんて―――……い、えな…………ふ、ぁ、やぅ、ま、た……しぇる、ふぁぁ………!」               ―――“何を”想像したのか、なんて……言えるはずも、ない、ただそんな“言葉”によってか快楽が一段跳ね上げられてしまい、絶頂寸前の涙目、震える声音で助けを、求めていた。 01:27 rouge >【シェルファ】「その感覚が、欲しくてやってるんでしょ? 受け入れなさい、そして、楽しめば、いいじゃない。 それは、助けてあげるようなものじゃなくて、楽しむものなんだから。」                燐の手を押さえつけ、濡れた底から手を離させないようにして。                「体の力、抜きなさいな? 素直に言って見なさい、キモチイイ…って?」                胸をいぢり、秘部は燐に指でいじらせて、舌先で肌をくすぐりながら、時折囁く。 01:30 hikami >【燐】   「たの、しむ、って……ち、が……わた、しは…………ふっぁぅ……!」               びくん、と、背を震わせ、肌を火照らせ……こぷ、と、蜜を零す。閉じ合わせた瞼からはたまった涙が零れ落ち快楽の強さを傍目にも示してしまい、離す事の出来ぬ指先はただ無意識に、本能的に……指での刺激を求め、緩く腰を揺らす。シェルファから与えられる指の快楽はやはり……自分でスルよりも心地よいのか再度体を預けてしまい―――               「ひ、ぁぁあああああっ!」               びくん、と、先刻よりも大きな、震え。甲高い、それこそ悲鳴、とも言えるほどに高い喘ぎを零し……くたり、と、すっかりチカラの入らなくなった裸身を―――無防備に、晒した。 01:34 rouge >【シェルファ】「あら…少し遊びすぎたかしら?」                力の抜けた体を支え、裸身を抱きとめながら愉快そうに笑う。                「ま……なかなか楽しい思い、させてもらったわよ。」                体をずらし、燐の体をベッドに横たえて。 その髪をさらさらと弄ぶ。                「……ど? 少しは覚えられた?」 01:37 hikami >【燐】   「……ぅ、や、ぅ…………」               震える手を伸ばし、絶頂の余韻でか、虚ろになった意識の所為でかもどかしげに離れる体温を追い……ひく、と、髪に触れる感触に絶頂直後の肌を震わせた               「………ど、う、だろ…………さ、っきより、も……熱、は……まし、かも……」               今残るのは快楽の残滓、火照った肌を発散させた残り火のようなモノなのだろう。裸身で横たわる現状も心細く、かといって服は―――……目の届く位置に無い、と言う事は情事の余波で床にでも落ちたか、纏うには気だるく、心細げに肌を寄せていた。 01:43 rouge >【シェルファ】「ん…ふふ。 これから一人で出来そう? それともまた、手伝って欲しい?」                肌を寄せてくる燐の髪をなでながら、優しく問う。  …丸くなったものだ、と、自分の行為に驚きながら。 破壊と享楽が何よりも楽しみであったと、そう思っていたのだが。 …これも、悪くはない。 01:48 hikami >【燐】   「っ、ぁ…………」               ―――また……?そんなユウワクに……慌てて、首を、振る               「い、いい、だ、だいじょ、うぶ……っ……!」               きゅぅ、と、そんな己の一瞬の躊躇いに慌てて首を、振る。今更ながらに羞恥をよみがえらせてしまったのか、裸身を隠そうとでもするかシーツを引き寄せ、それでも、と…………               「…………な、んとか、する、わよ。こんなの……はず、かし……」               強がりの声色も、何処か寂しげに、濡れる。うっかり“想像してしまった”ことにも起因するのだろう、指先を、伸ばし……―――               「……でも、もーちょっと……そこ、いて」               ―――ぎゅぅ、と、力なく……抱きついていた。 01:52 rouge >【シェルファ】「はいはい……それじゃ、しばらくこうしてましょうか。」                近寄った燐を受け止め、なでながら。 (…そーいやそろそろ終わって、探しに来るころかねえ。 ま、探させておけばいいか。 …この姿をあいつに見られたら、それなりーに面倒な事になりそうだし。) 01:56 hikami >【燐】   「…………っ、ん……」               そんな格好のまま無謀にとすりより、鼻を鳴らす。ぐり、と、頬を押し付けるような仕草は子猫のマーキングにも似た姿ともなろう、弛緩し、緩んだ意識のまま、火照りの引き始めたくすぐったい様な倦怠感のまま……きゅう、と、抱擁の腕を、強め……―――               「…………おき、るまで……いて、よ……」               相手の意図など知る事もなく、そのまま―――すぅ、と、微かな寝息を響かせ始めた―――………