21:00 >Ryumaco<   21:00 >Ryumaco<   21:00 >Ryumaco<   21:01 >Ryumaco< その日 21:01 >Ryumaco< 誰かが死に掛けて 21:02 >Ryumaco< それでも、それをついで護った誰かがいて 21:02 >Ryumaco< 死にかけた誰かはなんとか命を取り留めて 21:02 >Ryumaco< 混乱と不安から開放された、その日 21:03 >Ryumaco< その一方で、一人、ひとつの不安が具体化した 21:03 >Ryumaco<   21:03 >Ryumaco< 【雪緒】「ただいまぁ」 21:03 >Ryumaco< 深夜。もう日も変わったそんな時間 21:03 >Ryumaco< 家で待っているのは、たった一人の妹。 21:04 >Ryumaco< その彼女にほんの少し、ほんの少しだけ酔ったような、そんなほんのり上機嫌なような声が玄関からかけられた 21:04 >Ryumaco< (きゅー 21:07 【明良】「ふゃ………ぁ………ゆきおねーさん、デス……」声を聞いて目を覚ます。よい子は寝ないといけませんとは言われて寝たものの……待っていた姉が帰ってきたのだから起きてお迎えするのは当たり前のこと。でもちょっとまだ眠かったりするのはご愛敬。 21:09 >Ryumaco< 【雪緒】「ごめん、寝てた?」ぎゅうっと抱きしめて頭をなでて。任務で出ていた興奮のためか、それとも解決して酒でも飲んできたのか。ほんのり紅い頬で笑いかけ 21:12 【明良】「モーマンターイ、なのデス………明良はー、ちゃんと、起きテ、いたの、デス……」むにゃむにゃと、明らかに寝言じみた声と言葉を返す。おそらく、本人はきちんと起きて待っているつもりだったのであろう……大分無駄な努力だった感じはするが。 21:15 >Ryumaco< 【雪緒】「ありがとぉねぇ」ぎゅっとまるで母がするように明良の頭を胸に抱く「そぉだ。なにか食べる?」寝る前に食べるのは良くないのだけど。でもなんだか機嫌がいい。それに妙にのどが渇く。何か口にしたいな、なんて思う。 21:20 【明良】「ゆきおねーさん、楽シそうデスね」今日はお仕事だと聞いたから、大変だったのかと思ったけれど……どうもそうでもなかったのだろうか。とりあえず、平和なのだったら、問題は無し。美味しいモノもいただけそうで、今日も幸せな一日で終わりそうでなにより 21:24 >Ryumaco< 【雪緒】「ぅん、そぉ?」いつものエプロンをつけ。冷蔵庫をあけて、軽くね?なんていいながら手際よくフレンチトーストを作る「はい、できあがり」テーブルにつくと明良にフレンチトーストの乗ったお皿を。自分も食べる、とか言ってたはずなのに。手にしたのは野菜ジュース 21:27 【明良】「いただきま………ん、ゆきおねーさんは、食べないデスか?」食事は誰かと食べた方が美味しい。一緒に食べるといった姉は食べないのだろうか、と疑問を抱いて質問する。 21:29 >Ryumaco< 【雪緒】「ぅうん、なんか喉渇いてるだけだから」頬杖をついてほんのり赤い頬のまま明良を見て「だから気にしないで、ね?」 21:31 【明良】「ん…………なるほド、お仕事お疲れさまデス」一杯働いたら、お腹もすくけど喉も渇く。それはとても当たり前のこと。飲み物を先にしても仕方ないかな、と納得 21:34 >Ryumaco< 【雪緒】「今日はなにもなかった?」いつも通りニコニコ見ているのだけど。その視線に妙に熱がこもっている「おいしい?」ごくり、と喉がなる。その視線は明良の白い首 21:38 【明良】「んー………そう、デスネ………」今日は何かあっただろうか、と少し考え……「ああ、そういえバ、隼人おにーさんが訪ねてきたリ、しまシタ」それくらいだろうか。でも、割といつものことのような気もする。ちょっと首をかしげて考えて 21:39 >Ryumaco< 【雪緒】「隼人ぉ?何しに来たんだろ?」その手が明良の頬を、すぅっとなでる 21:43 【明良】「んー、なんでしょウ?隼人おにーさんは、わかりにくい人デス」うん、と頷いて、撫でられたことはさして気にとめず 21:44 >Ryumaco< 【雪緒】「なんだろね?」その手が喉に伸び、つぅっと撫でて「宿題ちゃんとやった?」 21:48 【明良】「ハイ、もちろんデス」うんうん、と頷く。白い肌の割に、健康そうな喉元が揺れ。中ではとくとくと命の証が動くのが伝わってくる。 21:50 >Ryumaco< 【雪緒】「そ、よかった」満足げに頷いて野菜ジュースを口にする。はたしてそれは明良がいい子だからなのか、はたまた…… 21:52 【明良】「ハイ。今日も一日、良い日だったデス」姉の満足そうな様子に自分も満足して。