21:23 (Ponko)   21:24 (Ponko) 空は晴天。 21:24 (Ponko) 心は曇り。 21:24 (Ponko) そんな言葉が浮かんだ。 21:24 (Ponko)   21:24 (Ponko) 友達…そう思える人が目の前で怪我をした。 21:24 (Ponko) そんなのが嫌だから…戦えるようになったのに。 21:24 (Ponko) 強くなりたい…そう思う自分と 21:24 (Ponko) 力があればまた戦わなくちゃいけない。そんなの要らない…そう思う自分。 21:24 (Ponko)   21:24 (Ponko) いつも口うるさいパートナーがいないと、そういう悩みが一気に吹き出てくる。 21:24 (Ponko) 答えは経験から出す、そう言った人がいた気もする。 21:24 (Ponko) …経験のない私は、どうしたらいいんだろう…。 21:24 (Ponko) そう思うと、また顔を下に向けてしまう。 21:24 (Ponko) 「…はぁ…」 21:24 (Ponko) 一体何度目のため息だろう… 21:24 (Ponko)   21:24 (Ponko)   21:25 (Ponko) (きゅー`・ω・! 21:26 (kitsune__) 【環】「……んー!」 屋上に出て思いっきり伸びをして、その後に先客の姿に気付く 21:26 (kitsune__) 【環】「祈?」 21:28 (Ponko) 【ちとせ】「…?」(軽く首を傾げるように、少しだけ目線だけを上げる。少し赤くなった目元等からも、沈んだ表情が現れて… 21:29 (kitsune__) 【環】「……すまない。邪魔したか」 そう言ってバツが悪そうに屋上から一旦出る 21:33 (Ponko) 【ちとせ】「ご、ごめんなさいっ?!じゃ、邪魔じゃ、ないですよ…。は、はいっ屋上どうぞっ屋上空いてます、はいっ!」必死で取り繕うように言葉を紡いで、わたわたと立ち上がり 21:36 (kitsune__) 【環】「……無理すんな」 再び登場して頭にタオルかぶせる 21:38 (Ponko) 【ちとせ】「…はぶっ。」(被った際に噛んだか、言葉が濁り…そのままずりずりともう一度手すり沿いに座り込んで  「…前にも、こうしてもらいました。」 21:38 (kitsune__) 【環】「あー、あのときはすまなかった……」 ちょっと思い出して 21:39 (kitsune__) 【環】「ほら」 スポーツドリンクを手渡す 21:41 (Ponko) 【ちとせ】「…今日は、どうしたんですか…?」 「(はじめて気づいたように空を見上げて)あ、いい天気だし、日向ぼっことかですか?(努めて明るく振舞おうと)」 21:44 (kitsune__) 【環】「まー、気分転換。でも、気が変わった」 そう言って祈をまっすぐ見て「何があったんだ?」 21:46 (Ponko) 【ちとせ】「べ、別に…何も、ないですよ…」(言いながら目を逸らして 21:46 (kitsune__) 【環】「何もない奴はそんな顔しない」 21:47 (kitsune__) 【環】「それに、前も言ったろ。困った女の子は放っておかないのが我が家の家訓だって」 21:50 (kitsune__) (中の人:泣いてる女の子だったー 21:50 (Ponko) 【ちとせ】「…だって、きっと私の考えてる悩みなんて…他の皆にしてみたら、なんだそんなことか。とか言える些細なことだと思うんですっ…!…だから、こんな事、相談すると笑われちゃいますよ。」(ふわっとさびしく笑って 21:51 (kitsune__) 【環】「でも、一生懸命悩んでるんだろ。なら、誰も笑わない。……少なくとも、俺は絶対に」 21:52 (kitsune__) 【環】「それに、吐き出したほうが少しは楽になるかもしれないぞ。……無理にとは、言わないがな」 そういって少しはなれたところに座り、背をてすりに預けて空を見る 21:55 (Ponko) … 21:57 (Ponko) 【ちとせ】「…環さんは、強くなりたいですか?」ためらった後…そんな言葉を、質問の形で聞いてみる 21:59 (kitsune__) 【環】「……ああ」 まっすぐ空を見ながら答える。「俺はまだ、望む場所へたどり着けてはいない。