21:54 (kitsun___)   21:54 (kitsun___)   21:54 (kitsun___)   21:55 (kitsun___) 賑やかだったプチ学園祭も終わり、そろそろ恐怖の中間試験がひたひたと迫ってくる時節となった 21:56 (kitsun___) 私達のクラスは、まことに遺憾ながら学年最高売り上げを記録することはできなかったが、ある一名の尊い犠牲……もとい、奮闘もあり、打ち上げを開けるほどの売り上げも確保できた 21:58 (kitsun___) そして、委員長たる私……羽山歩夢は、打ち上げ会場の下見と称して街に繰り出しているのであった 21:58 (kitsun___) 試験勉強? ああ、それはそれ、これはこれ。 21:59 (kitsun___) 『楽しむべき時に全力で楽しむ』 21:59 (kitsun___) それが、我がクラスのモットーなのだから 22:01 (kitsun___) 【歩夢】「うーん、ここのはコースがそこそこいいんだけど、クーポンきかないのか。カラオケ屋にしては結構いいんだけど、足出そうね……。もうちょい探してみるか」 22:03 (Ponko) そんな中…ある店舗からの声が響く 何やらそこは、グッズショップ、ホビーショップの類の店で… どうやらそこの、とら●あなと書いてある店からのよう…。    22:04 (Ponko) 【シュナ】「まりか、まりかー?…まったく、勝手にうろうろされては困るといつもあれほど言ってるのに…。迷子になってしまうではないですか。」 22:05 (kitsun___) 【歩夢】「……あらら、なんだろ?」 なんか大きなお姉さんがすごく情けないことを言ってるなぁと、ちょっと覗き込んでみる 22:07 (Ponko) 【シュナ】「迷子になったまりかを捜すのは私の仕事だというのに…まったく。」片手にはパンパンに膨らんだ紙袋。肩からも大きな鞄をぶら下げ、それでもまだ足りないのだろう。もう片方の手には 22:08 (Ponko) いわゆるカートが牽かれていた。 22:09 (kitsun___) 【歩夢】「……」 歩夢は直感的に理解した。「(この人……できる!?)」 22:11 (Ponko) 【シュナ】「ああ、そこの人。うちのまりかを知りませんか。…こう、…そうですね。人の話を聞かずに猪突猛進していきそうな娘なのですが…。」出入り口付近にたたずむポメに声を掛け…  「だからこそ、迷子になってそうで心配なのですが。」 22:14 (kitsun___) 【歩夢】「いやー、お姉さん、残念ながら知り合いに「まりか」って人はいませんねー。ひょっとして、迷子ですか?」 なんかちっちゃい子が迷子になったのかなーと思って訊いてみる 22:17 (Ponko) 【シュナ】「ええ…遺憾ですが…(小さくため息をつき、軽く時計に目をやる。)…ほんの2時間ばかり目を離した間にどこかへ行ってしまったようで。」いやいや、それは時間感覚おかしい。 22:18 (kitsun___) 【歩夢】「ああ、確かに(目の前にある某専門店を見やり)ここの中だと二時間はあっという間ですね」 同意すると同時にメガネをきらりと光らせる。……なんかいろいろ間違っている 22:22 (Ponko) 【シュナ】「まったくです。あの子も分かってくれてると思っていたのですが…ああ、まりかでしたね。まりかは本名を叶まりか。輝聖学園に通う高校2年生です。関係ですか…そうですね、私のパートナー…。…ええ、一番それがしっくり来ます。」納得したように頷き…さて、どうやって探すとしよう 22:27 (kitsun___) 【歩夢】「ふむふむ輝聖……って同じ学校の生徒!? そんな身近に美味しい……いやいや、おもしろ……でもなく、いいネタ……いやはや……素敵な方がいらっしゃったとは」 パートナーというところにびびっときた。どうやら今日はとんでもなく幸運らしい。そう、モットーは『楽しむ時に全力で楽しむ』だ。「あの、もしよかったら、探すのお手伝いしましょうか?」 22:31 (Ponko) 【シュナ】「しかし…関係の無い方に迷惑を掛けるわけには参りません…。ええ、例え私がまりかに巡り合えず…明日明後日の朝刊にて、野垂れ死にしていたとしても、一切貴方には無関係の事なのです。そんな私に力を貸していただけるといいますか。…ふふ、私も罪な女ですね。」いやいや、違うぞ、何を勘違いしてるんだお前は。 22:33 (kitsun___) 【歩夢】「いえいえー、お気になさらずに。こんな(面白おかしい)シチュエーションは滅多にありませんから。それに、祖で振り合うも他生の縁と言いますし」 こちらもメガネを光らせながらくふふっと笑う。 22:35 (Ponko) 【シュナ】「そうですか…それでは。」(ごそごそとポッケから何やらを取り出す。…それは見まごう事なき… 22:36 (Ponko) ハンカチ  【シュナ】「まりかのハンカチです。」いや、それはみれば分かった。 22:36 (kitsun___) 【歩夢】「……はぁ。して、それをどうするのですか?」 普通に質問する 22:38 (Ponko) 【シュナ】「匂いを追跡するのは、人探しの基本というではないですか。」歩夢の手に握らせて… 「さぁ。」色々待て。 22:40 (kitsun___) 【歩夢】「ふむふむ、ではちょっと拝借して……」 と受け取った後で「できるかー!? 星野君じゃあるまいしー!!」 とうりゃっとエアーちゃぶ台をひっくり返す勢いでハンカチを空へ 22:42 (Ponko) 【シュナ】「(横を向き)…ち。