21:51 (tyty_) 21:51 (tyty_)   21:52 (tyty_) 今日は先輩のお見舞い。先輩の好きそうなケーキ。それと、お手製のミルクコーヒー。お見舞いの品はこんなもので。 21:52 (tyty_) さて、病室前。【天宮 春奈】の名札。うん、名前だけでもやっぱり綺麗だなぁ…。 21:52 (tyty_) …って、悠じゃないんだから。何を考えてるかな、僕は。 21:52 (tyty_)   21:52 (tyty_) 暫く、扉の前で立ち止まり…、そう言えば、今は何してるところかな。美潮の時みたいに着替え中だったら、あぁ、良いなぁ…。 21:52 (tyty_) いやいや、先輩にそんな考え持っちゃ駄目だろう? 先輩はそう言うんじゃなくて…。と…。 21:52 (tyty_)   21:52 (tyty_) 【隼人】「先輩、お見舞いに来たよ。入って良いよね?」こんこん、とノック。 21:52 (tyty_) ワンツースリー、アインツヴァイドライ、アンドゥトロワ、うん、9つも数えた。 21:52 (tyty_) 此れ位、待てば、入っても悪くないよね。時間的には3秒だけど、と…(がちゃり 21:52 (tyty_)   21:54 (Fake_) 尚也が見舞いに来た翌日。あの後シェルファと話をし…彼女が帰ってから――ある程度眠りはしたものの。 21:55 (Fake_) 昨日のことがあってか眠りは浅く、起きてからも何かをする気力が起きない。 21:55 (Fake_) まだ入院中ではあるのだし少しくらいは良いのかな、と思いつつ。ぼんやりとベッドに寝転がって。 21:55 (Fake_)   21:56 (Fake_) コンコン、と響くノックの音。誰だろう…と思って耳を済ませていると。聞こえてきたのは隼人の声。 21:57 (Fake_) お見舞いに来たよ、と言う言葉に慌てて身体を起こし…髪を整える。 21:59 (Fake_) 【春奈】「隼人君、待って…」と言葉を告げようとするも、がちゃりと扉が開けられてしまって。 21:59 (Fake_)   22:02 (tyty_) 【隼人】「こんにちわ、先輩。あ、入るの早かったかな。寝てるかな、とも想ってさ…」そうは言いつつも、春奈の姿を確認して、じっと様子見詰めて。先程までは、軽い気持ちで来てはいたものの、相手は怪我人で。心配してしまうものの、あ、いや、でも、何でも無く。 22:05 (Fake_) 【春奈】「あ…待ってって言ったのに……こんな時間だもん、流石に起きてるよ」時計は既に午後を指し示す。少し髪が乱れているのを気にしているのか、髪に手をやって…少しずつ直しつつ。 22:06 (tyty_) 【隼人】「ん、御免御免。ちょっと待つね…?」扉の横に立って、外の方に視線向けて。とりあえず、元気そうなのかな…、とホッとしたりも。 22:10 (Fake_) 【春奈】「いいって言うから、少し待ってね――」手早く髪を整え、一纏めにする。さすがに完全に直すのは無理だと判っているのか、髪止めを使って…数分ののちに「ん、これで大丈夫…待たせてごめんね」と、部屋の中から声がする 22:13 (tyty_) 【隼人】「いや、良いよ。僕も慌てちゃったみたいだし。先輩が怪我って言うから、心配しちゃってね、ホントに」春奈の許可を得て、再び、室内に。謝られるって事は、怒られては無いみたい。じゃぁ、結果的には得しちゃったかな、などとも考えつつ。 22:18 (Fake_) 【春奈】「……あ、うん――相手の攻撃、受け切れなくて…少し。そんな酷い怪我じゃなかったから、そうしないうちに退院できるって」撃ち抜かれた部分に軽く触れ、痛みがほとんどないのを確認する。「怪我自体はもう良くなってるから、心配は要らないよ?」 22:20 (tyty_) 【隼人】「…うん、だったら、良いんだけど…」傷口に触れるような仕草。やはり、そう言う事をされると、心配になる。僅かに不安げに近寄りつつ、お見舞いの品を置いて。 22:24 (Fake_) 【春奈】「ケーキと…これ、珈琲? 有難う、隼人君」テーブルに置かれたお見舞いの品に、笑顔を見せて。「でも、心配をかけちゃってるな…皆に」少しだけ、ため息をつく。 22:28 (tyty_) 【隼人】「うん、ケーキは買って来たヤツだけど、珈琲は僕が淹れた分なんだ。口に合うかは判らないけど、飲んで貰えるなら、是非、ってね」と、少し、得意そうに話し掛けつつ…。「皆に…? あぁ、一緒に出た仲間、だっけ…?」そう言えば、悠もわんわん喚いてたなぁ…と考えつつ、「他に誰か、お見舞い来たの?」と、気になって聴いちゃって。 22:31 (Fake_) 【春奈】「……うん、甘めだと嬉しいな。