23:31 一大人事異動から数日後。 23:31 佐伯リカは新課長たる早川美沙に呼び出されていた。 23:31   23:32 【美沙】「良く来てくれました……やっぱり肩こるわね、課長の真似」 23:33 >NamelessC< 【リカ】「お疲れさまです〜」 23:34 >NamelessC< 美沙の前で苦笑しつつ敬礼〜 23:34 【美沙】「早速だけど……ひとつ、頼んでいい?」と、デスクの上に書類の束が。ウェットなことに手書きらしい。 23:35 >NamelessC< 【リカ】「はい・・・書類の清書ですか・・・?」逃げたくなってるw 23:36 【美沙】「……あ、そうじゃないの、安心して」あたしも苦手なのよねー、と苦笑が語る。「シノハラ・アーカイブスって聞いたことある?うちの系列の公文書保存企業……厳密には『自分達が厳正に保存した』というブランドを情報に付加するための企業」 23:37 >NamelessC< 【リカ】「はい、最近できたんでしたっけ?・・・社内報で見た覚えが・・・」 23:37 【美沙】「そこに、この書類を届けてきて欲しいんだけど……予定、空いてたわよね?」 23:38 >NamelessC< 【リカ】「はい、了解しました。宅配屋さん任務ですねっ♪」にっこり微笑んで了解〜 23:39 そして、グリーンエリアにあるシノハラ・アーカイブス社屋。 23:39   23:39 >NamelessC< ぴんぽ〜ん☆とチャイムを鳴らします 23:39 【バディ】「……IDヲ、提示シテクダサイ」 23:40 >NamelessC< 【リカ】「ホワイトエリアからは離れてるけど・・・けっこう良いところに事務所があるんですね〜・・・」と、独り言をつぶやきつつ,IANUSからIDを提示 23:41 【バディ】「確認。ヨウコソ」扉が自動で開いて……。 23:42 >NamelessC< 【リカ】「千早重工査察部後方処理課、佐伯です〜よろしくおねがいしま〜す」と、オフィスに入って名乗りますお! 23:42 中はドロイドたちがせっせと紙の書類とかメディアを整理してます。ぱっと見、人はあんまり居ません。 23:43 【時生】「……お待ちしてました。シノハラ・アーカイブス代表、夏目時生です」そして狙ったように出てくるひょろい眼鏡の兄ちゃん。 23:44 どこかで、見たような顔……。 23:44 >NamelessC< 【リカ】「よろしくお願いします〜。こちらにお預けする書類を持ってきました〜・・・(じ〜)」 23:44 >NamelessC< 【リカ】「・・・アレ?・・・」 23:44 【時生】「久しぶり、リカちゃん」にっこり。 23:45 >NamelessC< 【リカ】「えっと・・・トキオくん・・・?」 23:45 【時生】「うん。あのトキオ」こくこくこく。 23:47 >NamelessC< 【リカ】「わ〜♪・・・なつかしい〜小学校以来だから・・・5年ぶりくらい!?」ぱあっと明るい笑顔で、両手でトキオの手を握ってぶんぶんと振る♪ 23:49 [ 23:50 【時生】「……変わってないねぇ」ぶんぶんと調子を合わせて振りながら。 23:51 >NamelessC< 【リカ】「そ、そうかな?・・・少しは大人になったつもりなんだけど・・・」ちょっと照れたようにはにかんで・・・ 23:52 【時生】「ん……。でも、アレだ。うん。……綺麗に、なったよ」言った直後にこっちも真っ赤。 23:52 >NamelessC< 5年前のリカは見た目丸っきり男の子だったw 23:53 >NamelessC< 【リカ】「ホントっ!?・・・トキオくん・・・お世辞とか・・・上手くなったの?」綺麗だなんていわれたこと無いのでw 23:54 >NamelessC< 今も男モノのスーツだったりするので・・・ぱっと見は少年に見えるが、それなりに身体に丸みとかもあったりはするので〜w 23:54 【時生】「………お世辞って………本気だよ、ちゃんと」目線がつい胸とかに行ってしまうのはサガというか何というか。 23:55 >NamelessC< 【リカ】「えへへ・・・ありがと・・・ボク、綺麗なんて言われたのはじめてだよ〜(照れてれ)」 23:56 【時生】「………え、そう?」ちょっと安堵しつつ。「あ……そうだ。仕事、仕事。書類、拝見します」 23:57 >NamelessC< 【リカ】「あ、はいっ・・・よろしくお願いしますっ」と、書類の束をドサリと渡して・・・ 23:58 【時生】「はい……はい。はい……えーっと。NO.11468を案件D3へ。管理レベル3で、お願いします」 23:59 球体をベースにした作業用ドロイドたちが、ちまちまと書類の束を運んでいく。 00:00 >NamelessC< 【リカ】「シノハラ・アーカイブスって・・・これからも千早の後方処理課と連携するんだよね?・・・だったら・・・一緒にお仕事することも、結構あるのかな?」真面目にシゴトしてるトキオのすぐ横にひょこんと顔を近づけて・・・♪ 00:01 【時生】「……ぅわ!?」至近距離に驚いてちょっと仰け反り気味。「………うん。それは、そう、なると、思う」 00:04 >NamelessC< 【リカ】「・・・背・・・抜かれちゃったね・・・昔はボクの方がおっきかったのになあ・・・」ちょっとションボリしつつw 00:04 【時生】「『背ぇ高いからボクがお姉さんなの!』