23:49 (torazou)   23:49 (torazou)   23:49 (torazou)   23:49 (torazou)   23:50 (torazou) ロイヤルガードは新しい遊び…修行の場所である。 23:50 (torazou) 最初はおにーさんやおねーさんしかいない場所で心配だったけど、何事も目新しく日々楽しくて満足してる 23:51 (torazou) 流石はおねーちゃんと、保護者の顔と言葉の正しさを頭に浮かべると今日も足早に談話室向かい 23:52 (torazou) 【楓】「こんにちはなのですよー」中に見知った顔を見つけて笑顔を浮かべて駆け寄って 23:52 (torazou) (たっち 23:54 (ShiSyo) 【美鐘】「ふにゃ……あ、楓さん。こんにちは」くきん、と首をかしげたままという、微妙に不自然な体勢でぺこり、と頭をさげ挨拶を返す 23:55 (torazou) 【楓】「はい、美鐘おねーさんが一番乗りですか?」釣られるように頭を下げてから部屋を見回して尋ね 23:57 (ShiSyo) 【美鐘】「はい、どなたもいらっしゃらないです? みなさん、お忙しいのでしょうか……」ふにゃん、と首をかしげて 23:58 (torazou) 【楓】「それでは、今日は美鐘おねーさんと遊ぶ日にするのですよー」決定ーと手を叩いてから「美鐘おねーさんはなにかしてましたですか?」くるりと美鐘の周りを一回りして 00:02 (ShiSyo) 【美鐘】「どなたもいらっしゃらなかったので、本を読んでいました?」これです、と示すように本を差し出して。表紙には……なにやら日本語ではなさげな雰囲気の文字が躍っている。 00:03 (torazou) 【楓】「……僕には読めませんですよ?なんて書いてあるんですか美鐘おねーさん?」小首を傾げて本のタイトルを覗き込み 00:07 (ShiSyo) 【美鐘】「ええと……『民謡集』………といえば、いいです?」ちょっと考えてから、答え「色々な、歌が載っているんです。はい」こくん、とナゼか頭を上下させて 00:10 (torazou) 【楓】「美鐘おねーさんはお歌のお勉強をしてたのですね?」ふむふむと頷いて「僕、美鐘おねーさんのお歌は花丸な感じで好きなのですよ。だからまた今度聞かせて欲しいのです」と花丸のプリントされたシールを取り出して美鐘に渡し 00:14 (ShiSyo) 【美鐘】「ありがとうございます」そういって、シールを受け取り……ちょっと考えてからお財布にきちんとしまい「いつでも、楓さんがお好きなときに、楓さんがお好きな歌を歌います?」にっこりと、頼みに答える 00:16 (torazou) 【楓】「本当ですか、約束なのですよ?僕いっぱい好きな歌があるので覚悟して欲しいのです」楽しそうに笑いながら美鐘を見上げて 00:19 (ShiSyo) 【美鐘】「いっぱいですか……いっぱいは、いいですね。はい」言われていることが分かっているのかどうか……楽しそうに、にこにこと返事をして「それでは、約束……です?」くきん、と首をかしげ 00:19 *nick K40Solius → Cyphisss 00:22 (torazou) 【楓】「では指切りするのですよー」と美鐘の手を取って指を絡めると「指きりげんまん〜嘘ついたら〜はりせんぼんの〜ます」と歌いながら指を小さく振って 00:25 (ShiSyo) 【美鐘】「ゆびきった」合わせて歌い……「そういえば……楓さんは、どんな歌がお好きです?」くきん、と首かしげつつ 00:26 (torazou) 【楓】「ええとですね……教えても良いのですけど……笑わないで欲しいのですよ?」少し考えてから美鐘を見上げて尋ね 00:28 (ShiSyo) 【美鐘】「ふにゃ? ……はい、笑いません」こくん、と軽く……しかし、誠実さを込めて、首を縦に振って先を促す 00:31 (torazou) 【楓】「一番好きなのは、ぞうさんなのですよ。