あんまり苦いのは苦手で……」ちょっとだけ笑う。他に誰か来たの、と言う言葉にびくりと小さく身体が震え――「…ん、尚也が来たよ。凄く、迷惑をかけちゃった…な」軽く目を閉じて、ぎゅっと手を握る 22:36 (tyty_) 【隼人】「あぁ、うん。大丈夫。そう想って、甘めに作ってあるよ」先輩の希望に沿う形で正解だったかな、と、満足するも一瞬…。「尚也…? あ、うん。そっか。そう言えば…、先輩から良く聴く名前だよね…」何度か聴いた名前。そう言えば、詳しくは知らないが…“隼人君や、尚也”と、時折、付け足されていたのを想い出しつつ、どんな奴だろう、と…。先輩にこんな顔を、させる…? 22:41 (Fake_) 【春奈】「あは、ありがと。じゃあ後で飲ませてもらうね――あ、うん…私の幼馴染なんだ。怪我したって聞いたとき…真っ先にお見舞いに来てくれたんだけど――尚也を傷つけちゃったんだ、私」少しだけ下を向いて、またため息をつく。今はここに居ない彼に、申し訳なさそうに言葉を紡いで。 22:46 (tyty_) 【隼人】「あぁ、うん。幼馴染かぁ…。真っ先…」直ぐに来れなかった事情もあったとは言え、そこはちょっと悔しいな、などと考えてしまいつつも。幼馴染。昨日今日に、先輩と知り合ったばかりの自分とじゃ、まぁ、違うか、と納得しそうになるも…。「ん…、傷付けたって…、先輩が…?」どう言うことだろう。怪我人の方の先輩が、傷付けたと、こんな仕草を見せるなんて。 22:50 (Fake_) 【春奈】「私が怪我したこと……それだけじゃないと思うけれど、尚也と言い争いしちゃったんだ――」目を伏せたまま、言葉を紡ぐ。「尚也が怒ること…ほとんどなかったから。私はそれだけのことを彼にしちゃったんだろうなって…」 22:54 (tyty_) 【隼人】「うん…、ぁ、えっと…」やや落ち込んだ様子の春奈に、どうしようか…、と考える。「どう言う…事なのかな。僕にでも…話せる…?」そっと…、静かに春奈の手の上に左手触れさせて。少しずるいかな…、と想いつつも、弟のように振舞って、幾つかの話を引き出そうとして。 23:01 (Fake_) 【春奈】「…尚也が悪いわけじゃない、って言うのを覚えておいてね。悪いのは私だから――」手に重なる感覚に、温かいな…と思いつつ。「私が怪我したこと…それと、皆を護れなかったことが悔しいって言ったんだけど。尚也は、それじゃあ私が傷ついても良いのか、って…私がそんな傷ついてまで、戦う必要はない、って…」と、尚也とあったことを軽く説明。 23:06 (tyty_) 【隼人】「…ん、うん…」尚也が悪いわけじゃない、か。やっぱり、そう言う風に気遣う相手なのかな。僕が何かしても…、そう言う風に言ってくれるだろうか、そんな風にも考える。「…そっか、そう言う事があったんだ」思考を泳がせつつも、話を聴き終えて、どう言葉を紡げば良いか…。とにかく、聴き終えた事の返事だけを口にしつつ、無意識に軽く、春奈の手を握って。 23:14 (Fake_) 【春奈】「ありがと、心配してくれて…」握られた手…それを見たのち、隼人の方を見て軽く笑う。「…きっと、尚也にも色々あったはずなのに。考えないで発言した私が悪いんだって思う…」目を閉じて、もう一度小さくため息をつき 23:18 (tyty_) 【隼人】「…そんな、先輩は…悪くないよっ?」笑顔に安らいだのも束の間、再び目を伏せ、吐息をつく春奈に、やや上擦った様な反応見せて。「…詳しくは、判らないけど…、先輩がそう言う顔するのは、僕は見たくないな…」都合の良い、ずるい発言だろうか。とは言え、真実の気持ちでもあり。 23:22 (Fake_) 【春奈】「…私も、悪くはないのかもしれない。けど…傷つけたくない人を傷つけちゃった。ってね」心配してくれる隼人のほうへ視線を向けて…「隼人君にも、傷つけたくない人…傷ついて欲しくない人って、居るでしょ?」 23:30 (tyty_) 【隼人】「…あ、うん…」…悠、ちとせ、美鐘…などなど…色んな女の子の名前が想い浮かんだり。ぅわ、何考えてるかな、こんな時に。頭を僅かに振って、更なる名前を浮かべないように中断してから。でも、やっぱり…。「勿論、居るよ。先輩に決まってるじゃないか」握った手を、もう一度握り返しつつ、春奈の目を真っ直ぐ…、いや、ちょっと逸らしてから、見て。 23:32 (Fake_) 【春奈】「……え、私…?」自分のことを挙げられ、少し驚いた表情を見せる。そんなことを欠片も考えていなくて――「…有難う。でも…悠とかだって…隼人君には傷ついて欲しくない存在、じゃないかな?」 23:37 (tyty_) 【隼人】「勿論だよ。あの話し…、先輩にしかしてないのは、そう言う事でもあるしね…?」