以下にクライシスアビリティ一覧を挙げます。
　クライシスアビリティ(以下ＣＡ)は、追い詰められた時に発揮される火事場のバカ力であり、俗に"イヤボーン"とも呼ばれるアレです。
　基本的には魔法と同様ですが、消費するのは【ＭＰ】ではなく【ＣＰ】だという事に注意してください。

ＣＡ名称 使用 判定
分類		 ＣＰ 射程 対象 効果
《ポテンシャル》 特殊 任意 任意 なし 自身

このＣＡは、あらゆる判定に組み合わせる事ができる。
他のＣＡと同時に組み合わせる事も可能。
判定のダイスを振る直前に使用を宣言する。
任意の量のＣＰを消費し、直後の判定において
+(消費したＣＰ)D6の修正を得る。

危機に際して、潜在的な力が引き出されるＣＡ。

《セービンググレイス》 特殊 任意 １ あり 単体 判定のダイスを振った直後に使用を宣言する。
対象に、ダイスを振りなおさせる。
"自分や味方の出目が悪かったから振りなおす"も、
"敵の出目が良いので振りなおさせる"も可能。

時として、ヒロインは偶然に守られて、事無きを得る。
大怪我をしているのに、可憐な顔だけは無傷だったり……
そういう偶然の加護を現すＣＡ。
《グランドエクステンション》 補助 魔術 ３ なし 自身 [魔術]判定の対象を、シーン中のキャラクターのうち
任意に選択できるようになる。複数対象を選択もできる。

危機に瀕して、魔術が無意識のうちに拡大されるＣＡ。
《インヴィンシブル》 受動 なし ３ あり 単体 １回だけ、あらゆる攻撃を無効化する。
付随するバッドステータスなどの効果も無効化する。

あらゆる魔の手を防ぐ奇跡を起こすＣＡ。
《ファイナルストライク》 直前 白兵 ３ なし 自身 白兵攻撃の判定に+5D6の修正を得る。

危機に瀕して、必殺の一撃が繰り出されるＣＡ。
《ラストシュート》 直前 射撃 ３ なし 自身 射撃攻撃の判定に+5D6の修正を得る。

危機に瀕して、必殺の一撃が繰り出されるＣＡ。
《オーバーロード》 直前 魔術 ３ なし 自身 魔法の判定に+5D6の修正を得る。

危機に瀕して、魔力が暴走するかのように発動するＣＡ。
《リザレクション》 特殊 なし ４ なし 自身 いつでも使用を宣言でき、手番を消費せず使用できる。
自身の【ＨＰ】と【ＭＰ】を完全回復させる。
これにより、戦闘不能からも復活できる。
【ＡＰ】は回復しないので注意。

絶望的状況下でも決して諦めない心により、
奇跡的な復活を遂げるＣＡ。
《ミラクルパワー》 直前 任意 ６ なし 自身 直後の判定の達成値が２倍になる。

奇跡的な力で不可能を可能とさえするＣＡ。
《ウィッシュ》 特殊 なし ６ あり 特殊 いつでも使用を宣言でき、手番を消費せず使用できる。
味方全員の【ＨＰ】と【ＭＰ】を完全回復させる。
これにより、戦闘不能からも復活できる。
【ＡＰ】は回復しないので注意。

純粋な祈りが奇跡をもたらし、回復を呼び起こすＣＡ。
《ヴァニシングクライ》 能動 なし ７ あり 任意 シーン内にいる任意の対象(複数の対象を選択可)に、
(レベル+10)D6のダメージを与える。
これは物理攻撃でも魔法攻撃でもなく、あらゆる防御魔法で
軽減できないダメージとして扱う。
また、この攻撃は[白兵][射撃][魔術]のいずれでもなく、
ただ純粋なダメージであるものとして扱う。
この攻撃は判定として扱わず、
[補助][直前]の魔法及びクライシスアビリティは同時使用できない。
《クリティカルヒット》《ラッキーヒット》の効果も発揮されない。

膨大な魔力の奔流の暴走が、周囲の敵を一掃するＣＡ。
追加クライシスアクト
《ファンブル》 特殊 任意 １ なし 自身 判定のダイスを振った直後に使用を宣言する。
対象の判定を失敗させる。
その失敗はただの失敗ではなく、間抜けでかつ致命的な失敗である。
《ネバーギブアップ》 特殊 なし ２ なし 自身 致命傷表の効果を打ち消す。自身は戦闘から離脱し、
全滅した場合も戦場を逃れて街に帰還する。
このクライシスアビリティは、一度使用したら失われる。

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