昔おねーちゃんではない誰かに良く歌ってもらった覚えがあるのです」少し恥かしそうに頬染めて自分の好きな歌を教え 00:38 (ShiSyo) 【美鐘】「ふにゃ………まどみちおさんです? ん、私も大好きです」笑うでもなく、からかうでもなく……純粋な好意だけを乗せた声。「やぎさんゆうびん、ふしぎなポケット、も大好きです」うんうん、と頷きながら続ける 00:41 (torazou) 【楓】「そーなのですか?高校生になってそーいうのは恥かしいかと思ったのですよ」ほっとした様に笑んでから「でも、他の人には内緒にして欲しいのですよ?これはおねーちゃんと美鐘おねーさんしかしらない秘密なのです」 00:44 (ShiSyo) 【美鐘】「ふにゃ? 好きなものは、好きなもの……です? 恥ずかしくありません」と、きょとんとしつつ答え「はい、楓さんがそうおっしゃるなら……秘密、です」しーっと口に指を当てて 00:44 (torazou) 【楓】「内緒内緒なのです」指を同じ様に口に当てるとこくと頷いて 00:47 (torazou) 【楓】「では僕だけ答えるのも不公平なので美鐘おねーさんにも質問するですよ。美鐘おねーさんのお気に入りの歌は有りませんですか?今度聞かせてもらうお歌はそれが良いのですよ」 00:48 (ShiSyo) 【美鐘】「ふにゃ………………私、です?」くきん、と首をかしげ「んー…………………………………」そして、珍しく考え込みはじめる 00:53 (torazou) 【楓】「ふぇ?どーし……」美鐘の様子に首を傾げて言葉をかけようとするも途中で止めるとじーっと考え込んだ美鐘を顔を見て「………………」無言で此方も答えを待って 00:59 (ShiSyo) 【美鐘】「ん………そうですね……たくさん、たくさん、ありますけれど……あめふり、です?」長考を切って、こくん、と頷く 01:02 (torazou) 【楓】「あめふり……知ってますですよ。僕も歌えるのです」自分が知っている歌である事を理解して片手を上げてにこぱと笑い 01:05 (ShiSyo) 【美鐘】「良い歌です? それに……私が、はじめて歌った歌なんです、はい」こくこく、と頷いて返す 01:10 (torazou) 【楓】「はじめて歌った歌ですか、それは美鐘おねーさんにとって思い出深い歌という事なのですね」そう答えながらそのメロディを頭に浮かべて 01:12 (ShiSyo) 【美鐘】「ぇえと……はい、そうですね。私が、歌うことを覚えたはじめ、の……思い出、です」こくん、と思い出、という言葉を反芻し 01:16 (torazou) 【楓】「それじゃあ、美鐘おねーさん……今度聞かせてもらうのはそのお歌で良いですか?もし取って置きなら別のお歌でも良いのですよ?」大事な宝物のような歌であると思い確認するために尋ね 01:19 (ShiSyo) 【美鐘】「ふにゃ? 歌は、歌うために、あります。 歌わなかったら……意味がないです?」くきん、と……それはそれは不思議そうにして首をかしげる 01:22 (torazou) 【楓】「ハイなのですよ。それでは改めて、あめふりを聞かせてくれるようにお願いするのです」美鐘の言葉に杞憂を打ち消して元気に答え 01:24 (ShiSyo) 【美鐘】「はい、わかりました。それでは……折角ですから、ここで?」にこにこ、と 01:26 (torazou) 【楓】「今からですか?では特等席で聞くのです」椅子を引きずって美鐘の横に持ってくるとちょこんと座って「美鐘おねーさん、準備オーケーなのですよ」 01:29 (ShiSyo) 【美鐘】「ん………」すぅ、と息を吸い………「あっめあっめふっれふっれ かあさんが〜♪」なんということのない、誰もがよく知る童謡。それを、優しく、心を込めて歌い始め…… 01:33 (ShiSyo) それなりに広い談話室に、聴衆はたった一人。 01:34 (ShiSyo) しかしそんなことは関係なく、歌声は心地よく、何処までも広がっていく。 01:35 (ShiSyo) それは、のんびりとした、午後の一時だった。 01:35 (ShiSyo) 01:35 (ShiSyo)   01:35 (ShiSyo) 01:35 (ShiSyo)