だから、もっと強くなりたい」 22:01 (Ponko) 【ちとせ】「私も…誰かを守れるなら…きっと大切な人ができた時に、守りたいから…強くは…なりたいんだと思うんです…」 22:01 (Ponko) 胸に手を置き、自分に言い聞かせるように 22:03 (kitsune__) 【環】「……」 黙ってちとせの言葉に耳を傾ける 22:05 (Ponko) 【ちとせ】「でも、強くなったら…もっと多く戦わなきゃいけなくなるよね…?…戦うことが、普通になるのが、怖いんです。」 22:06 (kitsune__) 【環】「……それは、誰だって怖いと思うぞ」 22:09 (kitsune__) 【環】「お前はきっと、戦うことより失うことが怖いんだろう? 戦う機会が増えれば増えるほど、失う確立も高くなる。……誰だって、それは怖いよ」 22:10 (Ponko) 【ちとせ】「嫌いなんです…戦うの。…ってそうですよねっ…そんな怖いこと、好きな人いるはずないですもんね…っ!」自分の質問に質問で返すように…自分でも悩みが分かってないような、そんな言葉を返して 22:13 (kitsune__) 【環】「そう思うのは、祈が優しいからじゃないか」 22:18 (Ponko) 【ちとせ】「…優しい。(その言葉を反芻して呟いて)…それって、戦うことに向いてない…ってことですか?」 22:22 (kitsune__) 【環】「純粋な長所だ。美点といってもいい。優しさ……たしかに戦いの場にはあまり相応しくないものかもしれない。でも、それを持ってる人こそが、本当に強い人だということ、俺は知っている」 脳裏にうかぶのは銀河、そして風柳。彼らは強さと同時に、確かに優しさを持ち合わせている。だから安心して背中を任せられる 22:29 (Ponko) 【ちとせ】「(環の言葉にふぅっとため息をついて…)環さんも、優しいと思いますよ。」(小さく、そう呟く 22:30 (kitsune__) 【環】「? 何か言ったか?」 聞き取れなかったため、不思議そうに首をかしげる  22:32 (Ponko) 【ちとせ】「…こんな風に、お話聞いてくれてるんだし…。…あ、それに。…(こく、と飲み物に口をつけ)…美味しいです。」 22:34 (kitsune__) 【環】「晴れてはいる代わりに、随分気温が高くなってきてる。水分補給はしっかりしないとな」 その様子をみて軽く笑う 22:35 (Ponko) 【ちとせ】「はい、環さんも充分に優しいです。…そう言いました。」言ってから 22:37 (kitsune__) 【環】「(少し赤くなって)……そ、そうなのか。そう言われたのは……はじめてだ」 ちょっと照れて明後日の方向をむきます 22:37 (Ponko) 【ちとせ】「…友達が、怪我したんです…。あ、私が友達って思ってるだけで…そう思ってくれてるか…なんて分からないんですけどっ。…私が怪我してたら良かった…なんて思っちゃうんです…。そういうのって、勝手ですよね。…私、…助けてもらったのに…」(後半になって…こげが震えて… 22:42 (kitsune__) 【環】「……そう思うなら、何か別のことでお返しをすればいい。お前が傷ついて欲しくないから、そいつも体張ったんだろう?」 穏やかな声で伝える 22:47 (Ponko) 【ちとせ】「…おかえし…。で、でも…いつも私美潮ちゃんの影に隠れてばっかりだし…私にお返しできることなんて…。」(また俯いて…)  「…なにか、あるかな…」 22:50 (kitsune__) 【環】「あるさ、それこそ、お前が持ってるいろんなこと、全部が他の人間にとっては価値のあるものだよ」 22:51 (kitsune__) (中の人:主に攻撃力とか攻撃力とか合体攻撃の豊富さとかな!) 22:52 (kitsune__) 【環】「お前がもっていないものを他の人が持ってるかわりに、俺たちが持っていないものをお前が持っている」 22:53 (kitsune__) 【環】「だから、胸張って顔上げろ。周りの人を見ないと、自分が何を持っていて周りが何を持っていないかも見えないぞ」 22:56 (Ponko) 【ちとせ】「…。…(そっと目線上げて…)私が持ってて…他の誰かが何を持ってる…か。」 22:57 (Ponko) 【ちとせ】「(環の言葉を繰り返して…)やっぱり…。」 22:59 (Ponko) 【ちとせ】「環さんが優しいのは、家訓とかどうこうじゃないです。環さんだから、ですよ。