21:13 (tyty)   21:13 (tyty)   21:13 (tyty)   21:14 (tyty) ロイヤルガード訓練室前、ベンチ。 21:14 (tyty) 相も変わらず、我妻紗璃沙のホームグラウンド。 21:14 (tyty)   21:14 (tyty) しかし、いつもなら俯き座っているのが常だが、今日は違って…。 21:14 (tyty) ベンチの上に色々な物を広げていて。 21:14 (tyty)   21:14 (tyty) 控えめな声で、美鐘から教わった歌を歌っていた。 21:14 (tyty)   21:14 (tyty) 【紗璃沙】「……年がら年中はればれ…楽しまなくちゃ…嘘でしょ……♪」 21:14 (tyty)   21:18 (kitsune_) 【環】「ん? 我妻?」 訓練室の前から楽しげな歌が聞こえて、物珍しさに顔を出してみる。 21:24 (tyty) 【紗璃沙】「……何でも良いからがん…きゃ…た、環…さん…っ!?」歌いながらの作業、声掛けられてやっと気付き、恥ずかしそうに驚いて。金魚の飼育セット、フィルタ付きポンプ、アクアセイフ、金魚の餌数種類…。そして、水槽の中には小さな小赤が一匹。それだけの為に、やや大袈裟とも想える用意をしていて。 21:26 (kitsune_) 【環】「ああ……。ひょっとして、邪魔だったか?」 楽しそうなところを邪魔してしまったのかと 21:29 (tyty) 【紗璃沙】「…ぁ…い、ぃぇ…っ、そんな事は…。…す、直ぐに片付け…」と、広げたものを掻き集め…、「…は、出来ないですけど…、居てください…です…」作業の途中、止めれない、と片付けるのを中断。環にお願いするに留まって。 21:31 (kitsune_) 【環】「ああ、こっちこそ、驚かせて悪かった。そのまま続けていていい」 むしろ悪いのはこちらだという感じで言って、そのままベンチの横に寄りかかる 21:32 (kitsune_) 【環】「金魚、飼うことにしたのか?」 しばらくした後に広げられてるものを見て声をかける 21:36 (tyty) 【紗璃沙】「…んっ…、ありがとう…ございます…」ぺこ、と環にお辞儀。今日は、水色のリボン揺らして。「…あ、はぃ…。この前の…、…湖…でのお仕事の時に……」続けて返事。湖でのお仕事、環は燐から、少し聴いていた話。紗璃沙にとっては、トータルすると、あまり良い想い出ではなく、声色がやや落ちる。 21:39 (kitsune_) 【環】「……ああ、一華がぼやいていた仕事か」 深くは訊かない。その表情や声のトーンから、何かあったというのだけは容易に想像できたから 21:43 (tyty) 【紗璃沙】「…ん…、はぃ…。燐さんも…居ました…」あ、燐さんの事も知ってるんだ。環さんは、苛められてないのかな、と、ちょっと燐に悪い心配したりしつつ。「…その時に…、尚也さんと一緒に…縁日歩いて…金魚掬いして、頂いたものです…っ」はぃ、と小さな水槽の中、それでも充分に広そうに泳ぐ、小さな金魚を見せて。少し、微笑。 21:45 (kitsune_) 【環】「……(いろんな人に慕われているんだな、三崎さんは)なるほど。金魚すくいか」 目を細めて微笑する 21:48 (tyty) 【紗璃沙】「……はぃ、金魚を…救いました…っ」にっこりと、屈託の無い笑み浮かべて、「…ホントは…、全然取れなくて、直ぐ終わっちゃったんですけれど…」少し、照れる。依然、会った時とは違い、幾つもの表情見せて。 21:49 (kitsune_) 【環】「……いい表情(かお)をするようになったな」 ぽつりと呟くように言う 21:52 (tyty) 【紗璃沙】「……えっ…何か…?」聴こえなかったのか、首を傾げつつ。ふと、水槽の中の金魚に目を移す。「…ぁ…、こたまちゃん…、餌ですよね、お待たせです…っ」何やら、変わった名前で呼び掛けながら、小さな餌をパラパラと。 21:54 (kitsune_) 【環】「……ちょっと待て」 いまきこえた金魚の名前に、びみょーにひっかるものを覚えてつい聞き返してしまう。「いま、その金魚をなんて呼んだ?」 21:56 (tyty) 【紗璃沙】「…ぁ…はぃ…?」様々な作業、終えたのだろうか。広げていた観賞魚飼育用品を、ひとつひとつ月衣に仕舞い込みながら、「…こたまちゃん…ですけれど…」元気良く餌を食べる様子、じっと見詰めつつ。それが何か…?と言う感じで。 21:57 (kitsune_) 【環】「いや、……いい」 自分の名前に似てるとか考えそうになって、それはあまりにも自意識過剰どろうと思い、結局流すことにする。 22:03 (tyty) 【紗璃沙】「……ほら、此処に小さな珠模様がありまして…」指で指し示すものの、小さくて良く判らないかもしれない。