21:11 (Fake__) 学校――正直だるいと思いつつも、一応欠かさずに来てはいる。 21:11 (Fake__) 昼休みの時間、食事を終えた後は屋上でぼんやりと過ごすのが日課になりつつあって。 21:11 (Fake__)   21:11 (Fake__) 【フィアナ】「悪くは無い、と思っていること自体が。影響された結果かしら」 21:11 (Fake__)   21:11 (Fake__) そんなことを呟きながら、壁に寄り掛かりながら座り込む。足を投げ出した格好で。 21:11 (Fake__) 暑くなり始める日差しを恨めしそうに眺める――日陰だからまだ良いものの、日向には居たくないなと。 21:11 (Fake__)   21:11 (Fake__) 【フィアナ】「暑いわね…ほんと、このままサボるかな」 21:12 (Fake__) (こんなんでどうですか 21:13 (rouge) (おっけーっ 21:19 (rouge) 【まりか】「ふぅ。 ……あれ、この学校って鍵空いてるんだ。」 21:19 (rouge) いつもなら昼食は知り合いやクラスメイトと騒ぐのが日課である。 21:19 (rouge) …唯悲しいかな、今日はどうにも捕まりが悪かった。 一人で食べることと相成る。 21:19 (rouge) …それはちょっと寂しいので、せめて良い場所を探さなければ。 21:19 (rouge) というわけでの、学校徘徊を開始することにした。 一人の昼食、考え付く最高のロケーションといえば…。 21:19 (rouge)   21:19 (rouge) 屋上への扉を開きながら、まりかは嬉しげに呟いた。 21:19 (rouge) (こんなかんじで! 21:22 (Fake__) 【フィアナ】「……ん」誰かの足音。一応ここに来てはいいとは言われたものの、あんまり誰かと居る気分でもなく――扉の裏手に回ろうと立ち上がる。しかし、気付くのが遅かったためか立ち上がったところでその顔。見知った顔に出会ってしまった。 21:24 (rouge) 【まりか】「あれ、フィアナさん?」 一人の時間かと思えば、見知った顔。 「そっか、同じ学校だったんだね。 えと…何年生扱いだろう?」 見知った顔だと分かれば、にこやかに声を掛ける。 21:26 (Fake__) 【フィアナ】「…さあ? 一応2年だったかしら――外見的には丁度いいでしょ」同じ学校なのは、資料で見てある程度知っている。流石に初対面ではないためか、しっかりと応対はしていて。 21:29 (rouge) 【まりか】「あ、それじゃあ同学年。 残念、違うクラスなんだ。」 目立つのに迂闊、なんて指を鳴らす仕草などしてみせつつ。 「フィアナさんは、屋上よく来るの?」 21:32 (Fake__) 【フィアナ】「…違うクラスだったみたいね――ま、この容姿は目立つでしょ。銀髪に赤眼、何処かに出てくる吸血鬼だものね、間違っては居ないけど」ドアの傍、壁に身体を預け…一つ息を吐く。「屋上は…そうね、時々居るわ。一人でぼんやりするのにはうってつけの場所だったわね、さっきまで」 21:38 (rouge) 【まりか】「あはは、でも、格好いいと思うよ。 最近はカラーコンタクトだって染めたりだってするんだし、個性個性っ。」 日陰でいい場所は無いかなー、何てきょろきょろと見回しながら。 「そっか、フィアナさんは屋上がテリトリーなんだね。 覚えたよ。」 21:39 (Fake__) 【フィアナ】「染めるのは面倒。カラーコンタクトも面倒だもの、煩わしい」目を閉じて、一蹴。元々奇異の目で見られることなどどうでも良いのだろうか、そんな言葉を返しつつ…「ええ、さっきまで私だけのテリトリーだったわね。覚えなくても良いけど」 21:43 (rouge) 【まりか】「ふぇ? …何でフィアナさんが染めたりするの? 今の時代、誰だって幾らでも変えられるんだから気にしなくていーんじゃないかなっていみだよ。 私もちょっと染めようかなー…と思ったこととかあったし。 