21:47 (rouge_) 【リア】「ふう、これで今日はなにかあることもないわね。」 21:47 (rouge_) シルフィと共にメノアの治療を終えて、部屋を出る。 ほぼ毎日の日課ともなっているそんな行動を終え、リアは身体を伸ばした。 21:47 (rouge_) 【リア】「それにしても、ちょっと退屈な感じ。 シルフィ、何かしましょうよ。」  21:47 (rouge_)   21:47 (rouge_) わがままを言うように、彼女の腰にしがみついて、上目遣いに訴えかけた。 21:47 (rouge_) (こんなかんじ? 21:50 (Fake___) 【シルフィ】「ええ、そうですね。今日はもうやることはありません…依頼が入ってこなければ、ですが」 21:50 (Fake___) 部屋の外に出て、一息。メノアは少しずつ快方に向っているはずで…。安堵を浮かべる。 21:50 (Fake___) 何かしましょう、といわれても…ぱっと思いつくものがあるわけではなく。 21:50 (Fake___) 【シルフィ】「どうしましょうか…何かしましょう、といわれても思いつかないですよ?」 21:50 (Fake___) 上目遣いに訴えてくる彼女の髪に触れて、小さく苦笑を浮かべた。 21:50 (Fake___) (こんなんで 21:53 (rouge_) 【リア】「依頼は他の人に任せておけばいいじゃない、今日は待機している人、沢山いたはずだし。 遊びましょうよ、ねえ、いいでしょ、シルフィ?」 ごろごろと、彼女の腰につかまったまま廊下を歩き。 21:54 (Fake___) 【シルフィ】「……それはそうですね、今日はのんびり――でも、遊ぶと言っても…何をして、ですか?」歩みの歩調を合わせ、ゆっくりと廊下を歩く。考えを巡らせても、中々思いつかずに。 21:57 (rouge_) 【リア】「本を読むのも飽きたし…、鬼ごっこやかくれんぼには人数が足りないし…」 うーん、と、顎に指をあてて考えて。 「あ、あそこに行きましょうよ、魔剣テーマパーク。確かプールも出来たんじゃなかったかしら、あそこ。」 21:59 (Fake___) 【シルフィ】「魔剣テーマパーク…? ああ、ルクロさんの…」ぽむ、と思い当たったのか手を打つ。「プールも出来た、ですか…そこへ行くと?」 22:01 (rouge_) 【リア】「最近暑いんですもの、ちょっと気分転換にどうかしら。 リア、あそこで売り子さんをしていたときもあるから、割引券だって持っているのよ。」 自慢になるのかどうか成長前の胸を張りつつ。 「どうかしら、シルフィ?」 22:02 (Fake___) 【シルフィ】「確かに暑いですし…いいかもしれませんね。割引券……悪くはないですね、それでは…行きますか?」と、リアに尋ねつつ。 22:04 (rouge_) 【リア】「うふふ、それじゃあ決まり。 それじゃあ、直ぐに準備をしてくるわね。」 表情をほころばせ、彼女から身を離すと今にも駆け出しそうに。 22:07 (Fake___) 【シルフィ】「わかりました、ええ。では…後ほどギルドハウスのリビングで」そう言い、笑顔でリアと分かれる 22:08 (rouge_)   22:08 (rouge_)   22:10 (rouge_) 【リア】「〜♪」 十数分後、リビングのソファに腰かけながら、足をぷらぷらと動かしてシルフィの到着を待つ。 必要最小限以外の荷物は持っていっていないようで。 22:12 (Fake___) 【シルフィ】「遅くなりましたかね。待ちました?」 少し首を傾げつつ…リアの元に来る。手荷物は同じくほぼ最小限で。 22:15 (rouge_) 【リア】「ううん、あんまり待ってないわ。 セリカの話だと、水着は向こうで買えるらしいからあんまり準備もしなかったし。」 ふぁあ、と、小さくあくびをした後ソファーから立ち上がる。 「それじゃ、行きましょうか?」 22:15 *yukyu quit ("Leaving...") 22:16 (Fake___) 【シルフィ】「そうなんですか。