【シスカ】「うわぁ、遅れる遅れるー!」どたどたどた。せっかく着飾ってきたものすべて台無しにして大聖堂目指して駆けていく少女がひとり。 白を基調としたロングスカートと上着に、赤系のインナー。つばのない帽子を抑えながら必死で走る……。ものすごいもったいないことをしているような気がするが、そんな余裕はなかった。 駆けていくシスカの目前に見えるは、壮麗・荘厳・峻厳なる……帝国協会が誇る帝都大聖堂。随所の彫刻やステンドグラスが、神の庭という気配を遠くからでも感じさせる。 ギリギリで服を決めていったつもりのシスカだったが、時計が3分ぐらい遅れたことに気づくことはまだなかった。入り口まで来て……ぜーぜー、と肩で息をする。 【シスカ】「はひー……間に合ってるかな?」時計を見ると、ちょっとだけ時間はあった。時計が正しければ( 【???】「……あ、来たかしら?」中からそんな声が響き、がた……と据え付けの椅子から誰かが立ち上がる。 歩み寄る少女の身を纏うは……黒と紅を基調と為し、華やかな花弁を多数その淵に宿す衣。 【クロエ】「こんにちは、シスカさん?ほら、落ちついて……ふふふ」多少特徴的な微笑みを浮かべ、彼女は走ってきたシスカを宥める。 【シスカ】「……ごめーん、待たせちゃったー?」片手を軽く上げて彼女に応える。息がまだ荒い。 【クロエ】「三分位前に、聖堂の鐘が鳴ったけど……クロエずっと祈ってたから、平気よ?」と言って笑い、背中をぽふぽふと叩いて落ちつかせようとしてみる……彼女なりに。 【シスカ】「……え」ぽかーん。思わず、自分の時計を見てみる。たった今、指定の時間になったところだった。 【シスカ】「……ずれて、た?」 【クロエ】「うん、ズレてるのね?」と言って、自分の懐中時計を見せる。確かに2〜3分……クロエの時計は進んでいた。 【シスカ】「……あはははは、いやーごめんごめん」笑って頭を掻きながら。 【クロエ】「いいの。クロエは気にしないわ」ふふ、と微笑む……普段から、ちょっと病的っぽい瞳・風貌の少女。 【クロエ】「今日は一日中外出許可もらっているから、どれだけだって待つわよ♪」そんな彼女は、舞う様に歓びを表現する。 【シスカ】「うん、じゃあ……行こっか?」 彼女にかける言葉……一瞬、別の言葉が浮かんだなどとはいえなかった。謝るには、早い。 【クロエ】「うん、遊ぶの。今日はシスカさんとずっと遊ぶのよ」にこにこと笑って……手を握ろうと己の病的に白い手を差し出す。 慣れぬ者にはちょっと不気味ではあれど、邪気を一切感じさせない微笑みが……今日はシスカだけに向けられる。 【シスカ】「うん、いっぱい遊ぼう?」せめて、自らの暖かさが少しでも伝われば。手をとって、彼女を外に誘う。 常に元気溢れる笑顔が、シスカの魅力なのかもしれない。 【クロエ】「ん……♪」そっと手を握り返し、シスカに誘われ聖堂の外へと歩む。「シスカさんは、やっぱり笑顔が綺麗なのね?」と、彼女の微笑みに率直な感想を述べつつ。 【シスカ】「え、そっかな? ……ありがと♪」自分では自覚がないらしいが、褒められて嬉しいのか少し照れ笑い。 【クロエ】「ん♪……で、クロエとシスカさん。何処に往こうかしら?」笑顔を零しつつも歩みながら、心底楽しげに問い掛ける。 【シスカ】「えーと……」  Q:どこにしますか?  A:時間設定にも依りますが、公園とか商店街とか? 【シスカ】「じゃあ、お店とかまわってみよう?」 (というわけで、まずは商店街。 【クロエ】「お店?お洋服かしら、お人形かしら……うん、行くわ♪」ぎゅ、と手をちょとだけ堅く握る。離されぬようにと。 ……では。 商店街には色々なものがあります。洋服や人形もそうですし、カフェテラスに行くのもまた一興。 【シスカ】「あ、見てみて、あそこ!」ショーケース内を指差し、飾られている洋服の数々に目を向けている。 【クロエ】「あら、あらあら……あれとか綺麗ね、シスカさんっ♪」衣装の気合っぷりに違わず、熱心な興味を持って硝子の向こうを見つめる。 【シスカ】「いいなぁ。お金、届くかなあ……?」報酬が入ったので、どうするかとちょっと軽く相談( 【クロエ】「少しくらいなら、クロエもお手伝いするわ?お小遣いもらったもの」ふふ、っと笑いながら…… 【クロエ】「……それに、とっても似合いそうだもの。シスカさんに、ね」臆面もなく、言ってのける。 【シスカ】「そ、そう? ありがと……」純粋にそういわれていると思うと、妙に気恥ずかしくなる。 ―――ちなみに、だいたい洋服は100Gもいかないっぽいので、余裕で届くのであった。 【クロエ】「シスカさん綺麗なのよ?大丈夫、クロエが自信あるわ♪」ぎゅ、と友達にする様な軽いハグをする。 【シスカ】「うん、クロエも十分綺麗だと思うけどね……」ちょっと褒め慣れてないのでまっかっか。ちなみに、綺麗だというのはやはり嘘ではありません。 【クロエ】「そう?錬金術協会の人でもあんまり言わないから、ちょっと……嬉しいわ♪」頬を少しだけ染めつつ……買っちゃえ買っちゃえ、という様な軽い感覚でシスカを焚き付ける。抱きしめる彼女の体は少し堅く感じる物の、痩せぎすで説明出来る程度で割と人間に近いです。 ただ、ヒールでフォローしているとは言え背が低いので……背伸びして抱きしめている事になりますが。 【シスカ】「錬金術……そういえば、私もけっこう行ってるけど、その中じゃ会わなかったなぁ」 ところで。 【クロエ】「割と、この間だもの♪」 はいはい? 抱きしめられると、彼女の秘密がバレそうなのか、抱きしめても密着は上半身程度なのだが(ぇー ああ。そうか……現段階では、気付いておりませんよ!軽いハグなので!(笑 【シスカ】(んー……ちょっと、危なかったかなぁ……)内心、下半身のそれには気づかれなくてほっとしています( ということで……(ちゃりーん:散財の音) 果たして、どんな服を薦められたのだろうか。 