「…だから、こたまちゃんって…」少し、弾んだような声で顔を上げる。じっと、環を見詰めてから、「……ぁ…、小さな環さん、みたいな名前ですね、此れ…?」今頃、気付いたように、そう口にする。 22:06 (kitsune_) 【環】「……気にするな。確かに、小さな斑があるな」 22:08 (tyty) 【紗璃沙】「…んっ…、え、ぇっと…だ、駄目だったでしょうか…?」今更、おろおろとしだして、心配そうに見上げて。 22:09 (kitsune_) 【環】「いや、お前が飼ってるんだ。いい名前じゃないか」 心配げな視線に苦笑を返す 22:12 (tyty) 【紗璃沙】「……んっ…」じぃっと、環の顔見上げつつ…、苦笑浮かべたの確認して。「…じゃあ、こたまちゃん…です…っ」返すように、また小さく笑みを。 22:17 (kitsune_) 【環】「……」 本当にいい笑顔を浮かべるようになったなと思います。ただ、自分の知らないうちに綺麗な笑顔を浮かべるようになってるのに、ちょっと寂しいような感覚に囚われる。で、それこそ自意識過剰だとぶんぶん首を振って心の中で否定する 22:20 (tyty) 【紗璃沙】「……どうか…しましたか…?」不思議そうに見上げつつ、観賞魚用品片付けて。残るは水槽だけに。「…ぁ、えっと、ぉ、お待たせです…。…どうぞ…」立ったままの環に、スペース出来たベンチを勧める。 22:22 (kitsune_) 【環】「ん? 無理して片付けなくてもいい。まだ世話の途中だろ」 そういって立ったまま。手持ち無沙汰に左腕の羽をかたどったアクセサリーを触っている 22:25 (tyty) 【紗璃沙】「…いぇ…、もう大丈夫…ですから…っ」座ってくれないのかな…、と、少し、寂しそうな顔して。「…えっと…、それは…? 綺麗…ですね…?」何か話題探そうとして、見えたものを直ぐ。 22:27 (kitsune_) 【環】「……そうか、なら邪魔をする」 静かにベンチに腰を下ろし、「……お守りだ」 と左腕のブレスレットを見る 22:30 (tyty) 【紗璃沙】「……はぃ…っ」隣に座られ、少し安堵。「…お守り…なんですね…?」物珍しそうな表情で、じっと見詰めて。 22:33 (kitsune_) 【環】「……そんなに珍しいか? 俺がアクセを身につけてるの」 そういえば今までアクセなどはつけたこと無かったなーと 22:37 (tyty) 【紗璃沙】「…ぁ…いぇ…」慌てて、首振って。「…わたしも、そう言うの…付けた方が良いのかなぁ…とか…」あんまりお洒落とかしてないかな、リボンは、いつも変えてるけれど…、と考える。 22:40 (kitsune_) 【環】「我妻がアクセか」 ちょっと考えて 「……我妻だと、ブレスレットより指輪がいいんじゃないか?」 同じ手を飾るものであれば、そちらのほうがいいかなと 22:41 (tyty) 【紗璃沙】「…指輪…ですか…。えっと…」手の甲向けつつ、軽く差し出すように。 22:47 (kitsune_) 【環】「……?」 22:48 (tyty) 【紗璃沙】「…どんなのが…良いのかな……?」そう言うの、良く知りませんから…、と、迷うような言葉、表情を。 22:50 (kitsune_) 【環】「なら、ゆっくり見て回るといい。いつまでもここに篭ってないで、街に出てさ」 22:54 (tyty) 【紗璃沙】「…んって、そ、そぅ…ですよね…」こくん、と頷いて。「…ぁ、街には…出掛けた事…あるんです…。仕事じゃなくて、ですよ…?」そう、一つ、念を押してから、「…明良さんと…雪緒さんと言う方に…なって貰いました…お友達…っ」自分でも確認するように、ぽつぽつと告げて。 22:56 (kitsune_) 【環】「ステンノーとか。それは賑やかそうだな」 明良のことは知らないが、きっと雪緒が色々盛り上げたのだと思う。 「よかったじゃないか、いい友人ができて」 22:59 (tyty) 【紗璃沙】「…は、はぃっ…」その言葉に、環も知っている相手なのだな、と認識して。少し嬉しそうに頷く。「…お友達…です…っ」 23:02 (kitsune_) 【環】「ただ、気をつけろ。ステンノーは可愛いもの見るとすぐに頭なでたりしだす」 と軽口を叩く 23:06 (tyty) 【紗璃沙】「…んっ…そう言えば…」その日の事、想い出しつつ。「…明良さんの事、ずっと撫でてました…」微笑ましかった光景を想い出して、あは、と、小さく。 23:07 (kitsune_) 【環】「やっぱりか。災難だな、明良ってやつも」 23:10 (tyty) 【紗璃沙】「…ん、そうでしょうか…?」んっと…、と想い出しつつ、「…とても、幸せそうにされていましたよ…?」