シュナに猛反発されたけど」 あーあー、違う違うと手を振ってこたえを返し。 「屋上にたたずむ美少女。 絵になるね。」 日陰に腰を下ろす。 21:45 (Fake__) 【フィアナ】「……単純に静かなほうが落ち着くだけ。騒々しいところは余り好きじゃなくて」流石にここで去るのもどうかと思ったのか、まりかの隣に腰を下ろす。太陽をわずらわしげに見やりながら… 21:49 (rouge) 【まりか】「あー……ごめん、五月蝿かったかな。」 ここにきて、漸く邪魔をしたかな、何て思いつき。 少しばつの悪そうな表情を形作る。 「えーっと…」 手元のバッグを探る手が止まっている、いていいものか迷っているようであって。 フィアナの表情を伺う。 21:51 (Fake__) 【フィアナ】「気にしないでいいわよ。気に障るようなら私が出て行くもの――」軽く手を振り、それに対して返す。「…食べ終わったら聞きたいこともあるしね、貴女に」 21:55 (rouge) 【まりか】「ぜぜ全然! 私はそんなこと無いよ!気に障るなんてそんな!」 僅かに言葉をどもらせながら。 「えーっと、それじゃ、ここでお食事ー、はじめちゃうぞー、おー。」 気合を入れなおすように、小さなお弁当箱を取り出し。 21:57 (Fake__) 【フィアナ】「別にそんなことまで一々言う必要性もないでしょう。気にしないで食べたら?」 22:01 (rouge) 【まりか】「いやいただきますの前準備というか…。 なんというかですね。」 かぱり、と、お弁当箱を開く。 目を見張るほどではないが、それなりの手間と楽をあわせたような構成。 極々標準なそれである。 「それでえっと、聞きたいこと、っていってたけど、何かな? ばっちり答えちゃうけど。」 卵焼きを一つつまみながら、フィアナのほうを向いて。 22:03 (Fake__) 【フィアナ】「…ま、この前のことについて少し。あのクリスタルに関して…教えて貰いたいのよ。私もこれから動くであろうから、それにあたってね」特にまりかに視線を合わせることなく、あっさりと告げる。視線はさんさんと照らす太陽に向けたまま 22:08 (rouge) 【まりか】「そっか、そのことでかぁ…。」 ちょっと拍子抜けしたようにしてから、大きく口を開けて卵焼きをほおばり。 「クリスタルのこと…私も、そんなにちゃんと説明できるわけじゃないんだけど、いいかな? あ、卵焼き食べる? シュナにもオッケーの出たちょっと自信作。」 22:09 (Fake__) 【フィアナ】「関わるにあたって、多少は気になっていたからね。軽く説明してもらえるだけでも充分よ」こくり、とその言葉に頷きつつ…卵焼きのことには首を振る「悪いけど、もう昼食は済ませたの。必要以上に食べると後が大変だものね?」 22:15 (rouge) 【まりか】「あー、うんそれは分かる。 私も、昨日寝る前にあんパン食べちゃったから放課後一杯動かないとね。」 その言葉には深刻に頷き、勧める口を止めて。 「えーっと、私が持ってるのは、セイクリッドクリスタルっていう、その、魔法少女の力の源って言うのかな、なんか、そういうのなの。 私に力を貸してくれるんだ。」 胸に手を当てながら、何処か神妙に。 22:16 (Fake__) 【フィアナ】「プラーナの塊、みたいなものかしら。この前の話を聞いてるだけだと、そんなものだと思っているのだけど」まりかのほうへと視線を向けつつ、少しだけ目線を鋭く。 22:18 (rouge) 【まりか】「それは、私もこの前はじめて知らされたことだね。 …凄く純粋なプラーナの塊なんだって。特別なひとが残した、プラーナの塊。 私、唯の魔法具くらいにしか思ってなかったんだけどさ。」 22:27 (Fake__) 【フィアナ】「プラーナの塊、か……エミュレイターにも狙われる。あの良くわからない魔法少女にも狙われるわけね」それに関しては納得した表情を作る。そして、さらに問う「で、貴女の戦う理由は何?」 22:31 (rouge) 【まりか】「魔法少女じゃ…ないよ。」 