22:07 (tyty_)   22:08 (tyty_) ロイヤルガード基地。メンバーには若者が多い。 22:08 (tyty_) 先日にも、クソガキ共にいらんことされたばかりだ。 22:08 (tyty_) とは言え、所属している以上はしょうがない。 22:08 (tyty_) 今日も、基地へと赴いた真咲。 22:08 (tyty_) そんな日の新しい出会いは―― 22:08 (tyty_)   22:08 (tyty_)   22:10 (hifumi_) 【真咲】「ふぅ……」基本的に一日の大半を自宅で過ごす趣味人であるが、本部に顔を出すのもメンバーの義務の一つであった。 22:11 (hifumi_) 煙管の先端に煙草を差し込んで早々に一服燻らすと、ため息ひとつ。 22:11 (hifumi_) 【真咲】「…とはいえ組織の一員である以上は仕方のないことか」 22:15 (tyty_) 【紗璃沙】「……ん…、どうしよう…。…電話…どんな風に…」0-Phoneを片手に、じっと画面見詰めて。ずっと何かを考えながらにやって来た少女。曲がり角にて…、「…きゃっ…っ!?」ぶつかる、真咲に。 22:17 (hifumi_) 【真咲】「っ……」とん、と軽い衝撃を胸に受けて 22:17 (hifumi_) 【真咲】「すまぬ。不注意だった」 22:18 (hifumi_) 虚空に投げ出された携帯をキャッチして、倒れた少女に渡す。 22:18 (tyty_) 【紗璃沙】「……ぁ…痛…きゃっ…」ぺたり、と、ろうかに座り込みつつ、見上げる表情は、おどおどとしていて。 22:19 (tyty_) 【紗璃沙】「…ぁ、はぃ…、ありがとう…ございます…」手を伸ばし、受け取って。 22:19 (hifumi_) 【真咲】「ええと――――」彼女の名前はなんだったろう、と思案して「――――見ない顔だな。立てるか?」 22:21 (tyty_) 【紗璃沙】「…は、はぃ…っ…立てます…」慌てて立ち上がり、「来たばかり…ですから…」自分でも、来たばかり、と言う表現が正しいのか…判らないけれど。 22:23 (hifumi_) ここで一通り自己紹介をして―――― 22:24 (hifumi_) 【真咲】「どこか強く打ったところはないのか?」 22:26 (tyty_) 【紗璃沙】「…んっ…、大丈夫です。柴野真咲…さん…」少し見上げる形。服の乱れ、整えながら。 22:28 (hifumi_) 煙草に火をつけながら歩いていたのでこちらが悪いと思っているようで 22:29 (hifumi_) 【真咲】「ああ…そうか。それならばいいんだが、年頃の娘が腰を打つのもどうかと思ったのでな」 22:31 (tyty_) 【紗璃沙】「大丈夫…ですよ。丈夫に……出来てますから……」腰を抑えつつ、何とも無い、と言う紗璃沙。最後の、出来ていると言うところ、若干、言葉を溜めてから、紡いで。 22:33 (hifumi_) 【真咲】「……?」妙なところにアクセントが入るものだな、と不思議そう。 22:37 (tyty_) 【紗璃沙】「……ぁ…、いぇっ…」不思議そうに見詰められているのに気付き、ぱたぱたと手を振る。次の言葉、どう紡ぐか…、暫く考えるように沈黙。…と言うところで、…くぅっ…と、小さなおなかの鳴る音。 22:39 (hifumi_) 【真咲】「ぷっ……くくくっ」 22:39 (hifumi_) 【真咲】「なんだ、腹が減っていたのか」 22:42 (tyty_) 【紗璃沙】「…ふぇっ…ぁ…やっ…そ、そうじゃなく…てっ…!?」顔を真っ赤にし、慌てふためいて。「…な、何も食べてなかったです…から…」そう言えば、環にどう電話を掛けようかと悩み続けていたままで、食事を取っていなかったことに気付く。 22:42 (hifumi_) 【真咲】「そこまで慌てるあたり、図星か」 22:44 (tyty_) 【紗璃沙】「……は、はぃ…、今…何時でしょう…」0-Phoneの時計表示を見る。こんなに時間が経っていたんだ、と、改めて認識し。 22:45 (hifumi_) 【真咲】「昼を少し回ったところだ」 22:46 (tyty_) 【紗璃沙】「…あ、は、はぃっ…」真咲にも言われ、大きく頭を振って、頷く。