うん、と、今度こそ真面目な顔で頷いて。「え、悠…? あは、そうだね。僕が見てて上げなくちゃいけない奴、ではあるかな?」悠の怒った顔を思い浮べ、ちょっと表情を楽しそうに崩し。 23:40 (Fake_) 【春奈】「そっか……うん、あの話は誰にもいわない。隼人君が良いって言うまでね」頷き返して、悠に対する言葉に笑う。「そんなこと言って。悠が聞いたらまた怒るんじゃない…? いつものことみたいに見てるけど…」 23:44 (tyty_) 【隼人】「うん、流石に面白い話しじゃないしね…」そんなのを話してしまった訳で、少し後悔もありつつで…。右手を隠すように影で握り締め。「あぁ、そうだね。悠は当然、怒るだろうけど、僕って、そんな奴だしね、普段は?」と、軽く笑顔返して。 23:47 (Fake_) 【春奈】「……ん。いつまでも落ち込んでたら駄目だね、私も――後輩に心配かけてるようじゃ、ダメだ」よし、と小さく頷いて…自らの手に少しだけ力を込める。顔を上げ,隼人を見つめて「ありがと、いつまで落ち込んでるわけにもいかないよね?」 23:50 (tyty_) 【隼人】「うん、そうだね。僕の我侭だけどさ、先輩には笑顔で居て欲しいし。悠も、その方が喜ぶだろうしね?」頷き返し、ちょっとは元気になってくれたかな?と、良く見詰め返し。 23:53 (Fake_) 【春奈】「そうだね、落ち込んでると……また誰かに迷惑かけちゃう。自分の中で頑張ろうって決めてるし――きっと、大丈夫よ」 23:58 (tyty_) 【隼人】「ん、良かった。頑張ってる先輩って好きだよ?」などと、さらりと言ってのけながら。「…もう一つ、僕の我侭だけど…、先輩にはウィザード続けて欲しいし、ね。僕はさ、その尚也…先輩、と違って、此処でしか先輩に会えないしね…?」居なくなって欲しくない、と、僅かな不安を表情に載せながら。 00:01 (Fake_) 【春奈】「好きでいてもらえるのは嬉しいな…誰かのために頑張ろうって思えるから――」好き、という言葉を受けて…小さく笑う。「勿論ウィザードは続けるよ。知っちゃった以上、見知らぬ振りは出来ない…私の力が、誰かのために使えるなら。私は頑張ろうって思ってるから」 00:07 (tyty_) 【隼人】「うん、やっぱり強いよね、先輩は」笑顔で受け止めて貰って、こちらも返して。それだけでなく、結構、頑固者なんだろうなぁ…、とも想う。勿論、それは口には出さないけれど。「じゃあ、退院してからも、また会って貰えるかな。この前するって言ってたお礼もしてないし、制服と患者服以外の先輩も、もっといっぱい見てみたいしね?」春奈が大丈夫そうになったのなら、此方も合せたかの様に口が軽くなって。そんな事を伝えて。 00:14 (Fake_) 【春奈】「うん…強いかはわからないけれども。私は頑張りたいな」隼人の台詞にしっかりと頷き…「制服と患者服姿って…私服でも見てるじゃない」ふふ、と隼人の軽口に笑う。彼女にもそれだけの余裕が出来たのだろう 00:18 (tyty_) 【隼人】「はは、そうだね。ほら、悠の部屋にある本で見た格好…? あぁ言うのも生で見てみたいしさ?」などと、まで言ってから、流石に、楽しそうにしてくれてるからって、調子に乗り過ぎかな、と考えだし。「うん、じゃぁ、そろそろ長話、疲れたでしょ? ゆっくり休んで、早く退院してね?」時計を見て、口が滑る前にそろそろ帰ろうか、と、切り出して。 00:21 (Fake_) 【春奈】「…ええっと、えっと…? 部屋にある本で見たって…いつのだろう――」軽く時計を見た後、隼人の台詞にちょっと焦ったような表情に。「あ、うん…もうすぐ退院はできるだろうから。大丈夫」時間もそろそろだしね、とその言葉に頷いて 00:24 (tyty_) 【隼人】「いつのかな。今度持ってくる…?」あぁ、確か、あんな服装だったなぁ…、などと、悪戯っぽい笑み浮かべて。「うん、じゃあ、またね。先輩。お別れのキスして良い…? ほっぺ」最後に、なんて言ったら、どう反応するだろう?と試してみちゃう。 00:27 (Fake_) 【春奈】「…うーん、でも。なんだろう、気になるなぁ……」浮かべられた悪戯っぽい笑みにちょっと不安になりつつ「…うん、またね――お別れのキス…流石にそれは私が恥ずかしいから駄目。でいいかな…?」 00:28 (tyty_) 【隼人】「あはっ、うん。真に受けちゃ駄目だってば、先輩。僕は、先輩を怒らせるようなことはしないよ?」そう言いつつ、背を向けて、振り向きながらに病室を去っていき… 00:32 (tyty_) 【隼人】「…多分…ね…」扉を静かに閉めた後、どうしようかなぁ…と言う表情を浮かべながら、一言呟いて―― 00:32 (tyty_)   00:32 (tyty_)