【クロエ】「ふふっ♪今度、それを着たシスカさんも見てみたいわね♪」 A:ゴス系の衣装 B;清楚な少女系のワンピース 値段は同じ位として( Bは既に若干似たような服装を想像していたのでAで( 了解。黒か白かはご随意に(笑 そちらと逆の色で、絵的に( なるほど。戦闘時は白くなりますが……戦闘時に着る物ではないでしょうし、それでいいかと(待て ですね( ……というわけで、購入完了。 【シスカ】「さーてと、次はどこに行こうかな?」 【クロエ】「そうね……どうしようかしら?かしら?」嬉しそうにしつつ  Q:何処に往きますか?  A:おい、デュエルしろよ      (ていく2)A:おなかがすきました 【シスカ】(くぅ〜)「……ねえ、あそこ行かない?」というわけで、ちょうどカフェテラスなどというものがある。 【クロエ】「おやつの時間……かしら?」ふふふ、と笑って「ええ、いいわよシスカさん♪」再び手を握り、肯く。 【シスカ】「あはは、じゃあ何食べよっか」 コーヒーとかの飲み物以外にも、パフェとかの定番があるようで。 【クロエ】「んー……大きめのパフェを二人で一緒に食べましょうか?なんて」ふふ、と彼女なりに茶化すつもりで提案してみる。 【シスカ】「あはは、それもいいかもね?」 【シスカ】「……クロエって、どうなのかな。割と食べるほう? 足りるなら、二人で大きいパフェもいいと思うけど」( 【クロエ】「え?……本気?」きょと、と眼鏡の奥にあるアイスブルーの目を丸くした後……少しだけ照れた様に頬を染めて「うん。そ、それなら一緒にたべようかしら?」意表を突かれたのか、少しだけ照れてる。( 【クロエ】「あ、大丈夫よ?あんまり食べない方だもの」ふふ、と……少しずつ調子を戻しながら。 【シスカ】「ん、じゃあそうしよっか」というわけで……結局大きいパフェが頼まれました。 【クロエ】「ええ♪」そして、席に着きながらわくわくと待つ訳です。 【シスカ】「ところで、二人で食べるといっても、スプーンで分けて普通に食べるのかな?」 近くのテーブルで、一組のカップルがカップルなストローで飲み物を吸っているわけだが。( 【シスカ】「ああいうの考えてなかった……た、たぶんないよね?」( 【クロエ】「そこまで考えてなかったけど……同じ器から、一緒にとって食べるのかしらね?」あんな風に、とズバリそのカップルを指差す。( 【シスカ】「……あはー」今頃気づいたらしい( そして現に出されたものは……カップひとつ、スプーンふたつ。  Q:カップル用具は渡されたいですか?  A:渡されずしてなんとしますか!(待て 【シスカ】「…………」では、何か来ちゃったようですが(  Q:カップル用具の種類をお答えください。  A:何がいいかなー……お任せしちゃいます!どんな恥ずかしいのでもOK!(待て  Q:調べている最中の模様  A:http://www.britishlife.co.jp/pictures-011.htm   ただし渡されるのは一本だけ。 【クロエ】「……あらら?随分豪勢なスプーンなのね?」それを凝視します。そして隣を見て……一本しかない事に気付く。( 【シスカ】「……他にないの?」 わざわざ一本だけにされた模様です( 【クロエ】「ええ、ないわね?」パフェの下まで調べたが出てくる様子はなく「仕方ないわ……融けちゃう前に、食べちゃいましょう?」と困った様に微笑みかける( 【シスカ】「……そうだね。ごめんごめん。じゃあ、先にどうぞ」というわけで……  Q:あーんさせますか(  A:勿論( 【クロエ】「じゃあ、クロエから先にするわね?」と言って、アイスを一掬いし……「はい、シスカさん?」にっこり笑って、それを差し出す( 【シスカ】「え? あ、うん……あむっ」少し頬を染めながらも、一口。 【クロエ】「ふふ。おいしいかしら?」食べる様子を見て、普段の暗さとは違った……幸せそうな感じに微笑みます。 【シスカ】「おいしい……じゃ、次は私ね。あーん♪」お返しといわんばかりに、今度は彼女の方がアイスを掬って差し出す。 【クロエ】「あ……う、ん……はむっ」ちょこっと口を開き、ぱく。とスプーンに乗ったアイスを口に含む 【クロエ】「……うん、冷たくておいしいわね?」そして、少し照れくさそうに微笑むのであります( 【シスカ】「でしょでしょ?」 と、そうやって食べていくと……案外あっという間になくなるものだった。体感時間が早かったせいか( 【クロエ】「ええ。シスカといっしょのパフェ、とってもおいしいわ♪」はむはむ、とおちょぼ口ではあれど一緒のペースで食べていきます( 【シスカ】「……ちょ、ちょっと、流石に恥ずかしいよ……」そろそろ慣れてきたようだが、まだ気恥ずかしいらしい。 といっても、悪く思っていない反応ですが。  そして、最後の一口っぽいです。 【クロエ】「うん……クロエもちょっとだけ恥ずかしかったわ」と言いつつ、俯いて微笑み……上目で見つめ。  Q:その最後の一口は、どうしますか?(  A:決められなければ二人一緒で。 【シスカ】「……でも、美味しかったね。どうしよう?」最後の一口になりそうなそれを見て。 【クロエ】「……どうしようかしら?ね、どうしようかしら?」と言いつつも、その目には少しだけ悪戯心が窺える。 【シスカ】「んー……じゃあ、一緒に食べちゃう?」( 【クロエ】「あ、ぅん……ええ、それがいいわ」くす、と彼女なりに喜色満面。さながらヤマカンが当たった時の様な( では、スプーンで最後の一口を掬って……。 【シスカ】「いくよ? せー、の」クロエと一緒に、一口を食べにかかる。 【クロエ】「せーの……はむ♪」その反対側を囓り……その瞬間「ん……♪」敢えて少しだけ口を進め、シスカの唇に自らのそれを少しだけ押し当てる。 【シスカ】「ん……っ」小さく、鳴く。