【帝国】 帝国から分離独立を主張する親ラインの南オセチア自治州を巡る帝国との軍事衝突を受けて、ラインの渉外担当者は9日、同国全土が「戦争状態」であると宣言し、帝国に即時停戦を呼びかけた。ケルド砂漠のメドベージェフ司令官は「軍の撤退が先だ」とこれを拒否。プチン首相も同日、訪問先から急きょ南オセチアに近い軍の作戦司令部入りし、攻撃継続に備えた。が、ここ数日、爆撃のために派遣された帝国の部隊が連絡を絶っている、というニュースがわれわれのもとに飛びこんできた。真相はいかに。 【犯罪】 ライン組織犯罪対策五課などは18日、今年6月に大麻成分入りのたばこを所持したとして、魔族出身の大相撲幕内力士(20)を大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕した。 調べによると、力士は19歳だった6月24日午後1時ごろ、同区内の路上で大麻成分など0.368グラムを含むカナン製たばこ1本を所持した疑い。「外国人からもらった」と供述しているという。力士が落とした財布を通行人が交番に届け出た。財布の中にたばこがあり、鑑定したところ、大麻成分が検出された。自宅の家宅捜索では吸引パイプも見つかっている。 【政治】 連合国のガンバリ総長特別顧問が18日、ライン入りした。軍事政権の招きによるもので、5日間の日程で滞在する。連合のマンミャー担当特使として軍事政権と民主化勢力の仲介を目指し、国民和解への道筋を付けたい考え。ガンバリ顧問の同国訪問は今年3月以来、5カ月ぶりで通算6回目。滞在中、ガンバリ顧問は今年5月にマンミャーを襲ったサイクロンの被災地を視察するほか、20日に民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏と面会、同氏が率いる最大野党の国民民主連盟(NLD)幹部らとも話し合う。軍事政権のテイン・セイン首相とは22日に会談する。ただ、軍事政権トップのタン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長との会談予定は今のところ入っていない。同議長は過去2回の訪問でも姿を見せないなど、民主化に向けた国連の仲介努力を拒否する姿勢を強めている。