自分の信じる魔法少女は、少なくても、目的のためにどんなことでもするような…仲間を斬ったりするような、外道じゃない。 だけれど、今の論点はそこでは無いと直ぐに思い出し。 「フィアナさんも聞くなぁ。 …何か、気になるようなこと、しちゃったかな?」 彼女のイメージにしては、突っ込んだ質問に見える其れに首をかしげ。 22:33 (Fake__) 【フィアナ】「…魔法少女かどうかなんて、私にとっては対した意味を成さないわ。敵か敵じゃないか、それだけだものね」視線を鋭くして、まりかに返す。「…気になったわけではあるけれども、ね。そのプラーナを手に入れて、戦う理由は何か。聞いてみたいと思ったからよ」 22:37 (rouge) 【まりか】「ん……どの道、戦わなきゃならない相手なのは、間違いないんだけどさ。」はふ、と短いいきをつき。 であった、様々な魔法少女の顔を思い浮かべて。 …複雑では、あった。 「それは、これからって意味で? それとも、此れまでの原動力って意味?」 22:39 (Fake__) 【フィアナ】「そうね、これまでのほうにしましょうか。私は幼い時から世界の裏側を教わっていた――だから、今の世界に違和感はない。でも…貴女はどうなのか、とね」真紅の瞳を揺らしながら、問う。 22:41 (rouge) 【まりか】「そっか、フィアナさんからすれば、まだまだあまちゃんに見えるってことだね。」 むう、と唇を尖らせ。 だが、その瞳に臆することはなく。 「人に出来ないことをやる。そういうのへの憧れがあったのも、確か。  けど…姉さんもね、魔法少女だったみたいなんだ。 今の私と、同じ。」 22:43 (Fake__) 【フィアナ】「別に甘いとは言ってないわ。そういう考えだからこそ出来ることもあるとは思っているしね――姉がそうだったの…そう」家族が関わっていたと、知らなかった自分が知ったらどう思うのだろうか。そんな事を思う。物心ついた時から知らされてきた自分にとっては、その考えは遠いもので。 22:50 (rouge) 【まりか】「ちょっと破天荒な所もあったけど、尊敬するお姉さんだった。いるだけで、なんだか明るくなって。 それでいて、安心させてくれるような優しさもあって。 太陽と月が、一緒になったような人だったな。」 思わず、空を見上げて。 僅かに目を細める。 「……今は行方不明、何だけどね、姉さん。」 22:52 (Fake__) 【フィアナ】「…そう――悪かったわ。思いだしたくない記憶だったなら、ね」行方不明と言う言葉を聞いて、小さく首を振る。「…だから、姉を探すために?」 22:56 (rouge) 【まりか】「ううん、全然。 思い出したくないなんてこと、ないよ。 忘れたくないことだもん。」 その謝罪に、笑顔で応え。 「うん、姉さんが、魔法少女として最後に関係したエミュレイターが、この町の近くに潜伏しているって言う情報を聞いたから…。 腰を落ち着けて探すために、転校してきたんだ、私。」 22:58 (Fake__) 【フィアナ】「なるほどね、理解したわ。あなたの戦う理由も、目的も」軽く頷いて、小さく笑う。それ以上は何も聞かず…「それで、目的の相手の情報は少しでも見つかったの?」 23:04 (rouge) 【まりか】「確信はまだ無いよ。 …でも、繋がりそうな相手は見つけたんだ。 このクリスタルを狙ってる相手、魔王ハイド。」 普段浮かべている笑みではなく、何処か燃えるような瞳で空を眺め。 「…やってることも許せないし…私の理由にも、繋がってるかもしれない。」 23:09 (Fake__) 【フィアナ】「そう……それなら良かったわ。私も手伝えるなら、手伝えそうね? ここに派遣されて、手伝えって言われてるし」 23:12 (rouge) 【まりか】「うん、フィアナさんが手伝ってくれるなら、百人力。この前の戦いの時だって、凄かったし。 その、よろしくね?」 手を差し出して、握手など求めてみたり。 23:13 (Fake__) 【フィア】「ま。