柔らかい唇の感触が、二人の中で共有される。 【クロエ】「ん?……ぅ……」直ぐに離れようとした……が、少しだけ思い留まり暫しその感覚を味わう。 【シスカ】「……む、ぅ」時が、止まっていた。二人の間で…… 【シスカ】「……っ!?」ひとたび気づくと、恥ずかしさがこみ上げてきて口元を抑えてしまいますが( 【クロエ】「ん。ふふ……」やがて、刹那の様でとても長く感じた数秒を堪能し、クロエはそっと離れます。 【クロエ】「ね、ね。甘くて冷たいけど、柔らかくて暖かいのね。シスカさん……♪」頬を彼女にしてはやたらと……今日一番という位桜色に染めつつ、感想を述べる( 【シスカ】「あ、あわ、わわ……」間抜けな声をもらしてしまう。かなり動転しています( 【クロエ】「あ……ごめんなさいね?こんなに仲のいいお友だちなんてクロエ“初めて”だから、ちょっとだけ意地悪したくなったのよ?」それを見て、二度目の抱擁。椅子に座ったままだから、今回も秘密には気付かないでしょう。(笑 【シスカ】「……う、ううん、大丈夫。うん、大丈夫」意識を引き戻しながら、抱擁を返す。 彼女の身体は、クロエが感じるにやけに柔らかくて、温かくて……。 【シスカ】「……えっと、おやつも終わったし、これからどうするの?」 【クロエ】「ならいいの♪……うん、唇だけじゃないわ。どこもあったかい」そ、と寄り添う様にしてその暖かさを味わう。妙に積極的なのは、雰囲気の所為だろうか……。 【クロエ】「……そうね?何処に行こうかしら?」シスカの提案に、そう言って見上げる。  Q:そろそろ二時間ですが、どうしますか? 1.そろそろエロ準備に 2.もっと遊んでいよう  A:後は遊びに行く場所が公園位しかなさそうですので、1でも問題有りません。(笑)  Q:ではアプローチをかけてください( 【シスカ】「うーん……」悩んでいるようです( 【クロエ】「あ、そう言えば……ね、ね?シスカさん?」袖を引っ張り、上目遣いのままで「シスカさんのお家ってどんな所なのかしら?」何気なく問い掛けます。 【シスカ】「え……あ、あたしの? お兄ちゃんと二人で、近くの普通の家で暮らしてるけど……」 【クロエ】「御兄様と?それじゃ、見に行ったら……迷惑かしらね?」ふむ、と考え込み。( 【シスカ】「……う、ううん? お兄ちゃん、今日は居ないから……大丈夫だよ?」 【クロエ】「そう?なら、一度見ていいかしら?ね、ねっ?」やはり見上げる様にして、微笑みかける。柑橘系と思しき爽やかな香りを持つ白い肌、何処までも深く澄んだアイスブルーの瞳、艶やかな蜂蜜色の髪……。 【クロエ】「クロエ、自分の部屋しか知らないから……一度見てみたいの、他の人が暮らしてる所」そんな己の要素に気付く事もなく、少女は微笑みかけ。 【シスカ】「……うん。じゃ、行こっか」同性でも見蕩れてしまうようなクロエのそんな仕草に、少し心が高鳴ることに気づかない。 【クロエ】「ええ♪」己でも気付かないシスカの内情に、無防備な少女が気付く事もなく。片手に財布を、もう片手には……心を許し始めた少女の手を。 ……というわけで。 【シスカ】「ただいまー……って、いないんだっけ。じゃ、汚いとこだけど、あがってあがって」 【クロエ】「ええ、お邪魔するわね♪」恭しく一礼して、部屋の中へ。そして周りを見回し。 一人で暮らしているわけではなく、それなりの広さはあるようだ。 【シスカ】「じゃあ、ちょっとお茶汲んでくるから、適当に見てて」 【クロエ】「ええ、分かったわ。あまり気遣わないでいいわよ♪」にこり、と微笑み見送って……。 というわけで、一度退場する彼女。 部屋は綺麗に整っている……が、ひとつだけ。 改めて周囲を見回し、何か面白そうな物が無いかを探す。それは、ほんの些細な好奇心。 クロエが部屋を見回していると……ひとつ、本棚の上に本が一冊置いてある。 【クロエ】「……あら?仕舞ってないのね?」少女は見つけてしまった。認めてしまえば、好奇心を抑える事は適わず。 【クロエ】「ん……しょっと」ジャンプしてそれを掴み取る。 では……何かの書物ではなく、ノートや日記帳やらそこらへんに使うようなものだった。 【クロエ】「御本じゃないのね?何が書いてあるのかしら……」ぺらぺらぺら……と、適当に開きます。 では……そこには、シスカの視点で見た冒険の数々や日常が書いてあった。 おそらく、日記か何かなのだろう。 【クロエ】「あらら……」悪い、とは多少思いつつも……最早抑制は利かなかった。黙々と読み進める。 ……その中で気になるのは、 『今日は呪いの日だった』『しばらく呪いが来ない。そろそろだろうか』 呪い、という言葉。そして、錬金術協会の中で……慰み者にさせられていた、という事実。 【クロエ】「……協会の人に?呪い……?」珍しく眉を潜める。あまり覚えていないが、協会でゲスな男に組み伏せられた時……視界が朱色に染まっていた事を思い出す。 【クロエ】「どういう事、なのかしら……」更に読み進め、頁を捲る……。 ある程度読み進めると、筆跡の強さからか、紙に字の跡がくっきりついているページがたどり着いた。 次のページは、うっすら見えるが……びっしりと、何かを書き殴っていたようだ。 【クロエ】「あら?これじゃ、紙が破れちゃうわね……ええっと……?」裏返しで読もうと試みるが、クロエの能力でそれは適わず。 【クロエ】「……どうしたのかしら」ぺら、と捲る。 ……そこには。 「今日はお兄ちゃんもいない。協会に行く用事もない。しかるべきところに行こうにも、満足できそうにない。どうしたら」 まともな文は、そこで途切れていた。 それ以外の部分は、強い筆跡で、「犯したい」「犯されたい」そのような文面で埋め尽くされていた。 【クロエ】「え──────!?」身が強張る。手が震える。あまり予想していなかった欲求の羅列に、思考が一瞬飛びかける。 