なら…準備は本当にほとんど必要ないんですね。ええ、案内をお願いしてもいいですか?」リアの隣にならんで、ふわりと笑う。 22:19 (rouge_) 【リア】「ええ。 それじゃ、月奈に頼んで転送してもらえるように言ってあるから、直にテーマパークまでいけるわよ。 事故で繋がってその縁で、って話だけど。 中々面白いお話よね。」 そのまま、ギルドハウスの中を歩いていく。 外に出るのに中に進むのはちょっと奇妙な光景かもしれない。 22:20 (Fake___) 【シルフィ】「あ、そうなんだ――でも、転送装置を借りれるのはありがたいですね、時間の短縮になりますし」こくりと頷き、リアの後をついて行く。歩きながら、どんな場所なんだろうと思って。 22:23 (rouge_) 【リア】「あ、シルフィの写真とかも売っているわよ。 テーマパークのスリーエースコーナーに。 シルフィーユ=ローランドカレンダーなんて、注文が殺到しちゃったんだから。」 さらりと恐ろしいことを言いながら、転送部屋へとたどり着き、軽く機器を操作して。 22:24 (Fake___) 【シルフィ】「…」くらり、と立ちくらみがした気がする。「…そんなのが売ってるんですか――世界って凄いですね…」 22:26 (rouge_) 【リア】「ええ、春夏秋冬のシルフィを収めてあるの。 開店前から並ぶお客さんもいて大変だったんだから。」 にこにこと、立ちくらみを起こすシルフィを眺めて楽しむように 22:27 (Fake___) 【シルフィ】「ううん……春夏秋冬の私って、一体…」自分でも既に想像の範囲外。どうなってるんだろうなぁ、と不安になりつつ 22:29 (rouge_) 【リア】「うふふ、今度手に入れてきてあげましょうか?」  なんていいつつも、二人は光に包まれる。 …気がつけば、もう既にそこはスリーエースの転送室ではなく、魔剣博物館の裏庭にある転送質。 22:31 (Fake___) 【シルフィ】「いえ、別に私は…いいですから。でも、本当にこの転送装置って便利ですよね――」一瞬で変わった周囲の風景を眺めつつ 22:34 (rouge_) 【リア】「本来なら神殿にしかないようなものをギルド単位で持っているんだものね、そこがスリーエースの強い所だと思うけど。」 手提げをふらふらと振りながら、すたすたと先に歩いていく。 「何処から行く? テーマパーク? それともプールに行っちゃう?」 22:35 (Fake___) 【シルフィ】「そうですね――リアにお任せしますよ。私はリアに着いて行きますから」ハンドバッグを持って、リアの隣に立つ。どうしますか? とリアに尋ねながら。 22:38 (rouge_) 【リア】「あら、そう? うーん…リアは売り子さんしているときに大体のアトラクションを見てしまったのよね。 ブルーアイズコースターとか10回くらい遊んじゃったわ。」 どうしようかな、と、天井に視線を向けて考え込む。 「それじゃあ、プールに行きましょうか。 お化け屋敷プールと、普通のプール、二つあるらしいけど。」 22:39 (Fake___) 【シルフィ】「…お化け屋敷プールって…この前ギルドメンバーが依頼を受けてましたね。普通のプールでいいと思いますけど、どうでしょうか?」 22:41 (rouge_) 【リア】「そうね、リアも態々色物に走らなくてもいいとは思うわ。」 こくりと頷いて。 「そういえば、シルフィってお化けって信じてる? 怖かったりする?」 22:42 (Fake___) 【シルフィ】「お化けですか――アンデッドが居て、幽霊は…もう、信じてるというか。実物を見てしまっている気がしますよ、たくさん」苦笑しつつ 22:43 (rouge_) 【リア】「えー、つまんない。 でも、アンデッドや霊体型のはモンスターじゃない。 理解の及ばない幽霊みたいのとはまた違うと思わない?」 22:44 (Fake___) 【シルフィ】「そうなんでしょうか…? ううん…その辺りはいまいち私もよくわからないですね」 22:49 (rouge_) 【リア】「その辺りは結局魔物学者さんに任せておくのがいいかしら。 