(手元のメモ帳仕舞い仕舞い)」  「…それでは、どのようにして探しましょうか…何か、良い手段に心当たりはありますか?」名残惜しそうに店舗を見やり… 22:45 (kitsun___) 【歩夢】「うーん、しょうがないなぁ」 と小さな鞄をごそごそとあさり「ちぇーんくぉーつ」 ぺけぺぺんと某ネコ型ロボットのような効果音と共に、鎖を通した六角錘型の水晶を取り出す 22:47 (Ponko) 【シュナ】「ほう…これはまた時代を感じる演出です。…つまるところ占っていただけるということですか。」言いながらも…チラチラと目線は辺りにやり 22:50 (kitsun___) 【歩夢】「まー、安直だけどチェーンダウジングって奴ね。さっきのハンカチの上にかざして……」 その後で目の前の路地をにかざし、反応を見る。「右のほうが反応してるね。付いてきて」 そう言って先導 22:51 (Ponko) 【シュナ】「…やはり…納得できません。」歩夢の言葉に静止を掛け…  「少し、待っていただけませんか。」そういい、足を止める。 22:52 (kitsun___) 【歩夢】「? なに?」 こっちも立ち止まり 22:54 (Ponko) 【シュナ】「先ほど、購入を迷った一冊があったのですが、やはり買う事に決めました。やはり直感が来た時に買っておくに限ります。アレを手に入れずにおいては、きっと私は後悔を残し続けるでしょう。今しばらくの時間を私に頂きたい。失礼!」ガラガラガラガラガラ… 踵を返し、店内へ向けカートを引き摺る音が響く。 お前ら全く空気読め。 22:57 (kitsun___) 【歩夢】「ふむ、ならばお付き合いいたしましょうか。ついでに新刊チェックしたかったしー」 とあっさり鎖をしまいこみ、シュナへと続く。ダメだこいつら早く何とかしないと 23:04 (Ponko) しばらくたって・・・ 23:04 (Ponko)   23:04 (Ponko) 【シュナ】「…ふ。」 23:04 (Ponko) 【シュナ】「時間というのは何故こうも過ぎるのが早いのでしょうか…」再び店の前に現れた。 23:05 (Ponko) 時刻はさらに1時間ほど経過していた。 23:05 (kitsun___) 【歩夢】「うーん、今回の展開はイマイチだったなぁ……」 見事に立ち読みでその時間を過ごした女一名。店員に目をつけられるぞ? 23:10 (Ponko) 【シュナ】「さて…再開…と行く前に。…少し一息つきましょうか。」うずうず。その目は何かを語る。そう…買ったばかりの本、封を開けたくてしょうがない。お前、目的はどうした 23:12 (kitsun___) 【歩夢】「うぃうぃ、それじゃ、そこの喫茶店に入りましょうか。ちょうどクーポンあるし」 目ざとくクーポン利用可能な店を見つけ、そこに入る 23:15 (Ponko) 【シュナ】「ええ。構いません。…まったく…まりかがいないから…このような無駄遣いをまたしてしまったではないですか。」無駄遣い、口ではそういいながらも…封を開ける瞬間が楽しみで仕方ない、そんな表情を浮かべ… 23:16 (Ponko) 【シュナ】「…さぁ早く参りましょう。…と、そういえば、なんとお呼びすればよろしかったでしょうか?」うむ、聞いてなかった 23:18 (kitsun___) 【歩夢】「ああ、そーいえば。」 全然自己紹介とかしていなかったことに気付いて「私は羽山歩夢。羽のように山を越え、夢へと歩く女よ」 とどこかの天の道を往く人のごとく空を指差しながら名乗る 23:21 (Ponko) 【シュナ】「なるほど…良いご両親に恵まれたようですね(名づけが)」 「…コホン。私はシュナ。…いえ。それだけで構いません。シュナとおよび下さい。叶まりかのパートナーです。」わざわざ人にあらざることを告げる必要もあるまい。 23:23 (kitsun___) 【歩夢】「りょーかい、シュナさん。では、たっぷり語らいましょうか」 キュピーンとメガネのレンズを煌かせなる 23:26 (Ponko) 【シュナ】「さて…まったくもって貴方のような身も知らぬ相手に親切を投げかける人間がいると知れば、学校のまりかも安心というものです。」ふぅっと一息ついて、喫茶店の扉を開け 23:28 (kitsun___) 【歩夢】「まー、ある意味ギブ&テイクなんだけどね」 くふふっとチェシャ猫のように笑う 23:29 (Ponko) 【シュナ】「まったくもって。(こくんと一つ頷き)…しかし…」 23:29 (Ponko) 【シュナ】「まりかは私のものですよ。(ふふ、軽く笑い…)」それはそれで問題発言。 23:32 (kitsun___) 【歩夢】「ほほう、でしたら、叶さんのアレやコレやをたっぷりと語ってもらいましょうか」 色々ネタになりそうだし、と心の中で呟いて 23:33 (Ponko) 【シュナ】「そうですね…たとえば…。」喫茶店に足を踏み入れ、軽く店内を見渡し… 23:34 (Ponko) 【シュナ】「そうそう、外見はあのような感じで。」窓際の席に座る少女に目をやり… 「ええ、背丈もそのくらいで髪も…。」   23:35 (Ponko) 【シュナ】「…。(何やら一つ頷いた)」「歩夢、せっかくですから3人で一休みといきましょうか。」ははははは、笑ってごまかした。 23:36 (Ponko) 【シュナ】「まりか、まったく貴方という人は…」そういいながら近づき… その数倍にも勝る反撃を受けるのは…  23:36 (Ponko) またべつのおはなし。 23:36 (Ponko)   23:36 (Ponko)