【クロエ】「……これ、どういう事なの?」恐る恐る、それこそ恐怖に震える手で……次の頁を見る。 次のページには。 「昨日は呪いが当たってしまった。お兄ちゃんが早く帰ってくれたからいいものの、暴走したらと考えるとゾッとする。子宮までしっかり犯してくれて、ちゃんと子宮を犯させてくれるの、お兄ちゃんだけだし……危なかった。」 という、記述があった。 【クロエ】「呪いって……これ、なのかしら?シスカさん、貴女……」胸が痛む。心が悼む。さっきあれ程、明るく微笑んでいた可愛らしい彼女に……。 がたん。 そんなことを考えると、何かシスカの法から物音がした。 【クロエ】「……クロエじゃ、何にも出来ないかしら?」凶弾なら庇えばいい、あの時の様に……でも。 【クロエ】「……ッ!?」その物音に、現実に引き戻され……そっちを見る。 【シスカ】「はーっ、はーっ……」倒れながら、何かから逃れるように身体をよじらせていた彼女が、そこにいた。 【クロエ】「ぁ……シスカさん、大丈夫なの?!」恐らく、久方ぶりに芽生えた人を思う心が……過剰な警戒心に勝ってしまったのだろう。日記を握りしめたまま、シスカの元へと駆け寄る。 【シスカ】「ぁ……」虚ろな瞳が、クロエの姿を捉えた。気づいた時には、勢いのままクロエを押し倒し、その上に乗ってしまう。 【クロエ】「きゃあっ!?あ、あぁ……ッ!?」フラッシュバックする忌まわしい幻像。それが衝動的に体を突き動かそうと足掻くが……。 【クロエ】「ぁ、あ……し、シスカさん……呪い、なの?」可哀想な程震えながら、組み伏せられた少女は……懸命に、目の前の少女に手を伸ばす。 【シスカ】「は……っ、あ、あぁぁあ……っ」虚ろだった瞳に、一筋の光が射す。少しだけ、心が戻ったらしい。 【シスカ】「……ごめん……わ、たし……っ」しかし、身体を、心を支配しようと疼く衝動に逆らえず、自らの身体をクロエに押し付ける。 【クロエ】「あ……っ」震える両手を彷徨わせ……そっと、衝動に駆られるシスカを抱き寄せる。 その股下に、「少女」では有り得ない、硬く熱い何かの存在を示して。 【クロエ】「……何?これ、堅い……熱い、あ……!?」視線を廻らせ……漸く思い至る。己にはない、ソレの正体を。 【クロエ】「そう。これが、呪い……なのね?」抱きしめたまま、震えた体を密着させ……。 【シスカ】「はぁ……っ」犯したい、という記述。犯されたい、という記述。そう、彼女の呪いはより淫らなものに作り変えられていた。 【シスカ】「……ご、めん……軽蔑、しちゃう……よね……だけど、もう……犯さなきゃ、あたし……」 暫しの沈黙。それで落ちつく兆しが無い事を確認し……少女は震える唇を開いた。 【クロエ】「クロエ……とっても怖い。凄く怖い。暴れ出しそうな程怖いわ……でもね」 【クロエ】「それよりも、シスカさんの微笑んだ顔が……凄く好きよ?」 恐怖故か、光を少し取り戻し……涙を浮かべた瞳。しかし、顔は今までにない程……そう、酬われぬ魂を看取った時の様に優しく微笑んで。 だんだん瞳が闇に染まり、剛直をクロエにこすり付けていたが、その一言に……ふと、また一瞬、光が戻った。 【シスカ】「ごめん……あり、がと……」 【クロエ】「……だから、クロエはいいわ。シスカさんを助けてあげたいもの……ね」 言葉を確認してから、震えが少し弱まった手でシスカの頬を挟み……。 【シスカ】「クロエ……」 【クロエ】「クロエ。多分……シスカが、好きなのね。ん……」軽いキスを捧げる。それは悪戯心からではなく、誠意からの……相手を想う心からの供物。 【シスカ】「んっ……あむ……ぅ!」そのキスに、衝動にかけていた自制をはずしてしまう。自ら彼女を求め、深く唇を奪う。 (と、ちょっとお風呂に入っていなかったので、行ってきていいですか (行ってらっしゃいマセー (忘れてました。ちょい離籍します (では返答しつつ、お待ちしていますー 【クロエ】「んむ!?ん、んんっ……む!」些か乱暴な接吻に驚きつつも、想う心を手放すまいとシスカを抱きしめ……それを受け入れる。 (すみませんもどりました (おかえりなさいー 【シスカ】「はむ……んちゅぅ……」クロエの口内を貪り、舌で舐め上げ……そして、舌同士を絡めて、吸い上げる。 少しずつ、少しずつ彼女を征しようというように、口内の至る所に自らを這わせていく。 【クロエ】「ふぅぷ……ん、んんっ……!」細く小さな手でしがみつきながら、舌が蹂躙する感覚に身を震わせ……舌を吸われる事で軽く震えて。 経験した事もない様な深い口付けに、敏感にその反応を返していく。 【シスカ】「ちゅ……ぷぁ……っ、クロエ……いい、の?」唇をいったん離し、彼女の同意を確かめる。 【シスカ】「子宮まで、犯しちゃうし……薬で、いったんこんな身体になって、子宮まで、犯してもらうかも、しれないけど……」 【クロエ】「ぷはぁ……怖いわ、でも……今なら、きっと大丈夫」ぎゅ、と改めて抱きしめる。殆ど胸の柔らかさはないが……早い鼓動は伝わる。 【クロエ】「……クロエは、好きかもしれない人を助けたいって想ってるのよ?」そう言って涙目で微笑み……。 【クロエ】「だから……今はシスカさんを、信じるの」優しく、抱き留め……受け入れる。 【シスカ】「……うん……」片方の腕で抱き返し、もう片方は……クロエの、女の芯の入り口に、指を伸ばす。 小さく触れ、優しく押し当て……擦る。 【クロエ】「ぁっ……!?ぅ、うっ……!」ぴくっ、と小刻みな痙攣。ショーツの滑らかさが全てを包んでいるが……それをかいくぐった先にも繁みの感覚はなく、明らかに女性の輪郭のみが感じられる。 【シスカ】「せめて……いっぱい、いっぱい気持ちよく……してあげる、から……」欲情に満ちた甘い声で、クロエの耳元で囁き。 ショーツ越しに、その女性の入り口をほぐすかのように擦っていく。 