【テレサ】「今日は視察に来るって言ってましたけど・・・」と教会を整理しつつ かつて、あの重々しき歌に送られた戦士たち。 故国を守る誇りを、厚い装甲に包んだアーマードランサーの、ここは墓場。 【ライド】「ここが噂の教会か……」 ジャリ、と砂を安全靴が噛む。 無数の市民たちのギラつく欲望に晒されて、コロッセオに引き出されるシルヴァリアの街の貴族。 魂無き公務員たちが、ただ己の生存を賭けて激突する会計課の請求書握り締め、今丘にたつ男一人 【テレサ】「あら・・いらっしゃったみたいですね」と出迎えにでてくる 【ライド】「ああ、こんにちわ。」帽子を取り、さわやかな笑顔で挨拶をする 今日はこの糞暑い中で、公務員用の黒ジャケットをきてきているようだ 【テレサ】「あ・・こんにちわ」と笑顔で挨拶して 【ライド】「シルヴァリア福祉監査課会計代理人です、本日はよろしく ぺこり、とお辞儀し、顔の汗を拭いて 【テレサ】「こちらこそ、よろしくお願いしますね」 【ライド】「さて……まずは外壁から、かな。」 【テレサ】「はい」っと付いていきます 【テレサ】「外壁は、それほど痛んではいないのですが・・・」 【ライド】「ふむ・・」 ぽんぽん、と壁をたたいてあるく 前時代的な建物だが、教会とはえてしてそんなもんだ 【ライド】「写真記録者がいれば楽なんですがね」 【テレサ】「すみません、そのような機械は置いていませんので・・・・」 【ライド】「機械?」よくわからんことを言う人だな、とおもった 【テレサ】「あ・・いえ・・」ちょっとはずかしそうに 【ライド】「ふむ……」こんこん、と地面との設地を確認し 【ライド】「大分と痛んでる様子ですね……それなりには、年代もののようだ」 【テレサ】「ええ、かなり古い教会だとは聞いています」 【ライド】「修繕の人手が必要かもしれませんなあ」 ソロバンを弾きながら手元に携えた手帳にメモを書き加えていく 【テレサ】「ええ・・・ここは殆どが女性ですのでそうしていただけると助かります」 【ライド】「ほとんどが女性、かあ」 【テレサ】「どうしたんですか?」 ふぅ、と心底面倒だな、などと考えながら、外見上は深刻そうに 【ライド】「いやなに、女性がいて大変に華やかで結構だな、とね」 笑いながら、スケッチノートを取り出して各所を書き出し、しばらく日陰の方面で風にあたりながら 【テレサ】「ええ・・そうですね」と微笑んで「それで、次はどこを?」 【ライド】「とりあえず、きれいどころの観察といきますかね、中にご案内お願いできますか?」 そういうと、パンっと顔を叩き、いつもの精悍な顔に戻る 【テレサ】「はい、わかりました」 では中〜 【テレサ】「こちらが礼拝堂です」と礼拝堂を案内して 【ライド】「ふむ・・・」 時代を交えた礼拝堂だが、様子や掃除の様子はどうかと、目を皿のようにして伺う 【テレサ】「特に目立って悪いところはないですが・・・出入り口の扉が少し硬くなってますね」 【ライド】「荒廃してるようなら、文化的価値は薄い、と考えるべきだが、さてどうか」 【テレサ】「ここには毎日礼拝に訪れる方もいらっしゃいますので、荒廃していると言うことではないと思いますけど・・・」 【ライド】「役所ってのは頭が固いのがとりえでしてね……」 ぼさぼさと頭とかきつつ、椅子や扉の具合をチェックし 【テレサ】「そうですか・・・」ちょっと悲しそうな表情で チェックが終わると手早くメモを書き添えて 【テレサ】「孤児院もありますが、そちらもご覧になりますか?」 【ライド】「さ、これでよし……ああ、そんな悲しい顔をしないでくださいシスター。美人の憂鬱は世界の男性の悲しみです」と、いい述べて「ああ、そっちをメインに書いたほうがよさそうですね、おねがいできますか?」 【テレサ】「はい、ではこちらへ」っと案内して       孤児院 【ライド】「いよっと、お邪魔しますよっと」 23:03 >ria_< 【テレサ】「こちらが孤児院です」施設の中では子供達が走り回ったりして遊んでます 〜〜〜ヽ^シ'ω')ノシ ぺもぺもも走り回っています 【ライド】「お前ら本当にどこにでもいるな」 |・ω・)〜♪ えっへん 子供「このおっちゃんだれー?」