20:42 (ballock)   20:42 (ballock) 【風華】「うーん…異常はないけど、少し休ませなさい。かぁ…ふぅ」 20:42 (ballock) 一人訓練してる最中、若干強い一撃をシュミレーターで右腕に受け 20:42 (ballock) その後、腕の痛みが引かない事から病院に検査に来て医者にそう言われ少し溜息が漏れた 20:42 (ballock) ただ、考える事は腕の痛みよりも部活の方にはどう言い訳しようか、という部分であったが 20:42 (ballock) 廊下、人気の無い所のソファーに座り天井を眺め、のんびりとして 20:42 (ballock) (こんな所からで 20:49 (Fake__) もうすぐ退院できる、と言われて2日ほど。傷の検査を待つ間は退院の許可が下りるわけではなく。 20:49 (Fake__) 暇、とも呼べる時間を病院の中で持て余す。身体は動かせるとはいえ、出来ることは少なく。 20:49 (Fake__) 外で本を読みつつ一休みしていたり、と言ったところだが。 20:49 (Fake__) 平日の夕方ともなれば、余り人が多いわけでない病院の中を歩き、部屋に戻る途中で。 20:49 (Fake__) 小さく溜息を漏らす同じ年くらいの女の子を1人、見かけた。 20:49 (Fake__)   20:49 (Fake__) 【春奈】「どうしたんですか? 何か、困ったことでも?」 20:49 (Fake__)   20:49 (Fake__) 入院着に上着を羽織っているだけの自分が言えた話じゃないな、と思いつつも声をかけて。 20:51 (ballock) 【風華】「え?」ふと声をかけられ春奈の方を見る「あ、いえ。ちょっと考え事を」苦笑して返し…この場所に居るって事はウィザードの人なのかな。と思い 20:53 (Fake__) 【春奈】「それならいいんですけれども、ちょっと深刻そうな表情をしてましたから――隣、いいですか?」ソファのあいてる部分を示し、軽く首をかしげて。 20:55 (ballock) 【風華】「あ、どうぞ」ふと、笑顔でそう返し「貴女もウィザードですか?」ウィザード用の場所に居る分にはそれ以外ありえないのだがそう問いかけ 20:57 (Fake__) 【春奈】「それじゃ、失礼します。そう、ですよ? ロイヤルガードの、きっと同じ部隊に所属してると思いますけれど」ウィザードの、と言う言葉には追加してそう返す。きっと、彼女もそうなんだろうなと思いつつ 20:58 (ballock) 【風華】「はい、私は風柳風華って言います。」ロイヤルガードの、という言葉に返し 20:59 (Fake__) 【春奈】「私は春奈…天宮春奈、です。宜しくお願いします、風華さん」僅かに首を傾げ、にこりと笑顔を向けて 21:03 (ballock) 【風華】「はい、よろしくお願いします天宮さん」笑顔でそう返して「その服装って事は…何かあったんですか?」見れば入院服、そういえば最近ロイヤルガードの任務で何人か入院したという話しだけは聞いたのでふと気になり 21:05 (Fake__) 【春奈】「余り敬語じゃなくてもいいと思いますけれど――私も敬語だから人のことは言えない、かな?」同じロイヤルガードの人だ、とわかると雰囲気が少し柔らかくなったような、そんな感じ。「任務で怪我をしちゃって、それの治療のためかな。大怪我ではなかったんですけれど」 21:08 (ballock) 【風華】「あはは、年上の人にはどうしても敬語になってしまうので」雰囲気が柔らかくなったのを感じ同じように力を抜き「命に関わらなかったのなら、良かったですね…周りの人に何か言われたりしません?」部隊の人間はお人よしというかお節介な人が多い、そこから推察して 21:11 (Fake__) 【春奈】「治癒と防護を主とする私が最初に倒れた、って言うのはどうかと思うけど――皆に怪我をさせてしまったほうが少し、かな。周りの人には…心配されたり、怒られたり、かな?」