【クロエ】「ぅ、ん……っ」涙を溜めた笑顔で肯き、少し力を抜いてシスカの指に身を任せ…… 【クロエ】「ぅうん……ん、んっ……!」ぴく、ぴく……と徐々に震える回数を重ねていく。 【シスカ】「ぁ……クロエって、こういう、の……はじめて……?」 指が、クロエの身体を開くように、擦る速さを少し早めて。 彼女の言ったとおり、せめて快楽を共有できるようにと……濡れるのを待つ。 【クロエ】「うん……怖いから、クロエはこういうの……しないのよ?ひ、ぅ……!うぅ、んっ……んんっ!?」汗なのか別の何かなのか、ドレスとショーツに包まれた少女のそこは少しずつ湿気を孕み……。 【クロエ】「だ、けど……は、ぅっ!?んぅ……ううっ!は、ぁ……シスカさん、信じてるの……っ」未知の感覚に身を委ねるのと比例して、少しずつ声にも艶が生まれてくる。 【シスカ】「うん、じゃあ……ひとつだけ……最初は、すっごく痛いの……だけど、おまんこが、セックスに慣れてくるとね……すぐに、きもちよく、なっちゃうの……」 【クロエ】「……きもちよく、なる……の?」はぁ、はぁ……と少し荒さを強めた吐息と共に、復唱。 その感覚を教え込むように、少しだけ……ショーツ越しに、秘裂に指を埋めさせる。 【クロエ】「きゃ、う……ぅううッ……!?」堅く目を閉じ、異物の侵入に激しく身を震わせる。 【シスカ】「うん……こんなのが、もっといっぱい……詰まって、強くて、ぜんぶ……蕩かされちゃって……」 そして、そのまま入り口の内側を擦り、クロエの身体をさらに快楽で開かせていく。 【クロエ】「はぁ、はぁっ。そして、どうなるの……?ぅ、ああっ!?ん、んんっ……!」薄絹に阻まれた僅かな侵入とはいえ、そこは体格に見合った……否、それ以上に痛い程指を締め付けつつ……淵を擦られる度、跳ねる様に痙攣する。 【クロエ】「ぁ、あぁぅ……ッ!」ショーツの湿気は、徐々に……本当に徐々にであるが、湿り気へと代わりつつあった。 【シスカ】「……きもちよさが、いっぱいになると……イっちゃう、の。すっごく、気持ちよくて……感じる方が、早い……けど」 このまま、クロエを貫きたい衝動を抑え、愛撫に集中するが……我慢、しきれず。 【クロエ】「は、ぅ……イ、ク……?ぅ、うっ……!」小さな少女は、シスカの胸の中で幾度も淫猥に踊る。ドレスを乱しながら……無意識に、シスカの抑制を少しずつ融かすとも知らず。 【シスカ】「ねえ、もう……入れたい。だけど、今じゃ……きもちよく、できないの。だから……おちんぽ、弄って……」 【クロエ】「はぁ……おちんちん、ね?上手にできないけど……許してくれるかしら?」と言いつつ、肯き……視線を下の方へ。 それは、とっさの提案。自らの欲を抑え、クロエを高ぶらせることができる……。 【シスカ】「じゃあ、クロエ……お尻、こっちに向けて……わたしに、被さって」 床に仰向けに転がり、その剛直を露出させ、クロエを誘う。 【クロエ】「ええ。よい……しょ。これで、いいかしら?」立ち上がって、その上に跨り……自らの股をシスカに見せつけつつ、己はシスカの股を凝視する格好を取る。初めて、ショーツが湿り気で僅かに透けているのが分かる。だがそれは、まだ本当に僅か。 そそり立つ男のそれは、クロエの小さな芯とは不相応に大きく、本当に子宮まで届いてしまいそうで。 【シスカ】「うん……じゃあ、脱がすよ……」 クロエのショーツをずらし、秘裂を露出させ……。 【クロエ】「え、ええ……シスカさん大きいのね。ハッキリ見た事なんて無かったの……」声に動揺を隠しつつ、シスカに肯く。 【シスカ】「ん……クロエのおまんこ、とっても……可愛い……」 露になったその裂け目に口づけをして、優しく舐め上げる。 【クロエ】「ぁ……シスカさん、言っちゃダメ、恥ずかしいわ……ッ」明らかになるクロエの“女性”。やはりそこに、陰毛の類は一筋も見受けられず。僅かに蜜を湛えている以外、一切の穢れは存在しない。 【クロエ】「──ひあぁっ!?」純潔の花園をなぞるシスカの舌に、甘い鳴き声を挙げる。 彼女の剛直は、クロエの感じたことのない牡の性臭を滾らせ、ひくんと震える。 【クロエ】「ぁ……すごい、匂いがするわ……」このままではいけない、と感じたのか。クロエの小さな手は、自然とそれに添えられる。 【シスカ】「だい、じょぶ……わたし、もっとひどいから……うん、おちんぽ……すごい、でしょ?」 クロエを誘うように、少しだけ腰を揺らすようにして、剛直を振るわせる。 【シスカ】「擦ったり、舐めたり……お口で頬張って、吸い上げたり……」 【クロエ】「うん……どくどく、してるわ。切ないの?痛いの?……苦しいのね?」きゅ……と白魚の様な指で、オスを握りしめ……。 【シスカ】「ひゃ……もっと……めちゃくちゃ、して……」 そして、クロエの動きを誘うかのように……舌で、秘裂をなぞって。 【クロエ】「ひゃん!?わ、わかったわ。こう、かしら……?」甘い声を漏らし……シスカのリクエストを聞き、まずは上下に擦りあげる。最初は優しく、徐々にスピードを挙げていき。 【シスカ】「ん……そ、そう……今度は、舐めて……っ」時々クロエの手の中でひくんと跳ねる、男としてのそれ。 【クロエ】「そして……えっと、舐めるのよね?ここかしら……んっ」一定の速度で扱き上げながら、手の邪魔にならない場所……即ち、頂点の窪みに舌を這わせる。 唾液を絡めて秘裂に与えられる刺激は、クロエに女の快楽を、だんだん強く教えるように……本来の快楽に、近づけるように……。 【シスカ】「んぅ……!」クロエの舌に伝わるのは、強烈な牡の味。なんともいえない、普通ならまずいと言えるそれだが、何故か突き放せない味……。 クロエの下半身に居座り始めた感覚が、クロエ自身に訴える。これを離せない、と。 【クロエ】「んっ!?ん、んんむぅっ……!