「テレサお姉ちゃんのこいびとー?」「ちがうよーテレサおねえちゃんがこんなおっさんとつきあうわけないじゃないか」 言いたいほうだいw 【テレサ】「こら、そんな事言ってはいけません。それにお付き合いはしていませんよ」 【ライド】「……まあ、この年で若くみられるほどバカっつらはしてないが、やっぱ子供は腹たつな……」 【テレサ】「ほら、お客様に挨拶して」というと子供達があわせたようにライドに挨拶する 【ライド】「うぉ、すげえ。意外と統率が整ってる」 こほん、と咳払いして 【ライド】「役所のライノライノ・バードロッドだ、こっちのシスターの恋人候補みたいなもんだ。さて、えーととりあえず食事状況とかは?」ジョークを交えつつ、適当に無視ぶっこいて 【テレサ】「はい、とりあえず不自由はしない程度に食事を与えれますが・・・三食与えるのが精一杯ですね・・・」 【テレサ】「食事に殆ど資金を回してしまうので、遊ぶ道具などは殆ど買ってあげることができなくて・・」 子供達が遊んでいる玩具をみると結構不恰好な玩具が多い、おそらく手作り 【ライド】「ふむふむ。手作り、かな。工芸の上達になる。栄養状況はやや悪い方向で?」 【テレサ】「そうですね・・・小さい子は満足しているようですが、大きい子は食べたりないと思いますので・・・おそらく悪いと思います」 【ライド】「まあ、この人数を寄付でまかなうには、結構しんどそうだからなあ」 【テレサ】「はい・・・その辺を少しご検討いいただけたらとおもいまして・・・」 【テレサ】「お見せするのはこれぐらいだと思いますが・・・他にご覧になる場所はありますか?」 【ライド】「調理場とか、あとは他のシスターたち……いや、決してやましいわけじゃなくて、年齢層などですね。老年の方が多ければ補助員を、若い人が多いならベテランを派遣することなども、仕事ですから」 【テレサ】「ではこちらへ」と調理場へ案内しながら「シスターは年輩の方が多いですね、人数も多い方ではないです」と説明して 【ライド】「ふむふむ。子供と遊ぶには、やや体力が、といったところですか。でもまあ、義務教育校に行く間は平気かな」 【テレサ】「そうですね・・・」 【ライド】「なにか、気になる点でも?」 【テレサ】「いえ・・・」と返事をして調理場の扉を開ける   調理場   衛生面では良いとはいえないが 特に悪すぎるところもなく 丁度昼食前で年輩のシスターが食事の用意をしている 【テレサ】「ここが調理場です、衛生面もいいと言うわけではないですが・・・」 【ライド】「まあ、ピカピカの衛生完璧な厨房がでてきたら、逆に怪しまれますが・・・んー」 道具などは、古そうなかんじだろうか? ですね、かなり使い込んでます 【ライド】「ふむ……メンテは行き届いているように思いますが、新しいのは購入なされないので?」 【テレサ】「ええ・・・やはりなかなか資金を捻出できなくて・・壊れたりした時ぐらいですね・・」 【ライド】「どこもかしこも、か」 はぁ、とため息をつきながらメモ帳に記述を増やしていく、正直、えんぴつは5本目である 【テレサ】「他には・・どこを・・?」 【ライド】「いえ、こんなところですかね。あとは、シスターの唇に興味があるくらいですか」 軽口を叩きながら、ノートを開いて記述をまとめていく 【リミア】「と、ライドは口説いてみた。しかしスルーされた、と」自分のメモ帳に書いてからそれをやぶってライドのノートに貼り付け 【ライド】「……どこから出て来るんだ、ログ家ご令嬢」 【テレサ】「え・・あ・・」顔を赤くして「あの・・・ではこちらへ」と客間へ 【テレサ】「あら・・リミアさん」 【リミア】「どこから、って皆とあそんでたよー?」えっへんと胸を張り。なぜか子供たちに溶け込んで違和感ないw 【リミア】「やほぅー、テレサおねーさん。