皆さんが胡桃と戦っている間の出来事… 【咲夜】「お嬢様、一つだけ、お聞きしたいことがあるのですが。」 【レミリア】「…何かしら?」 ことん。と紅茶の入ったカップをテーブルに置く。 【咲夜】「先ほどの人間…お嬢様の力、使われたのでしょうか?」 【レミリア】「そうよ、当然じゃない。」 【咲夜】「しかし、利があるとは思いませんが…」 【レミリア】「確かに、利は無いわ。悔しいけれど使わざるを得なかったのよ。」 【咲夜】「…と、言いますと?」 【レミリア】「マインがご丁寧に誓約書を手渡してくれたわ。フランと遊ぶ代わりに、胡桃に傷をつける、ましてや死なせることがあれば相当の賠償金をもらう。ってね。」 【咲夜】「なら、何故その誓約書に署名したのですか?」 【レミリア】「書いたのはフランよ。そのせいでみんなを路頭に迷わせる事なんて領主としてあってはならないこと。」 【咲夜】「そこまで…流石お嬢様です。」 【レミリア】「ただ、フランには可哀想な事しちゃったわね…後で中国にでも遊ばせましょう。」 中 国 終 了 の お 知 ら せ