にがい、けど……シスカさんっ。はむ、んっ……!」未だ精神に巣くう根深い恐怖を、与えられる激しくて暖かい快楽と……芽生えた彼女への想いが覆い隠し。少女は、そっとそのオス……の先端を小さな口にくわえた。扱き上げる速度は、更に少し上がっていく。 【クロエ】「んむ、んっ……!」そして、ソレが引き金となったのか……クロエの秘裂に、シスカの唾液とは少し異なる物が、僅かに……しかし明確に混ざり始めた。 【シスカ】「ん……んん……っ」頃合か、と感じた彼女は、這わせていただけの舌を……その裂け目に、若干侵入させる。入れては戻し、入れては戻し。快楽というものをクロエに教えていく。 そして、口に咥えた瞬間にクロエに広がった、強烈な臭いと味。ここまでして分かったのは、どこか……快楽が高まるたびに、その性臭を心地よく、その味を美味しく感じてしまうことが。 若干滲んできた先走りの汁が、クロエの舌に乗って。 【クロエ】「んぅんっ!?ん、んんっ!……ぷぅ、んんむっ……!」とろ、とろ……と少しずつシスカの口を汚す液体は増えていく。メスの匂い。少女の中に潜む、誰も感じた事の無かっただろう、少女の香り。 【クロエ】「はむ、んっ……ん、ぅうっ」そして、クロエもそうするべきと想ったのか、徐々に銜え込む面積を増やし……頭を上下に動かす。拙い物の、懸命に、ひたすらに。蠱惑的な味わいに、魅せられつつ。 舌が時折先端や淵を舐め取り、その汁がクロエに火を付ける。己の蜜がシスカにどう考えさせるのか、そこまで考える余地すら奪っていく。 【シスカ】「はうぅ……そ、そう……もっと、もっと……んっ!」クロエから溢れる蜜を舐め取りながら、徐々に深いところに舌を伸ばしていき……より深く、より深くと快楽に染め上げていく。 クロエを夢中にさせる、牡の存在感。吸い上げられるたびに、先走りが淵から抜けて、また舌について。 【クロエ】「んぷ、ふぅっ!ん、んっ……!?」快楽に解れてきたそこは、綺麗な薄桃色をシスカに見せつける。そして……。 【クロエ】「はむ、んっ。んんんっ!!」脳をマヒさせる匂いと、与えられる刺激が……シスカのオスを一心不乱に嫐らせる。 【シスカ】「ちゅむ、はぷ、あむぅ……! そ、そう、すご……ふむぅ……!」荒削りながら、激しくなったクロエの責めに、つい腰を震わせ。 【クロエ】「ん、んんんっ……はぷ、んっ。ん、んんっ……!」何時しか手は根本に添えられ、クロエは口いっぱいにシスカの欲望を銜え込み上下に吸い上げていく。彼女に、言われた通りに。 彼女自身も、再び暴走しはじめたのか……ついに根元から全て埋め込むことができた舌が、護られているはずのクロエの処女の証を探る。 【クロエ】「ん、んんぅうううっ……!?」大胆な舌の動きに、脳が焼き切れそうな感覚を覚え……僅かに口が窄まった。歯を立てまいと咄嗟に堪えたが……締め付けがきつくなるのは代わらず。 【シスカ】「ふぅ……んむううっ……!」ひくつく回数は多くなり、それだけ彼女の動きにも熱が入り。クロエの責めに、剛直はさらに硬さを、そして長大さを増して。 処女の証を求め、存在していたなら……という考えで、クロエの膣中を快楽で馴らしながら、探る。 【クロエ】「はむんっ、ん、んんっ……!!」快楽に染められつつある彼女は、舌を窪みやくびれに這わせ。奥まで呑み込み、吸い上げる。それらは拙いながらも、シスカの教えを忠実に実行する結果。そして……ヒダの様な何かは、確かに存在した。彼女の、誰も穢した事のない、最奥を護る唯一の証が。 【シスカ】「んくうっ……! あむ、ふぅ……!」舌で、その証を見つけた彼女は……破らないように、それすらも舌で押して、舐め上げ、快楽で慣れさせようとする。 クロエの口内で、ひときわ大きく跳ねる剛直。……そして、舌を差し出していた彼女が言葉のようなものをつむごうとするも、形にならず……腰が、クロエの口内、下手をすればのど奥に剛直を擦り付けるように動く。 【クロエ】「はぅううんっ!?ん、んんっ!んぷ……ふぅんっ!!」叫びにも似た甘く情熱的な呻きは更に暴れるオスに抑えられ、唇の締め付けは更に強くなり……蜜の量はいよいよ誤魔化しきれない程になる。 それでも決して、刺激を与える事を止めはしない……代わりに、自らの腰を徐々に押しつけ始める。 【シスカ】「ふむぅ、んちゅ、ふぅ……!」夢中でクロエを貪る。見つけた膜に舌を押し付け、舐め上げながら、蜜を貪るように吸い上げ。 【クロエ】「はぷ、んっ……ふむ、んんんっ!」シスカのそれを、まるでアイスでも舐める様に吸い上げ、舐め取り、絞り……腰を抱え込んで、己の与えうる快楽の全てを、その一箇所に注ぎ込む。 【シスカ】「んくううっ、ん、んんっ……!」高まっていく快楽に限界を感じたのか、彼女の動きも激しく、またツボを突いたようになる。 自分の達しそうな高みに、道連れにするかのように、クロエの身体のうちに眠る女を引き出していく。 舌が奥の膜を擦り上げ、クロエが悶えるたびに……本能としての、女に。クロエの存在を、目覚めさせていく。 【クロエ】「ひ、ぅううっ!?んっ、ふ、ふぅ!ふぅうっ……んん、んんっ!!」何かを訴える様に声を漏らし、腰を幾度も激しく痙攣させ、揺する。連動してか、いよいよ唇は限界まで窄まり……暴れる舌が幾度もシスカを打ち付ける。ソレは全て、堕ちていく事への歓喜と恐れに満ちて……。 【クロエ】「……ん、んんっ!んんんぅうううううううっ!!?」だが必死に縋っていた糸は遂に途切れ、未知の感覚が全身を駆け抜けた。それが秘所を狂わせ、透明な液体をシスカに吹きかけさせる。 【シスカ】「あむ、んちゅ、ううっ、んぅ……!!」我慢が、きかなくなった。最後に思い切り、喉奥に届きそうな勢いで、びくびくと跳ねる剛直を押し付け……爆ぜた。 【クロエ】「はぷぅっ!?ん、んぐ、んく……んくっ……!」灼けた脳は、反射的にそれを呑み込ませる。