あそびにきたよぅー。」しゅば、と片手あげ 【リミア】「そーれーにーだーねーっ、ご令嬢とかいわないのー。ほら、ウチだってちょっとは教会とかに寄付してたりしてて、こー、なんか妙な気を遣われたりしたら大変じゃないかっ」とライドにぺもぺものっける |・ω・) のすーん 【テレサ】「いらっしゃい、リミアさん」微笑んで 【ライド】「知ったことか。貴族としても役所としても、お前はご令嬢様だ。」 やれやれ、とため息をつきつつ、ノートに貼り付けられたメモを書き主に押し付けて まぁ、二人を客間に招待しますよw 【リミア】「で、どーぉなんかなー?」とライドのノートを見て「こ れ は ひ ど い」なのか?(笑) 【ライド】「悪いが見せてやる気はないな」ノートを閉じて、リミアにチョップを入れつつ     【リミア】「ぎゃー。」べしらりさん 客間で二人に席を勧めて 【テレサ】「お疲れでしょうからお茶お出ししますね」っと言って冷えた紅茶を持ってきます 【リミア】「ほいほいさーっ♪」とすわり 【ライド】「失礼、いただきます」 【テレサ】紅茶を注いで「どうぞ」と二人に紅茶を出す 【リミア】「でー、役所のちょーさの結果はどーなん?財政的に良くはないけど破綻はしてないって感じー?」とお茶くゆらしてみて 【ライド】「んま、そんなところだ」良好条件をなるべくかかず、悪条件を書くのが手習いである。 【リミア】「とりあえずいただきまーっす♪」とお茶飲んでみて冷たいのに満足満足 【テレサ】「やはり、かなり厳しいのでしょうか?」 【リミア】「おかしいねー。教会には、貴族さん方が信仰心(意地と見栄と自己満足)で結構な額を寄付してるんじゃないのかなー?」 【リミア】「まぁ、シルヴァリアにはたくさん神様がいるから、その分分散してるのかなー?」 【テレサ】「そうみたいですね」 【ライド】「国王御触によれば、神はひとつ、ということになってるからなあ……」 ま、あんな踊り子みたいな神を信仰する貴族は今時勢どれくらいいたのかと胃が痛む 【リミア】「ま、ウチのスポンサーにももーちょい寄付金あげとけーって言っとくねー。」 【テレサ】「はい、よろしくお願いします」 【ライド】「中央祭社の方でも、なかなか厳しい状況のようだからな。予算の奪い合いにはなるだろうさ」 【リミア】「よし。あれだ」ぽむ、と手を打とう 【リミア】「自分らで稼いでみたらイイんじゃなかろーかっ!」 【テレサ】「それは既にや・・・いえ・・・」と黙って 【リミア】「あ、ほら、もーすこし穏便で平和で楽しくてお子様方も参加できるやつ」 【リミア】「ログ☆スタあたりでフリマでもやろう、フリマっ。教会は飲食店でも出したらいいよっ」 【テレサ】「なるほど・・・それはいいかもしれません」 【リミア】「お料理は出来るんでしょー?子供たちも参加できるからたのしそーだ!っていう方向でっ!」 【ライド】「ま、それもいいんじゃないかね。」 そろそろ地上げ屋が来るころあいでしょうか(ぇ 【リミア】「っていうわけでどーだろー?あ、ちなみに、ボクログ☆スタのマネージャーさんもしてるから。本職はすごい情報屋だけど」えっへん 【テレサ】「え・・・そうなんですか!」驚きw 【リミア】「自分のさいのーが恐ろしいぜーぃ」ふっと前髪をかきあげる仕草(笑) 【ライド】「ニューエイジがえらっそうに……」はみ出し物は似たようなものだが 【リミア】「この前もたくさんチケットあげたじゃないかぁー。あ、引率おつかれさまねー。こっちもイメージアップにつながったからもちつもたれつって事でひとつ(笑)」 【テレサ】「あ、そういえば・・・情報屋のコネで貰ったのかと思ってました・・」 【リミア】「なるほどー。そーいうことにしといてもよかったねー(笑) で、イザって時にボクってばログスタマネージャーさんなのだー、とバラすとカッコイイと!」うんうん 【リミア】「あ、ちなみにライドはこー見えても巷では評判のおさぼり公務員なのです」とかいいつつ 【ライド】「俺はお前のいってることの半分も理解できん」 【テレサ】「あ、そういえばライドさん。