だっけ?」くすくす。 00:05 >NamelessC< 【リカ】「あっ・・・おぼえてるの!?・・・はずかしいなあ・・・(真っ赤)」顔を赤くして照れ笑い 00:06 【時生】「忘れてないよ……うん。忘れない」 00:07 笑顔が何と言うかおかあさんっぽくなる。 00:07 >NamelessC< 【リカ】「で、でも、トキオくんは、ボクがいっぱい外に連れ出してあげたから、運動不足にならないで済んだんだよっ・・・ほっとくと,ずっと本ばっかり読んでるんだから・・・」 00:08 >NamelessC< 【リカ】「ちょっと・・・怪我とかもさせちゃったかもしれないけど・・・(汗」たらりと額にw 00:08 【時生】「……ま、それはそれ。こっちが本教えて、視力落とさせちゃったみたいだし」自分の眼鏡を指差しながら。 00:09 >NamelessC< 【リカ】「ん・・・でも、おかげで勉強に遅れないで済んだし・・・だから、千早にも勤められて・・・えへへ・・・トキオくんのおかげだねっ(にっこり)」 00:10 【時生】「ん、そう言ってもらえると……嬉しいよ 00:11 にこー。 00:11 >NamelessC< 【リカ】「事務所・・・忙しいみたいだし、ボクも少し手伝うよ♪・・・ドロイドと一緒に書類運べばいいんだよねっ♪」 00:12 【時生】「あ、ちょっと待って―――」 00:12 触れようとした、その時に。 00:13 >NamelessC< 【リカ】「?・・・なに―――」 00:13 【バディ】「仕事ヲ取ルナーッ!」侵入者撃退用も含む、轟音がリカの鼓膜を。 00:13 >NamelessC< 【リカ】「にゃあっ!?」びっくりして尻餅をつくw 00:15 【時生】「だから言ったのに……ええと。その、立てる?」手を差し伸べて握り、その柔らかさにまた真っ赤になる少年。 00:16 >NamelessC< 【リカ】「あ・・・ありがと・・・びっくりしたぁ・・・(くらくら)」まだ鼓膜がしびれて・・・トキオの手を借りて、立ちあがるもののバランスがとれずにふらふらw 00:17 >NamelessC< 【リカ】「ひゃっ・・・(ふらり)」そしてトキオに持たれかかるようにバランスを崩して・・・♪ 00:17 【時生】「………わ、わわっ!?」 00:18 何とか支えきることに成功。顔真っ赤、心臓バクバク。 00:19 >NamelessC< ずるりとメガネがずれて、至近距離で素の目と目があって・・・ドキドキ♪ 00:19 >NamelessC< 【リカ】「ご、ごめんねっ・・・お、おとなしくしてるねっ・・・(真っ赤)」 00:19 【時生】「………だい、じょう、ぶ?」 耳に障らないように、吐息のように、囁く声がする。 00:19 >NamelessC< メガネの位置を直すw 00:21 >NamelessC< 【リカ】「うん、だいじょぶ・・・書類受け渡しの確認票もらって・・・帰ったほうが良いカナ?」顔を赤くして・・・照れ隠しのように言葉をつむぐ 00:22 【時生】「………えっと。その……もうちょっと、ここにいてくれると、嬉しいん、だけど」 00:22 だめかな、と目が問うている。 00:23 >NamelessC< 【リカ】「う、うん?・・・トキオくんがそういうなら・・・」ちょっと、頭の上にはてなをのせつつw 00:24 【時生】「良かった……。うん。もう一度、会えて、本当によかった」 00:25 ぽつりと、自分に聞こえたかどうかすら怪しい呟きを、零す。 00:25 >NamelessC< 【リカ】「・・・うん・・・ボクも、トキオくんにまた会えて、うれしいよっ♪(にっこり)」聞こえてますw 00:26 >NamelessC< 【リカ】「(なんか・・・妙にペースが取りづらいのは気のせいかな・・・?)」めったに女の子扱いされないので戸惑い気味w 00:28 【時生】「…………?」向けられた視線に、照れつつ微笑を返す。「………そろそろ、かな。確認票お渡ししますね」 00:29 >NamelessC< 【リカ】「はい・・・サイン確かに確認しました〜♪」受け取ってニコニコ♪ 00:31 【時生】「……あ、そうだ。ちょうど良かった。鳥料理とパスタが美味しい店があるんだけど……二人分だと、ちょっとお得になるんだよね……夕食、いつごろなら空いてる?」 00:32 >NamelessC< 【リカ】「夕食?・・・えと・・・おごってくれるの・・・?」じゅるり・・・w 00:33 【時生】「勿論」 00:34 >NamelessC< 【リカ】「わ〜い♪いまからでもおっけーだよっ♪会社には直帰するってメールしとくからっ♪」 00:34 >NamelessC< 平時の後方処理課はフレキシブルだったw 00:35 【時生】「ん、そろそろこっちも勤務交代だし……後よろしくね、アオイさん」 00:35 【バディ】「任サレタ!」 00:36 ……さて、この二人がどうなりますやら。それはまた、別の話ということで。 00:36 >NamelessC< 【リカ】「じゃあいこう♪すぐいこう♪」とうれしそうにトキオの手を取って、子どもの頃と変わらない調子で引っ張ってオフィスを出る♪