思ったより色んな人がお見舞いに来てくれたな、そういえばと考え。 21:13 (ballock) 【風華】「心配されたり怒られたり…良い事ですね、それだけ慕ってくれる人が居るというのは」天井を見上げてそう答えて 21:15 (Fake__) 【春奈】「…心配してもらえるのは、嬉しいかな。誰かの為に力を振るうのが、私でもあるから」同じように天井を見上げ…その後、風華に目線を向け「風華さんは、どうして今日病院に?」 21:17 (ballock) 【風華】「えっと」少し言いよどんで「少しばかり利き腕の調子をおかしくしちゃって、ちょっと」少し気まずそうな笑みで 21:19 (Fake__) 【春奈】「利き腕……どっちの腕ですか? もしかしたら、少しでも治せるかも」僅かに首を傾けつつ、風華に笑いかけ 21:22 (ballock) 【風華】「一応お医者様の治療も受けては居ますから大丈夫ですよ」心遣いは嬉しく思いながら微笑み返して「それで、しばらく休ませなさいって言われちゃって…部活の方にはどう言い訳しようかなって、そんな事考えてたんですよ」あはは、とちょっと恥ずかしそうに笑みを浮かべ 21:24 (Fake__) 【春奈】「一応、これでもヒーラーですから。それに…部活が出来ないのって大変じゃ? 私は部活入ってないからいいかもですけど」体つきとか、言葉を見る限り…運動をする部活なんだろうなと思う。利き腕を痛めたって言うのはそれが出来なくなることだろうと思って。 21:27 (ballock) 【風華】「んー…」ふと考え「私だけが動けない分にはさほど影響はないですから、理由をちゃんとしておけば大丈夫なんですよ」実際、部活の子と稽古の際は手合わせなんてしてくれる、イヤ、できる人が居ないという事もあって苦笑して 21:30 (Fake__) 【春奈】「それならいいんですけれども……私自身の能力が元通りに使えるかどうかって言うのもありますし――お願いしてもいいですか?」と、逆にこちらから頼むような形。ウィザードの力がしっかり使えるかどうか、と言うのは試しておかないと僅かに不安で。 21:31 (ballock) 【風華】「あ、そういう事でしたら…わかりました、お願いします」ふと、不安げなのを感じて笑顔でそう答え 21:33 (Fake__) 【春奈】「なんだか無理言ってるみたいで、ごめんなさい。」浮かんだ表情は苦笑。お願いします、と言う言葉にはしっかりと頷いて 21:34 (ballock) 【風華】「あ、いえ。謝られるような事でも無いですよ。」 21:38 (Fake__) 【春奈】「それじゃ…行きます――」僅かに意識を集中する。小さな光が春奈の手から溢れ、それを風華の方へと伝えて 21:40 (ballock) 【風華】「……温かい…」小さな光が伝わり、ふと呟く。実際に暖かいのか、それともその光を放つ人の性質を感じているのか 21:42 (Fake__) 【春奈】「……腕の自体は、これでましになったかと思いますけど――完全には出来ないので」目を閉じて、行っていた集中を解く。同時に彼女の周囲に漂っていた光が消えて 21:45 (ballock) 【風華】「ありがとうございます…温かかったです」目を瞑り、そう感想を漏らし、少し腕を動かし「さっきよりもかなりマシになりました」痛みだけは引いてるのを感じて、ただ、深い部分はやはり時間をかけないと、というのはあるようで完治はさすがにせず 21:47 (Fake__) 【春奈】「私は戦う力はないから――その分、こういう方向の力で皆を助けるように、と」少しだけ左右に首を振って…「完治も、少しは速くなったと思います…痛みが引けば、後はしっかり休ませるということで」 21:50 (ballock) 【風華】「はい、ありがとうございます」笑顔で頷き「自分のできる事をちゃんと認識できてるんですね」こういう方向で皆を、というのを聞き 21:52 (Fake__) 【春奈】「だから、逆に皆に戦ってもらうしかない、って言うのがあるんだけれど、ね――」軽く自分の手を見る。