可愛い唇の橋から、白い液体を零しつつ……それでも、一心不乱に欲望の全てを呑み込んでいく。 クロエの口内に迸る熱は、先走りより何倍も濃くて、苦くて、それでいて病みついてしまうほどの味で。 【シスカ】「んむ、はむ……あむぅ……」彼女の噴出す潮を、零すまいと飲み込み……その刺激が、クロエをはじめての絶頂に留めさせる。 【クロエ】「ん、んんっ……!はぷ、んっ……!!」一度、その味を好いてしまえば……好きな人のそれならば、呑み込む事を止めるという意識さえも、何処か霞んでしまう。 こきゅ、こきゅ……とか細い喉は音を立てて、シスカの白濁を呑み込んでいく。 【クロエ】「は、ぁ……はぁ……あたまの奥が、真っ白になったの……」やがて愛しそうに、名残惜しそうに唇を離しつつ少女は呟いた。唇の端を、端正な顔を白濁で少し汚しつつ。 【シスカ】「ふむ……んちゅ……ふぅ」舌を抜いて、くたりと身体を脱力させる。今までが小手調べといったかのように、それでも剛直は半ば硬度を残しており。 【シスカ】「イっちゃった……でしょ。きもち……よかった?」 【シスカ】「あ、あと……ザーメン、出しちゃったけど……嫌だったら、ごめんね」 【クロエ】「イク、ってこれなのね?……うん、気持ちいいわ……」くす、と微笑みかけ……それは、淫蕩という言葉が似合う微笑みだが……きゅ、と手で再び肉茎の根本を握り。 【クロエ】「……ううん、大丈夫。少しキツいけど、嫌じゃないわ」ぺろ、と舌なめずりをする様に己の唇を拭き取る。 【シスカ】「あぅ……おちんぽ、子宮にまで……いれられて、イクと……もう、すっごいから……」腰を抱きながら、彼女の返答に満足そうで。 【シスカ】「じゃあ、すぐ慣れるね……ザーメン、慣れたらすぐ……病みついちゃうから」 瞳の中で、闇と光が未だ同居していた。それは、彼女の心に射していた新たな光の強さか。 【クロエ】「……シスカなら、信じるわ。期待、してるの♪」きゅ、と握った手を再び動かし……。 【シスカ】「ぁ……っ、クロエ、あとはベッドに……」 尿道に残っていた残滓が掻き出され、少し出てしまう。 【クロエ】「……うんっ、ベッドね?」何処か普段曖昧な彼女の瞳にも、微かに光が灯る。笑顔で彼女は体を起こし、シスカの脇に侍る。 【シスカ】「あと……できれば、洋服は脱いでね……汚れちゃう、かもだから」 【クロエ】「あ……うん。もう汗びっしょりだけど、そうするわ」ふふ。 そして……    Q:まだいけますか?  A:此方は大丈夫です。   ではもうちょっとやりましょう。危なかったらいったん途中セーブでよろしいですかね   はーい。   ……ベッドセッティングは、既に済んでいた。おそらく、呪いがあるため、いつでもできるようにとひとつはこうなっているのだろう。 【シスカ】「ちゅ、んちゅ、ふむぅ……」その上で少女が二人、唇を絡めながら互いの服を取り去っていく。 【クロエ】「はぷ、ん……んっ」淫猥な、しかし可憐な二人の少女。その花弁を一つずつ捲る様に、互いの服は少しずつ解け、肌が露わにされていく。 クロエの、病的に透き通った白い肌。そこを伝う、玉の様な汗……。 【シスカ】「んむ、ふぅ……ちゅむ……っ」対照的にすら感じられた二人の身体は、やがて生まれたままの姿になる。 【クロエ】「はぷ、ん……は、ぁ……ふふ、シスカさんやっぱり綺麗ね……んっ」小さな少女は、シスカの肌を抱きしめ……首筋にそっとキスをした。 【シスカ】「クロエ、だって……ひぅ」二人は、また抱き合う形に。互いの熱を、欲望の熱を伝え合うように。 【クロエ】「作り物の体だけど……嬉しいわ」そして、シスカの胸に顔を寄せ……刺激を与えつつ、その音を聞く。 そして、また逞しく滾っていた剛直は、クロエの秘裂はおろか、菊座まで擦ってしまうかのように、クロエの脚の間に挟まっていた。 【シスカ】「……でも、本物みたいだね」刺激に心地よく身体を震わせながら、股の間に挟まれたそれを動かして。 【クロエ】「ん……ね。これが、これからクロエの中に入るのね?」熱情に浮かされなかなか止まらない蜜は、跨ぐ格好になったシスカのそれをじっくりと濡らしていく。 【シスカ】「うん……これが、クロエを……今まで以上に、きもちよくしちゃうの」 【クロエ】「ひぅ……っ。そこは、拘ったらしいわ。あまり気にしなかったけど、シスカが喜んでくれるならいいかも……ね」くす、と微笑み……抱きしめつつ。 【クロエ】「そう……体が裂けちゃいそう。でも、シスカなら……全部受け止めてあげたいわ」胸元から見上げる様に笑顔を見せ、決心を伝える。 【シスカ】「……うん。ありがとう、クロエ……」 そして、再びクロエを押し倒し、正常位の形となって。 【クロエ】「ぁ……」とさり、とシーツの上に倒され……覆い被さる人を見る。震えは、最初と比べると非常に薄い。 【シスカ】「じゃあ、最初はちょっと痛いけど……きもちよくなるまで、ごめんね」 くちゅ、と。クロエの身体を埋め尽くそうとする剛直が、クロエにあてがわれる。 【クロエ】「うん……あ、ぅっ……」ぴくり、と狭い蜜壺は再び異物を感知し……押し戻そうと入口を振るわせる。 【シスカ】「いく、よ……」しかし、裂け目の先にある蜜壷を目指し剛直が埋められる。クロエの身体の中に巨大な熱が突きつけられ……途中で止まる。 証が、残っていた。クロエの持っていた、処女の証が。 【クロエ】「ひぐ、ぅうっ!?う、あ、あぁぁ……ッ!!」突き抜ける快楽、全身を貫く痛み。 ずんっ。 クロエの身体に響きを残し、奥地まで到達する、彼女の一部。 【シスカ】「……ふぅ。あとは、きもちよくなったら……子宮まで、だね。まずは、ここまで」 【クロエ】「あッ──────!?」ぶづ……と儚い野生の抵抗は、僅かな音と共に打ち砕かれる。 【シスカ】「じゃあ、ちょっと……ごめんね、少しずつ……楽になる、から」 【クロエ】「あ、あぁぁ……ッ!