(うん、と小さく頷いて…)…凄く、心に入って来るんです、言葉が…。」 22:59 (Ponko) 【ちとせ】「…戦いたくないっていう、根本は変わらないんですけどね…。」(ふわり、と小さく微笑む 23:01 (kitsune__) 【環】「……う」 またまた赤くなって視線を外し 「まぁ、戦いたいってやつらばっかりだともっと殺伐とした世の中になってるだろうし! きっとバランス取れてるんだろうな!」 照れ隠しのつもりか意味のわからないことを言い出す 23:08 (Ponko) 【ちとせ】「…バランス、かぁ…。きっと全部足して2で割ったら綺麗になるんだろうなぁ…私がこんなな分、きっとすごい強い人がいて、私とその人二人で…ちょうどいい、みたいな感じの…」(視線を上げて、空見上げて 23:10 (kitsune__) 【環】「でも、そのぶんまったいらで味気ない世界なんだろうよ。俺は今のままがいい。そのほうが、俺と違う色んな人に出会える。それに……」 23:10 (kitsune__) 【環】「そうじゃなかったら、こうやって並んで話していないだろうしな」 そう言って微笑む 23:13 (Ponko) 【ちとせ】「…はい、そう…ですね。同じ人ばっかりなら…環さんや美潮ちゃんみたいな強い人と、私は…一生会えませんよね。(同じようにふわり、軽く微笑んで)…だから、良かった…のかな」 23:17 (kitsune__) 【環】「俺は強くない。ひょっとしたらお前のほうが強いぞ。この前東雲さんにデータを見せてもらったが……」 そういって第一話の話題へと 23:18 (Ponko) 【ちとせ】「わっ…そんなの私の実力じゃないしっ…。皆に助けてもらって…!」わたわたと両手を振って 23:19 (Ponko) 【ちとせ】「…それに、今の私の強い、は…。」(ぽふ、と胸に手を置いて…) 「…ここが強い、人です…」 23:20 (Ponko) 【ちとせ】「…ね?」胸に当てていた手を離して、環の胸に手を当てて… 「…強いですよ。」 23:21 (kitsune__) 【環】「っ!?」 ちょっとびっくりして硬直。雪緒や隼人相手ならまだわかるけど、ちとせがこういった行動に出るとは思わなかったので 23:25 (Ponko) 【ちとせ】「…(そして、ふと気づいて…)…ぁぅ。」 …自分の行動に赤くなって止まる…一体自分は何をしてるのだろう…と 23:26 (kitsune__) 【環】「(顔真っ赤で)……あ、ありがとう。そう言ってもらえるのは……嬉しい」 たどたどしくお礼を言います 23:29 (Ponko) 【ちとせ】「…お、お礼言う場面…だった…よね、うん…」(そっと手を離して… 23:31 (kitsune__) 【環】「あ、えっと……」 混乱してるので『何か言わなきゃ! でも何を!?』状態です。顔真っ赤で 23:36 (Ponko) 【ちとせ】「…その…」 23:37 (Ponko) 【ちとせ】「…何、話していいか、分からなくなっちゃったね…」停滞同士の空気の中…ぽつりと 23:39 (kitsune__) 【環】「……それも、そうだな」 くすりとお互い慌てていた事に笑いがこみ上げてきて 「じゃあ、せっかくのいい天気だ。このままのんびりすることにしよう」 そう言って屋上にごろりと横になる 23:41 (Ponko) 【ちとせ】「…はい。」(そのままカシャン、と屋上のフェンスを鳴らしてもたれ… 23:41 (Ponko) 【ちとせ】「…気持ち…楽になったな…」そんな言葉を呟く 23:43 (kitsune__) 【環】「こんないい日だ。……なら、心もしっかり、光を浴びないとな」 独り言のように囁く 23:47 (Ponko) 【ちとせ】「…うん、私もやっと向き合おう…って気持ちになれたよ…。環さんや…春奈先輩、尚也さん…美潮ちゃん…ほんと、皆のおかげで…。」もう一度カシャン、とフェンスを鳴らして… 23:47 (Ponko) 【ちとせ】「(目を閉じて軽く微笑んで…)…風…気持ち良いな。」 23:49 (kitsune__) 呟いた言葉は、二人の間をすり抜ける。暖かな風と共に、緩やかに。 23:50 (kitsune__) 二人は目を閉じ、穏やかな時間の流れるまま、光と風をその身に受けて微笑んでいた。 23:50 (kitsune__)   23:50 (kitsune__)   23:50 (kitsune__)