とにかく…シルフィがお化け屋敷できゃあきゃあ言うことはない、ってことよね。 うふふ、ちょっと残念。」 ぎゅー、と、腰に抱きつきながら、悪戯っぽい視線を向けて。 22:51 (Fake___) 【シルフィ】「わかんないですよ? 悲鳴を上げることはあるかもしれませんし、上げないかもしれません」リアが抱きついてくるのにあわせて、軽く撫でながら。歩みを進める。バランスを崩さないようにゆったりとした歩みで。 22:53 (rouge_) 【リア】「そうね、シルフィにはしっかりしててもらいたいって思う反面、きゃあきゃあ言っているところを見たくもあるかもしれないわね。 じゃ、プールに行きましょうか?」 じゃれ付いたまま、勝手しったる我が家の如くルクロの敷地を歩いていく。 22:54 (Fake___) 【シルフィ】「そうですか? うーん……」リアに連れて行かれるがまま、ルクロの敷地を歩く。プール、泳ぐこと自体がそもそも経験はほとんど無かったなぁ、と思いつつ。 22:57 (rouge_) 【リア】「そういえば、シルフィは泳いだりしたことってあるの? 肌も白いし、あんまりそういう経験はなさそうだけれど。」 そういう自分も、人形のように白かったりするのだが。 22:57 (Fake___) 【シルフィ】「神殿の学校に通ってたときは何度か…? 冒険者になってからは皆無ですね――泳げないというわけではないですが、そんなに得意ってわけでも?」 22:59 (rouge_) 【リア】「意外にも水辺の依頼って、あんまり無いのよね、スリーエース。 海の上とか海底神殿、とかは無いでもないけど。」 今までスリーエースが受けた依頼を思い出しつつ、首をかしげ。 「リアもでも、かんなとちょっと遊んだくらい。 泳げないなんてことは無いと思うけど。」 23:01 (Fake___) 【シルフィ】「確かに、水辺の依頼は少ないですね。なんででしょうか――」小さく首傾げつつ、歩き続け…「もうすぐつきますかね?」と、リアに尋ねてみる 23:02 *D_EX_M quit ("dat落ち") 23:03 (rouge_) 【リア】「あ、水着はオーダーしてもらえるみたいだけど、シルフィはどんなのにするの?」 人がわいわいと遊ぶ声が聞こえてきた。 みれば、囲いがある。 どうやら、プールはその向こうらしい。 23:05 (Fake___) 【シルフィ】「……どんなの、ですか――余り身体のラインが出ないようなものがいいですけど」声が聞こえてきた。思った以上に人が居るんだろうかと思いつつ。 23:09 (rouge_) 【リア】「シルフィ、派手なのでも似合いそうな気がするのに。 こんなに綺麗な身体してるんだから。」 服の腕から、背中から尻にかけてをつう、と指を這わせて。 23:15 (Fake___) 【シルフィ】「ひゃっ…!? り、リアっ…何するんですか――」慌てたような声、いきなりのことに上がってしまった声に戸惑いつつ。 23:16 (rouge_) 【リア】「うふふ、ほらほら、シルフィ、早く早く♪」 ひらひらと、シルフィの挙動を避けるように先へと駆け出し、振り返ると楽しそうに笑って。 23:17 *Yakou quit ("Leaving...") 23:18 (Fake___) 【シルフィ】「もう、リアっ……待ちなさいっ…!」流石に恥ずかしかったのもあるのか、リアの後を追って 23:22 (rouge_) 【リア】「うふふ、捕まえて御覧なさい、なんてね?」 そんなことを言いつつ、ルクロの管理する併設されて建設されている仕立て小屋へと入っていく。 中にはルクロがみっちり仕込んだ職人が一人番をしている。 23:24 (Fake___) 【シルフィ】「もう――」走ったためか、僅かに息が上がっている。「こんにちは。ルクロさんはいらっしゃいますか?」と、職人の人に声をかけてみる。 23:26 (rouge_) 【リア】「水着の仕立てはここでいいのかしら?」  【弟子2】「あ、スリーエースのシルフィさん! ファンなんですよ、私!」 