やっぱり今日も良い一日で終わりそうだと感じる 21:53 >Ryumaco< 【雪緒】「今日は、健康?」普段ならしない、変な質問 21:55 【明良】「ハイ、今日も一日元気でシタ」心配してくれてる、とても優しい姉。質問の違和感など微塵も感じず、ただただ、普段通りに元気に答える。 21:57 >Ryumaco< 【雪緒】「そ、よかった」くすくすと笑って、野菜ジュースを飲み干す 22:00 【明良】「ゆきおねーさんハ、どうデスか?お疲れデスか?」聞かれたからには、きちんと聞き返しておかないと。心配された分はこちらもちゃんと気にしておかないといけないな、と思い、質問を返してみる。 22:01 >Ryumaco< 【雪緒】「ん、ちょっと疲れたかな」いつもよりもちょっと色っぽいように、くすくすと笑う「明良抱っこして寝たら癒えるかな?」なんて言って 22:04 【明良】「なるほど……デしたら、一緒に寝まショウ」それくらいで元気になってくれるなら、こんな良いことはない。是非もなく、提案を呑むべきだと思う。枕は持っていかないと駄目かな、なんて考えつつ 22:05 >Ryumaco< 【雪緒】「じゃあ、先にシャワー浴びてくるね」席を立つ 22:07 【明良】「あ、ハイ。明良は、枕をとって来ますデス」 22:08 >Ryumaco< 【雪緒】「明良の部屋でいいよ?」笑顔で返してシャワーへと…… 22:09 【明良】「ハイ。それでは、待ってますデス」とたとたと、自分の部屋に 22:10 >Ryumaco<   22:10 >Ryumaco< しばしの時間の後 22:10 >Ryumaco< コンコン、とノックされる部屋のドア 22:11 【明良】「あ、ハイ。どうぞデス」 22:13 >Ryumaco< 【雪緒】「ただいま」いつもの白地にピンクのパジャマで枕を持って 22:13 【明良】「お帰りなさいデス」ベッドの端に座って 22:15 >Ryumaco< 【雪緒】「寝てても良かったのに」律儀に座って待ってる明良にくすっと笑みを漏らす 22:16 【明良】「いいえ、寝てはいけない、のデス……はい……」すこしうつらうつらしつつ 22:17 >Ryumaco< 【雪緒】「もう、寝ていいよ?」明良の隣に座って寝かしつけて 22:18 【明良】「んー、でも、ゆきおねー、さんが………」ふらふら 22:19 >Ryumaco< 【雪緒】「あたしも一緒に寝るから、ね?」明良に布団をかければベッドの隣に横になり「ね?」 22:20 【明良】「ハイ……デス…………」うつらうつら、としつつも、頑張ってお返事。ゆきおねーさんも寝るなら、そろそろ眠ってしまっても大丈夫です…… 22:21 >Ryumaco< 【雪緒】「おやすみ」意識の遠のいていく明良の額に、ママがするようにキス。布団の上からやさしくぽんぽん、と 22:22 【明良】「おやすみ……なさい、デス………」すやすやと、眠りの世界に入っていく 22:26 >Ryumaco<   22:26 >Ryumaco< 明良が寝入って1時間 22:26 >Ryumaco< 月がカーテンの隙間から部屋をほんのり照らしている 22:26 >Ryumaco< もぞり、明良の隣で身を起こす 22:27 >Ryumaco< 月明かりを反射して紅く光る瞳 22:27 >Ryumaco< 唇を舌が舐める 22:27 >Ryumaco< その瞳は明良の白い喉に釘付けになり、ゆっくり、ゆっくりと唇がそこに近づいていく 22:29 >Ryumaco< とがった八重歯が、その白い喉に触れる 22:32 【明良】「ん………」ちく、とした感触でぼんやり目を覚まし、もぞり、と動く……が、頭も視界もはっきりしない。蚊でもいたのだろうか 22:35 >Ryumaco< 【雪緒】「……っ!?」明良の声と目を覚ましたらしい動きに我に返る「ぁっ、あ……っ」逃げるようにベッドからずり落ち、そのままベッドからずりずりと離れ 22:37 【明良】「ん……ゆきおねーさん、どう、しまシタ?」ベッドから落ちる気配に、流石に目を覚まして「む……明良、寝相悪かったデスか?」びっくりしてしまう 22:38 >Ryumaco< 【雪緒】「ひっ!?」おびえるようなかすれた悲鳴を上げ「あ、あた、あたし…っ、あたしっ……」膝をたたみ頭を両手で抱え 22:40 【明良】「!?ゆ、ゆきおねーさん?」ただならない様子に驚き、慌てて近寄る「ど、どうしまシタ?」怯える姉にいたわるように声をかけ 22:43 >Ryumaco< 【雪緒】「や、あ、ちがっ、ちがうのっ、あたしっ、あたしっ」がたがたと震え、明良が近寄れば「ひっ、あっ、やっ、ご、ご、ごめんっ」逃げるように、がたがたっと、部屋のものにぶつかりながらも明良の部屋を出て行く 22:46 【明良】「ぇ、え?