■《カルテル》 「大戦」以前に存在していた無数の犯罪組織がお互いの利益を確保するために締結した無数の条約、 及びそれによって成立した共同戦線のようなものの総称。 連邦の政財界とも太いパイプを持つという(業務の『外注』を行ったり、非合法セクションが人員、資金その他の支援を行っているなどの噂がある)が、確たる証拠はない。 連邦の敵対勢力、ことに異星人や異次元人など地球圏に基盤を持たない者や、地球外植民市など公式ルート以外で関係を持つとややこしいものの「窓口」や、そういった勢力同士の仲介役となることが多い。 その性質上、所有している戦力そのものはけして大きくないが、盗品や横流し品を使ってときおり巨大人型兵器による破壊活動を行うことがある。 構成組織の有名どころとして、「黒い幽霊団」、「黒い蝶スパイ団」「バイオネット」などのほかに、 「ただ対価のみを計る商人」ノースウェスト商会や「怪盗団」フォビア・サーカスなどがある。 ■Earthian Order 実力行使をもっぱらとする過激派の環境保護団体。 主に「大戦」時に使用された生物兵器(ミクロ、マクロを問わない)を使って主張を行い、 時には自らの肉体を生体改造していることもある。 ■賢人学派 自らを上記のようにのみ称する何か。「大戦」が勃発した原因のひとつとされることもある。 ほとんど全てのコミュニケーションが通じず、一方的に無人兵器を地球圏に送りつづけてきた。 「大戦」終結間際に行われた、木星圏への前線基地急襲作戦によりその活動を停止していたが、 最近になって同系統のものと思われる無人兵器が地球圏で確認されるようになっている。