ルクロと同じリャナンシーの少女が握手など求めてくる。 「あ、水着の仕立てなら私が一手に任されてます。 お客様ですか?」 23:27 (Fake___) 【シルフィ】「…え。えーっと…」ファンといわれ、戸惑う。リアに助けを求めようと、リアの方を見て 23:29 (rouge_) 【リア】「・ー・) によによ」 …と、言わんばかりの表情でシルフィを見ている。 「シルフィさんの水着ですか、水着を作るんですね、張り切っちゃいますよっ。」 ルクロの弟子は握手を求めつつ張り切っている。 23:30 (Fake___) 【シルフィ】「…そう、なりますかね――後、リアの水着もお願いします、ということで?」流石にどうしたものかと思いつつ、苦笑するしかなく 23:33 (rouge_) 【リア】「あ、リアこれにするわ。」 カタログから、一つ選び、それを指差す。 「シルフィさんの水着は任せていただけますでしょうか! 誠心誠意作らせて貰うので御代は要りませんよ!」 妙な熱意で接してくる。 23:33 (Fake___) 【シルフィ】「ええっと…あの、一つだけお願いが。あまり身体のラインが出るような水着にはしないでください。それだけお願いします」その熱意に負けたのか、一つ頼むだけで終わる。リアを少し恨めしそうに眺めて 23:36 (rouge_) 【職人】「…そうですか、残念です。 ちなみにこんな感じのものだったのですが…」 さらさらさらっと予想図を絵に描いてくれる。 …ぼんきゅっぼんを前面に出した、とても大胆なデザインといわざるを得ないものであった。  23:36 *Loststar mode +o tyty 23:37 (Fake___) 【シルフィ】「…いえ、流石に私が倒れそうなので――そういうのは」任せなくて良かった、と心底思いつつ。 23:39 (rouge_) 【リア】「…」(くすくすくす、と、笑いを堪えるのに必死なようだ。  職人のほうはといえば、ルクロのように1分で仕上げて見せるぜ、との神業では無いほどの、ものの10分で仕立て終える辺り、流石彼女の弟子である。 リアとそろいのゆったりとしたデザインのワンピース型のそれが二人に手渡されて 23:42 (Fake___) 【シルフィ】「…ありがとうございます」ふぅ、と一息。リアとそろいの水着を見て――「お揃いみたいですね」と。声をかけ 23:43 (rouge_) 【リア】「あら、気を利かせてくれたのかしら、嬉しいわ、妖精さん。」 ぱちん、とウインク。 「それじゃ、存分に泳ごうかしら。 うふふ、楽しい一日になりそう。」 23:45 (Fake___) 【シルフィ】「そうですね、今日は存分に羽を伸ばしましょうか。これからまた忙しくなりそうですし――」 23:45 *nick kunashi → _8_Flavio 23:47 (rouge_) 【リア】「ええ、そうしましょ。」こくり、と頷いて。 「…ね、シルフィ。 今の毎日って、楽しい?」 何かを思いついたように、そんな事を聞く。 23:47 (Fake___) 【シルフィ】「…え?」リアの突然の問いに、首を傾げる。「楽しいかどうか、と言う意味では…私は楽しい、ですかね……色んな経験が出来てますし」 23:49 (rouge_) 【リア】「そう。 リアも楽しいわ。」 シルフィの手をそっととって、「じゃあ、リアのこと好き?」 23:50 (Fake___) 【シルフィ】「ええ、好きですよ。仲間として――お友達として」その手をぎゅっと握り返しながら、言葉を返す。 23:52 (rouge_) 【リア】「うふふ、ありがとうシルフィ。 リアも、シルフィのこと大好きよ。」 その言葉に満足げに微笑んで。 「それじゃ、行きましょうか。 沢山泳ぎましょ。」 23:54 (Fake___) 【シルフィ】「ええ、そうしましょうか」リアの言葉に笑い、笑顔を返して。その手を取って…歩き出す。 23:56 (rouge_) それは、一日の思い出。 築き上げてきた絆が織り成した光景。 楽しげに歩む二人の少女。 手をつなぎ、日差しの中を歩く。 平穏に満ちた、そんな時間だった。