要請があればね――今はロイヤルガードにただ雇われている身なわけだし…対したことないわよ。私よりもっと力のある人はいくらでも居るじゃない?」 23:17 (rouge) 【まりか】「んー、それでも。 雇われてるだけなら、私の戦う理由までなんて、聞かないでしょ? …お給料のためだったら、全然私のことなんか気にしないで、ただ一緒に戦うだけでいいんだもん。」 そのまま、手を差し出したまま、フィアナを見上げる。 23:18 (Fake__) 【フィアナ】「ただの興味よ。勘ぐり過ぎだわ――」そう言いつつも、その手を取って。 23:22 (rouge) 【まりか】「人に興味が持てるっていうのは、いいひとだよっ。」 ぐ、と、握手。 人懐っこい笑みを浮かべる。 それを心からそう信じているような。 そんな瞳。 23:24 (Fake__) 【フィアナ】「……どうかしらね。利用するために近づいてるかもしれないわよ?」くすり、とそれに笑顔で返しつつ。 23:25 (rouge) 【まりか】「ひよっこ魔法少女を利用するって、それ、だとしたらフィアナさん大分切羽詰ってるよ?」 軽口の応酬。 ぶんぶんと手を振って。 23:26 (Fake__) 【フィアナ】「自分でそういってれば世話ないわね――」振られる手を払うような真似はせずに、そのまま。 23:28 (rouge) 【まりか】「………あ。」 腕時計を確認して、時間を認識する。 「わ、わ、わ、チャイム五分前っ!!」 弁当箱を見る。 …たっぷりと中身がそれには残っていた。 23:30 (Fake__) 【フィアナ】「あら、本当――まぁ、私は別に良いけど」焦る風でもなく、もう一度座り込んで。 23:32 (rouge) 【まりか】「い、急いで食べると太っちゃうって話を聞いたんだけどどうしよう! で、でも食べなきゃ午後が厳しいー」 あせあせわたわたぎゃいぎゃい。 …彼女の、割と何時もの姿ではあった。 23:33 (Fake__) 【フィアナ】「…私はこのままサボろうと思ってるしね」あっさりと告げて 23:36 (rouge) 【まりか】「えー!? だ、駄目だよフィアナさん!? そんなふつーにあっさりと!?」 根が真面目な彼女は、信じられないものでも見るがように。 23:39 (Fake__) 【フィアナ】「いいじゃない、サボったって大して変わらないわよ」 23:41 (rouge) 【まりか】「だ、だめーっ! 絶対引きずってでも連れて行くよ…って、うわーっ、そんな事を言ってると御飯食べてるひまがー、うわー、うわーっ!」 23:44 (Fake__) 【フィアナ】「次の授業、体育なのよ――日光に長時間当たってると辛いから」 23:47 (rouge) 【まりか】「あ…そっか、それで…。」 一転、納得。 「あ、そうだ…私は流石にサボれないからもう行くけど、これ、食べてて!」 お弁当箱を、一つ差し出す。 りんごなどのフルーツの入った、デザートの箱。 23:50 (Fake__) 【フィアナ】「良いの…? それなら、有難く頂いておくわ」差し出された箱を受け取りつつ、まりかに微笑を返して 23:52 (rouge) 【まりか】「っていうわけで、そろそろ私は行くよっ! またね、フィアナさん! 今度ゆっくり遊びにいこっ」 その微笑を悪くないな、なんて思いながら、屋上を後にするため足早にかけていく。 23:55 (Fake__) 【フィアナ】「ええ、またね。そうね、それも機会があれば、で」まりかに返しつつ、足早にかけて行く彼女を見送る。 23:56 (Fake__) 【フィアナ】「…忙しそうね、いや。私が適当なだけか――」日陰に移動し、貰った箱を空ける。後でこれは洗って返そうと思いつつ、中に入っていたりんごを一口。「…似合わないだろうけれど、幸運を祈るわ。あなたの行く先に幸あれ、とね」ポケットに何時も放り込んであるロザリオ。アクセサリーなのか、漆黒に染めたそのロザリオを軽く腕に巻いて。 23:59 (Fake__)   23:59 (Fake__)   23:59 (Fake__)