他の人は、戦うだけの力を持ってることがほとんどなのに、と小さく嘆息。 21:53 (ballock) 【風華】「戦う力が…うらやましいですか?」そんな様子を見て聞き 21:56 (Fake__) 【春奈】「羨ましい…って言う意味では、違うかな。後ろに居るだけしか出来ないのが、嫌なんだろうなって思う――せめて、戦う皆の隣に立ちたいと」ふ、と自らの手のひらに一枚の羽根を落とす。それは僅かな光となって消えて行き。幼い時、尚也の後ろに居て護ってもらうだけだった自分と、今の状況が似てるな…とふと考えてしまって 21:58 (ballock) 【風華】「隣…ですか」ふと目を閉じて「少し思い違いというか、してるかもしれないですね」ふとそう言い「天宮さん、覚醒したのは最近ですか?」 22:00 (Fake__) 【春奈】「思い違い……?」その言葉に、首を傾げつつ…覚醒したのは最近か、という言葉には頷く。「大体、半年…でも、実際に戦うことをしたのは、つい最近です」 22:03 (ballock) 【風華】「やっぱりそうですか…」おそらく、覚醒したばかりの人間。特に春奈のような人にこういう思考の傾向が多かったような気がする「隣に立って戦うというのは、その人と同じ場所…文字通り隣に居なければ隣に立ってないとそう言えない。というのでしたらそれは違うと思います」 22:03 (ballock) 隣に立ってないと→隣に立ってる だ( 22:06 (Fake__) 【春奈】「……そう、なのかな。隣に立って…支えるって言うことだ、って思っていたけど、違うのかな――」じ、っと風華に視線を向けて返す。幼馴染が二人、ロイヤルガードにいて…傷つくこともあるはずなのに戦っていて。そんな事を考えながら、風華のことを見つめ返す。 22:09 (ballock) 【風華】「後ろに立っているからこそ、出来ることもあります…それに」一拍置いて「隣に立ててるかどうか、それは結局心の問題です…同じ戦場に居るからには、共に戦ってるというのなら…そこはすでに【同じ場所】なんですから。後ろも何もありません」 22:10 (ballock) その気になれば、どんな位置からでも支える事はできる。そう考えていて 22:14 (Fake__) 【春奈】「……共に戦っているなら、同じ場所…かぁ。そう、なのかな。私は…まだ、そういうところまで考えれてなかったね」風華の言葉に、笑顔を返す。自分は護ることで戦う…そうじゃなかったのか、と。「ウィザードになって、考えることってものすごく増えちゃった気がするな……」ぽつり、とそのまま天上を見上げながら呟いて。 22:16 (ballock) 【風華】「覚醒してから間もないと、よくそういう悩みは出るんですよね…私もそうでしたし、私の場合は天宮さんとは少し違いましたが」覚醒してからしばらくの間の事を思い出して 22:18 (Fake__) 【春奈】「そっか……風華さんは、私よりずっと長く戦ってるんだね」その言葉に、経歴の差。と言う物を感じる。「…家族を巻き込みたくなかったから、色々凄く必死だったと思う、私」 22:19 (ballock) 【風華】「家族…そうですね。私も巻き込みたくなかったから、内緒でずっと戦ってましたね…なんとなくわかります」 22:21 (ballock) 【風華】「長いような、短いような。よくわかりませんねもう…」少し苦笑し、時が経つのは早いな、とも思って 22:24 (Fake__) 【春奈】「隠してるのは、信頼してる人を偽るのは。辛い事……わかっていても、かな」目を閉じて、家族のことを思い出す。お父さんやお母さんは元気かな、と…今度電話でもしてみよう、とか――「それくらい、侵魔や冥魔と戦ってたんだね…」苦笑にあわせて、軽く笑う。きっと色々なことを体験してるんだろうな、彼女は、と。 22:25 (ballock) 【風華】「実は…冥魔とはほとんど交戦経験はないんですけどね…アレが現れたのは此処最近ですから」 22:31 (Fake__) 【春奈】「そうなんだ……冥魔のことも、私は良く知らないし。