22:05   22:05   22:06 ☆じょうきょうかいせつ☆  昨晩、カップル成立時から流れでのみーに。 22:07  君は起きると、医務室のベッドにいた。誰が運んでくれたのか…… 22:07 【響一】「あいたたた…」 22:07 頭がガンガンする…どこだ、ここ? 22:08 ……しかしながら。 22:09 君の上に乗っかって、暢気に寝ている彼女は誰なのだろうか。 22:09 【響一】「………えーっと…確か、この娘は…」 22:10 【フィリア】「……ぅー」乗りながら寝ているならともかく。しがみつきながら寝ている、というのはどういうことか。 22:11 【響一】「……なんだっけ、名前は…フィ? で。なんでまたこんなにがっちり」 22:12 とにかく、この位置は非常にやばい。しがみつかれているせいで、女の子特有のやわらかいからだのかんしょくが…………もとい、動くに動けない。 22:12 ※どう言う感じでしがみ付いてるんだ?(笑) 22:13 彼の胸に顔を埋めるように、脇あたりの服にしがみつきながら……。 22:15 【響一】「うーん……柔かいのはうれしいんだけどなぁ…」 22:15 【フィリア】「……すぅ……ん……」 22:16 【響一】「おーい…?」 22:16 【フィリア】「……ぅ?」そこまで声をかけられて、ようやく意識が……? 22:17 【響一】「起きた?」 22:17 【フィリア】「……ぅ?」 22:17 見上げると、そこにはあまり見知らぬ人間。 22:18 【フィリア】「……………………」 22:18 ぽむっ。赤面、直後にそそくさと彼から離れて。 22:19 【フィリア】「……す、すみません」かろうじて謝罪の声が。 22:19 【響一】「あー、えーと…王様ゲームの途中でどうなったんだっけ?」 22:20 【フィリア】「……あ」 22:20 状況を、思い出したのか。 22:20 【フィリア】「……シュラさんと、トリスさんが……カップル成立になって、そのまま飲み会に……」 22:21 【響一】「あぁ、その辺りは…憶えてるなぁ…」 22:21 【フィリア】「確か……それで、医務室まで……」 22:21 【響一】「ん、呑み会?」 22:22 【フィリア】「……はい。あのまま王様ゲームが一時流れ……あとは、私にも」 22:23 【響一】「……あー…倒れたのか、俺」 22:23 【フィリア】「おそらく…………あ」 22:24 【響一】「ん?」 22:24 【フィリア】「……それ」 Q:響一の手元には誰かの衣類がある。さて、これは何でしょう?  A:だれかのスパッツです。 22:25 ※何でもってるんだー!(笑) 22:25 A:フィリアは「スパッツを忘れて」戻ってきたときに響一を拾って医務室に運んだからです。そのとき穿くのを忘れたんでしょう( 22:26 【響一】「なんだ、これ?」持ち上げる 22:26 【フィリア】「……あの……わたし、の……」 22:27 【響一】「…あぁ、そうなのか、はい」と手渡そうとした時にはらりと解けて形が 22:28 【フィリア】「…………すみません」 全速力で確保して脱兎の勢いで隣のベッドに、しかもカーテン閉めて。 22:29 【フィリア】「のぞかないでくださいね」( 22:29 【響一】「え。なに・・・あ、はい」 22:30 ……カーテン越しには、彼女の影と思われる姿が映る。そして、衣擦れの音が聞こえなくもない。 22:31 【響一】「んー…あー…」 22:31 なんともいえないので反外を向いて枕を被る 22:32 【フィリア】「……すみません、終わりました」カーテンから顔を出す。どうやら終わったらしい。 22:34 【響一】「…はーい」 22:35 【フィリア】「……大丈夫、ですか?」 22:35 【響一】「あー、うん。大丈夫」 22:36 【フィリア】「……そう、ですか」 22:37 ふう、と息をついて……適当な椅子に座る。 22:38 【響一】「あー、うん」むくっと立ち上がって 22:38 【響一】「ありがとう、な。重かったろ?」 22:38 【フィリア】「いえ、大丈夫です」 22:39 【フィリア】「……それにしても。昨日、いきなりあんな大変なことになってすみませんでした」 22:40 【響一】「え?」 22:40 【響一】「ああ、王様ゲームのこと?」 22:40 【フィリア】「そちらは初めて、こちらに来たんでしたよね。何も情報交換とかできなくて」 22:40 【フィリア】「……はい」>王様ゲーム 22:41 【響一】「まぁ、いきなりアレだからなぁ…」苦笑い 22:42 【フィリア】「……気心の知れた人と、だからこそ。ああいうことができるのだと思います」 22:43 【響一】「まぁ、俺にしてみれば多少なりと馴染めたかな、とは」 22:44 【フィリア】「そうですね。ちゃんとした、歓迎会の場は設けたいと思います」 22:45 【響一】「はは、だと嬉しいなぁ」 22:46 【フィリア】「やっぱり、人との関係は何より大事ですし。そういう関係は、どんどん築き上げていければいいと思います」 22:47 【響一】「……そういうの画一的でも無いと思うけど、な」 22:48 【フィリア】「それでも……集団の中で一人、というのは厳しいですから」 22:48 ふと、遠い目になって。その言葉に、何かを重ねているのだろうか。 22:49 【響一】「…(面倒な娘だなぁ)…」 22:50 【フィリア】「……とりあえず。今日は、何か予定はありますか?」 22:50 【響一】「人間、自分のことだけで精一杯さ、そんな余所に割く余裕なんて、持ちつづけられないよ」 22:51 【フィリア】「そう、ですか」 22:52 【フィリア】「……今はこれだけ、言わせてください」 22:52 【響一】「…確か、今日は予定は無い。慣れろ、といわれたくらいだから…スクランブルがなけりゃ暇だよ」 22:53 【フィリア】「響一さん、これからもよろしくお願いします」 22:54 【響一】「……あ、あぁ… ……えーと、よろしく、フィ…?」 22:54 【フィリア】「……フィリアです」 22:55 【響一】「えーと、よろしく、フィリアさん」 22:56 【フィリア】「はい、よろしくお願いします」ふと、微笑みかけて。 22:57 【フィリア】「今日は、折角ですから艦の案内でもしましょう。みらいはとにかく、A=ZやマクロスXは到底一日ではまわりきれませんが……」 22:58 【響一】「あー…」 22:59 【響一】「そうだな…一人出回るつもりだったけど」 23:00 【フィリア】「……行きましょうか?」 23:01 【響一】「その前に、シャワーだけでも浴びせさせてくれない?」 23:01 【フィリア】「……そういえば、忘れていました。私も浴びてきます」 23:03 【響一】「じゃぁ、シャワールーム前のベンチにでもいるよ」 23:04 【フィリア】「……はい。それでは」