ちょっと、羨ましいかも…、とぽそり付け加えつつ、はにかんで。 23:11 (kitsune_) 【環】「嬉しがっていたんなら何も言わないが……ステンノーは嫌がってる相手にもやろうとするからな」 実体験からのため息ひとつ 23:14 (tyty) 【紗璃沙】「…そう…なんですか…。良く知ってる方なんですね…?」自分には、そう言う風に想えなかったけれど…と考えながら、何となく…、「…お、お好きなんです…か…?」などと、聴いてしまって。 23:15 (kitsune_) 【環】「ごふっ!?」 思わずふきだしてしまう。「な、な、なんでそこに行く!?」 23:16 (tyty) 【紗璃沙】「…え…ぇ…っ?」急なリアクションに驚いて。「…わ、わたし…な、何か…っ?」慌てて、おろおろするのみで。 23:19 (kitsune_) 【環】「……あー、びっくりした。ステンノーには我妻に着たばかりの頃から、そこそこ付き合い長いからな。何度か食事の世話してもらったし」 23:23 (tyty) 【紗璃沙】「……やっぱり、良い人なんですね…。…お友達になれて…良かったです…っ」環の返答を聞き、素直に頷いて。別に勘繰る為に聴いた訳ではなく、そもそも勘繰れるような人生経験も持ち合わせておらず。 23:26 (kitsune_) 【環】「悪いやつじゃないな。それは保証する」 苦笑しつつ答える 23:29 (tyty) 【紗璃沙】「…はぃ、また…お話してみます…っ」0-Phone取り出して、メールとかも、と付け加えながら。 23:32 (kitsune_) 【環】「ああ。……さてと、それじゃ俺はこれで。邪魔して悪かったな」 そういいながら立ち上がる 23:39 (tyty) 【紗璃沙】「…ぁ…、ぃ、いぇ…っ」立ち上がる姿を見て、慌てつつ。環の腕を想わず、掴んじゃって。「…じゃ、邪魔じゃ…無いですから…」と、その一言、気にしたのだろうか、心配そうに見上げつつ。 23:41 (kitsune_) 【環】「……えっと」 さすがに袖掴まれてちょっと困り顔。何気ない一言にここまでの反応されるとは思っていなかったので 23:43 (tyty) 【紗璃沙】「……んっ…、ぁ…ご、御免なさい…っ」更なる困り顔にもう一つ慌て、手を離す。 23:44 (kitsune_) 【環】「いや、……こっちこそ」 何かいたたまれなくなって、そんな言葉しか出てこない  23:47 (tyty) 【紗璃沙】「……ぇえっと…」何か、話さなきゃ…、そんな風に考える。何を話そうか…。暫く、沈黙。静かな時間が流れつつ…。 23:47 (kitsune_) 【環】「それじゃ」 そういって一旦ベンチから離れ、自販機で二人分の飲み物を買ってくる 23:48 (tyty) 【紗璃沙】「…ぁ…はぃ…っ?」帰ってくるの、見上げながら待って。 23:48 (kitsune_) 【環】「あんだけしゃべったんだ。喉渇いたろ」 戻ってきて、片方を手渡す 23:49 (kitsune_) 【環】「で、邪魔じゃなければ、コレ飲む間、もう少しいてもいいか?」 そう言って自分の分を掲げてみせる 23:52 (tyty) 【紗璃沙】「…んっ…、ありがとう…ございます…」受け取り、頷いてみれば、続けられる言葉。「…はぃ…お願い…します…っ」嬉しそうに、もう一度、大きく頷いて…。 23:55 (tyty) 水槽を自分の側にそっと置き、両手で包み込むように持った缶ジュースを、ちびちびと、美味しそうに、嬉しそうに飲む。 23:55 *hikami quit ("|・)ノシ") 23:55 (kitsune_) 【環】「じゃ、失礼する」 そう言ってさっきまで座っていたところにもう一度腰を下ろし、片手でプルをあけてゆっくり一口飲む 00:01 (kitsune_) 【環】「(……結局、今日の訓練は時間短縮かな。明日は今日の倍のメニューにしないと)」 さも迷惑だという理由付けをしながら、心のどこかで喜びを感じている自分がいる。 00:02 (kitsune_) 袖を掴まれ、引き止められたとき、自分が必要とされていると感じた。捨てられた、自分が 00:03 (kitsune_) だが、彼女はしばらく見ない間に、様々な表情を浮かべるようになっていた。自分がいなくても 00:04 (kitsune_) 【環】「……必要とされているんだろうか」 彼女に聞こえないように呟いた言葉。それに答えを返すものはいない。 00:05 (kitsune_) 不思議そうにこちらを見る視線に気付き、今の考えを打ち消すように、環は笑った 00:05 (kitsune_)   00:05 (kitsune_)   00:05 (kitsune_)