やや、慌てたままを続けて。 22:46 (hifumi_) 【真咲】「よい。そう恥じることでもないと思うが…」 22:47 (hifumi_) 【真咲】「古来、腹が減っては戦は出来ぬと言うであろうからの」 22:50 (tyty_) 【紗璃沙】「…戦…、ん…」その言葉に僅かに反応し、表情を曇らせる。「そう、ですよね。何か、食べなきゃ…」ん、と一呼吸。真咲を見上げて。 22:50 (hifumi_) 【真咲】(……何か悪いところを踏んだかね) 22:54 (tyty_) 【紗璃沙】「…ぁ…、い、いぇ…。えっと…」沈黙に困ったように。 22:54 (hifumi_) 【真咲】「まあいいか。そこの角を曲がった先が食堂だ。……何か食っていくとしよう」 22:55 (tyty_) 【紗璃沙】「…は、はぃ…、そうですね。ご一緒…ですか…?」こくん、と頷き、そちらの方を向く。 22:55 (hifumi_) 【真咲】「嫌なら無理にとは言わん」 22:56 (tyty_) 【紗璃沙】「…そ、そんなこと…無いですっ…」訂正するように首を振り。そう言えば、食事も、一人でした事しかなかたっけ…、と気付いて。 22:57 (hifumi_) 【真咲】「ふむ。ならばよい」 22:57 (hifumi_) 【真咲】「ここの食事は悪くない。ロイヤルガードは福利厚生には気を使っていると見える」 23:00 (tyty_) 【紗璃沙】「…はぃ、そうみたいですね。わたし、何時も此処ですから……」ゆっくりと歩き始め、頷く。 23:01 (hifumi_) などと言う間に食堂へ到着し… 23:02 (hifumi_) 【真咲】「さて、何にするか」 23:05 (tyty_) 【紗璃沙】「…ん、どうしましょう。えぇと…」こう言う方は、普段はどんなものを食べているのかな。そんな風に想って…、「…あの、注文、お願いできますか…?」そんな風に、聴いてみた。 23:06 (hifumi_) 【真咲】「ん? 私か――――そうだな…」 23:08 (tyty_) 【紗璃沙】「…はい…」怒られないかな…、とそんな風に、少し心配そうに見上げつつ…。 23:09 (hifumi_) 【真咲】「塩鯖、カツ丼、それから山菜うどん、あと出汁巻き卵とサラダ盛り合わせ」 23:09 (hifumi_) などとさらりと言ってみたりする。 23:11 (tyty_) 【紗璃沙】「…え…えっ…、そ、そんなに…ですか…?」一気にたくさんの名前を出され、目を丸くしてビックリしてしまう。 23:11 (hifumi_) 【真咲】「…な、なにか……変か?」 23:14 (tyty_) 【紗璃沙】「…わ、わたし、その半分位しか…ぇと…、もっと…」段々声を小さくしつつ、2品か1品が限界だと、そう告げる。 23:14 (hifumi_) 【真咲】「そ…そうなの……か」 23:14 (hifumi_) 【真咲】(ふ、普通だと思っていた…) 23:15 (tyty_) 【紗璃沙】「…は、はぃ、済みません…。さ、山菜うどんで…」メニューで顔を隠しつつ、申し訳なさそうに、それだけを選び。 2 3:16 (hifumi_) ちなみに和食党で味には結構うるさいみたい。 23:16 (hifumi_) 意外と大食だけどあんまり太らない……らしいよ? 23:16 (tyty_) そうらしいっ( 23:17 (hifumi_) 【真咲】「別に謝らずともよい」 23:18 (tyty_) 【紗璃沙】「…はぃっ…、気を付けます…」でも、本当に食べれるのかな、どう食べるんだろう…。そんな興味もありつつ。 23:22 (tyty_) やがて、メニューが届きつつ、そんな面持ちで見詰め観察します。 23:23 (hifumi_) ずずずずず←うどんをすする音 23:23 (hifumi_) 【真咲】「……そんなに見られては食べにくい」 23:24 (hifumi_) いちおー、お上品っぽく…でもうどんはさすがに無理ですよねw 23:25 (tyty_) 【紗璃沙】「…ゎ…ぁ…」自分の3倍を超える量と速度で食べるの見つつ、「…す、済みません…。凄いなって…」慌てて視線外し、ゆっくりちまちま食べる。 