ライドさんは剣術の方は嗜んでおられますか?」 【ライド】「……剣術? まあ、戦闘術は、騎士ですから多少は・・・」 指先でチェスのこまをつくりつつ 【ライド】「……こっち(戦術)のほうが得意ですかね、ランス突撃なんか、すっかり忘れてしまって 【テレサ】それを聞いて「あの・・・厚手がましいお願いかと思うのですが」言いにくそうにもじもじして その駒を対抗して桂馬の射程距離にいれてみたりしつつ 【ライド】「お前は盛大に勘違いしてるだろう」リミアをにらみ 【ライド】「はいはい、なんでしょうかシスター」恥ずかしがってるのをみて、朗らかに笑いかけて 【リミア】「うん。とりあえず空気読んで行動で茶化してた」 【テレサ】「あの・・・一手お相手願えませんか?」 顔が赤いです、そりゃライドなら確実に勘違いしそうなぐらいにw 【リミア】「ほほーぅ。いいねー。じゃボクが見届けてあげよーう(笑)」 【リミア】「ま、ライドで物足りなくなったらウチのボディガード貸してあげるよぅ?腕は立つからー」と面白そうに笑ってよう 【ライド】「なるほど・・・って、シスターに剣術稽古、ですか?」 意外にも胡乱な目で見るのである 【テレサ】「ええ・・・小さいころに剣術を習ってまして・・そのときの影響で・・・今も剣を携えてないと落ち着かないぐらいでして」っと腰にある儀式用の剣に手を当てて 【ライド】「うーん、そういう事情でしたら」 貴族としては、宗教家が力を持つのをあまり好ましくはないのだが、福祉施設なら、多少の対面をみせるのも義務か、と 【テレサ】「あ、剣と言ってもこれは刃を潰してあって人は斬れないんですよ」慌てて言って 【ライド】「いやまあ、それはいいんですが、今日は帯剣してないんですよ、許諾を得ていませんから」 【テレサ】「そうですか・・・では今度お手合わせお願いしますね」ニコッ 【リミア】「ちぇー。ライドがフルぼっこにされる姿を見られると思ったんだけどなー」けらけら 【ライド】「はい、そのおりには、では我が家に招待することとしましょう」 【リミア】「テレサおねーさん。うちのボディガードでよかったら今度貸してあげよーか?かなり強い方だと思うから割と楽しめると思うよーう?」 【テレサ】「リミアさん、あまり人を嘲る様なことを言ってはいけませんよ、そもそも人を嘲るという行為は・・・」くどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどw 【リミア】「ぎゃー。」 【リミア】「だ…だいじぶ。ライドにしかしないから(笑)」 【ライド】「あ、ま、まあ。子供のいうことだからそのへんで・・・」 【テレサ】「そうですね・・・」と説教中止w 【リミア】「ふう。助かった」orz 【テレサ】「さて・・・そろそろお昼時ですけど・・・食事ご用意しましょうか?」 【リミア】「そーしたいのは山々だけどねー。ちょっとボクは用事があるのでこれで失礼っ。」 【ライド】「私としては、そのお口で僕に愛をささやいて欲しいものです」と、テレサの顎に指をあててそっと微笑みながら 【リミア】「はい。」とライドの指にぺもぺも乗っけて 【テレサ】「じょ・・・冗談はやめてください」慣れてないので顔を赤くして目を逸らしますw 【ライド】「原生動物になにをしろというんだ」ぺもぺもをなげつつ |*・ω・) きゃ 【ライド】「冗談で人は口説けませんよシスター……さておき、僕もこの辺で。またそのお美しい姿をお伺いに参ります。あ、今度屋敷への招待状をお送りしますね」 【テレサ】「は・・はぁ・・」苦笑w 【リミア】「ほいじゃあ、またねーぃ。みんなにもまた遊びにくるーって伝えといてっ」とノシノシ手ふりふりかえろー(笑) 【テレサ】「ええ、お気をつけて」っとリミアに声をかけます 【ライド】「では、失礼」手の甲にそっとキスをして、うやうやしくと退場 【テレサ】「お・・お気をつけて」