ゆ、ゆきおねーさ……んぐっっ」思わず大きな声が出そうになり、それを手で慌てて必死に押さえる「ま、待ってくだサイ!」とにかく追いかけるのが先だろう、と思ってそのまま後を追う 22:46 >Ryumaco< ばたん、と目の前でドアが閉まりがちゃり、鍵のかかる音がする 22:48 【明良】「ゆ、ゆきおねーさん!開けてクダサイ!明良、謝りマス!ゆきおねーさん!?」とんとんとドアを叩いて 22:48 >Ryumaco< 【雪緒】「ちがうのっ、あたしが悪いのっ、ごめんっごめんっ」泣き声。声がくぐもっている。おそらく布団にもぐりこんでるのだろう 22:51 【明良】「ぇ……ゆ、ゆきおねーさんは、何モ、悪くないデス!」姉の言うことが分からない。何が悪いというのか 22:52 >Ryumaco< 【雪緒】「あたしっあたし、なんてことっ」そんな声が布団とドア越しに聞こえてくる 22:54 【明良】「ゆきおねーさん、ゆきおねーさん、何ガ、あったデスか!? ゆきおねーさんは、悪くないデス!」必死で呼びかける 22:54 >Ryumaco< しかし嗚咽が聞こえるだけで扉が開くことはついになく 22:57 【明良】「ゆきおねー、さん…………お話だけデモ……教えテ……欲しい、デス………」ぜー、ぜー、と息切れした声で 22:57 >Ryumaco< ごめん 22:57 >Ryumaco< ただ、その一言が聞こえ 22:59 【明良】「む、むー…………………」くてり、とついに扉の前で力尽きて 23:01 >Ryumaco<   23:01 >Ryumaco< その扉は朝になっても開くことはなく 23:01 >Ryumaco< そのまま、明良に理由も伝えぬまま 23:02 >Ryumaco< 雪緒は部屋にこもってしまった。 23:02 >Ryumaco< 【霞ママ】「明良は悪くないのよ。多分、あの子の問題」そういって霞ママは頭を撫でてくれたけど 23:04 >Ryumaco< その霞ママの説得でも、ついに出てくることはなかった 23:08 【明良】「ゆきおねーさんにお外ニ出てもらうマデ、絶対に諦めナイのデス!」今は全然方法は思いつかないし、見つかりもしないけれど……きっと外に出てきてくれるはず。大事な優しい姉を信じなくてどうするのか。勿論、自分でも頑張ってみることは忘れない。それでこそ、「明るい良い子」の明良だと思うから 23:11 >Ryumaco<   23:11 >Ryumaco<   23:11 >Ryumaco<   23:11 >Ryumaco<   23:11 >Ryumaco< お疲れ様でしたーっ 23:12 お疲れ様ー 23:12 >Ryumaco< 予定通り引きこもりました( 23:15 ひきこもっちゃった 23:16 >Ryumaco< トラウマの再来ですからにゃー 23:18 ひと思いに吸っちゃえばいいのに( 23:21 >Ryumaco< すっちゃ駄目なのだー 23:21 >Ryumaco< ( 23:21 そこを突くのを考えて 23:21 茉莉が用意したネタだったんd 23:22 >Ryumaco< ひどーい( 23:23 いやぁ、こういうのって突き方を思いつくと色々とだね( 23:23 茉莉さん、引っ張ってきたいね( 23:23 >Ryumaco< とりあえず篭城( 23:24 姉さん「だけ」なら入れそうよ( 23:24 <幽霊 23:24 >Ryumaco< ほらー!( 23:25 でも姉さんだけじゃ俺の用意してるネタは使えない、はやくでてこいゆきお( 23:26 とりあえず、部屋の前で宴会シマスか( 23:26 それなんて天岩戸 23:26 トマトジュースとレバーとローストビーフで?( 23:26 【明良】「デモ、明良の世界では、これが普通でしたケド」 23:27 >Ryumaco< どんなめにゅー!?( 23:27 >Ryumaco< 明良……( 23:27 血っぽいめにぅ( 23:29 【明良】「お部屋のこもった人は、部屋の前で賑やかにすると、出てくる、ト……」失敗( 23:30 失敗…( 23:30 >Ryumaco< ひきこもりん( 23:33 >Ryumaco< 雪緒に必要なのはコントロールする精神力と開き直りなのよにゃ( 23:33 開き直らせる事、は 23:33 つまり、僕がぴったり!( 23:33 ある意味できるぜ紫苑&茉莉( 23:35 >Ryumaco< うにゅう( 23:46 問題は出てきてからやれるかどーかだn 23:51 >Ryumaco< にあー( 23:51 >Ryumaco< とりあえずこもってる間の行動は 23:51 >Ryumaco< フィアナに教えてもらったことする( 23:55 籠もっている間に……なにが……(ざわ……ざわ……