はぁ、はぁ、はぁっ……!!」荒い息づかい。肯くのが精一杯だけど……それでもクロエは、シスカに微笑む。 そう耳元で囁くと……満たされる、欲望。クロエの中を、少しずつ巨大な熱量がかき乱す。 鋭い痛みは、最初が一番きつかったのか。しかし、剛直の蹂躙が……クロエを少しずつ、痛みから解き放っていく。 【クロエ】「ぅあ、あああっ……!は、あっ!!?ぐ、ぅ……ああっ!?」内蔵諸共魂をかき混ぜられる様な感覚。それは最初、痛みを主としていたが……。 【クロエ】「は、ぅんっ!んんぅ……ふぁ、あああっ!あ、ぅうううっ……!!」徐々にソレは甘い囀りに変質し始め、痛い程の締め付けは更に……互いの快感を引き出す様な、本能的な動きにシフトし始める。 目尻に涙を溜めたまま、少女はオスを受け入れようと……受け入れたいと、必死に全身をしがみつかせる。 【シスカ】「そう、だんだん……あは」痛みを打ち消そうと、ゆっくりじっくり動き続け……彼女の変わっていく様子を、見届ける。 女を昂ぶらせ、そして疼かせる……彼女の動きは、クロエを目覚めさせるために。 【クロエ】「はぁっ、はあっ……!あ、ふぅっ。シスカさ、シスカっ……!クロエ、体がぁ……ッ!」甘い囀りは、自分の変貌に恐怖する声。さんづけから名前のみへの変質は、彼女を受け入れた事への歓喜と更なる期待。それらを全て、快楽に目覚めつつある己を訴える言葉に換える。 【シスカ】「うん……すごい、でしょ。今までの何倍も、何倍も……きもちいい、でしょ?」 クロエの後頭部を抱きながら、耳元で囁く。不安を取り除こうと、呼びかけて。 【クロエ】「うんっ、うんっ……!はぅ、ううっ!気持ち、いいのっ……!シスカ、シスカぁっ……!」頭を抱かれ、己も抱き返し……ひたすらに与えられる感覚を貪り、溺れていく。不安と真心を、抱いて。 【シスカ】「クロエぇ……ふ、ふふ」動きは、少しずつ加速していく。クロエをさらに高め、身体の中に疼きを残し。 【クロエ】「あふっ、ふっ!ふぁ、ああっ……!シスカ、クロエ、またっ……また真っ白になっちゃうっ……!!」綯い交ぜになった感情を必死に押さえようと、快楽に身を委ね。好いた人を抱きしめ、その名を叫ぶ。意識が光で吹き飛ぶ前に。 その切なさがメスの本能を刺激したのか、剛直に与えられる刺激もまた……体躯の小ささ以上に激しい物となる。 【シスカ】「イク、でしょ……クロエ、イクって……言って」きゅう、と我慢できない快楽に彼女も燃え上がってきたのか……ふと、奥の壁を擦ってみる。 膣中と子宮を隔てるそこを擦り上げ……彼女自身は、何度も受け入れたそこに、強く刺激を与える。 【クロエ】「ぅふぁああっ!?う、うんっ!うん……イクの、クロエ、シスカでイッちゃうの……ッ!!あ、あああっ!?」扇情的な言葉と慣れた刺激、クロエの限界点を擽るには十分なシグナルとなる。 やがて、律動は激しくなり、クロエのその入り口を開いてしまうかのように、激しく突き上げて。 【クロエ】「あっ、ああっ!?い、イク、イクぅっ……!!?」千切りとらんとばかりに締め付けは峻烈さを増し、今度は己が快楽の渦に引きずり込もうとシスカを刺激する。 【シスカ】「わ、わたひ、もぉ……っ!!」陶酔がもたらす快楽は、彼女を保っていた愛しささえも飲み込み。 ぐっ、と子宮への入り口に剛直を押し当て……熱い子種を、そのまま流し込む。 【クロエ】「ひっ!?熱……あ、あああっ!?ああぁぁぁぁああああっ!!!」がくがく、と小さな躯を激しく揺らし。溶岩の様な熱情に叫ぶ。 【シスカ】「あああっ、あはあああっ……!」男の快楽のたどり着く先は、陶酔。しかし、強すぎる快楽に甘い声を漏らしてしまい……。 【クロエ】「はぁ、ああぁ……ッ」ぎゅ、とか細い手で快楽に震える彼女を抱き寄せ……共にそれを味わう。 【シスカ】「はああっ……ああぁ……」ともに抱き合い、快楽の残響を味わいながら……心地よい余韻を、味わう。 (そろそろ二時ですし、きりもいいところですが、続きはまた改めてやりますか?) (ですね、シメに行きましょう。仕切直しか後日再開かはその時に決めるとして(笑 【クロエ】「はふぅ、うう……お腹の中に、熱湯が入ってるみたいね……♪」多少余裕が出来たのか、シスカに微笑み。 【シスカ】「ああっ……はぁぁ……わたし……こんな……」彼女の方は……笑みが、少しずつ狂気に染まっていくようで。 【シスカ】「ごめん、もう……ダメなの……でも、わたしのまま……イけたの……あり、がと……」欲情に染まった闇に、瞳が堕ちていく。その前に、本心を伝えようとしていたのか…… 【クロエ】「……ん……♪」ソレには答えず、ただ抱きしめる。薄れ逝く互いの意識には、言葉より通じると信じて……。 (こんな所でしょうか?(笑 (うい、そうですな。ただ…… (シスカ、堕ちた直後に暴走しちゃいます。呪いに飲み込まれて( (そのまますると、いきなり抜かずの連続になってしまいそうな感じですが……w (そうなりますと、そこは敢えて描写せず……後日に、ふた化も込みで仕切直す方が負担少なそうですね。(笑 (ですかねえw (この後に何があったかはちょっとした謎、みたいな形で。多少クロエもこなれるでしょうし(笑 (ういういw     では、お疲れ様でしたなのです(笑 うい、おつかれさまでしたー ちょっと長くなってすみませんです いえいえ。長くなりましたけど、楽しかったですし。(笑) それは嬉しいですw もし正式に付き合う運びとなったら、これを公開と言う事で……で、いいんですよね?(確認 ですねw はーい。では、表でも徐々に距離を詰めていきましょう(笑 うむり。表でもじっくりと( はいー。では、今日は有り難うございましたー。そろそろお暇します( うい、おつかれさまでしたーw うい、おつかれさまでしたーw ではー(笑