23:26 (hifumi_) そ、速度は普通ですよ…たぶん。 23:26 (tyty_) 紗理沙が遅いからっ( 23:27 (hifumi_) 【真咲】「紗璃沙はよく頭を下げるのだな」 23:28 (tyty_) 【紗璃沙】「…ぇ…あ…っ…はぃ、そうみたい…ですね…」済みません…、とまた頭下げ…慌てて上げて。「環さんにも、同じこと言われました…」と、一つの名前を。 23:29 (hifumi_) ばきっ。 23:29 (hifumi_) ↑割り箸が折れる音 23:30 (tyty_) 【紗璃沙】「…え…っ…きゃっ…!?」びくっと、驚く反応見せて。 23:31 (hifumi_) 【真咲】「なんでもない」 23:34 (tyty_) 【紗璃沙】「…そ、そうなん…ですか……?」ど、どうしたんだろう…、と気にしつつも、尋ねるのも何やら怖そうで。 23:35 (hifumi_) 聞 く な 。 23:35 (hifumi_) というオーラが出ていますw 23:37 (tyty_) 【紗璃沙】「……きゃ…、え、えっと…、こ、この、山菜うどん…美味しいですよね…?」ちょっと危機感覚えつつ、話題を変える様にお箸動かして… 23:37 (hifumi_) 【真咲】「う…む。そうだな」 23:38 (hifumi_) 【真咲】「そう卑屈にならずとも、もっと堂々とすればよい」 23:41 (tyty_) 【紗璃沙】「…は、はぃっ…、環さんにも…そう言われ……」現状の知人が少ないせいか、一度、出した名前を簡単にループさせてしまい…。 23:42 (hifumi_) ……これから先皆に言われるんだろうなぁ、という目。 23:43 (hifumi_) 【真咲】「急に言われても早々には変えられぬ、か」 23:44 (tyty_) 【紗璃沙】「…あ、は、はぃ…。…頑張ります……」やっぱり、ぺこぺこ、と頭を下げちゃう。 23:47 (hifumi_) 【真咲】「よい。気にするな」 23:48 (hifumi_) 【真咲】「性分であればやむを得まい」 23:49 (tyty_) 【紗璃沙】「……ん…、治ると良いな…」そう言われ、落ち込み気味にも、変えたい、と言う気は持っているようで。 23:50 (hifumi_) 【真咲】「そう思っているならいつか願いは叶うであろ」ずずず 23:52 (hifumi_) 【真咲】「言霊は始原の魔術ゆえ、な。人の思いというのは馬鹿に出来ん」ずずずず。 23:52 (hifumi_) うどんをすする音がBGMではしまらないながらも、一応まともっぽいことを言います。 23:53 (tyty_) 【紗璃沙】「…は、はぃっ…!」頑張って、精一杯、力強く頷き、真似するように。…ずずずず…。 23:53 (hifumi_) 【真咲】「いや、そこは真似ずともよい」苦笑 23:54 (tyty_) 【紗璃沙】「……あ、あれ…?」違いました…?と首を傾げて…。 23:57 (hifumi_) 【真咲】「……まあ、なるようになるか」 23:58 (hifumi_) 言いながらも、2人半前はあろうかという食事を平らげ、箸を置く。 23:59 (hifumi_) 【真咲】「何か困ったことがあるなら相談するといい」と0-Phoneのアドレスを渡して。 00:00 (tyty_) 【紗璃沙】「…はい…、ご馳走様でした…。あ、はい…、ありがとう…ございます…」それより、数分遅れ、一杯のうどんを食べ終えて。0-Phoneを弄って。 00:02 (hifumi_) どことなく紗璃沙に危ういものを感じつつ、何もなければ食堂を後にします。 00:04 (tyty_) 同じく、食堂を後にし… 00:05 (tyty_) 【紗璃沙】「…えっと、今日はありがとうございました。また…、お会い出来ますか…?」食堂の前、別れる際に、畏まって、挨拶をして。 00:06 (hifumi_) 【真咲】「会うも何も、同じ仲間であろうに」 00:06 (hifumi_) 言外に「何時でも構わん」と含ませて。 00:10 (tyty_) 【紗璃沙】「…はぃっ…、判りました」頭を下げて、すぐさま見上げて。最初にあった時より、少し嬉しそうな、そんな表情見せて――