侵魔のことも――でも、何かが出来るなら、私はそのために頑張りたいな…と思ってる。他人のために自らを奮い立たせられる人を勇者と呼ぶ、って誰かに言われたけど…どうなんだろう?」もう一度風華に視線を戻して 22:33 (ballock) 【風華】「勇者…」小さく呟き、一瞬だが少し表情に影が落ち「そうですね、私もそういう人が勇者だとは思います」世界結界の定める勇者、それも知っているためやや複雑そうな声ではあるが 22:35 (Fake__) 【春奈】「あ…ごめんなさい、言わないほうがいい話題だった、かな…?」一瞬とはいえ、表情に影が落ちたのは見えた。彼女の心に傷があるのであれば、それを傷つけたくはない、と。 22:38 (ballock) 【風華】「あ、いえ…気にしないでください…いずれは向き合わないといけない事があって、ちょっとそれを再認識したって感じですから」少し慌てて 22:40 (Fake__) 【春奈】「誰にでも、そういうことがあるもの…ですね。いずれは、私も向き合わないといけないことがあって――風華さんにも、それがある…」頑張らないとですね、お互いに。と付け加え…僅かに慌てた表情に笑顔をみせる 22:44 (ballock) 【風華】「なんだか、難しいですよね世の中…」笑顔につられて、こちらも笑顔で返し「自分の思い通りになんて中々ならないですし」 22:45 (Fake__) 【春奈】「自分の思い通りになることなんてほとんど、ね――難しいと思う」うん、と頷いて…くすくすと笑う「やっと、普通の笑顔を見れた気がします」と 22:47 (ballock) 【風華】「え?そんなに表情硬かったですか?」指摘されてちょっと考えてしまって「でも、それを言ったら天宮さんもそうじゃないですか」そう、考えてふと思い 22:50 (Fake__) 【春奈】「あ…そうだったかな」表情が硬かった、と言われればそうかもしれない。人のこと言えないな、私…と思いつつ。つい、笑い出す「あはは、私も私、かな…? でも、お話しが出来てよかった、って」 22:52 (ballock) 【風華】「そうですね」笑顔でそう答える「なんだか、気分が楽になります天宮さんと話していると」 22:53 (Fake__) 【春奈】「そう言って貰えるなら、私としても嬉しいかな――」気分が楽になる、と言ってもらえるのは自分にとって嬉しい事。誰かの為に何かが出来るなら、それが自分にとっての喜びだから 22:59 (ballock) 【風華】「天宮さん、何か悩みとかあったら私力になりますね。聞くくらいしかできない時もあるかもしれないですけど」何かしら力になってあげたい、きっとこういう人は内に溜め込むタイプでもある。そう思う、自分もある意味そうだから 23:01 (Fake__) 【春奈】「あ、そうだ…できれば、苗字じゃなくって名前で呼んで欲しいかな。珍しい苗字だから…ちょっと気になっちゃうかも」天宮、と呼ばれると軽く笑い返して…「それは私もお互い様。何か悩みとかあったら、力になれるかもしれないからね」 23:03 (ballock) 【風華】「あ、はい。春奈さん。」名前で呼んで欲しいかなと言われ笑顔で答え「そうですね、その時はお願いします」安心したような笑みを浮かべて 23:04 (Fake__) 【春奈】「改めて、宜しくね――風華、って呼んでも平気、かな?」手を差し出しながら、首を傾げ 23:06 (ballock) 【風華】「はい、大丈夫です…改めてよろしくね…私も、呼び捨てで大丈夫かな?」手を差し出し握って。敬語じゃなく同じように砕けたように素で聞き 23:07 (Fake__) 【春奈】「勿論――私は構わないよ?」その言葉にこくり、と頷き返す 23:08 (ballock) 【風華】「うん、よろしくね春奈」笑顔で再度改めて 23:09 (Fake__) 【春奈】「宜しくね、風華」にこり、と。笑顔を返す。自然に出てきた、久々の笑顔で 23:10 (Fake__)   23:10 (Fake__)   23:10 (Fake__)